>どうしても長いレスになりますね。ケ・セラ・セラ。
ゆっくり気長にやりましょう。
>鮑叔牙とセットでお買い得ですね。
権力の渦中にあってなお変わることの無い友情というのは珍しいですよね。
お互いが相手の存在によってよりその名を高めていると言えるでしょう。
>>馮驩
>シブイところを挙げますねえ。
でしょう?
この時代といえば管仲と並んでこの人の名前が浮かぶくらい好きですね。
いきなりやってきて「飯を食わせろ」と言われて、その通りにしてくれた孟嘗君あっての活躍なんですけど、
報いたところは受けた恩の何倍にもなるでしょう。
それでいて話すことはドライな感じで、でもでも行動には優しさがあり…。
このあたり私のツボのようです。
>「趙氏孤児」の趙武は、元曲や京劇の題材になっただけでなくて、
>フランスまで伝わってヴォルテールが戯曲を書いたそうですね。
マジッスか? そりゃ私もビビリました。
でもま、物語の泣かせどころは洋の東西でもあまり変わらないのでしょうね。
>戦国時代には、儒家とならぶ盛名を誇っていたらしいです。
孟子は、「世の中、墨テキと楊朱の論説ばかりが流行って誰も俺の話を聞きやしねぇ」
とボヤいてますね。漢代に入るまでは儒家はさっぱりだったと私は思ってます。
>太公望も脚色されて物語化された部分はかなり知られてますけど、
>史実では大したことは分かってないですよね。
『古代中国』だったかで、周の武王が商の紂王を討った時の論功行賞で彼の名前が出てこないなんて書かれてませんでしたっけ。
で、彼の実像を私なりに想像してみたんですけど、
商の紂王は晩年に東方の人方の討伐にかかりきりだったっていうじゃないですか。
で、周が商に勝った後だって、人方って存在していてしかも周に脅威だったんじゃないかと思うんですよ。
で、もう一つ。周はその発展段階において、臣下に周辺領土を切り取らせて、獲得した土地に封建していたんですよね?
で、人方を討伐してその土地に封建されたのが彼じゃないかと想像したんですよ。
本を読んでな〜んとなく想像しただけですけどね。
そういう想像している内に好きになっちゃったのです。
>いや以前から、楽毅は諸葛孔明が尊敬した人として一部の世界で有名
>でありましたか…。(^^;)
実は私も楽毅の名前を初めて知ったのは、平凡社の『三国志演義』の注でしたから。(^^;)
さて、最後に贔屓ってほどじゃないけど名前を出さないのは惜しいかなって人を数名。
鄭の子産・秦の王セン・秦の商殃・楚の屈原・高ゼン離(ケイカの友人)
てなとこでしょうか。
永一さんの方で漏れが無ければ、次に行きましょうか?
>かっしいさま
どうしても長いレスになりますね。ケ・セラ・セラ。
>まずは先に挙げた管仲。
鮑叔牙とセットでお買い得ですね。
管仲が小白の知遇をえる前のエピソードはいささか情けないですが、
むしろこの話を管仲じしんが流布しているように見えますし。
「天下の人々は管仲の賢明さをたたえるよりも、鮑叔がよく人を知る
明があったことをたたえる」(岩波訳史記)
って、黒子に徹してくれた鮑叔への恩返しとして、管仲じしんが望ん
で世論工作したのかなとも思えます。
とにかく庶民感覚がある政治家だし、なによりいい友人をもった人だ
と思います。
>次は馮驩(フウカン・孟嘗君の食客)です。
シブイところは挙げますねえ。
剣をたたいて歌う話はなかなかユーモラスだし、
借金の証文を焼き捨てたり、秦斉の間を説いてまわったり、
なかなか芸が細かいところを見せてくれます。(^^)
>私は趙武の方が好きですねぇ。
趙盾は汚名を甘受したところが好きなんで。
権力者の圧迫に対して筆を曲げなかった不羈な史家に対して
愚者の役を振り当てられてしまった趙盾ですけど、
趙盾にも言い訳する名分がありながら、それを渋々ながら呑みこんで
しまっているところが、好きなんですよ。
2人殺さないと分からない崔杼との違いを感じます。
ひねくれてるかな?でも孔子サマも似たこと言ってた気がする。
「趙氏孤児」の趙武は、元曲や京劇の題材になっただけでなくて、
フランスまで伝わってヴォルテールが戯曲を書いたそうですね。
中公『中国文明の歴史2』を読んでビビリました。
>諸子百家の中では断然墨子です。
いいですよね。行動する非戦主義集団。(^^;)
あまりにストイックな戒律を持っていたために、秦漢代には衰えて消
滅してしまいましたが。戦国時代には、儒家とならぶ盛名を誇ってい
たらしいです。
この学派が後代に残っていたら、中国史はどういう展開をみせていた
のか?興味津々なところでありやす。
墨子の次は、僕は荘子に行っちゃうんで。孟子は興味あるんですが、
手をつけてないので。
>姜子牙は好きですね。
太公望も脚色されて物語化された部分はかなり知られてますけど、
史実では大したことは分かってないですよね。
西周以前は、伝説と史実とが入り交じってるから、下手に歴史人物と
しての思い入れができないのかも。歴史物語としてもいろいろ未消化
な部分が多いですし。
>他に贔屓の人物と言えば、越のハンレイ・晋の士会・燕の楽毅あたりですね。
范蠡は西施とともに謎が多い人物ですよね。
越王勾践に仕えた范蠡と、斉の宰相となった鴟夷子皮と、商人として
成功した陶朱公と、複数の人物の伝記が混ざってるんじゃないかとも
言われます。実在すら怪しいとも。
范蠡が利用した西施も、悲劇の死を遂げたのか?それとも范蠡と連れ
添ったのか?いやそもそも実在しないのか?
士会や楽毅は、宮城谷さんが書いて有名になりましたね。
いや以前から、楽毅は諸葛孔明が尊敬した人として一部の世界で有名
でありましたか…。(^^;)
前回の続きです。
他に贔屓の人物と言えば、越のハンレイ・晋の士会・燕の楽毅あたりですね。
ハンレイは冷めたリアリストなんですけど、主君を裏切っているわけではないし、
越王のもとで苦しみを共にしながら成功後の報酬を期待しなかったあたり、ただ単に利を貪る人ではないなと感心します。
楽毅は多国籍軍を率いて見事に斉に勝っているあたり、凄まじい統率力だなと感心しました。
趙に亡命したあとの書簡も、読んでみて一々もっともだと思いましたし。
孫ピンも嫌いじゃないですが、私には今ひとつですねぇ。復讐譚としてはキレイな話なんですけどね。
徳間書店の『孫ピン兵法』を買って読んだんですけど、孫武の著作とはちょっと差があるような気がします。
私としては、兵法家の中では呉起の方が評価が上でしょうか。
でも呉起は出世のために奥さん殺してるのちょっとアレですね。友達にはしたくないタイプです。
>ちなみにこの時代で最も嫌いなキャラは、縦横家の張儀です。
あー、わかりますよ。(^^)
アクが強すぎるんですよねぇ、この人。
彼だけをみればサクセスストーリーとして楽しめるのかもしれませんけど、
有り余る才能を自分の為にしか使っていないようなところは逆に感心してしまいます。
他にもポイントの高い人は結構いるんですけど、贔屓の人物だとこのくらうでしょうかね。
>永一さん
>中国史上人物の品定め
おおっ、乗って頂いて嬉しいです。
ま、吟味と言っても素人の放言ということで、サラッといきましょう。(^^)
さて、ではとりあえず私の御贔屓キャラを。まずは先に挙げた管仲。
「倉廩実りて礼節を知り、衣食足りて栄辱を知る」
がやっぱりシビレますねぇ。個人はともかく、大衆が相手ならこれをわきまえてないとまともな政治はできないと思います。
『管子』はその大半が管仲本人の著作ではないとされてますが、彼の思想を多く反映した書物だと思いますし、読んでいて
頷く部分が多いですね。それにしても、『史記』の列伝はちょっと短いですね。司馬遷は「著作が世に流布してるから、
逸事のみ論じた」としてますが、ちょっと残念。
次は馮驩(フウカン・孟嘗君の食客)です。
『史記』と『戦国策』とで内容に差異があって、他の列伝にもあまり見かけない人なのでいまいち実在が疑わしかったり
するのですが、『史記』で描かれる人物像には惹かれますね。食客が去って怒る孟嘗君に、市に例えて諭す言葉はなかな
か含蓄の深いものがあります。
永一さんは趙盾を挙げられましたが、私は趙武の方が好きですねぇ。というか「趙氏孤児」の話が好きなんですが。
宮城谷昌光氏の『孟夏の太陽』の短編『月下の彦士』は、本気で目頭が熱くなりましたし。
諸子百家の中では断然墨子です。ただの理想家ではなく、それを目指して実践していた点がポイント高いです。
同じ時代に生まれていたら、何もかも捨てて弟子入りしたいくらいに尊敬してます。ホントにそうなったら、
三日と持たずに逃げ出すでしょうけど。
次にくるのは韓非と荀子でしょうか。その次に孔子。孔子は以前は嫌いだったのですが、『論語』を読んで
からイメージがガラッと変わって好きになりましたね。儒教のイメージとはちょっと違う気がしました。
儒教のイメージがしっくりくるのが孟子でしょうか。この人は嫌いですねぇ。ヒステリックな感じがして。
あとは楊朱なんか興味ありますけど、この人は著作がないのが残念。
西周より以前は資料が少ないせいか、あんまり思い入れの深い人がいないのですが、姜子牙は好きですね。
封神演義のイメージが先行してて、いまいち実像がはっきりしなかったりするんですけどね。
>鄭問『東周英雄伝』
これは私も持ってますよ。独特の絵が味わい深いです。
って、思いつくままに書いてると全然サラッといきませんねぇ。
「中国史上人物の品定め(1)〜東周(春秋戦国)以前篇」は次回も引っ張ることにして、
今日はここまでにします。
>李小狼さま
中南海のことも中華料理のことも詳しくないもので。
「養源齋」ですか…、初耳ですが高級そうですね。
http://ns.3itech.co.jp/i/chinzansou/yougensai.htm
#高級中華料理といえば、北京鴨をもう一度食べたい管理人です。
「封禅の祭器」についての新聞記事では、新の王莽が封禅を行おうとした
ときのもの(実際には使用されなかった)のように書いてました。
ネットで捜しても関連記事がみつからないですね。
http://news.searchina.ne.jp/2001/0103/general_0103_001.shtml
のようなやや古い記事は見つけましたが、「祭器」発見についてはなし。
#『史記』の封禅書もマトモに読んでない管理人が、何を気にしてるやら。
今回のネタは歴史でも政治でもなくメシの話です(笑)
北京に釣魚台国賓館という各国のVIPを迎える施設(日本だと迎賓館かな)は
知っていますか?
その中に「養源齋」という中国料理のレストランがあるのですが、海外出店第一号と
して東京のフォーシーズンズホテル椿山荘東京というホテルにあるそうです。
料理人も釣魚台で経験を積んだ人というので、まさしくVIPと同じ食事が楽しめる
そうです。もっとも金額もVIPクラス(笑)だそうですけど・・・
ラーメンもいいけどフカヒレもいいね(爆)
チョットしたネタでした
「封禅の祭器」って何でしょうね?
確かに数日前の新聞に載ってましたけど、よく分かりません(爆)
昨日だったか一昨日だったかの新聞の国際面に、封禅の祭器が発掘されたような
ニュースがあったんですが、ネット上を捜しても見つかりませんでした。
どなたか何かご存じありません?
>かっしいさま
>多分、文字を刻まれた石碑なり何なりが出土して、自分達を「夏」と名乗ってる内容であれば
>完璧なのでしょう。
完璧すぎますねえ。(^^;)
多分そこまでのものは出ないでしょうけど。
>ああいう、滅び行く姿というのは、とりわけ日本人の心には響きやすいかもしれません。
判官贔屓ですねえ。義経、平家、太平記、甲陽、真田、忠臣蔵、新撰組、…。
中国人も三国志や水滸や屈原、岳飛が好きみたいですから
日本人だけではないかもしれませんけど。
>私も贔屓の人物は沢山いるので苦しいのですが、敢えて挙げれば管仲・柴栄・林則徐あたり
>ですか…。
名相・名君・悲劇の硬骨人の3人ですか。
「倉廩実りて礼節を知り、衣食足りて栄辱を知る」という管仲の言葉は、
僕も大好きですね。
>各時代毎に区切って、思い付く限り列挙してみるというのは?
それはたいへんな企画になりますよ。(^^)
人物を列挙するだけなら楽ですが、吟味を加えたらすごいことになるかも。
雨夜の品定めならぬ中国史上人物の品定め。
そうですね。時代を区切るということで。
まず、参加しやすそうな古代からどうでしょう。
題して「中国史上人物の品定め(1)〜東周(春秋戦国)以前篇」
まず管理人の贔屓の人物としては…、
秦の穆公・趙盾・子路・墨子・孫臏・楽毅・藺相如を挙げます。
変なラインナップになってしまいました。
鄭問『東周英雄伝』とか中島敦とか、昔読んだものの影響が如実に出てますね。
西周以前の人物がひとりもいないなあ。(-_-;)
自分でも意外ですが、晋文公重耳とか伍子胥とかを除いてしまいました。
話としては面白いけど、個人的な応報精神が強すぎてついていけないのかなあ。
以下、蛇足として。
宋の襄公と恵施を挙げときます。
理由はなんとなくお間抜けだから。
『荘子』に出てくる恵施(恵子)はユーモラスです。
実像はどうだったか分からないですが。
宋襄の仁の襄公は、あまり笑えないですけど。
ちなみにこの時代で最も嫌いなキャラは、縦横家の張儀です。
ファンのかたがおられたらごめんなさい。
こんばんわ、かっしぃです。
ちょっと仕事が楽になってきたので、ちょっとだけお邪魔します。
>昨夜は劇的な幕切れだったようですね、大阪近鉄。
ロッテファンは来年に捲土重来を期するのであります!
>夏王朝
>どの程度のことが分かれば、夏王朝といえるかってのがありますね。
多分、文字を刻まれた石碑なり何なりが出土して、自分達を「夏」と名乗ってる内容であれば完璧なのでしょう。
あとは、司馬遷の記述する出来事や建造物などが確かに起こった・存在したといえるものが見つかった場合でしょうか。
この場合は、中身が一致していれば自称は必ずしも「夏」である必要はないでしょうね。
商にしたって、司馬遷の記述と硬骨分の記述がほとんど一致したからその存在が認められたわけですし、
殷と商みたいに他称と自称が違いましたし。
結局今解っているのは、
1.商より前にも(規模はともかく)国家的な文化圏があった。
2.しかもそれは一つではなく、巴蜀や長江流域を含めて複数が併存した。
ってとこでしょうか。
>最近のアメリカ
結局、証拠が明示されない限りあの報復行動は正当化できません。
あの大統領は、ほとんど西部劇の保安官のようなノリです。
先行き暗いなぁ…。
>太平天国
>思わずシンパシーを感じてしまうのですよね。
ああいう、滅び行く姿というのは、とりわけ日本人の心には響きやすいかもしれません。
もっとも、李鴻章が太平天国の降将を殺したから最後がより悲劇的になった部分もありますが。
陳さんの小説は、私的には架空人物の脇役が煩くてイマイチでした。読みやすくはあったんですけどね。
さっき華伝掲示板を覗きまして…
>答えに困るので、最近は司馬遷・曹操・李白の3人を挙げてます。
なるほど、敢えて挙げればその3人ですか。司馬遷と李白が挙がるあたり、永一さんらしい気がします。(^.^)
私も贔屓の人物は沢山いるので苦しいのですが、敢えて挙げれば管仲・柴栄・林則徐あたりですか…。
でも他にも挙げておきたい人物がいっぱい…。
いっそのことどうでしょう、各時代毎に区切って、思い付く限り列挙してみるというのは?
で、一人ずつ俎上に載せてゆっくり吟味しませんか?
昨夜は劇的な幕切れだったようですね、大阪近鉄。
>きいわこさま
>夏王朝については、あったらいいな〜
どの程度のことが分かれば、夏王朝といえるかってのがありますね。
都市文明や国家があればいいのなら、今の発掘成果でも国といえるも
のはあったと言ってもいいですよね。
文字資料がないし、領域的規模や時代的変遷が分からないので「夏」
と呼んでよいのかどうかってことですか。
いずれにせよ、『史記』夏本紀に書かれたとおりのことがあったと思
えないし、一系統の世襲制の王朝が470年も続いたとは考えにくいで
すけど、目の黒いうちに何らかの発見があることを僕も期待してます。
>殷が世襲制ではないというのは、わりとメジャーな説なのでしょうか。
講談社学術文庫の『古代中国』でも王系の混乱のことが書かれてますね。
世襲制でないというより多系的だったのでしょうけど。
甲骨文の解析(よく知らないですけど)の結果、今はメジャーなのでし
ょう。
>と学会本の第一作は、爆笑と同時に耳に痛かったものです。
と学会系の本は、僕も5冊くらい読んでますけど、笑って読んでいながら、
実は笑えないなあと思うことしきりなんですよ。
10代くらいのころ、結構まともに受け取ってたオカルト本とか予言本と
かあったなあ...と。まったく他人事じゃないです。
連休の最後に徳島の大歩危・小歩危峡に行ってました。
川下りしたりとか、腰低くかずら橋渡ったりとかして。
平和ボケできるのが、何やかや言って一番幸せです。
↓のほうで僕の書き込みとして「戦術核...」とか書きましたが、
どうやら誤報だったようですね。
少なくとも米当局者は否定している話だそうで。
不確かな情報に安易に飛びついて書きましてすみません。m(_ _)m
>かっしいさま
管理人も気力が乏しいときはあるんで、気にしないで下さい。
気が向いたときに書いてくださったので、充分ありがたいです。
>アメリカが勝手に吠えている感じで、確かな証拠が挙がってないじゃないですか。
そうですね。実行犯の名前は挙がっているようですが、背景は今のとこ
確かでないです。罪刑法定主義の原則からいえば、ラディン氏は容疑者
であっても犯人とはまだ言えないです。法廷での結論が出てないのに、
犯人扱いするのはたしかに民主主義の精神に反してます。
猛省すべきは管理人の軽筆ですね…。
>我が国が自衛隊派遣とは何をトチ狂っているやら…。
同感です。いつから自衛隊の任務に他国の戦争のお手伝いってのが
できたんでしょうか?
i).自衛、ii).治安出動、iii).災害救援、iv).PKOしかなかった
と思ったのですが…。
これから作る気なのかな。オイオイやめとくれ、小泉さん。歯止めが
利かなくなるし。
>世界各国が全てアメリカの一州となるのが正義だと信じているのではと疑ってしまいます。
米国につくか、テロ側につくか、の二項対立で語られてしまうとなあ...。
Infinite Justiceってネーミングも、なんか引いてしまうものがあるし。
>いまも謂れ無き風習が続いているのは、嘆かわしい限りです。
2chとか見てると、時々絶望的な気分になりますけど。
でも、人の理性というものを信じたいんだけどなあ。
>文字があったのは間違いないと思うんですけど、文字を書いたのが布とか木とかだから残っ
>てないんじゃないかと。
二里頭クラスの都市文明があれば、文字があるってのが自然ですよね。
石に刻んだものがあると信じたい。
>「ハサウェイ」は結構強烈でした。
これは確か読みました。かなりむか〜しの話ですけど。
ラスト、ブラ×トとすれ違いになるような形でハ×ウェイが連邦に処刑さ
れてしまうんでしたっけ?
話作りすぎてますよね。
>江北大営や江南大営をめぐっての攻防は、この本の概説だけで興奮してきました。
太平天国の度しがたい部分ってのを含めて冷静に書いてるんですけど、
李秀成ほかの人物の奮闘を見てると、悲劇として再構成されてきて、
思わずシンパシーを感じてしまうのですよね。
これは小説にしてもいい題材です。陳舜臣さん以外にいないのかな?
こんばんは。きいわこです。
遅くなりましたが、更新された夏王朝のお話、読みました。
諸説ある年代を横に並べると、わかりやすいです。
夏王朝については、あったらいいな〜そのうち決定的な遺物が(やはり文字ですか?)
でてくると楽しいな〜と、無責任に思っております。
話は変わりますが、殷が世襲制ではないというのは、わりとメジャーな説なのでしょうか。
解説書によると(講談社のビジュアル世界の歴史、中央公論社世界の歴史など)
10の部族があり、その部族のリーダーが交代したという話です。
解説が込み入っているので、私が誤解しているかもしれませんが、
もしそうなら、部族連合の殷と世襲制の周では、体制がガラッと変わるわけで気になります。
>トンデモ本
私はトンデモに引っかかりやすい性質です。
ファミコンで超能力を鍛えようとし、かなり怪しい超古代史の本にはまったり
アインシュタインは間違ってる本を読んでコケたり(さすがに、おかしさに気づいた)
苦い前科の持ち主です。
なので、と学会本の第一作は、爆笑と同時に耳に痛かったものです。
アインシュタインは間違ってる本の著者達は、「私たちは相対性理論を理解したいのだ」と書いています。
ある意味、健気で真面目な人たちだと妙に感動しました。
真面目なら間違ってもいいとはいいませんが、そこまでわからないなら、諦めればいいのに、諦めてないわけです。変な本を出すのは問題でしょうが。
私自身、現代科学が理解できず挫折した人間なので、他人とは思えません。
すっかりご無沙汰してしまって申し訳ないです。
前回書込んでから仕事が異常に忙しくて、ここをチェックしてはいたのですけど、書込む気力が沸きませんでした。
今も仕事はピークが続いており、来月にならないと落ち着かないのですが、とりあえず書けるとこまで。
亀レス、孫レスはご容赦のほどを。
>今回の同時多発テロはイスラム原理主義過激派の犯行という見方で
>固まってきたみたいですね。
これもどうなんでしょうねぇ。詳細は省きますが、アメリカが勝手に吠えている感じで、確かな証拠が挙がってないじゃないですか。
アメリカの派兵は結局「大義名分」が有耶無耶なまま先走っています。
中国やロシアを初めとして、他国は兵力派遣に慎重になってきていますが、我が国が自衛隊派遣とは何をトチ狂っているやら…。
結局前記の二国あたりに、頃合いで調停してもらうしかなさそうです。
…最近のアメリカの動向を見ていると、世界各国が全てアメリカの一州となるのが正義だと信じているのではと疑ってしまいます。
こうなってくると、ラディン氏が「俺は正当防衛だ」って強弁しても筋は通っているように思えますな。
…いやな想像をしてしまいました。もしこのまま開戦して、戦争が長引いた時のわれらが首相の台詞。
「激増する失業者に有力な再就職先ができました。場所はアフガニスタン」(-_-;)
>東北より北にはないのでしたっけ。
沖縄にもほとんど無いようです。近畿を中心とした関西に多いようですね。
『被差別部落一千年史』では職業起源説が最有力であるとしていて、弊牛馬の処理を生業としていた人たちのようです。
起源は古くて平安時代まで溯り、彼らが蔑視されたのは、その生業と、日本に広まった仏教観念の対立が影響しているようです。
江戸時代までは四つ足を食べる風習が無かったですよね? あと仏教は穢れを嫌いますから、死体をいじる穢れゆえに蔑視されたそうです。
故に、穢多(エタ)と当て字されたとか…。(ちなみに、非人はまた別です。)
いまも謂れ無き風習が続いているのは、嘆かわしい限りです。
>「夏」
徐朝龍『長江文明の発見』は少し前に私も読みました。
商では骨に文字を刻んだから記録が残った思いますが、それより以前は難しそうですね。
文字があったのは間違いないと思うんですけど、文字を書いたのが布とか木とかだから残ってないんじゃないかと。
結局、多くのことは立証できないで終わってしまいそうです。残念ですが。
>あれ?TV放送の「Z」と「ZZ」の間って続いてませんでしたっけ?
そうでしたっけ? 私の記憶もあやふあやです。もしかしたら「ZZ」の後かも。
「ドラグナー」はあんまり話題に上りませんねぇ。結構いい作品だったと思うんですけど。
「ガンダム」の中で「Z」が一番良いという人はあんまり多くないんでしょうかね。
小説版でも一番長かったし、カミーユの鬱屈した性格は私のツボなんですけどね。(^^ゞ
「私はクワトロ・バジーナだ!」と誰が聞いてもわかる嘘をつき続けるシャァとか。
周りに聞いてみると、私や永一さんくらいの世代は大体「Z」が一番で、ファーストはもう少し年上の方にファンが多いです。
小説版といえばアニメ化されてないやつもありますね。「ガイアギア」とか「閃光のハサウェイ」とか。
「ガイア」は読んでないんですけど、「ハサウェイ」は結構強烈でした。
「富野さんやりすぎです」ってツッコミ入れたくなります。
>『洪秀全と太平天国』
>忠王・李秀成もなかなか見直しましたゾ。
そうでしょう? 捕まるまでは凄いんですよこの人。
江北大営や江南大営をめぐっての攻防は、この本の概説だけで興奮してきました。
『清史稿』とか読みたくなっちゃいますよ。軍事絵巻風の小説、誰か書きませんかねぇ。
でも私は陳玉成の方がポイント高いんですけどね。^^;
私にとっては彼が太平天国の一番人気です。
南王・馮雲山は、多分最初の人集めの時は、あまり教義のことを言わなかったんじゃないでしょうか。
医学とか農学とか実用面の知識を披露して農民に実利をもたらし、その後で教団に取込んだんじゃないかと想像してます。
『洪秀全と太平天国』読み終わって、
最近出てた「と学会」系の本を2冊立て続けに読みました。
『トンデモ本の世界R』
『新・トンデモ超常現象56の真相』
ともに大田出版。
『R』のほうの『大地からの最終警告』の紹介の項が大爆笑!
笑いが止まらなくなりました〜。トキよ〜(^O^)。
笑いながら読んでたのですが、ときおり真面目に考えさせられるのですよね。
いろんな意味で。(^^;)
うちも素人サイトなんか開いてる身ですので、
管理人がけっこういい加減なことを書き散らしてますし、
オカルトにはハマらなくても、バランスを欠いてトンデモになる可能性は無きに
しもあらずだよなあ…笑えない。
かっしぃさんから頂戴した小島晋治『洪秀全と太平天国』8割がた読み終えました。
太平天国の理想と蹉跌…と同時に、その評価をめぐってたどった現代中国の理想と
蹉跌を感じました。
僕が太平天国で最も好きなキャラは、翼王・石達開なんですが。(これは変わらず)
南王・馮雲山や干王・洪仁玕なんかも、なかなかの人物だと見直しました。
とくに馮雲山は、オルガナイザーとしてすごいですね。
初期のあの無茶な教義で、どうやって広西で3000人集めたのか、読んでみても理解
できない。(^^;)
かっしぃさんおすすめの忠王・李秀成もなかなか見直しましたゾ。
>李小狼さま
「クイズ・ミ○オネア」、何万円の問題ですか?
ちなみに電話で聞かなくても分かりましたぞ!(^o^)
「アメリカの報復攻撃」についての僕の個人的な見解は、
下↓のほうにダラダラと書いたとおりです。
僕はそもそも「報復攻撃」という名のもとに空爆したりトマホークぶちこんだりす
ることに賛成でないので、小泉の純ちゃんが早々に「報復(軍事行動)」支持を打
ち出したときにはオイオイと思いましたよ。
なんかしかも今回のショックを機に、危ないことがなし崩しになってる懸念が…。
米軍のアフガン空爆?の後方支援に自衛隊を出すなんてのは、もはや憲法で禁止さ
れてる集団的自衛権の行使すら踏み越えてる気がする。いいのかそれで〜?
ウチの国は平和憲法持ってるから自衛戦争を越えた武力行使のお手伝いは出来ませ
んって胸を張っていうことは、なんら国際的にも恥ずかしいことじゃないと思う。
武力行使でなくとも、今回の被害者救援も含めて「目に見えた」行動なら、いくら
でもできるはず。
米国が戦術核の限定使用にまで言及してる今、むしろ日本は抑え役に回らなきゃい
けないハズなのですが。
ええと、「中国の動き」ですが、今回僕はあまり心配してませんでした。
中国が反テロなのは、明らかです。
なぜなら、自国内に新疆ウイグルなどイスラム系の危ない地域をかかえているから
です。(爆)
これまでも、中国はパキスタン(ムシャラフ軍事政権)と結んでインドを牽制しつ
つ、イスラム原理主義の台頭も警戒してきました。よって原理主義の過激な勢力と
結ぶことはありえないし、だからといって米国の軍事行動に追随することもないで
しょう。
ガンダムに限らずアニメ類は、うちはCS放送見られないので、ビデオレンタルで
100円の日を狙って借りたほうが好きな日に見られていいなあとか。
#関係ないけど、始皇帝陵で文官俑が出土したってニュース、気になるなあ…。
問題・アフガニスタンと国境を接していない国はどこ?
A・パキスタン
B・ウズベキスタン
C・カザフスタン
D・タジキスタン
ファイナ○アンサー? byみの○んた(笑)
いよいよアメリカの報復攻撃が始まるみたいですね。
さすがに日本政府も湾岸戦争と違って何らかの「目に見えた」行動をアメリカに対して
示さなければ、またアメリカから冷たい視線を浴びせられそうな気が・・・。
どうするのでしょうね小泉さん。
ところで今回の事件でチョット気になるのが中国の動向ですか。
テロ直後に国連安保理全会一致でテロの非難決議をしたので中国もテロ自体には非難を
しているみたいですけど、それ以外は特にニュースになってない様子で。
しかも日本が米軍の後方支援の形とかで自衛隊派遣を決定したら「軍国主義の復活」とか
言いそうなのは気のせいですかね(爆)
実は中国もアフガニスタンと国境を接してました。
中国の動きが気になった今日この頃の秋の空でした(謎)
ついでに話題沸騰の(?)ガンダム情報より
スカパーと一部のCATVのチャンネルで「アニマックス」というチャンネルが
ありますけど、ここで全シリーズのガンダムを放映してるので要チェック!
答・C(分かりました?)
今回の同時多発テロはイスラム原理主義過激派の犯行という見方で
固まってきたみたいですね。
唐突な蛮行のために理不尽にも命を奪われてしまった数千人の市民。
それでもなお喝采を送っていたアラブ・パレスチナの多くの人々。
やりきれないです。
米両院でも、報復決議が通過したようですし。
>かっしぃさま
>パキスタンの国民の喜びようをニュースで見ると、確かにそうかもしれないと思いますな。
今回の事件について、民間人を巻き込んだことを非難しつつも、米国に
一撃を加えたこと自体は内心歓迎しているというアラブの国や人々は多
いみたいですね。単に原理主義を奉じる国やイラクなどだけでなく。
中東現代史のダークサイドが顔を表しているといいますか。
何回かあった中東戦争以後、アメリカやイスラエルがやってきたことは、
僕も正直感心しませんし、アラブの一般の人々が米国を嫌う理由もホント
分からないでもないんですよ。(誤解を避けるため付け加えますが、原理
主義や反ユダヤ主義に理解を示しているわけではありません)
自国の石油権益を守るための戦争(湾岸戦争)を、独裁者フセインを膺懲
するための大義の戦争にすり替えて「世界の警察官」の顔ができるあたり
も憤激を買う一端でしょうし。
僕は今回の事件の動機を宗教感情に求める考えにあまり賛成していません。
宗教的動機は確かにありますが、二義的なものだと思ってます。
むしろ中東をめぐる政治的抑圧のストレスやルサンチマンが、もっとも過
激でもっとも悲惨なかたちで爆発したのだと思ってます。
宗教的動機が主であれば、反欧でも反露でもいいわけですが、そうはなら
ずにもっぱらアメリカとイスラエルが目の敵にされているのは政治的動機
のせいです。
「狂信者」のせいにしてしまえれば、むしろ気は楽かなと思えますよ。
>主犯がはっきりすればアメリカは躊躇しないでしょうね。
これは間違いないでしょう。
しかしアメリカの報復の規模や方法しだいでは、むしろイスラムの穏健な
多数の人々を過激なほうに追いやってしまうことになりかねません。
僕は、ビンラディン氏のテロ・ネットワーク自体よりこちらのほうが恐ろ
しいです。
>最近の不景気を回復するべく、戦争特需を作り出すかも知れない
いっぽ間違うと陰謀論ですね。
今回の事件もそれを狙ったアメリカ政府または軍産複合体の自作の陰謀な
んて説も流れてました。
戦争特需でアメリカが潤うメリットより、アメリカの体制を揺るがすリス
クのほうが大きいと思われますが。
>今の本州で被差別部落がどの程度意識されているのか
東北より北にはないのでしたっけ。
実際にその土地や近隣に住む人でなければ、日常的には意識されません。
ただ就職とか結婚とかになると、やはり深刻な問題が発生するようです。
僕が7、8年前に広島にいたころ、女子高生が自殺したという話を聞きま
した。まだまだ克服されてない現代の問題のようです。
>「Z」と「ZZ」の間にあった「ドラグナー」を再放送して欲しい
あれ?TV放送の「Z」と「ZZ」の間って続いてませんでしたっけ?
僕の記憶がおかしいのかな。
「逆シャア」は確かに良かった。
「0083」はラストのあたりの印象しかないですが。バスク・オムや
ハマーンがチョイ役で登場するのには、受けたっス。
>甲骨文とかの直接の資料が出土しない限り、結局「夏」王朝は永遠の謎かもしれませんねぇ。
出て欲しいですねえ。出土文字資料。
今年のエイプリル・フールで、ウチの頁でやったネタですが、本当になっ
てほしいなあ。
そういやウチのエイプリル・フールネタのうち、チンギス・ハーン墓につ
いてはホント(?)のニュースになってしまった。勿論、場所は違うけど。
徐朝龍『長江文明の発見』では、良渚文化の土器に「記号」を刻んだもの
があるとか、「巴蜀文字が夏代文字の名残」の説とか、紹介してました。
夏代の文字も、可能性充分、期待充分です。
ああ、先を越されてしまいました。
異常モードの方にレスしようと思っていたのですが・・・。
文章先に書いちゃったんで、そのまま書き込みます。
>アメリカのいろいろ
私も前回書き込みした後家に帰ってテレビ見て、慄然としました。
とりあえず今は落ち着いたようですが、第二波がいつあるか、わかったモンじゃありません。
事実、ヨーロッパのアメリカ友好国はほとんど戦時並みの戒厳令を敷いたようですし。
空港などで乗客のチェックが厳しくなった程度ですから、呑気な気がします。
日本の米軍基地だって、いつテロにあうかわからないと思うんですけどねぇ。
さて、今回のテロの主犯としてイスラムの原理主義者達が疑われていますが、
パキスタンの国民の喜びようをニュースで見ると、確かにそうかもしれないと思いますな。
私は実行犯が確実に死ぬテロのやり方を知って、十字軍を震撼させたシーア派イスマイルのアサシン集団を思い浮かべました。
まぁまだわからないでしょうけど、実行犯が自分から死ぬのですから、狂信的な集団であるのは疑いないところだと思います。
・・・と言っている間に、FBIが共犯者を捕らえたとかなんとか。流石アメリカ・・・。
ブッシュ大統領は「絶対報復する」と高らかに拳を振り上げましたが、無分別にそれを振り下ろすようなことは
さすがに無いようですね。主犯の割り出しとか、手順を踏んではいるようです。
まぁ軍隊を動かそうにも国防総省が大破していては無理でしょうが。
そのおかげかどうか、いきなりミサイルが発射されなかったのはとりあえず一安心。
しかし、主犯がはっきりすればアメリカは躊躇しないでしょうね。
本気で国家の一つや二つ、潰しにかかるでしょう。
ブッシュ大統領は元々タカ派の印象がありましたが、もしかしたら別の意図を持って戦争を仕掛けるかも知れません。
世界同時恐慌まで噂された最近の不景気を回復するべく、戦争特需を作り出すかも知れないと思うのです。
多分アメリカ政府の閣僚は誰か彼か気づくでしょうし、それを進言されたらブッシュ大統領は拒否しないでしょう。
今威勢のいい報復宣言が出てるのは、既にそういう意図があるのではないかと邪推してますが、どうでしょうね。
夕刊を見ると、NATOはアメリカ支持を打ち出しましたね。日本もアメリカに協力すると声明を発表したとか。
アメリカ主導で景気回復の為に戦争参加なんてことまで想像し、ますます憂鬱になりました。
― では通常モードで ―
>『被差別部落一千年史』
結構古い本ですね。著者は、大正時代の水平運動に加わっていた方だそうです。
私が学生の頃に見かけていた本ですけど、その時から読みたいと思っていた本なのですよ。
北海道は先祖が開拓民ばかりなので、被差別部落というのはあまり意識されません。どちらかというとアイヌ問題の方が身近ですね。
それで「知っておかなきゃいけないかな」と思ったのです。
かといって今の本州で被差別部落がどの程度意識されているのかはあまりよく知らないのですが。(^^ゞ
まだ半分くらいしか読んでませんが、被差別部落は職業差別が起源で正しいようです。(この本によればですが)
戦国末期に本願寺とも関わりがあって、それが一向一揆起源説になっているのかと思われますが、
それは違うような・・・。(くどいようですが、この本によれば)
>ガンダム
私は「G」で見る気を無くして、それ以降は御無沙汰です。
個人的には「Z」と「ZZ」の間にあった「ドラグナー」を再放送して欲しいんですけど…。
「F91」はそれ程嫌いじゃなかったかな。「逆シャア」は良かった。
ファーストも見てはいたんですけど、その時は子供過ぎて、ストーリーが良く解らなかったんですよねぇ。
そうそう、だいぶ前に見逃していた「0083」のビデオを見たのですが、その時に「0083」が
10年前の作品だと友人に気付かされて、歳月の長さにため息をついたものです。
>「夏」
殷のように甲骨文とかの直接の資料が出土しない限り、結局「夏」王朝は永遠の謎かもしれませんねぇ。
殷の初期だって、まだそれ程資料が出土している訳でもないですしね。
案外「夏」の実態はただの一都市国家かもしれないし、殷と同等の広大な中原王朝かもしれないし。
殷と夏の交代は武力抗争よりももっと平和的な吸収合併かもしれないし、夏の自然消滅と殷の勃興が重なっただけとも思えます。
ま、証拠が少ないから素人が好き放題想像しているだけですけどね。(^^)
おっと、だいぶ遅くなったので、続きはまた今度。
>かっしいさま
レス遅れてすみません。
>個人的にはZが一番好きでした。
これは僕も同感です。
ファーストガンダム派に怒られても、やっぱ最高なのは「Z」。
純粋に感動するって点では、「0080」とかも良かったけど。
今いち世間の評判のよくない「Vガンダム」とかも好きでした。
「F91」と「G」が僕の中で最低評価を争ってます。
ええ「∀」ビデオは借りて見てます。
>『被差別部落一千年史』(岩波文庫・高橋貞樹著)
新しい本なんですかね?
読んだことないので、あれですが…。
僕が中・高くらいのときには、江戸時代の職業差別が起源って
教わったものですが。
大学のころには、中世賤民説とか一向一揆起源説とかあるらしい
と小耳に挟みました。
一千年というとまた随分古くなってるんですね。
>夏については確かに存在していた王朝だと私は思いますよ。
ええと、かっしいさんのおっしゃりたいことと、僕の意見は
あまり違わないんですよ。ただ言いかたが違うだけで。
二里頭文化期(前2000ごろ〜前1600ごろ)の遺跡からは宮殿跡が
見つかったり、都市文化っぽい遺構が見つかってますから、
少なくとも都市国家といえるものがあったと思います。
まあ後世のような広大な領域をもつ国だったとは思えませんが、
部族連合国家?として、河南・山西・山東にまたがるくらいの
そこそこの領域を持ってた可能性もあります。
ただその国が世襲王朝であった証拠はないし、殷王朝による
直接の放伐を受けた証拠もない。
だから、この時期にあったと思われる国家?を、夏王朝と断定
するのはまだ時期尚早だと思うのです。
なんか書いとかないと、かえってストレスたまりそうだから書きます。
自分とこの掲示板をいちばん荒らしてるのは管理人だからしょーが
ないです。
ゆうべは午前3時くらいまで起きててTVに貼りついてました。
これほどTVの報道に驚倒したのは、1995年の地下鉄サリン事件以来です。
いや、それ以上ですね。
(あのころはいちおー学生でした、そういや)
↓のほうに「第3次大戦」とか書いてますが、ほんとにそれくらい唐突な危
機感を覚えました。洒落抜きで最悪のシナリオが頭に浮かびまして…。
なにせ、計11機ハイジャックされたとか、
キャンプ・デーヴィッドに5機目が落ちたとか、
国務省前でも爆発とか、
これらの虚報も含めて情報の混乱がひどかったですから。
頼むからここで打ち止めであってくれと祈ってました、不信心者のくせに。
一夜明けて落ち着いてみても、やっぱ危機感は去りません。
第二幕はおそらくあります。
アメリカは、…あの国の性格からしてまず間違いなく、犯人とみなした組織
(国?)に対して苛烈な報復をするでしょう。
報復の連鎖が続けば、湾岸戦争なんか吹き飛ぶ規模に発展してしまうのでは
ないか?朝鮮戦争、ベトナム戦争なみか、それ以上か。
気分が悪いです。
今回の犠牲者のかたがたに哀悼の意を表しつつ、
自分の蛆の湧いた頭に浮かんだ「悪い予感」が外れることを祈ります。
テロは貧者の武器です。今回の事件はその中でもかつてないほど卑劣なもの
でした。
ブッシュ氏曰くの「臆病者」に対するからこそ、より強者の自制こそ肝要か
と。報復の連鎖は見たくないです。
うーん、中国史を語る気分が湧かないです。
レスは明日にでも。<かっしぃさま
なんかすごくヤバい事件が起こってますね。
TV見ながら、第3次大戦が始まったのと違うかと、本気で戦慄しました。
>かっしぃさま
申し訳ありませんが、レスはまた今度。
っていうほどじゃないんですけどね。
こんばんわ、最近仕事に追われまくって身動きできないかっしぃです。
この時間に会社にいるのが当たり前になりつつあるってのがなんだかステキ。
>思わずハマってしまった「∀ガンダム」
ガンダムはZZより後からはまったく見てないですなぁ。個人的にはZが一番好きでした。
最近出たDVDのボックスを買うべきか否かが近頃の悩みです。
「∀ガンダム」はレンタルビデオでご覧になったのですか?
GとかWとか色物はもういいよと思っていたのですが、そんなに面白いのでしたら今度見てみましょうか。
>ここ最近読んだ中国史ものの本。
結構読んでますねぇ。私が今読んでるのは『被差別部落一千年史』(岩波文庫・高橋貞樹著)です。
ってか中国史じゃないし。(^^ゞ
中国史ものの積読なら私も10冊くらいはありますねぇ。それ以外が5冊くらい。
『中国の歴史・近現代編』(陳舜臣)ははやく読みたいんですけどねぇ。かれこれ半年…。(-_-;)
>『洪秀全と太平天国』
感想楽しみに待っております。 …内容忘れかけてるなぁ。
>こらむ
いや〜、私のような素人にはそういう難しい話は… とむやみに腰を低くするのはそろそろやめにして、と。
ん〜、素人なりに考えることはいくつかありますねぇ。
手元に本がないのでうろ覚えで書き込みますが、夏については確かに存在していた王朝だと私は思いますよ。
ただ、当の古代人達が自分達の国(そもそも国という概念はあったろうか?)を「夏」と呼んでいたかは
わかりませんし、『史記』で語られた通りの王朝だとも思いませんけど。
それどころか中原王朝ですらなかったかもしれません。
貝塚茂樹・伊藤道治『古代中国』(講談社学術文庫)とか読んで、夏の後期と商の前期が平行して存在していた
可能性だってあるんじゃないかと思ったりもしました。
ま、詳しいことはまた後日とします。
思わずハマってしまった「∀ガンダム」、ようやく最終回まで見終わりました。
いちばんしたたかだったのは、リリー・ボルジャーノ嬢かも。
しかしなぜじゃー!ロラン〜(T_T)。許せんぞ、それは!
思いっきりソシエ・ハイム嬢に感情移入してました、ワタクシ。
19世紀末アメリカ(ちょっと20世紀初頭も入ってる)っぽい雰囲気の遙か
未来の地球に侵攻してくる月のMS。
MSに突っかかってく軍用複葉機とか、太古のMSを掘り出すという設定とか、
冒頭から引き込まれました〜。
なつかしの元祖ザクが、ボルジャーノンとかいう名で登場します。(^^;)
中盤以降、ディアナとキエルの区別が付きにくくなるあたりから、また面白く
なるし。いやー良かった。
戯言はさておき。
ここ最近読んだ中国史ものの本。
駒田信二『中国大盗伝』(ちくま文庫)
陳舜臣『九点煙記』(毎日新聞社)
宮崎市定『中国に学ぶ』(中公文庫)
『週刊世界の美術館80国立故宮博物院(台北)』(講談社)
けっこう消化してるハズなのに、
なぜか積ん読本が中国史ものだけで20冊以上あるってのはどういうことでしょ?
かっしいさんから頂戴した小島晋治『洪秀全と太平天国』(岩波現代文庫)、よう
やく手をつけ始めました。
そういえば、以前話題に上っていた『後漢書』訓注(岩波書店)のお話。
吉川忠夫訓注『後漢書』〔全10冊・別冊1〕。
http://www.iwanami.co.jp/
をチェックしてみました。
「訓読と原注を利用しやすい形に改めた注釈が付された上,多くの個所に現代語訳が加
えられた.」とか書いてあるので、現代語訳もあるということらしいですね。
まず第一冊「本紀一 巻一〜巻五」の発売は、2001年9月25日。9,000円。
A5判・上製・函入・432頁だそうで。
以下続巻
第二冊「本紀二 巻六〜巻十」
第三冊「列伝一 巻一〜巻十二」
第四冊「列伝二 巻十三〜巻二十」
第五冊「列伝三 巻二十一〜巻三十一」
第六冊「列伝四 巻三十二〜巻四十三」
第七冊「列伝五 巻四十四〜巻五十三」
第八冊「列伝六 巻五十四〜巻六十五」
第九冊「列伝七 巻六十六〜巻七十四」
第十冊「列伝八 巻七十五〜巻八十」
別冊一「人名索引・地名索引」
今さら「∀ガンダム」面白いじゃんとか言ってる管理人です。
いつも時代や流行に取り残されてるわたくし。
>きいわこさま
>私には長男が一番インパクトありました。
そうですね(^_^;)。
この耶律倍という人、
外づらがよくて身内に酷薄な人ってだけでなくて、
もしかしたら遼という王朝一代で随一の文人かもしれません。
僕もものを知らないし調べも足らないので、はっきりしませんが、
詩文もやるし書画もたしなむって人で、どうもほかにめぼしい人が
いなさそうなんですよね。
まあ中原王朝の五代や宋には彼クラスの人がぞろぞろいますが。
>『マンドハイ』というモンゴル映画のビデオを見ました。
聞いたことある映画ですが、そういう映画でしたか。
捜して見てみたいです。
>元就が息子達に雪合戦をさせると、三人三様の性格が現れ、
三矢の教えの別バージョンですね。
その話も聞いたことあるような気もします。『陰徳太平記』かしらん。
>かっしぃさま
>私は今も有りますよ。自分の才能の無さを省みずですけど。
そういう人は「書き続けることが大事なのだ」と僕の高校ん時の国語の
先生はのたまっとりました。(^-^)
>契丹族は農民の生活様式を理解できなかった
高校世界史あたりだと、遼の二重統治体制ってのは出てきますけどね。
まあ失敗を積み重ねながらノウハウを身につけてる(漢化してる)部分
はあるんで、理解できなかったと断じたらまずいような気もしますが。
まあ少なくとも中国東北部や燕雲十六州の農民は曲がりなりに支配して
たわけですし。
>最後に最愛の息子に帝位を諦めるよう諭したところですね。
あそこらあたりも、もう少しドラマがあったんじゃないかという推測は
してるんですが、なにせ手持ちの資料の記述が簡潔すぎまして。
>『バルト海の復讐』というやつです。
出てましたね。ハードカバーで見慣れない出版社から。
読んでないので憶測は差し控えたいですが、読む前から引いてしまう
というのも、なにやらわれらの心裡に「パブロフの犬」的条件付けが
なされているのにちがいないです。(-_-;)
>ぜひぜひやってくださいませ。
うっ、逆にプレッシャーかけられてしまった。(^^ゞ
気が向いたら、近いうちにメールするかも知れません。
>そういう願望もむかしはあったかもしれませんが、〜
私は今も有りますよ。自分の才能の無さを省みずですけど。
>近代以降のナショナリズム成立以後の抵抗戦争と一緒にしては語れない
>でしょうけど、近代以前でも遊牧民が農地を荒らせば農民の抵抗は出て
>くるでしょうね。
草原さえあればどこでも生活できる遊牧民と、自分が手入れした農地でなければ
生活の糧を得られない(定住指向の強い)農民の違いでしょうねぇ。
永一さんのおっしゃるように遼はついぞ中原の農民を支配できませんでしたから、
生っ粋の遊牧民である契丹族は農民の生活様式を理解できなかった(農民統治の
ノウハウを身につけられなかった)と断じて良いと思われます。
それで述律皇后の発言に疑問を感じたのですが…
>まあ述律皇后が本当に言いたかったことは、新しい戦術兵器が現れたか
>らといって、それを試すために大戦争を起こすような愚かなマネはやめ
>ろってことだったんでしょう。
ということなのですね。たしかに立派な女性でしょう。
でも私がこの人に一番感心したのは、最後に最愛の息子に帝位を諦めるよう諭したところですね。
強い理性と暴走しない母親の愛情を垣間見たような気がして、感動しました。
…ところで田中芳樹の新刊がありましたね。
岳飛の方じゃなくて、『バルト海の復讐』というやつです。
私はなんとなく「見なかった事に」してしまったのですが。
こんばんは。きいわこです。
述律皇后の話、まったく知らなかったのですが、楽しめました。
賢夫人の話はけっこう中国史に出てきますが、自ら戦う人というと中々いませんね。
息子達も皆さん、激しそうな方ばかりで。
私には長男が一番インパクトありました。
そとづらいいくせに身内には最低というのが中々・・・。
話はぜんぜん別ですが、『マンドハイ』というモンゴル映画のビデオを見ました。
時代はず〜っと後で、モンゴル中興の祖のダヤンハーンのお后の話です。
映画で、戦うお后さまをやっておりまして、カッコいいです。
あと、父親が三人の息子を評価する話はたくさんあるのでしょうが、
毛利元就の息子達の話を思い出しました。
元就が息子達に雪合戦をさせると、三人三様の性格が現れ、
兄弟でそれらを補えば毛利は安泰だと、元就がいったとか・・・(ちょっとウロ覚え)
あまり関係ない話ですみません。
>かっしぃさま
僕もかっしいさんの書いた文章が読みたいです。
ぜひぜひやってくださいませ。
>多少は物書きになりたいっていう願望があったりします?
そういう願望もむかしはあったかもしれませんが、
まあ高校くらいのときには捨てましたねえ。
自分の文章の下手くそさにあきれまして。
まあ今でも「死ぬまでに偉そうなことを書いた本を一冊くらい」とか
時々抜かしていたりしますが、どうなることやら?
>土地を荒らされた農民は却って怒り狂って泥沼のゲリラ戦になったりしないんでしょうか。
近代以降のナショナリズム成立以後の抵抗戦争と一緒にしては語れない
でしょうけど、近代以前でも遊牧民が農地を荒らせば農民の抵抗は出て
くるでしょうね。
じっさい遼の太宗が後晋を滅ぼした後の華北支配は失敗してます。
まあ、渤海国征服には述律皇后の進言は有効だったらしいけど。
まあ述律皇后が本当に言いたかったことは、新しい戦術兵器が現れたか
らといって、それを試すために大戦争を起こすような愚かなマネはやめ
ろってことだったんでしょう。
でもそのレトリックのためとはいえ、述律氏の「四方の野を掠めれば」
は農耕民の漢民族とはきわめて異質な発想の言葉だったので、目を引き
ましたね。
>永一さん
>僕の資料検索能力ではあれ以上詳しくならないんですよね。
遊牧民国家の勃興期なんてほとんど資料無いでしょうから、頼るとしたら正史くらいしか無いでしょうね。
あの題材についてあれ以上詳しく書こうとすれば、専門に勉強している学生さんか教師の方でなければ無理だと思いますよ。
>岡崎由美・王敏監修『中国歴代皇帝人物事典』(河出書房新社)
あ、あれですか。私は買ってはいないですけど、購買候補には上がってます。(^^)
>「述律皇后かっこいいなあ…」と電気が走りまして
私も歴史を読んでるときはしょっちゅう電気が走ってますよ。
今度私も書いてみようかなぁ。
愚にもつかない駄文になりそうですが、自分が好きな歴史人物の紹介文みたいのを一人ずつ書き上げるとか・・・。
でも永一さんもこういう文章書くってことは、多少は物書きになりたいっていう願望があったりします?
>「三千騎をもってその四方の野を掠めれば、数年とたたずに皮をはがれた樹の
>ように衰えて帰順してくることでしょう…」
いかにも遊牧民的な発想ですねぇ。国母というより、野盗の女親分のノリですよ。
でもこの方針、同じ遊牧民相手に力を誇示するなら効果があっても、農民相手にはどうでしょう。
遊牧民は自分より強い者に従うのを恥としないからすぐ降伏してくるかもしれませんが、
土地を荒らされた農民は却って怒り狂って泥沼のゲリラ戦になったりしないんでしょうか。アメリカ軍に抵抗したベトナム農民のように。
でも当時の中原は群雄割拠で頼るべき中国伝統王朝(農本主義王朝)が無かったから、農民の抵抗も少なかったのかも?
史書の中でこの進言が成功したという記述があるかどうか、興味があるかも。
>かっしぃさま
駄文を読んでいただきまして、恐縮です。m(_ _)m
簡潔…というか、僕の資料検索能力ではあれ以上詳しくならないんですよね。
実はあの文章、最初にアップしてからひそかに数回修正アップしてまして。
勢いで書いたところ、構成も文脈も変で、もとは訳分からん文章でした。
なんとか今は文意くらいは通じるかなという程度にマシにはなりましたが、
お褒めにあずかるようなものではありません。(^^;)
ええと文章の元ネタは、
岡崎由美・王敏監修『中国歴代皇帝人物事典』(河出書房新社)です。
これをパラパラと見てて、「述律皇后かっこいいなあ…」と電気が走りまして、
こんなものを書いてしまいました。
「三千騎をもってその四方の野を掠めれば、数年とたたずに皮をはがれた樹の
ように衰えて帰順してくることでしょう…」とかって、述律皇后の賢明さを称
揚する文脈なのですが、よく中身を吟味すると、この皇后さん略奪ゲリラ戦を推奨
してるんじゃん。さすが略奪が第二の生業の遊牧民じゃ〜。(^o^)
なんて妙な感心をしてしまいまして。惚れました。われながら問題発言ですね。
あとネット上の『遼史』の后妃伝や宗室伝もいちおう見てるのですが、自分は
漢文読解力が高校漢文以下の人間なので、なにぶん信用はなりません。
『オーフェン』最新刊出てますか。情報あらざっす。
こんばんわ、かっしぃです。
コラム読みました。
簡潔にして要領を得た文章で、とても読みやすかったです。(^^)
ああいう叙事詩のような文章で中国史を物語のように読み下すのは、私にとっては至福の時です。
それにしてもあの文章の元ネタは何でしょう?
片腕を棺に納めるくだりはどこかで読んだような(徳間の抄訳『十八史略』かな?)
気がするのですが、多分色々な本から継ぎ接ぎしたのでは?
次のコラムを楽しみにしております。<なにげにプレッシャー(^^ゞ
・・・そう言えば、『オーフェン』の最新刊出てましたね。即日読んじゃいました。
ひとり邪悪な笑みを浮かべる管理人です。
昨日、思わず電器屋で外付けのCD−R/RWを衝動買いしてしまいました。
HDDの中のもろもろのガラクタのバックアップを取った後、
おもむろに始めたことは
中華文化網
http://members.nbci.com/culture_web/
のHTMLファィルをダウンロードしてRに焼くことでした。
取りあえず前四史&『晋書』は焼いたぞ。ふふふ。
昨日がらにもないことを書いたら、今日準決で負けました。
緒戦から最後まで接戦つづきで楽しませてくれました。
非常に危なっかしく勝ち進んでいるようです、地元高<甲子園。
>きいわこさま
僕も最近あまり他所さまの処にお邪魔してないので。
自分とこの更新もまず滞ってますし…。
>>「千と千尋の神隠し」
僕は悪口並べましたが、評判はかなりいいです。
売れるべくして売れる作品でしょう。
「ナウシカ」の2番せんじの「もののけ」より万人受けすること間違いなし。
「紅の豚」は僕は好きでしたが、中年男性癒し系の話だったしなあ。(^^;)
「我が儘は男の罪…♪」ってやつで。
>辺境の兵士たちが厳しい環境ながらも逞しく生きていった姿に、半ば呆れるぐらい、
>感動しました。
話はちょっとずれますが、
僕は中国史のなにが好きって、専制のマイナス面が強調されることの多い中国
の厳しい歴史の中で、無名の庶民や士人がしたたかに生き抜いていく姿そのも
のが好きですね。全く逆に不器用にしか生きられない剛直な人たちも好きです
けど。
>犯人の靴跡を細かく調べているあたり、感心しました。
まあ人間の知能指数は古代でも現代でもそう変わってないはずなので、そうい
う話もさもあらんって気がします。
科学知識や生産力の蓄積以外には、人間の本質ってそう変わってないのかなと
思うことしきり。
きいわこです。ごぶさたしています。こちらの掲示板はもとより、他所サマの掲示板への
書き込み自体、久しぶりな気がします。
>「千と千尋の神隠し」
ロングランになるだろうから、九月になってから見ようと思います。
お話からすると、「もののけ姫」よりは面白そうですね。(もののけは、私には難しかった。)
どちらかというと、トトロの方が好きなんです。
紅の豚は正直言って、ちょっとポイントが低いかも。好きな方いらしたら、ごめんなさい。
>『漢帝国と辺境社会』
私には難しい本なので、かなり走り読みしました。
辺境の兵士たちが厳しい環境ながらも逞しく生きていった姿に、半ば呆れるぐらい、感動しました。(ちょっと大げさかな?)
単なる善人の弱い庶民というだけじゃなく、逆境の中で知恵を働かせ生きているわけです。
記憶があやふやですが、支給品を売ったり貸して利息を取る話もあったような・・・。
防人歌の悲壮なイメージを、みごと裏切ってくれました。
もちろん家族と離れずっと最前線にいるわけですから、悲劇には違いありませんが。
>古代帝国はあなどれないです。
ハンムラビ法典(古代帝国以前だし、古すぎる?)にしろ、古代の法律もおもしろいですね。
『古代中国の刑罰』冨谷至(中公新書)に、秦の時代のの窃盗事件の話がありますが、
犯人の靴跡を細かく調べているあたり、感心しました。
昔は靴を調べるだけでも、犯人の目星はついたかもしれませんね。(それは無理か?)
結構、今の犯罪捜査と似たようなことをしているみたいです。
現代の法律はもっとおもしろいのでしょうが、ついていけません。
管理人です。
ジブリ「千と千尋の神隠し」を見てきました。(以下ネタバレ含)
◇絵やアクションは従来の宮崎流で、質が落ちてません。魅せます。
◇よそでも言われてることですが、ラストには気が抜けました。
列車に乗って銭婆のところへの場面以後は取ってつけたようですね。
前半・中盤の質があまりに高かったために、欲求不満度高し。
まあ、夏公開に間に合わせるため、時間が足りんかったらしいけど。
ハク負傷以後のアクションの連続のまま、ラストまで畳みかけてほし
かった。
◇ファンタジーの基本はやっぱり主人公の少年少女の成長物語だなあ。
主人公の性根が最初から固まってたナウシカ・ラピュタ・もののけ、
おじさんロマン系のカリ城・紅豚、
などと違って、ストーリーの中で主人公が苦闘成長を遂げる基本形を
押さえてますね。宮崎アニメでは魔女宅の系譜に属しますか。
◇総括的にいうとトトロと魔女宅を足して2で割ったような話、良い
お話だがちと未完成ですね。
>石野陽虎さま
旅のご無事をお祈りします。
とくに故宮と万里の長城では、五感を研ぎ澄まし歴史的感性(コスモ)
を燃やし、十二分に見聞を堪能なさいますよう。
>さちこさま
はじめまして。
管理人は『天平の甍』読んだの十年以上前なので、忘れてしまってお答
えできません。
うちの掲示板のご来客のかたからお答えがなければ、申し訳ありません
がよそを当たってください。
以前6月ごろにも、別アドレスのかたからほぼ同趣旨のご依頼がありま
したが、井上靖『天平の甍』の感想文に懸賞でもかかっているんでしょ
うか?
井上靖「天平の甍」のあらすじがどうしても知りたいです!短めでイイのでどなたか教えていただけませんか?1度読んだ方は、感想も添えていただけると嬉しいです!お願いします!!
書き込み、ありがとうございました。
明日(15日)出発なのですが、朝早いので
今日のうちにお返事させていただきます。
向こうからはアクセスしません(PCも持っていきません)ので
次は帰国後。19日の夜遅くですし、20日以後はたまった仕事も
(う、しまった。いらんことを思い出してしまった)あるので、
ちょっと遅くなるかな?北京でインターネットカフェに行く機会が
あれば、海外からの書き込みもおもしろいのですが?
>前秦の世祖「苻堅」を符堅とやっているところが多数判明しました。
うちは、どうやろ?今度チェックせな。
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