って、題名と内容は全然関係なかったりします。
まずは自爆ネタから。
…誤字というやつは、なかなか自分では気づかないものですね。
ウチの人物事典ほか…ですが、
前秦の世祖「苻堅」を符堅とやっているところが多数判明しました。
誤).「符堅」(たけかんむり)
正).「苻堅」(くさかんむり)
ですね。
検索かけてみると、誤りの「符堅」のほうでやってるサイトのほうが
多かったりして。
ちっと安心(!したらいかんでしょーが)。
『侯景の乱始末記』リクエストも、24票で頭打ち。
最初頑張ったけど、マイナーゆえの非力かな?
票を伸ばすには、そろそろ中国史MLにでも討って出ねば。
>かっしぃさま
>皇帝・宰相クラスの人物は紹介されますけど、列伝で語られるような人物までは
>掬われてませんねぇ。
まぁ、そうですね。南北朝でそういう本があったら、一部のフリーク
に猛烈な人気が出るでしょうけど。
『外編』、見たことないですねえ。Webcatにすら引っかからない。
>…余談ですが私、『洪秀全と太平天国』を重複購入してしまったんですよねぇ。
それは欲しいですねえ。
希望者がほかにおられないようならお願いしましょうか…。
>永一さん・コロ助さん
>うちの書庫には、岡崎文夫『魏晋南北朝通史内編』(平凡社東洋文庫)が待機中。
>南北朝は、通史の概説書は沢山ありますが、個別の事件や、王朝、人物を扱った本は少ないですからね。
『魏晋南北朝通史内編』は私もよく本屋で見かけてます。
パラパラと立読みしたこともあったんですけど、ほんとにダイジェストでしたねぇ。
皇帝・宰相クラスの人物は紹介されますけど、列伝で語られるような人物までは掬われてませんねぇ。
ところで『外編』が無いのはどうしてでしょう?
>岩波現代文庫『洪秀全と太平天国』小島晋治著
タイトルの通り洪秀全がメインで、彼の事跡への考察で終始しています。
その分その時の清朝の動静や諸外国の政策が太平天国に絡む部分しか見えませんが、
洪仁カンや洪天貴福(秀全のいとこと息子)の供述書や、天父聖旨・天兄聖旨という
最近外国で発見された資料も多く紹介されていて、太平天国の実像へのアプローチは面白いです。
あと、天朝田畝制度の実態にも言及がありました。
私は昔、陳さんの小説(『太平天国』)を読んでいたので大体の顛末は知っていましたが、
やはりちゃんとした学術書は一味違いましたね。
今思うに陳さんの小説は、太平天国そのものよりも、「太平天国があった時代の中国」が主題になっているようで、
両方を読むと相補うといった具合で解りやすいと思います。
ただ小説のほうは架空人物の登場が多く、しかも彼らの口を通じて陳さんの史観が語られるので、
ちょっと煩く感じられるかもしれません。
私としてはどちらもオススメです。(^^)
>さておき李秀成ってそんなに従来けなされていたんでしょうか?
失礼、私の言葉足らずでした。
私が読んだ本では彼の供述書への言及ばかりで、彼の戦歴をきちんと把握したのは今回が始めてだったもので。
彼の供述書が当初は偽作だと思われていたというのも、無理も無いような気がします。
もっとも、気に食わないところもあるんですけどね。
彼の勝手な作戦行動が、結果として陳玉成を孤立させて死なせてしまったこととか。
…余談ですが私、『洪秀全と太平天国』を重複購入してしまったんですよねぇ。
欲しい方いますか? 古本屋に売って2〜300円にするくらいなら、読みたい人に差し上げたいんですけど。
>かっしぃさま
>管理人様に奇言珍説を吐かせるべく、毎度妄言を書込んでいる
えええ?そうだったのですか。ショックですな(何が?)。
>北朝は正統王朝ではない為か、各国個別に詳しく解説された日本語文献なんて見た事無いです。
各国個別はないですねえ。市販で手に入るものでは。
通史っぽいのはありますが。
うちの書庫には、岡崎文夫『魏晋南北朝通史内編』(平凡社東洋文庫)が待機中。
陳さんの通史より詳しそうです。(^^)
>感想は… 李秀成凄いじゃん!(^^)
それは読みたいですねえ。
さておき李秀成ってそんなに従来けなされていたんでしょうか?
陳舜臣さんとか宮崎市定さんとかもけなしているように見えないですし。
田中芳樹氏が武将列伝で妙なこと書いてたくらいしか記憶にないです。
評価を下げられたのは、いっときの中国でだけと思ってましたが。
>仙劉さま
はじめまして。
お褒めにあずかりまして恐縮です。
>コロ助さま
>『増補隋唐帝国形成史論』も絶版なのでしょうか?
あああ、その本も聞いたことあるだけでして、読みたいです。
>漢帝国が、古代帝国とは思えない程、合理的なシステムで支えられた帝国である事が解かります。
なるほど、だてに秦帝国の法体系や官僚体系を継承した帝国ではないと。
同時代のローマ帝国の法体系もすごいと言われますしねえ。
人間の労力で解決できるような問題はまず間違いなく解決してるから、
古代帝国はあなどれないです。
こんにちは、コロ助です。
>橘ゆずほ様
かっしぃさんの言を借りるわけでは無いですが、投票の事
は、感謝の言葉は無用です。
>コメントを拝見して「なるほど〜」と、発起人が勉強しておりました(^^;)。
かなり生意気な事を書いてますが、そういってくれると幸いです。
ちなみに、私の研究テーマは、北朝〜唐朝の山東(関東)地域
ですから、北斉に大いに興味があります。
>東京都国分寺市の古本屋さんで見た、という情報を頂いております
情報ありがとうございます。国分寺ですか、遠くは無いのですが、
貧乏学生にとって、そこに行くまでの交通費が…。(−−;
ところで、『増補隋唐帝国形成史論』も絶版なのでしょうか?
宮崎市定先生のように、文庫化しないかな…。妄言ですね。(^^)
>かっしぃ様
南北朝は、通史の概説書は沢山ありますが、個別の事件や、
王朝、人物を扱った本は少ないですからね。
中国史本は三国志以外売れないからなぁ。(−−)
>岩波現代文庫『洪秀全と太平天国』小島晋治著
この本も読みたいですね。面白いなら買おうかな。
>永一様
たしかに、籾山先生の本は玄人向けですが、この本を
読むと漢帝国が、古代帝国とは思えない程、合理的
なシステムで支えられた帝国である事が解かります。
ココのほうむぺえじ最高。また見に来るから四露史句なのりゃ。にょ−−ん。(>。<)死語を使ってごめにゃ−−−−−。(トホホ・・・・・・・・。)
管理人様に奇言珍説を吐かせるべく、毎度妄言を書込んでいるかっしぃです。
>橘ゆずほさん・永一さん
復刊ドットコムについては感謝の言葉は無用ですよ。
どれも本当に読みたいなと思ったので、自分の物欲に従っただけですから。
最近、本に関しては財布の紐が緩くて、当るを幸いに買い倒してます。
「お、なにこの本、面白そうじゃないの。よかよか、何冊でもまとめて全部買ったるわい!!」
って感じで。(^^ゞ
>高歓がお好きと言うことで、〜
そうですね。宇宙大将軍よりは高氏一族の方が好みですね。
ただ私は歴史全般に興味があるので、特にどの時代を偏愛している訳ではないです。
でも歴史全般を知ろうとすると、記録や資料の薄い時代(南北朝の北側とか五代とか)
により興味を引かれるというのはありますけどね。
それにしても、北朝は正統王朝ではない為か、各国個別に詳しく解説された日本語文献なんて見た事無いです。
正史を読むような漢文読解力は無いしな〜。それで『始末記』を読みたくなったんですよ。
>コロ助さん
前回の書込みの時はすれ違いだったようで。
>籾山明著『漢帝国と辺境社会』
あぁっ、それも読みたい!(爆)
史書にのこるのは結局特別な人たちだけですからねぇ。
一般人の生活振りを垣間見る方が、歴史の中に共感できそうです。
ところで私は最近、岩波現代文庫『洪秀全と太平天国』小島晋治著 を読みました。
新しい研究や資料が反映されてて、面白かったです。
感想は… 李秀成凄いじゃん!(^^)
曹国藩に捕まった後の情けない供述書が発見されて随分評価を下げられましたけど、
どんなに不利な状況になっても最後まで裏切らなかったのですから、そこを見てあげないと可愛そうです。
忠義を口にして実際には裏切る、という人間がほとんどなのに、彼は逆ですからねぇ。
>橘ゆずほさま
>なんだか畏れ多くて、カキコミ出来ずにおりました(^_^;)。
いやいや管理人が怪しげな奇言珍説を吐いているので、ツッコむに
ツッコめないのお間違いでは…。
>ほぼ勢いというか、煩悩からはじめてしまった上、
煩悩大いにけっこうです。煩悩が昇華して一冊の本になるならば。
一片の煩悩は、愛や勇気よりも、はたまた努力や友情や勝利よりも
強いのです。(^^;)
それはともかく、こちらこそお礼が言いたいです。
時宜に合った企画を言い出していただいたと思ってます。
>もしこれで復刊されなかったら、私、侯景と共に暴れます(笑)。
それで「侯景の乱始末記・現代版」を新刊として出版社に出させる
わけですな。(~o~)
永一さま、皆様、こんにちは。
『侯景の乱始末記』その他中国関係書籍復刊ドットコムの件で、
永一さまにご紹介頂きました、首謀者(?)橘ゆずほと申します。
実はコチラの「枕流亭」には、密かに何度か、中国史の勉強のために
訪れたこともあるのですが、なんだか畏れ多くて、カキコミ出来ずに
おりました(^_^;)。
この度、皆様に一言お礼を申し上げたくて、飛び込んで参りました。
永一さま、コロ助さま、かっしぃさま、勿論お名前を残されておられ
ない皆様も、ご投票やコメント、どうもありがとうございました!、
皆様の丁寧な推薦コメント、嬉しく楽しく拝見させていただきました
(自分の文章が、どうもふわふわ〜としていて頼りないものですから、
ホント…)。
永一さまには早速にリンクまでして頂いて、またコチラの掲示板でも
大々的にお知らせいただいて、恐縮の至りです。本当にありがとう
ございます p(^-^)q。
ほぼ勢いというか、煩悩からはじめてしまった上、「南北朝サイトさん
だけでも投票してくれたらいいな〜」ぐらいにしか思ってなかった
だけに、多方面からの反響と援護射撃が大きくて、本人が一番びっくり
しております。
それだけに皆様のご支援が嬉しいです。
現在、『侯景の乱始末記』が19票、『資治通鑑』『中国の城郭都市』が
13票ずつとなっております。先は長いですが、是非とも100票獲得して、
復刊させたいと思っております。
★★永一さま
コチラでは初めましてでございます〜。
以前から「人物史事典」をよく利用させていただいておりましたので、
お邪魔するのが本当にどきどきです。
(石野さまのトコロではローマ字でお名前を綴っておられたため、
すぐには気が付かず…失礼いたしました^^;)。
復刊のコト、どちらの掲示板に書き込もうかと思ったのですが、
話題になっているこちらの方にカキコミさせて頂きました。御礼遅く
なって、どうも申し訳ありません。
早速のご投票、リンク等、そして度重なる宣伝、本当にありがとう
ございます(^-^)。
もしこれで復刊されなかったら、私、侯景と共に暴れます(笑)。
★★コロ助さま
ご投票、コメント、本当にありがとうございました!!
コメントを拝見して「なるほど〜」と、発起人が勉強しておりました(^^;)。
ところでお探しの『中国の城郭都市』ですが、今、この本の専用掲示板に、
東京都国分寺市の古本屋さんで見た、という情報を頂いております。
もし、お近くにお住まいでしたら、いかがでしょうか?
私はこの本だけは持っておりまして、かつ、関西に住んでいるため、
情報を頂いてもとても見に行けないのです(;_;)。もし宜しければどうぞです。
(持っているのに復刊運動しているのは奇妙にお思いかもしれませんが、
「え、これも絶版?」という素直な驚きから活動に加えた次第なのです…)
★★かっしぃさま
ご投票、そしてコメント、かっしぃさまも本当にありがとうございます!
高歓がお好きと言うことで、東魏−北斉好きの私には嬉しいコメントで
ございました。
高歓、それから高澄は大好きです。もともと南北朝の中では北側が好きなので、
侯景も、北朝側から興味をもったのが最初なのです。
高歓でしたら、濱口重国氏「高斉出自考」(『秦漢隋唐史の研究・下』)
や、谷川道雄氏『増補 隋唐帝国形成史論』にいくらか出ておりましたね。
『始末記』にも勿論、北朝サイドのことが沢山載っておりますし
…長くなってしまいました。永一さま、どうかお許し下さいませ…。
>コロ助さま
>まず私のは、縮刷版なので、通常版よりかなり安いです。(中身は全く一緒です)
>同じ神保町で買ったのですが神保町相場の1万円位安く購入しました。
なるほど、僕も同じような大漢和を広島で4万で見たことあります。
あれは安いやつ(縮刷)だったんですね。
コロ助さんが専門で続けていれば、充分元が取れるでしょう。
僕みたいなのが無理して買うと宝の持ちぐされにしてしまいそうで。
>籾山明著『漢帝国と辺境社会』
知ってます。というか持ってます。
もう一年以上も積ん読状態になって熟成されてきてます。(-_-;)
なるほど面白いですか。
発掘された木簡の文章が生で活字になってるみたいで、今イチ素人
向きじゃない本に思えて敬遠してたんですけどね。
>かっしぃさま
>「復刊ドットコム」に投票してきました。
どうもありがとうございました。
酒乱暴虐と名相・名君ぶりが紙一重で同居する高一族も詳しく取り
あげた本があれば面白そうではあります。
>5年で10万なら1年当たり2万の出費。
そう考えると充分許容範囲ですよね。
問題は高い安いそのものより出費に見合うだけ活用できるか、
まさに元が取れるかどうかが核心ですね。
と言いつつ、「復刊ドットコム」に投票してきました。
三冊とも投票してしまいましたが、もちろん復刊されれば購入するつもりです。
絶版になる前なんて見た事も聞いた事も無いんですけどね。
紹介文に引かれました。
>いや〜、はじめて聞きました。
あら意外。
それにしても5年で10万なら1年当たり2万の出費。
十分許容範囲だと、私の物欲は囁いております。
>僕も似たようなことは考えることはあるんでして。
実は最近、学研M文庫の『ドイツ参謀本部興亡史』を読んでまして。
その中に出てくるヒトラーを読んでいて、ついついあらぬ事を考えたのでした。
杞憂だといいんですけどねぇ。
>コロ助さん
お久しぶりです〜。
>先日ついに、大漢和辞典を購入しました。
おおっ、それはまた思い切りましたねぇ。
と思ったら古本ですか。いや、それでも思い切ってますよねぇ。
コロ助さんならすぐに元を取ってしまうでしょう。
私はまだまだ修業が足りないようで、『晋書』は難解です。
もっと平易な漢文からやった方がいいですかねぇ。
でも平易な漢文て?
>永一さま
コロ助です。
今日半日がかりで、自室の『大漢和』の置き場所を
確保しました。(^^)
>古本で3万2千円ですか…。
>14巻(語彙索引)15巻(補巻)付きですか?抜きですか?
て、質問でしたが、まず私のは、縮刷版なので、通常版より
かなり安いです。(中身は全く一緒です)
同じ神保町で買ったのですが神保町相場の1万円位安く購入しました。
この値段なので、「海賊版か?」と思いましたが、前の持ち主が
大事に使っていたらしく、月報付きの国産でした。(^^)
残念ながら、『語彙索引』、『補卷』はついてませんが、
かなり、良い買い物をしました。
ちなみに通常版は、古本で『索引』+全十二巻で12万
が、神保町での相場です。
所で、復刊希望の新書は、二つとも中公新書ですが、
同じく中公新書の籾山明著『漢帝国と辺境社会』
という本をご存知ですか?
居延漢簡を使って、辺境に生きる、下級官吏や一般兵士
の日々を描いているのですが、これがかなり面白いです。
辺境の防衛システム(烽火台の配置、軍隊組織等)や官吏の勤務
評定、中央政府から辺境に到るまでの文書伝達システム等々
かなり具体的描かれてます。
主役は、英雄豪傑でなくて普通の人というのも良いです。
管理人(兼某著復刊請願協賛者)です。
>コロ助さま
投票ご協力ありがとうございます。m(_ _)m
思い入れのある文章もいただきまして。
「復刊ドットコム」ですが、
8月3日以来、同月6日0時現在までで、
吉川忠夫『侯景の乱始末記−南朝貴族制社会の命運−』16票
田中謙二『中国文明選第1巻 資治通鑑』11票
愛宕元『中国の城郭都市−殷周から明清まで−』11票
獲得と、短い間ですが極めて順調なようです。
まあ、これからが大変なんでしょうけど。(^^;)
諸橋『大漢和』買われましたか〜。
僕も欲しいなあと漠然と思ったのは、随分むかしの話。
いまだに手元にありません。
値段の高さにスペース的にウサギ小屋住みの貧乏人にはつらすぎる。
古本で3万2千円ですか…。
14巻(語彙索引)15巻(補巻)付きですか?抜きですか?
新本で買うと全15巻で24万円だそうですねえ。ハァ〜。
>ご来訪のみなさま
くどいですが、重ねて宣伝を。
「復刊ドットコム」http://www.fukkan.com/
で、『侯景の乱始末記』ほかの中国史もの名著の復刊をリクエスト中です。
侯景って人物をご存じですか?
「宇宙大将軍」って、将軍号に聞き覚えはありませんか?
(註・冗談にあらず!)
なんか聞き覚えのあるぞという人、
田中芳樹の『長江落日賦』を読んだ人、
知らないけど面白そうと思った人
などなどに告ぐ。
中国の南北朝時代
東魏の叛将から梁の降将へ
そして再び梁に背き
相国・宇宙大将軍・都督六合諸軍事を自称し
さらには漢の皇帝を名乗った人物…
かれの数奇な運命について知りたいと思いませんか?
少しでも興味をもたれたかたは
http://www.fukkan.com/vote.php3?no=4960
に一票を(^_^;)!お願いします。
ども、コロ助です。
永一さんが紹介されている「復刊ドットコム」で、吉川忠夫『侯景の乱始末記』、愛宕元『中国の城郭都市−殷周から明清まで−』 に一票、投じてまいりました。
『侯景の乱始末記』は最近、ようやく手に入れたのですが、手に入れるまで、随分、時間が
かかりました。感想は、「復刊ドットコム」で書かせていただきました。(^^)
愛宕元先生の本は、何年か前、本屋で見かけて、いざ買おうとしたら、絶版になってました。
くぅ…、あの時買っておけば…!是非とも復刊してほしい!
ところで、先日ついに、大漢和辞典を購入しました。必要とは言え、古本で3万2千円は
つらい…。今朝届いたばかりで、置き場所を目下思案中です。これで、家で史料読みができ
ます。元をとるために引きまくるぞ!(^^)
管理人(永一)です。
中国史系サイトのいくつかで告知されてますし、ウチのHP表紙にも書きましたが
「復刊ドットコム」で『侯景の乱始末記』ほかの中国史もの名著の復刊をリクエス
ト中です。
主催者は「鴛鴦楼」の橘ゆずほさんですが、僕も読みた〜いという私利私欲が渦巻
いているので、勝手に協力させてもらってます。
「復刊ドットコム」
http://www.fukkan.com/
は、絶版になった書籍の再版の要望を集めて、
一定数(百票)に達すると出版社に再刊を交渉してもらえるというサイトです。
本好きのかたは一度見てみてください。
上のアドレスで繋がらない場合は、
http://fukkan.com/
で再チャレンジしてみてください。
それで今回の本題ですが、
▽吉川忠夫『侯景の乱始末記−南朝貴族制社会の命運−』
http://www.fukkan.com/vote.php3?no=4960
▽田中謙二『中国文明選第1巻 資治通鑑』
http://www.fukkan.com/vote.php3?no=4961
▽愛宕元『中国の城郭都市−殷周から明清まで−』
http://www.fukkan.com/vote.php3?no=4962
(いずれも繋がりにくければ、指定アドレスからwww.を削ってみてください。)
をリクエストしています。
中国史迷のかたは、ぜひとも投票に協力お願いします.m(_ _)m
コメントとかつけてもらえると、もっとよいかもしれません。
>かっしいさま
>永一さんならもうご存知だとは思うんですけど、やっぱり買います?
いや〜、はじめて聞きました。
以前今年9月からという情報だったので、もうそろそろとは思ってましたが。
『後漢書』訓註(10巻+別1)で約10万円ですか…。
ビンボー金なし(出世予定なし)人間としては悩みますね。
買えないことはないでしょうけど。(^_^;)
>正直、小泉さんの改革は多分挫折か大失敗に終わるんじゃないかと思ってます。
他人事ではないのに、評論家的物言いになってしまうのですが(我ながら悪癖だ)、
可能性の高い順から、
1.既存の政・財・官界の抵抗により改革が頓挫する、または小泉首相自身が腰砕
けになり改革が骨抜きになる。(=今までどおりじわじわと悪くなる)
2.不良債権の最終処理には成功するが、雇用の受け皿がなくて、大失業時代に。
(=手術は成功、しかし患者は死んだというやつ。とにかく急転落する)
3.構造改革に成功し、経済再生の軌道に乗る。(=大成功だが…)
僕もかなりの悲観論者です。最後の3の可能性はかなり低いんじゃないかと見てます。
小泉さんの「骨太の改革」には、きめの細かい雇用対策があるように見えないんで。
もし改革完全成功の場合でも、終身雇用・年功序列などの従来の日本型雇用慣行は、
ほぼ間違いなく崩壊しているでしょう。
>最近の世相を見ていると、この人、ひょっとしてヒトラーじゃないかと思える事があります。
僕も似たようなことは考えることはあるんでして。
1930年代のドイツのナチズムの台頭ってのは、
不況や巨額の債務をかかえた社会の逼塞感・不安の中から
きわめてワイマール的(民主的)な手続きを経て
大衆の圧倒的支持をうけて出てきたものなのですよね。
ファッショってのは、専制でも上から押しつけられたのでもないんです。
昨今の不況と小泉人気のムードを見てると、なんかダブらないでもないんで。
まずい状況だからこそ、安易な手段に走らないように、リーダーではなくフォロワ
ーの側こそが、冷静に判断しないといけないんですけどね。
中国関連書籍のメルマガに『後漢書』の注釈書のお知らせがありました。
一部引用しますが、こんな感じでした。
>「『後漢書』の資料的価値は高く、従来から本文に正確な訓みを与え、高度な内容を持
>つ李賢の注を利用しやすい形に改めた注釈書の出現は早くより望まれていたが、このた
>び、吉川忠夫氏の長年にわたる周到な準備のもとに、訓読に一貫性と正確を期し、李賢
>注への補足と研究成果を盛り込んだ『後漢書』訓注本を刊行できることができた。それ
>だけでなく、正史を通読したい人のために、多くの個所に現代語訳が付され、懇切な注
>が加えられた。底本には王先謙の『後漢書集解』を用いた。もともと『続漢書』のもの
>である「志三十巻」は省いた。別巻として、人名索引・地名索引1冊を付す。」
>刊行予定は下記のとおり。
>
>『後漢書』(全10冊・別冊1)
>第1冊 本紀 一(巻一から巻五):2001年9月25日刊行予定 9,000円(税別)
>第2冊 本紀 二(巻六から巻十):2002年1月25日刊行予定 8,600円(税別)
>以後、半年に1冊刊行。
>吉川忠夫 訓注 A5判 上製函入 平均500頁 岩波書店
書店のパンフレットも読みましたが、嬉しいですねぇ。
永一さんならもうご存知だとは思うんですけど、やっぱり買います?
全巻買ったら10万円くらいの出費になるけど、全巻出版されるのに5年くらいかかるのかぁ。
これならなんとか買える…かな?(^^ゞ
>以下、小泉さんのくら〜い見通し。
小泉さんが「改革は必要!」と絶叫して支持されましたが、これは今やほとんどの国民の共通認識だと思います。
ただ、今迄彼ほど効果的、かつ解りやすく、明確に宣言した人はいませんでした。(マスコミの情報操作が介在するにしても)
しかも小泉さんは与党の総裁であり、現職の首相なのです。
日本経済が逼迫しているのは国民が肌で実感している事であり、「今すぐ何かをせねば!」と真剣に考えている人なら、
たとえ不安要素が見えていても、「このまま小泉さんにフリーハンドを与えよう」と思っても、無理からぬことでしょう。
しかし、永一さんもおっしゃる通り、『自民党』の特性を考えれば改革なんて出来やしないんです。
これから小泉さんの足を引っ張り、改革ももっともらしい名前を与えられるだけで骨抜きにされ、無駄に税金を費やすでしょう。
その時、小泉さんが抵抗勢力に見切りを付けて、自民党を割ってくれないかと期待しているんですけどね。
その時こそ、もう一度小泉新党を圧勝させて、本当のフリーハンドを小泉さんに与えてみたい気もするんです… が!
小泉さんにそこまでやる気があるのか、疑わしいものです。
「改革」も、結局は政権を取る為の方便という気もしますし、小泉さんの靖国神社参拝や平和憲法改正発言を始めとして、
最近の世相を見ていると、この人、ひょっとしてヒトラーじゃないかと思える事があります。(ま、極論…だと思いたいですが)
正直、小泉さんの改革は多分挫折か大失敗に終わるんじゃないかと思ってます。
改革の言い出しっぺは、大抵掛け声だけで終わりますから。
小泉さんの役割は、全国民に改革は必要だとはっきり認識させたところで終わってるんじゃないかという訳ですね。
で、その後第二第三の改革者が現れて、長く辛酸を舐めなければ、日本経済の復興は成るまいかと。
大体日本の借金が500兆円を超えてますからねー。単純に言って一人500万。
子供や老人に労働力が無い事を考えれば、一世帯の世帯主(サラリーマンのお父さん)が最低でも1500万の借金! ひょえーー
もし本当にそうなった時、第二第三の改革者が出現するまで、日本がもつでしょうか?
私は、アメリカ・ジャパン州になっていても不思議はないような気がします…。
…ずいぶん暗い話しになってしまいました。
私の個人的な妄言ですので、あまり真剣に受け取らないで下さいまし。
この前の書込みの時もあまり突っ込んだ話は掲示板では避けたいとおっしゃってましたし、これ以上の妄言は避けときます。
▽某中国史サイトで知ったことですが、
「キッズgoo」
http://kids.goo.ne.jp/index.html
で中国史サイトを検索して見てみると、大爆笑できます。
ルビ(振り仮名)の打ち方が面白すぎる〜。
ちなみにウチのサイトはなぜか知りませんが、コードに引っかかっている
らしく表示されません。そんなにアダルトなのかな?ウチって。
▽ナツメ社の図解雑学シリーズ面白いですね。
値段がお手頃ならもっと良いです。『三国志』も出てるし。
このシリーズの『宇宙論』とか読んでみました。
ふむふむホーキングの理論では、ビッグバンの特異点が存在しないのか〜
なんのこっちゃって感じですが。
そういえば超銀河団とかボイドとか、F.S.S.に出てきた気がするぞ。
>かっしいさま
>「ティアリングサーガ」が売れたから、「上納金」よこせというわけでしょうか?
あまりに露骨なパクリなので、てっきり任天堂の諒解済と思ってたんです
が。ファンもほとんど続作と見てたし。
権利関係の考えが甘かったエンターブレインも時機を逸した任天堂も、ど
ちらもあまり賢くないと思いますね。
パクリは良い、しかし盗作と見られてはいけない!でしょう。
>小泉以前には彼ほど声高に改革を掲げた政治家は見当たらなかったですし。
いや、あれは演出の結果でして。マスコミ操作もうまいってことかな。
完全にお株を奪われたかたちになってますね、野党−とくに民×党や×由党。
>>誰が抵抗勢力(守旧派)で、誰が改革勢力なのか?
>というのは選別しなければならなかったのですが
今回当選した自民党の新議員は、ほとんど抵抗勢力っしょ。(-_-;)
>靖国神社参拝を始めとして平和憲法の見直しとか、タカ派の本領を発揮し始めた
いや、小泉さんのボスの森さんとかもそうだったし、
現官房長官のお父上(福田元首相)とかもそうだったけど。
森派(旧福田派)の系譜ってそういう人多いんですよ。
まあああいう親米反アジアの風潮とか情緒的な旧軍懐古って危険ですね。
>各党の実行力を勘案すれば、自民党でもいいかって気にもなり
いや自民党の実行力ってのは、結局数の力(言い換えればタマとフダの力)
でしょう。別に野党が持っていない特殊能力を持っているわけではない。
もしかしたら官僚操縦能力なんてのが挙げられるかもしれないけれど、
むしろ政策立案から国会答弁にいたるまで官僚にオンブに抱っこしてきたの
が、自民党なわけで。
むしろキャリアからいえば官僚主導型(さらに悪くいえば開発独裁型)の政
治でよしとしてきた党ですから。
官僚や業界の既得権益と衝突するに違いない改革で、そういうキャリアが役
に立つとは思えません。
とにかく有権者としては、政治家のウラを見抜いた上で、キャリアより政策
で判断したほうがよいと思います。
って、選挙が終わってから言ってもしょーないけど。(^^;)
わたくし半分公務員なので、選挙期間中は下手なこと言えないのです。(爆)
暑さに弱くてバテバテのかっしぃです。
>▽任天堂がエンターブレインを訴えたらしいですね。
「ティアリングサーガ」が売れたから、「上納金」よこせというわけでしょうか?
こういう事は、時宜を得ていないと誤解される元ですね。
誤解じゃないかもしれませんが…。
>▽2000年度の中国考古学の十大発見は、〜
私もほとんど知りませぬ〜。
見れるものなら全部見てみたいですけどね。(^^)
>▽選挙行ってきました。
>いつに増してムード選挙だなあ。(-_-;)
でもま、小泉以前には彼ほど声高に改革を掲げた政治家は見当たらなかったですし。
野党の小泉批判だってあくまでアンチテーゼ以上のものを見出せないですし。
最近は改革の実行が引き伸ばされて騙されそうな雰囲気ですが、
今回の選挙結果は自然な成り行きという気もしますね。
ただ、今回の小泉支持はあくまで「改革」を掲げたからであって、小泉個人の支持なんですよねぇ。
それが「自民党支持」にすりかわりそうな勢いなのは要注意で、
>誰が抵抗勢力(守旧派)で、誰が改革勢力なのか?
というのは選別しなければならなかったのですが、誰彼かまわず当選したという塩梅ですね。
さいきんじゃぁ、靖国神社参拝を始めとして平和憲法の見直しとか、タカ派の本領を発揮し始めた
小泉さんですけど、このまま経済だけじゃなく余計なとこまで改革されてはたまりませんなぁ。
そんな懸念が頭に引っかかって、今回も自民党には投票しませんでしたが、かといって経済改革はやって欲しいんだよなぁ。
冷静に各党の実行力を勘案すれば、自民党でもいいかって気にもなり、今回は悩ましい選挙でした。
ちょっとブルーな気分の管理人です。
▽任天堂がエンターブレインを訴えたらしいですね。
「ティアリングサーガ」が「ファイヤーエムブレム」のパクリということで。
この問題解決してなかったのね、実は…。
発売前から分かってたことでしょうに、何を今さらって気が。
▽2000年度の中国考古学の十大発見は、「福建省三明万寿岩の旧石器遺
跡、江蘇省連雲港・藤花落の龍山文化期の遺跡、河南省新密古城寨の龍山文
化期の古城、広東省博羅横嶺山の先秦期の墓地、湖北省潜江龍湾の宮殿遺跡、
四川省成都の古蜀国の大型船棺と独木棺墓葬遺跡、山東省章丘洛荘の漢墓陪
葬坑と祭祀坑遺跡、南京鐘山の六朝壇類の建築遺跡、浙江省杭州の南宋期の
臨安府治遺跡、河南省宝豊清涼寺の汝官窯遺跡」なんだそうです。
うーん、ほとんど知らないなあ。
▽選挙行ってきました。
いつに増してムード選挙だなあ。(-_-;)
タレント追っかけのミーハー気分でも
バブル期同様で時流に乗って行け行けガンガンでも
後で悔いることにならなきゃいいけどさ。
「小泉改革、是か非か?
誰が抵抗勢力(守旧派)で、誰が改革勢力なのか?」
有権者の選択眼が問われましたが…。
結果はそのうち出るでしょう。
失われた十年に引き続き緩やかに滑落していくか、
急激な破滅(大失業・大不況時代)か、
それとも再生の軌道に乗るのか。
いらっしゃいませ<太白さま
>『中国妖姫伝』(講談社文庫)で、「株林の妖姫」という短篇
ありがとうございます。
駒田さんの本もそこそこ読んでるはずですが、恥ずかしながらこれは
知りませんでした。探してみます。
「夏姫夜話」の文章も、画竜点睛に欠ける状態で放置してまして…。
もとの論文形式の文章があったんですが、あまりに結論部が破綻して
いたので、そこをカットして前半も多少修正してWEB公開してみた
んです。
結局、結論部を再構築することなくそのままに…m(_ _)m。
中島敦はいいですね〜。
中国史ものを扱った作家の中で、いちばん文章が好きな作家です。
「李陵」とか「弟子」とか大好きです。
「妖氛録」は、原稿裏書きの死後発表作品(?)で、完成度としては
小説未満の評価ですけどね。
こちらでははじめまして。太白です。
「夏姫夜話」拝見させて頂きました。夏姫は、駒田信二がもう一つ、
『中国妖姫伝』(講談社文庫)で、「株林の妖姫」という短篇を書いて
ますよ(「関公の門前で大刀を用いる」かもしれませんが(^^;)。
ということでそれを読み返し、さらに中島敦のも読んだ。さらに勢いで
関係ないが「セトナ皇子」「無題」も読んだ(笑)。
小野不由美『十二国記』シリーズにまた新刊が出てましたねえ。
あのブランクはいったい何だったんだ?
>きいわこさま
日記コンテンツ…は、うちはたぶん無理でしょう。
掲示板日記化もまあ放言みたいなものでして。
日記と名のつくものが続いた試しがありません、自分。
もしやるなら「枕流亭々主毒々日記」にして、
正視に耐えないどす黒いルサンチマンを日夜つづったシロモノに
いたしましょう。^Z^Z^(^_^;)
ええとドクドクはさておき…
李世民はファンがいると思いますよ。
まあマイナーですが、小説が出るくらいですし。
『貞観政要』とかも中国より日本での評価が高いって話を聞いた
ような気がします。
某小説家(笑)も好きな歴史人物5人のうちのひとりに挙げてま
した。
ネット上では…、李世民嫌いの竇建徳ファンのサイトみっけ。
…あれ?嫌われてるのかな。(-_-;)
>POPskさんま
分からいでか〜。
こちらもごぶさたです。
元気そうでなにより。(^^)/
「大きな出来事」って、異動ね。頑張っ!
うちの職場でもドリキャスと心中してるやつ、結構いるよ。
僕はPS2持ってながら、いまだに宝の持ちぐされ状態。
PSのゲームしかやってないという。(^^;)
ゲーマーというにはほど遠いっ状態。
私ですよ、わかりますか?
職場の元同僚であり、現在は福祉関係でお仕事している者。
非常に久しいですわ。
私も人生での大きな出来事(結婚では無い(笑))がありまして。
それで暫くNETから手を引いていたのですが、なんとなく復帰。
旧友のところを来訪しては無礼をしているわけです。(笑)
さて、NAGAICHIさんとカブる趣味っていうと、、、、、
Gameですかな?
自分は沈み行くDCと共に沈んでます。Sonic万歳!!!
Gameから足を洗うのも近いかと。そんな感じ。
【私の近況は日記参照のこと】
こんばんは。きいわこです。
掲示板日記化も楽しそうですが、日記コンテンツを立ち上げてしまうのは、駄目ですか?
いえ、私は一時期、自分のサイトで掲示板を日記にしていました。
それなら、一層のこと日記コーナーを作ってしまえというわけですが、毎日は厳しいです……。
そうそう毎日、ネタになるできごとが起きるわけじゃありませんからねえ。
>『中国文明の歴史』
まもなく、永一さんに追い抜かれそうです。私は、5巻の隋唐時代を読んでおりますが、
李世民ががんばっているところで、中断しております。
今のところ、李世民さんはそれほど好きでもなく、嫌いでもないというところです。
ワーカーホリックは嫌いじゃありませんが、あまりに成功した王者というと
かえって、興味が湧かないみたいです。
私が、どちらかというと悲劇の人物に惹かれるのは、日本人の判官贔屓体質によるのでしょうか?
特に、一般的に嫌われ者というと、かえって好きになったりして。
玄武門のイメージがどうも払拭できません。政治の権化みたいな感じですね、彼は……。
もう少し人間味のあるエピソードを知ると、李世民に親しみ感じるかもしれません。
掲示板の話の流れとぜんぜん関係ないはなし…
掲示板を管理人の日記と化すことはよいのやら悪いのやら?
「ティアサガ」熱もかなり冷めてきたので、再び積ん読本の消化にかかりました。
中公『中国文明の歴史』は職場で読んでることもあって、ちっとも進んでません。
よーやく4巻魏晋南北朝に突入〜。三国がらみでも知らないことけっこうあるなあ
とつくづく。
ロバート・ジョーダン<時の車輪>シリーズ(ハヤカワ)が第5部に突入。
いやあ、面白くなってきてます。アル=ソア×アビエンダのからみやペリン×ファ
ーイールのカップルとかがほほえましくてなんともいえません。敵役のランフィア
君もイカレてて好きです。
歴史や文化人類学やジェンダー論っぽい要素も巧妙に織り込まれていて、通り一遍
のファンタジーじゃないです。
重厚なファンタジーを読む体力がある人にはオススメの作品です。
某所で話題になっていた『週刊朝日百科・世界の文学』の中国シリーズはたしかに
良いです。思わず560円払って7/15号の「史記 資治 通鑑春秋…」買ってしまいま
した。40ページ足らずの本でなにゆえここまで濃ゆいのか不思議ですが。
>李小狼さま
ええと議論を呼びそうな話題ですが、僕の愚見をふたつに分けて
述べようと思います。
◎マスコミの報道について
別に歴史教科書問題に限りませんけど、マスコミが公平中立の立
場であるなんて現実にありえないし、また理想だとも僕は思って
いません。
そもそも公正中立の立場ってなんでしょう?
中道の立場という意味ではないでしょうし、平均的世論の立場で
もないでしょう。
民主主義なんか歴史を遡れば200年くらい前には過激な危険思
想です。では200年前に公正中立の立場を取ろうとすると、民
主主義の弾圧に加担しなければならないのでしょうか?(^^;)
僕は公正中立なんて放送法の建前はともかく、マスコミは社論を
前面に出して構わないと思いますよ。(実際そうなってるし)
フジ・サンケイグループの社論と朝日系列の社論が対極にあるな
んてことは、いい年した大人は大抵知ってます。
どちらかの社論がもう一方を封殺するような事態になったら危険
ですけど、相互批判の危うい均衡の上で侃々諤々やるのは、むし
ろ民主主義の健全性を示すものだと思います。
民主主義の総本山?アメリカでも、大統領選挙なんかで、マスコ
ミ各社がブッシュ支持・ゴア支持と打ち出すでしょう?あそこま
で行かなくてもいいですが、ある程度やってもいいと思いますよ。
◎歴史教科書について
僕は本屋で、扶桑社の歴史教科書市販本も、いくつかある批判本
もパラパラと見ました。
僕の正直な感想は、「とうとう神武天皇が歴史教科書に出るよう
になったか…」というため息でした。
僕はあの扶桑社教科書を「新しい」とは全然思えませんでした。
皇国史観という古い酒を味を薄めて新しい革袋に詰めただけです。
正確な引用ではないかも知れませんが、(記憶だのみ)
「歴史を知るということは事実を知るということではない」とか
いう前書きにまずズッコケますし。
神話・天皇がらみの記述のバランスの悪さは言うまでもなく。
「将軍家斉に妾が×人」とか「与謝野晶子は反戦詩人ではなかっ
た」とかお口あんぐりな記述がけっこうありました。
古代史・近代史がらみで、韓国・中国が怒るのも無理ないだろう
ってのもいくつかありました。逆の立場だったら日本の論壇も沸
騰してるでしょうね。
ええと反対意見が中心になりましたが、他意はありませんので、
遠慮なくご批判ください。
>石野陽虎さま
文字鏡(無料版)のGIFフォントは24ドットと96ドットのふた
つですからねえ。たしかにWEBでは使いにくいです。
WINDOWS3.1以前を現在使っておられる人は、かなり少
ないとは思いますけど、少数派だから無視していいのかって話も
ありますしね。頭が痛いです。
コラム読ませていただき、すぐ書き込もうと思っていたのですが、
遅くなってしまいました。
列挙されている人名、ああ、あれも出なかった、あれも苦労したって
人名ばかりですから、魅力的ですねえ。
私、文字鏡は、そこだけでかくなったりするのがあまり好きで
ないので、このユニコードタグというのは、魅力感じます。
しかし、文字化けは大変だしなあ。3.1て、まだだいぶ使っておられるの
かなあ?
今日のニュースステーションを見たら話題の(?)教科書問題を特集にしてたので
見たものの少々「?」でした。
建前論とはいえメディアの役割は公平中立の立場をとらなければならないのに
あの内容は中国・韓国側の立場&反「新しい歴史教科書」でしたね。
まぁこのことは今に始まった事ではないから、あれこれ言うことではないですけど・・・。
ちなみに誰か市販された「新しい歴史教科書」読みました?
ちょこっと立読みしたのですけど今まで学んできた歴史の教科書とは違います。
確かに中国や韓国が批判したり修正を求めてくる内容です(←マスコミの影響?)
しかし読んでみると非常に説得力があり「なるほど」と納得したのも事実です。
別に擁護している訳ではないですけど読む価値はあります。
メディアに登場する人は、この教科書を一通り読んでから批判されてはどうでしょう。
一番困るのは教科書を直接使って学ぶ子供達なのだから
リンク一件追加予定です。(作業これから)
あっつ〜〜夏本番ですね。
風邪気味バテ気味で、のどの調子がおかしいのに、
昨晩はビール飲んでカラオケで熱唱してたりしてたりして…
ああ風邪直る前に、市営Pに泳ぎにも行きたいなあとか。(爆)
>門田鳳雛さま
たしかにインターネット・エクスプローラでは出ない字がありますね。
ユニコードに定義されているのに出ない字が。
どういう理由でかは知りませんけど。
うちの人物事典はすでに併用を決めてます。
対応は遅々として進みませんが。
>どの文字でも「(コード番号4桁);」でよいのだと
>思います。たぶん。
確認致しました。この方法で大丈夫です。
ただ、ブラウザによっては出ない場合があるんですね。
龎([厂龍])などは、ネスケの6では読めますが、
I.E.の5.0では表示されません。
やはり、GIFとの併用も考えた方がよいのかもしれませんね。
>門田鳳雛さま
そういえば、ATOKの文字パレットで、ユニコードの16進コード
番号が拾えるのでしたね。僕もATOKユーザーでありながら今ごろ
気づきました。(爆)
たとえば「孫臏」の「臏」を出す場合、文字パレット
で16進の「81cf」というコード番号が見つかりますから、
「孫臏」と打つと、16進タグの出来上がりです。
どの文字でも「&#x(コード番号4桁);」でよいのだと
思います。たぶん。
コラムのコーナーで勉強させていただきました。いやぁ、私の様な初心者にでも判りやすく
書いていただいているので、為になりますね。
私の場合、ATOKのパレットからユニコードのコードを拾い出す方法を採りたいのですが
実はここのコードは16進数なんです。&#(10進数)で文字が出るのは判りましたが
16進数のコードで出力する場合は、どうやるのでしょうか?
昨日は雷と大雨が凄かったですねえ。
コラムのコーナーを勢いで作ってみました。
今のとこ、内容がないようですけどね。(^_^;)
>門田鳳雛さま
>なるほど、結構簡単にユニコードタグが使えるのですね。
理屈は簡単なんですけどね。
肝腎の漢字を見つけるのに、骨が折れたりとか…。(-_-;)
なるほど、結構簡単にユニコードタグが使えるのですね。
今度の更新の時に、さっそく使ってみるとしましょう。(って何時になるのだろう)
「今昔文字鏡」は、私も無料版を使っています。本当は製品版が欲しいのだけど、お金が・・・(苦笑)
みなさんありがとうございます。
こんなに早くアクセスカウンターが回ってるのも、みなさんのおかげ
です。(T_T)
政治屋的感謝行脚モードの管理人でした。m(_ _)m
>石野陽虎さま
人物事典もときおり大ミスが発覚して顔面蒼白になりつつ修正して
たりしますが、秘かに姑息に乗り切ってここまできました。これま
でどおり…じゃなかった、これまで以上に調べて正確を期しつつ増
補していきたいと思います。長い目で見てやって下さい。
僕は、石野さんのとこの「なん中華」のコーナーがうらやましいで
す。僕も中国史コラムが書きたいなあとか、最近ぼんやり考えてま
す。ただ調査力と文章力とモチベーションとヒマさえあれば…なあ
と。つくづく…どうなりますか(爆)。
>miuさま
はじめまして…ですよね。(最近記憶力に自信のない管理人です)
井上靖『天平の甍』は、十年くらい前に読んだような気がしますが、
ほとんど記憶にないです。遣唐使がらみのお話でしたっけ?
本題についてですが、申し訳ありません。管理人はお役に立てませ
ん。
「600字程度」と指定されているところを見ると、学校の宿題か
なにかでしょうか?
もしうちの掲示板を見て下さるかたの中からお答えがなければ、ご
自分で新潮文庫の本を購入なさるなり、図書館で借りるなりしてお
読みになって下さい。そのほうが早いと存じます。m(_ _)m
>門田鳳雛さま
ユニコードタグは、
たとえば斉孫子を指す「孫臏」を出すのに
「孫臏」(註:本当は英数記号部分は半角)
とHTML文書の中で打つような形式のものです。
僕は「今昔文字鏡」(無料版)のソフトを使ってこのタグを打って
います。詳しくは
http://www.mojikyo.org
を参照して下さい。
無料版でない製品版のほうが文字の検索は楽らしいのですが、お金
がないので無料版を使ってます。
>きいわこさま
秋里和国『龍の黄河』
鯀がいい人?舜が渋いおじさん顔だけど悪役?
いや、想像するとますます面白そうです。
機会があったら読みます。たぶん単行本が出るころには。
ちょっと遅れましたが、20000アクセス、おめでとうございます。
事典の充実もさることながら、掲示板もいつも楽しみにしています。
私も少しは見習わねばと、いつも思っています。思っているだけだから、進まないんですね。
ユニコード導入ということで、ページを見ました。おお! あの字もあの字もちゃんと漢字ででるのねと、感動(大げさ)しております。
>マンガ『龍の黄河』
コミックス化は、ずっと先になると思います。
舜の出番は一瞬です。顔は渋くてカッコいいおじさんです。
でも、いい人の鯀を治水工事の怠慢で処罰するから、やっぱり悪役かな?
夏王朝誕生のいきさつがメインテーマのようです。
おめでとうございます&ご無沙汰しております。
2年3ヶ月でのご達成ですか、早いですねぇ。うちのHPだとどのくらい
掛かるのか見当も付きません(笑)
今後とも、人物事典の充実など、頑張ってくださいね。陰ながら応援しております。
そういえば、人物事典のユニコードタグ導入ってどのようにすれば良いのでしょうか
私の方も第二水準外の漢字のHP上での表記には頭を痛めている所で
GIF画像の張り付けも綺麗に行かないので、もしユニコードが使えるのであれば導入してみたいです。
HTML言語にありましたっけ?(勉強不足かも)
この場をお借りして教えて頂きたいことがあります。
井上靖著「天平の甍」のあらすじを600字程度で
教えてください!!!お願いします。
めちゃめちゃご無沙汰(ず〜とず〜〜っと昔に、旅行記の感想とかを
書かせてもらったような?)の石野です。
2万アクセス、おめでとうございます♪
「素人中国史愛好サイト」というスタンスが私とも共通していて、
これからも末永くがんばっていただきたいとお願いいたします。
(史伝掲示板とかのレベルを見ていると、私の方は「ど」素人
愛好サイトだな、と思うのですが)
人物事典、重宝させてもらってます。もう、日本有数の事典になってると
思いますが、今後もますます充実させていってくださいませ。
2年3カ月で2萬ツモ・ロン…じゃなくて2万アクセス。
開設当初は予想もしなかったハイペースです。
ウチも捨てたもんじゃないなあ。(自画自賛中)
これを機に…というわけではないんですが、
人物事典にユニコードタグを導入してみました。
ベースは今までどおりS−JISですが、コード外の漢字を
ユニコード漢字に、それでも出なかったらGIF画像の2段
がまえにしました。
註が多いとうざったい(見た目も悪い)ですし、なにより作
者自身の省力化のためだったりします。
ユニコードの評判も昔ほど悪くはないみたいですし。
環境によっては文字化けする可能性はありますが…
勘弁して下さい。
ティアリングサーガ、Map25で詰まってしまいました。
リュナン編のユニットが育たなすぎで、コンドル軍団にやら
れまくりで…困った。
ホームズ編のほうが快調ですね。
主人公としてもホームズ・カトリ(シゲン)組のほうが感情
移入しやすいし、
ユニで武器を盗みまくるのがとっても快感です。(汗;)
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