その22.続フラットスポットに迫る ←その21に戻る 最初のページに戻る その23に進む→ |
1.三ヶ月後のフラットスポット(FORCE)
前回に引き続き、さらに二ヶ月間使ったFORCEのフラットスポットの様子を撮影してみた。
一ヶ月間のフラットスポットに比べて、三ヶ月分だと面積が三倍、になっている様子は全く無く、横に並べて見るとだいたい面積比で160%くらいの拡大だ。
つまり、使用期間と削れて行く体積が比例する、という事だろう。
摩擦抵抗が、面積と比例するとしたら、フラットスポットの発生と成長に伴う使用感の変化、というのは、最初が激変で、後は大差が無いという事になる。
とすると、長期間使った挙句に突然ボールの重さが限界を超える、という挙動では無さそうだなぁ。
あるとき、ふと「このボール重くないか?」と気が付く日が来るという感じだろうか。
おそらくボールが軽くて、美味しい期間は一週間も無いのではないだろうか。
なお、画像の右側に貼ってあるのが、前回の画像。
まず、これが手先側の支持球。
やっぱり、他の2点より削れ方が少ない気がする。
これは、操作ポジションが手先寄りなので、こちらには重みがあまり掛からない為だろうか。
これが右手前の支持球。
フラットスポット内に見えるキズ?は、もしかすると汚れをふき取った時についたものかも知れない。こちらが左手前の支持球。
2.殆ど使っていないフラットスポット(STREAM-R)
あまり比較の意味も無さそうだけど、殆ど使っていないストリームRのフラットスポットも撮影してみた。
これは、テストでしか使っていないモノなので、せいぜい普通に使った1〜2日分といった使用量だ。
右手先の支持球。
なんと既に、薄っすらとフラットスポットらしきものが発生している。左手先の支持球。
ここは、一番力が掛からない場所のためか、削れた様子は殆ど判らない。手前の支持球。
ここにも、ごく僅かに削れた形跡が見られる。
3.ガーネットビーズのフラットスポット(MS探求者)
ついでなので、ガーネット化したMS探求者の支持球も撮影してみた。
これは、かれこれ5ヶ月自宅用で使っているので、結構な使用頻度ではあるのだけど、現状でボールが重くなったという印象は特に無いものだ。
透明のビーズで、フラットスポットの撮影をするのは大変に難しいのかも・・・
とりあえず、このレベルの撮影では、フラットスポットとして認識出来るモノは発生していない模様。
兎に角、鉄球支持のトラボはとっととルビーとかの硬玉に交換した方が幸せになれそうな塩梅だなあ。