その41.NTB-800のカーソル高速化改造
2007/10/28
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 扱いがイーサプライズになったDATA LANDのNTB-800を買ってきました。基板のリビジョンは2年前(2005年)に買ったオプティマ時代のものと同じでしたが、支持球が金属からセラミック(多分)に変わっていてボールの滑りは良くなっているような気がします。

 このNTB-800はスペック上は分解能:400dpiとなっていますが、分解能という用語の意味が良く判らないのですが、カウント数としては100cpiも出ていないんじゃないかと思われます。
 多分、デバイス(マウスコントローラ)としては400dpiに設定しているのでしょうが、エンコーダからデバイスに入る信号が通常より小さく(薄く)て、トータルとしてはカーソルの移動量が小さくなっているようです。

 ところで、このマウスコントローラはピンの結線で400dpi・600dpi・800dpiに設定出来るらしく、さらにパターンがひかれていて、基板上にジャンパ位置まで書いてあるので、そこを結線することによりカーソル移動量を大きくする事が可能です。

 NTB-800の構造や分解方法などは、三猫さんのところの記事を参照してみて下さい、ただし基板のリビジョンが違うのでジャンパ位置は現行と異なります(というか以前のバージョンでは元から800dpiに設定されてるっぽい)。
 1と2をショート(結線)するとデバイスとしては800dpiに設定される模様。

 ちなみに、2と3の間に適当な抵抗を入れると600dpiに設定されるらしい、けど抵抗値が判らないし、特に必要が無いので試してません。
基板を裏から見た様子。

1@と2Aの間でジャンパする。

今になって見ると、ハンダを盛って2Aと左隣をショートした方が楽だったかも。

ちなみに左上の黒い丸の部分にマウスコントローラが封入されています。
ジャンパ線を飛ばした様子。他に適当なモノが無かったので普通の細めの電線を使ってます。

1@の支持球はセラミックになっています。

2Aの部分にゴム系の接着剤が塗ってあるので、分解の際に注意が必要です。

3Bこの発光部が分解・組み立ての際に曲がってしまい、動作不良になりました。
 組み立てて動作を確認すると、カーソルが左右に動かなくなっていて、ちょっと焦りましたが分解した時か組み立てした時に上の画像の3の発光部を曲げてしまって、羽根が回らなくなっていたのが原因でした。
 一部接着されている(完全に固着している訳では有りませんが)ので、剥がす時に力を入れたりこじったりすると、エンコーダ周辺の構造はかなりヤワなので注意が必要です。

 動作は、800dpi化したので初期状態の倍のスピードになった筈ですがそれでも遅く感じます。まあでも、だいぶマシにはなりましたが。

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