彼女がボリビアにやってきた C
写真: ラパスでホームステーしていた時にお世話になったおじいちゃん、おばあちゃんと
8月6日。
この日はボリビア人の知人の家庭を昼食をかねて訪ねた。
以前ホームステーしていた家族のおじいちゃん・おばあちゃんが引っ越して今いる町の近くに住んでいる
らしいので彼女に是非とも紹介したかったからだ。
家を訪ねると手厚いキッスの歓迎を受け、久しぶりの再会となった。
彼女の話はよくしていたのでおじいちゃん、おばあちゃんも 「ミチコー!良く来たねー」と迎えてくれた。
その後彼女はおばあちゃんの手伝いをしながら昼食の準備をしていた。
昼食ができ、テーブルに料理を運び、食事の前にみんなで手をつないでお祈りをした。
ボリビアでは休日の食事の前に、このような習慣があり俺もこの習慣が好きだった。
その中に今彼女も一緒にいるのがとても嬉しかった。
食事の後、観光に連れていってくれる事になった。
4WDのワゴンの荷台に俺と彼女が乗りほとんどドロンズのような状態であった。
サンタクルス近郊のピライ河にたどり着く。
そこで馬に乗ることにした。 1頭の馬に俺が前、彼女が後ろに乗った。
数年前エジプトで馬に乗ったことがあったが久しぶりの馬にかなりてこずってしまった。
それでも並足程度で彼女を後ろに乗せて操ることはできた。
少し早く走らせようと馬の尻をムチでたたいたのだが、その時、間違えて彼女の太股までたたいてしまった。
彼女は途中落馬しそうになっていたが何とか耐えて最後までくっついていた。
夕方、おじいちゃん・おばあちゃんに別れを告げて飛行機で俺の住むコチャバンバの町に移動した。
夜8時頃、家に到着。
その日の晩はボリビアに来てから始めたギターを披露することにした。
この日のために練習したスペイン語の曲を歌いながらギターを弾いた。
その後、彼女の目がウルウルしていたのは言うまでもない。
写真 : サンタクルス近郊のピライ河にて