ボリビアの酒


左: ガラピーニャ 右: チチャ

ボリビア人が飲む酒、勝手にランキング

1位 ビール  詳しくは左をクリック。

2位 シンガニ・・・日本の焼酎的存在。 ブドウが原料だが色は透明。アルコール度数40%程度。 
           香りがとてもあって、あの臭いは表現が難しい。 花の匂いのようにかなりキツイ香りがする。
           飲み方は、チュフライというシンガニをスプライトで割り、レモンを絞っていれるカクテル。
           あとは、チリで飲まれているシンガニとレモンに砂糖と卵の白身を入れてシェークしたピスコサワーというカクテル。

3位 ロン・・・・ ロンとはサトウキビを原料としたラム酒の事。 日本同様、コーラで割ってレモンを入れるキューバリブレ(ラムコーク)
          を良く飲みます。 キューバ革命の指導者として有名なアルゼンチンの革命家、チェ・ゲバラはボリビアのサンタクルス
          で処刑しされ亡くなりました。 キューバ革命の時の合い言葉の「VIVA CUBA LIBRE」(自由なキューバ万歳)
          がこのカクテルの名前の由来だと聞いています。
          その他のロンの飲み方でびっくりしたのは、ホットコーヒーにロンを入れたカフェ・コン・ロンです。
          
4位 チチャ・・・ ボリビアに来たら絶対に飲んでもらいたいのがこのチャチャ。 トウモロコシを発酵させて作ったドブロク。
          乳酸飲料系の味で、色も味もマミーに似ている。アルコール度数は8%程度だと思います。
          その他チチャには、ブドウのチチャのワラポと、チチャとシナモンでできたアイスクリームをブレンドしたガラピーニャ
          があります。 チチャはどこでも飲めるわけではなく、アンデスの田舎の村で作られています。
          サンタクルスにもチチャという飲み物はありますが、アルコールは入っていません。
          チチャはコチャバンバの名産で、コチャバンバの町から一時間ぐらい離れた郊外で竹の竿の先に白い旗を
          つけた店を見かけたらそれがチチャ屋の印です。

5位 ウィスキー・・・ ボリビアで手に入るウィスキーは種類があまりない。何故かどこに行ってもシーバスリーガル
          
を見かけます。 ウィスキー=シーバスリーガルと言っても良いくらい、当たり前のように飲まれています。
          
国内産のウィスキーは見た事がないので、おそらく存在しないのだと思います。

6位 ワイン・・・・ボリビアでもワインはポピュラーな酒です。 国産ワインがアルゼンチン国境のタリハで生産されています。
           格付けが高いのは、Concepcionという銘柄で特に1994年ものの赤はボリビアのワインが初めて賞を獲
           得したということで貴重とされています。 
           この銘柄の1995年以降のものは市場にあふれていますが94年ものを見つけ出す事は非常に難しいです。
           その他Kolbergという銘柄の1992年もの赤は、香りが豊かで、味も重めで、結構美味しいです。
           Kolbergと銘柄と入れ替わるようにして、去年からCampos de Solanaという新しい銘柄が市場に出まわるように
           なりました。会社名が変っただけのようですが、ワインの味も全く変りました。
           このワインが結構いけます。 安いし、美味い。 美味いと言っても、ボリビアのワインはまだまだチリやアル
           ゼンチンまでには及びません。 テーブルワインとして、満足できると程度です。
           ボリビアでもチリとアルゼンチンのワインは簡単に買え、値段も国産ワインとさほど変わらないのでボリビア
           ワイン同様に良く飲まれています。
           値段は 一番安いワインが250円程度。 その上の厳選もので500円〜1000円。 
           ボリビア産では、これ以上高いワインはありません。 
           これに対してチリ・アルゼンチンワインの価格帯は500円〜2000円。
           ボリビアで手に入る一番高級なワインは、スペイン産で2000円〜5000円。
           フランスワインは一度も見た事がありません。
           


リビアのビール

ボリビアには沢山の種類のビールが存在する。
簡単に説明すれば、日本でいう「地ビール」が各都市にあり、その違いを味わうなんて遊び方はいかがでしょうか?。
何てったて、水はアンデスのミネラル水なので、そう思っただけでも美味しく感じてしまいます。

ビール大好き、自称 「違いの分かる男」の私から、各地のビールの味のコメントをまとめてみました。

都市名 ビールの銘柄 自己評価 コメント
ラパス パッセーニャ ★★★★★ 辛口で切れがあって飲みやすい。ボリビア売り上げNo.1ビール。
ラパスだけでなく、どこの都市でも飲まれている。 日本の朝日スーパードライ的存在。
ラパス パッセーニャ・ライト ★★★ パッセーニャのアルコール度数が3.5%になったもの。女性に人気。
オルロ ウワリ ★★★★★ ボリビアでは一番美味いという意見が多い。最後に残るホップの香りが私も好きである。
オルロでなくても 大体の都市で飲める。 
コチャバンバ タッキーニャ ★★★★ オランダのハイネケンの子会社が製造元。 味が濃い目のラガー系。
コチャバンバに住んでいる私は、もっはらこのビール。
コチャバンバ インペリヤル ★★★★★ 日本でいう恵比寿ビールのような存在でタッキーニャの厳選ビール。
切れ味のあるライトビール感覚。 アルコール度数も3.5%と低め。
サンタクルス ドゥカル ★★ 味は苦めで、パッセーニャがアサヒスーパードライなら、ドゥカルは
サッポロ黒ラベルのような感じである。
このビールもタッキーニャ同様、オランダのハイネケンが親会社。
スクレ スレーニャ ★★★ 一度しか飲んだ事はありませんがライト系ビールだった気がします。
記憶に残る特徴がないので、うまくもなく、まずくもない あたりさわりのない味。
ポトシ ポトシーニャ ★★★ このビールも一度しか飲んだ事がないので、あまり記憶がありません。
ちょっと苦めのビールだったような気がします。オルロのウワリと後味に似ていたかな。
??? インカビール ★★  甘口の黒ビール。 ラベルにインカ時代の人の絵が書いてあってボリビアっぽい。
私は、普通のビールとハーフアンドハーフで、たまに飲みます。
このビールだけでは、甘すぎてちょっと飲めません。
タリハ アストロ ??? まだ、飲んだ事がありません。
美味しいらしいです。

ボリビアでビールを飲む時の注意事項
ラパス、ポトシ、オルロなどの標高の高いところで酒を飲むと異常なほどに酔っ払います。
それとこういった地域ではビールに、ナチュラル(常温)、フリア(冷えたビール)のと2種類あり、何も言わなければナチュラル(常温)
のビールが出てきます。
あと、ビールをコップに注ぐ時に泡だらけになります。 コップを斜めにして、泡立たないようにチビチビ次ぐのがポイントです。




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