2000年5月21日〜31日


Last-Modified: 2000/06/01 22:30

5月31日(水)

_ 「久遠の絆 再臨詔」。 「再臨詔」シナリオ。歴史改変ものの一種らしい。 タイムパラドックスが、とかそういうことは考えてないと思われる。

_ 主人公がとにかく情けないというか弱い。 いいぞ杵築もっと言ってやれ、とかいうことが非常に多かった(天野先輩や栞や沙夜先生やえりりんについても)。 まあ本編と性格が変わってるキャラが大半だったせいもあるかもしれない。 あとは「天よりも星よりも」の最後の番外編みたいな話が好きな私としては、 やはり転生とは関係ない解決が望ましいと思っているということもある。

_ しかし天野先輩の正体というか罰とかって何のことなのだろう。 きちんとその辺をはっきりさせてオチをつけてくれないと欲求不満で困る。 日本神話なのに地獄がどうとか言うのは変とか、 黄泉の国に行ったはずなのに冥府がどうこう言ってるのはどういうことか、とかそういうのは目をつぶってもいいから、 お話としてきちんと終わらせてほしい (追加シナリオでまで「的を得る」とかそういう間違いを犯すというのはやはり問題だと思うけど)。 神話を調べれば分かるのかもしれないが面倒なのでそこまでしたくない。

_ もっとも、単純にキャラ萌えしてる人にとってはイメージがもし壊れなければ、悪くない話だと思う。 定番の水着姿も見れるし、天野先輩の私服姿だけでも OK という人もいるかも。



5月30日(火)

_ 「久遠の絆 再臨詔」 万葉シナリオようやくクリア。以下ネタバレあるかもしれないけど、 相変わらずつっこみどころ満載(考え方そのものとかセリフの矛盾とか)。 面白いとは思うが、個人的にはやはり万葉より栞の方に共感してしまう。 生まれ変わりが罰だ、とか言われても(悲恋に終わるのが罰だというならまだしも)理解できないし。 大体悲劇になるのは頭の悪い光栄とか道綱とか道満とかのせいなわけで、 それを天津神(というか天照大御神か)のせいにするのは責任転嫁というものではなかろうか。 世界設定上の責任はあるにしても。

_ 大体転生を強調するのなら、昔は「泰子様」なのに呼び捨てにするな、と思うのは私だけか (呼び捨てにしてた時代もあるとはいえ)。 それとよく知らないのだが「天津神々」という言い方って一般的なのだろうか。 「天津神」という言葉である神の集合を示しているから「天津神々」とか「国津神々」 とかそういう書き方はしない気がするのだが…。 「まつろわぬ神」が結局あの「太祖」だけ、というのもよく分からないけど。 天叢雲剣だけで「太祖」の力に対抗できるのもよく分からないし、 そのわりに沖田にやられたり、勾玉があっさり壊れてしまうのも納得できない。

_ それとラストの詔で問題は全然解決してないような気もする。 あれで人間の性格が変わるようにも思えないし、 剣の力を失った主人公が世界を浄化する力を持ってるようにも思えない (それとも実はそこまでできる能力を持っているのだろうか。 そういえば「闇の皇子」としての属性(?)はどうなったのか)。



5月29日(月)

_ Windows を上書きインストールしようと思って間違えて fdisk してしまい、 ゲームのセーブデータが全部消えてしまった。 古めのはバックアップしてあったのだが最近のいまいちなのとかは残っていない。 面倒だからやり直したくないのだが、どうにかならないのだろうか。

_ メールデータとかは別のドライブにあったので無事だった、ということだけが救いか。 というかそれ以前に Windows が上手く立ち上がらないトラブルが直らないのでそれを何とかしないと、 という問題もあるのだけど。



5月28日(日)

_ 何をしてたか覚えてない。 ゲームをしてたような気がする。 「おジャ魔女どれみ#」は録画しただけ。未見。

_ 私の場合そもそもエピソード記憶(?)がないというか、 どこへ行ったかは覚えていてもそこでのエピソード、会話等は覚えてないことが多い。 基本的に記憶力が弱いというか、人の名前や顔、道路等も覚えるのが苦手なのだが。



5月27日(土)

_ カラオケの場所は 先週と同じ。 今回は「Feeling Heart」他が入っていたので無事歌えて良かった。 個人的には「WHITE ALBUM」「Sound of Distiny」「それぞれの未来へ」を歌ったような気がする (曲名間違ってるかも)。「うぇるかむとぅまいはー♪」とかも歌ってたけど。 全体的にはアニソンと懐メロで半々ずつくらいか。 しかし今週も風邪が治ってないため、咳をしつつ歌ってしまった。 時間的には 3:30 くらいから 2H と短め。

_ カラオケの後はえいいちさん宅で「オネアミスの翼」を見たりした。 演出的には上手いなあ、と思うことも多かったが、だから何なんだ、という気もする。 寝不足状態で見たので印象もあやふやだけど…。 あと「ARIEL」も見そうになったけどきりがないので中断。

_ 新宿へ行ってお買い物、の予定だったが、VAIO は売り切れとかいう話であえなく断念。 えいいちさんは「Screen」(KID)を予約特典付で買っていた。 PS 持ってないはずのに…。でも声がどう変わったか聞きたい気はする。 それと「惜しい」部分が多いシナリオだったので、その辺が修正されてれば、 と思うが KID だし期待しない方が良いか。 ちなみに個人的には優夏がお気に入り。 あとは紀伊国屋書店に行ったり、ゲーマーズに行ったり。 えいいちさんは、CCさくらのデスクトップフィギュアを狩っていた(狩猟者?)。

_ お昼は 神戸屋。というか実は今回の主目的はこれだったりする。 人が多くてウェイトレスさんがまわってくる回数が少なかった(ような気がする)。 まあウェイターさんでないだけましか。 ウェイトレスさんの一人(すずき(仮名)さん)がもう少し髪を切れば楓ちゃんっぽい、という話が出て、 髪型の話をしてたような記憶もある。 すずきさん(仮名)は知佳ぼータイプの触角娘だ、という話もあったけど、 個人的な見解としては触角娘とはちょっと違う気がする。 というか初音ちゃんみたいに上にはねてるのは触角だけど、 髪の一房だけが(下に)長いタイプは触角ではないのではなかろうか。

_ というような話を食事しながらしていた私たちは端から見ると変な人たちだったのかもしれない。 今回は焼きたてパンが食べられなかったのはちょっと残念だった。

_ あとは新宿に戻って「魔法少女R」蛸壷屋) の最終巻を見つけたので買い、 最後は池袋でイチゴサンデーを食べてから高崎線で帰る。 ちなみにOZ☆さんはチョコパフェを食べていた。



5月26日(金)

_ 『To Heart』はシナリオが良いのではなくて、キャラの描き方が上手いゲーム というのには目からうろこです。個人的にはあかりシナリオは評価してますが、 琴音ちゃん・レミィ・葵ちゃん・先輩・志保については少なくともシナリオ的に特筆すべき所はないにもかかわらず これだけゲームとして人気があるということは、 やはりキャラ造型・描写の上手さなのでしょう。 私も琴音ちゃん好きですし(いいんちょの方が好きですけど)。

_ 全体的に見て「To Heart」は恋愛ものとしていまいちだ、と私などは思ってしまうわけですが、 やはり世間の人は「好きになる理由」なんて必要としていないのでしょう。 志保シナリオは言いたいことは分かるのですがやはりもうちょっと上手く描けなかったのか (途中のエピソードとかも)というのが…。

_ 会社で飲み会の後、えいいちさんに呼ばれて、 急にカラオケに行こうという話になる。というか元々土曜日に遊ぶ話があって、 どうせだから金曜日にスタートした方が楽だから、というだけの話なのだが。

_ 私は酒を飲んでたので車を運転するわけにもいかず、えいいちさんに車で来てもらい、 OZ☆さんと一緒に埼玉へ。 群馬を出た時にはすでに 25 時を過ぎてたような気がする。



5月25日(木)

_ ギャルゲーにおける シン クロ とい (ってこんなリンクの仕方する必要ないか)。 私は必ずしも主人公=自分、という読み方はしないという気がする。 けど、やっぱり感情移入はしたい。 そんなわけで、 瑞佳シナリオに関しては邪険にする、くらいなら理解できるけど、 他の男に強姦未遂までやらせる、というのはやはり納得できない。 そこまでされて大丈夫な瑞佳も理解できないけど…。

_ 言いかえると登場人物の感情の動きに納得できるかどうか、というのがポイントな気がする。 で、感情の動き方、その描写の仕方が好みにあってれば、個人的に評価が高くなる、と。 感情移入を必要としない(あるいは拒絶する)シナリオがギャルゲーである必然性はあるのか、 というのは以前にも書いたことだけど、やはりそういうのは間違ってる気がする。 小説なら別にいいのだろうけど、でもそういう小説は好みでないので多分評価は低くなるだろうとは思う。 ストーリー展開に必然性が感じられれば別だけど。

_ ちなみに「キャラ萌え」というのも主人公=自分、というのとは別だと思っている。 主人公の行動やシナリオがどうであろうが、 勝手にキャラの一部分に対して思い入れするのが「キャラ萌え」(の極端な形)だと私は考えているので。 その良し悪しは別問題だけど…。

_ 「WHITE ALBUM」について。 SFセミナーレポートの方にちょっと前に追記 ということなので、チェック

_ というわけで、 繰り返し になってしまうかもしれませんが、ちょっと書いてみます。 「ほとんどつきあっているも同然」と「実際に現在つきあっている」では意味が違うと思います。 前者は「端から見るとつきあってるとしか思えないけど、 本人は恋愛感情を抱いていないと思っている」でしょう。 従って、本人が自分の恋愛感情を意識しない限り、 他の女の子に対して恋愛感情を抱くことはそれほど困難ではないと思われます。 しかし、既に好きであると思っている相手がいるにも関わらず他の女の子を好きになるためには、 それなりのプロセスや理由づけが必要なのではないでしょうか (これが私の言うところの「必然性」です。ちょっと使い方があいまいなので申し訳ないというか、 書いてるうちに問題になりそうですけど)。

_ もちろんプロセス描写に関して、「あれで十分だ」という見解もあるでしょうけど、 私としては十分だとは思えないので評価が低くなったのでした。 「罪悪感」ということについて言うのなら、 既に書きましたように由綺を「好きになる」あるいは「好きである」 描写をプロローグで入れてもらわないとちょっとつらい(罪悪感を感じにくい)です。 従ってそれに関しては「罪悪感にとらわれるからだめ」のではなく 「罪悪感にとらわれることもできないからだめ」なのです。 ゲームとして言えば自分から進んで他の女の子に会いに行かないといけない、 というシステム上の問題もありますけど。

_ 志保シナリオ@To Heart に関しては、シチュエーション的には悪くない(むしろ結構良い)と思ってます。 ただ実際のシナリオでの描き方があまり上手でない(としか思えない)ために個人的評価が低くなっているだけで。

_ もちろん嗜好の問題はありますし、それによって評価が変動することは多いです。 ただ「単なる嗜好の問題」と言い切ってしまうほどでに「WHITE ALBUM」のシナリオが優れているとは思えないのです。 u-ki さんの言われる 「完成度の高さ」はそういうわけでやはり納得できません。 もっとも他のギャルゲーの水準を考えれば、十分以上に優れていると言っても問題はないのかもしれませんが…。

_ それと、余計なお世話かとは思いますが、この日記はパラグラフごとにリンクできるようになってるので、 そこに対してリンクしていただけると、第3者からリンク先をチェックしやすいのではないかと思います (例:このパラグラフなら http://urawa.cool.ne.jp/felicity/diary/0005c.html#25_9 )。



5月24日(水)

_ アメリカンヒーローの話。 というか私も昔見た記憶があって、内容はほとんど覚えてないのだが、面白かったという記憶だけがあるという…。 再放送をするのではないかと思ってずっと待っているのだが、その後見たことは一度もない。 やはり世間的には人気がなかったのだろうか。

_ どうでもいいけどここ を読んで思ったこと。 「星の瞳のシルエット」は250万乙女の恋の聖書だったのでは…(少女まんがおたくのつもりはないけど。 というか基本的に知識が少ないので「おたく」と呼ばれるとどうも違和感がある)。 ゲームに流用するなら「闇のパープルアイ」あたりの設定かという気もする。

_ 雪駄さんのとこから ここへ行ってとりあえず 久遠の絆レビューを読んでしまうのが私のダメなところか。 しかし「文章が上手い」というのはどう考えても違う気がする。 あのハートマークが気にならないとしたらかなりすごい人だと思うし、 「ぐびり」と唾を飲み込んだりするのは読んでて結構嫌なのではという気がするのだが。 あとは「闇の皇子」と言いつつ「王」と呼んだりするのは変だ、とか普通自分たちで「まつろわぬ神々」と言うか、 とか、土蜘蛛はみんな転生するなら桐子だって転生して当然だ、とか…。



5月23日(火)

_ 「WHITE ALBUM」が PC版To Heartより上の評価 とのことですが、「To Heart」はシナリオ間のばらつきが非常に大きいので、ちょっと迷うところがあります。 琴音ちゃんやレミィに比べれば「WHITE ALBUM」の方が上、と言っても全然問題ないでしょう。 ただ、「WA」はゲームのスタート時の感情がニュートラルでないために、それをひっくり返すに描写が十分でない、 ということで。

_ NHK BS で「ジェイン・エア」を見る。 理由は「シンデレラ迷宮」のネタの一つだし小説は読んでなかったので せっかくだから、というところ。

_ 「生き続けます」とか「私は嘘つきじゃありません」等 最初のエピソードで見る人間を感情移入させるところはかなり良かった。 ローウッドの校長も徹底的に嫌な奴として描かれるし。

_ しかしエドワード・ロチェスターは正直魅力的に見えない。 もちろん設定上元々ぱっと見で魅力的な人物というわけではないとは思うが、 ジェインが好きになる以上、それなりの理由づけはほしい。 何か世間知らずで男を知らないので好きになったように錯覚しているのではなかろうかと 思えてしまう。時間がないので途中を端折ってしまったのかもしれないけど、 かなり展開が唐突な気がする。 叔母さん関係のエピソードも消化不良気味。



5月22日(月)

_ あ、たとえ話が消されてる。 確かに誤解を招くので危険ではあるのだが、 消されると後から振り返って文脈が分からなくなってしまうのでちょっと残念。

_ あと Neo Hybrid Cityこの書き込みから 水鏡子さんの美しい京フェスのわたし (一番下の方の文章)。 昔読んだことあるような記憶もあるけど。 ちなみに、今年の 京フェス はまだ案内のページはできなてないのだろうか。

_ そういえば私が現役の頃も、「こんなのなら京フェスなんてやめちゃえ」とか「WORK BOOKもやめちゃえ」 という意見があったような気がするけど、継続すること自体に意味があるのだから続けた方が良い、 というようなことを言ったような記憶がある。



5月21日(日)

_ 「おジャ魔女どれみ#」を見る。「はいはい」をするようになった、ということでまあそれ以上のものはない話。 「赤ちゃんってた〜いへん」(CV: こおろぎさとみ)という感じか。 次週も何かどうでも良さそう。

_ というわけで「ねこようび♪」などと歌いながら 「恋ようび」プレイ。

_ 1回目は勇美シナリオ。最初はヒロインから、の原則を破ってしまったが、 私は基本的に真面目で感情表現の下手な女の子が好きなのである。 とは言え、キャラ的には悪くないにしても(遠慮しつつ「劇を見に来て」というシーンとか好き)、 シナリオ的にはかなり問題があるのでは…。 演劇論は知らないけど、何か違う気がする。どうでもいいけど「飛べ!イサミ」を連想してしまった。 中島美智代はどうなってしまったのだろうか。

_ そこから派生した美千流&綾乃エンドはシナリオとは呼べないレベル。 「男はみんな体目当てで」云々というのは笑ってしまったけど。 分かってるならそんな無防備に男を誘うな、という感じ。

_ 次は本命ヒロイン、真穂。「わたしの名前、まだ覚えてる?」というわけで(違)、 「オルフェウスの窓」ごっこをすべく男子寮に住もうという時点でかなり無理がある。 体育とかあれば一瞬でばれるのではなかろうか。制服だってYシャツになった時点で危うい。 マリウス&オクタヴィアが好きな私としては無理があっても全然OKだけど。 というかシャワー浴びながら嫉妬モードとか、チーズケーキで機嫌直したりとか (ちなみに私はレアチーズ原種)、 嬉しそうにタコさんウィンナーを作ったりとか、非常にいい感じ。 クライマックスも素直に告白しないで「嫌い嫌い、大っ嫌い!」とか言ってくれるし。 でもあの正体のばれ方は個人的にはそれほど評価できない。

_ さらに七香。かわいらしいと言えば言えるけど、こういう娘に恋愛感情は抱けないと思うのでパス。 思いこみ激しすぎるし。お話的にももうちょっと反省というか成長のあとが見られれば良かったのだが、という感じ。

_ 分岐して弥生&佳織。弥生はまあかわいいし、頼られれば嬉しいけど、依存し過ぎな感じが個人的にちょっと。 というか全然身体鍛えてるように思えないし。 佳織はよりを戻したあげくにヒモ状態なのでさらにどうでもいい。 こういう人も嫌いではないのだが…。

_ あと純。というかメイドさん。こういう話は嫌いなので入れないでほしかった。 見なかったことにする。

_ 最後は真生。こちらの方が「オルフェウスの窓」ごっこにはふさわしいか。 実は女だった、というオチだったら良かったのに…。 というかいくら同じ顔をしてても男は好きでないのでパス。 大体あんなんで男を好きになるなんて、いくら何でもムチャすぎる。 これも見なかったことにする。

_ というわけで1日で全員クリアしてしまったような気がするが、 個人的には真穂& ED がすべてのゲーム(OP も好きだけど、こちらはそんなにすごい出来ではない)。 この手のダメな曲が好きな人なら買って損はないかも。というか買うべき。 (音楽の趣味が)普通の人にはおすすめしないけど。



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