どうも、いまさら「千と千尋」を見にいきました。映画館にいくのは2年ぶりでしょうか。
一度だけ見るにはもったいないぐらいよかったです。
最近、純粋なエンターテイメントに飢えてたな〜と実感しました。
歳差運動の発見者ですが、東晋の虞喜でした。
おそらく、三国志の裴松之註に出てくる、『志林』の虞喜でいいと思います。
学者さんでしょうが、天文学者かどうかは不明です。(というか、当時、天文学専業の学者っていませんよね)
ただ、それを暦に生かしたのは、祖沖之がはじめてのようです。
(この方は、円周率を計算されてるんですね。中国の小学校の教科書に載ってる・・)
すでに隋唐編にいったのに、時代遅れな話題すみません。
隋唐編にちょびっと参加します。独孤皇后というのはどうでしょう?
部下の家庭生活まで干渉(どころじゃない)するし、彼女のめがねにかかった次男坊は、暴君になるわけだから、おいおい、という気もします。
が、あの当時で浮気をゆるさない奥様(しかも夫は皇帝!)というのは、なかなか強烈な方と思います。
>理系学生さま
はじめまして。
うちの《掲示板書き込み上の注意》読まれましたでしょうか?
http://ww1.enjoy.ne.jp/~nagaichi/bbslog.html#caution
学校の課題やレポートのお手伝いなどは請け負ってないんですよ。
すみません。
まあ、それ以前に管理人のレベルが低いんで、難しいことには
答えられないってのもあるんですけど。
『通志』芸文略については、僕も分かりませんので
http://www.daito.ac.jp/~oukodou/tyosaku/mokuroku.html
を取りあえず読んで手がかりとされてはいかがでしょう。
>中国史上人物の品定め(5)〜隋唐編
行きますか〜。
僕の個人的な贔屓の人物は…、
竇建徳─隋末唐初の群雄にして、義侠の君主。
李靖─大器晩成の名将。
駱賓王─武則天を蒼白にさせた文才。
武照(則天武周皇帝)─開元の盛時の基を作った名君?中国唯一の女帝。
李白─伝説につつまれた生涯を送った詩仙・酒仙。挫折した上昇志向の軌跡。
次点として気になる人物は、
李密─野心に凝り固まった孤高の天才の蹉跌。
宋之問─恩人を売り、娘婿を殺した奸悪詩人。
姚崇─武則天の失脚に涕泣した「救時宰相」。
高力士─評価の難しい玄宗の「個人的」忠臣。
薛濤─華麗なる妓女詩人。
孟郊(東野)─酒を飲みながら詩作活動。おかげで給与は半分、貧窮に苦しんだ。
またまた変な人が多いなあ…。珍しく詩人が多いし。
はじめまして。
大学の東洋史で”宋代の書目について論ぜよ”という課題が出されました。
「通志」「芸文略」などが講義で紹介されましたが他の巻でも良いとのことです。
私は理工系の学生でどのように論ずればいいのかも分からず、困っております。
もしよろしければお力を貸して頂けますでしょうか?
つたない文章で失礼いたしました。
「中国史上人物の品定め(5)〜隋唐編」は、明晩あたりからいきますか。
>かっしぃさま
お疲れさまです。
うちは入れ替わりに今の時期から繁忙に入るんですが、世間一般の感覚からすると
それでも気楽なもんなんだろ〜なと思ってます。人も増えるし、無茶苦茶な超勤は
一部除いてさせないですし。ただ今年は上の体制がちと心配…。
>ちなみに私、一度もウィルスメール貰ったこと無いです。
ウチも、ついこのあいだまで無菌状態できれいな体だったんですけどねえ。
汚されてしまいました。(-_-;ゞ
>私はてっきり蕭何のような政治的な活躍をした人だと思ってました。
僕もそうだと思ってました。Kayさんに聞くまで。
陳舜臣史観(笑)でも、ほかの通史本でも、廃仏や国史事件ばかり取りあげられて
ますものねえ。
>斉周梁の三国志はなかなか良い着想ではないでしょうか。
そういえば『南北朝通俗演義』ってのがあるらしいんですが、
あれってどうなんでしょう?
陳慶之のことを調べてたとき、そういう古典小説があるらしいと知ったんです。
いまだに現物を見てないんですけど。
まあ、たぶん『三国志演義』よりだいぶ劣る小説なんだろうとは思いつつ。
>Kayさま
>受け取りました。(笑) 添付ファイルも開いてしまいました。
すみません。m(_ _)m
意図的なものでないとはいえ、病原菌を送りつけてしまいまして。
ついでにまた別の変なものも郵送されていると思いますが、よいように処分なさっ
てください。
添付ファイル開いて、感染が確認されないというのは不思議ですね。
「スタート」>「検索(F)」>「ファイルとフォルダ(F)」で、
「Kernel32.exe」「cp_25389.nls」「kdll.dll」ファイルがないか、いちおう
確認したほうがよいと思います。
>きいわこさま
>星空で覚えたのは、超メジャーな、冬&夏の大三角形ぐらいです。
こちらはもう北斗七星とカシオペア、あとオリオン座くらいしか分からなくなっ
てしまいました。
昔はもう少しすごかったと思うぞ、自分。情けなや。
>西晋または東晋の天文学者が、地球の歳差運動を発見したそうです。
うーん、どなたでしょう?
少し時代を下って、南朝宋・斉のころの祖沖之が「大明暦」を作ったときに歳差
を計算に入れたという話はみつけたんですが…。
悪いニュースというのは続くものですが、
うちのリンク先の「歴史の館Mizoe」
http://www.rekishikan.net/
の管理人の溝江繁弘さんが亡くなられたそうです。
ご冥福をお祈りいたします。
コンテンツは消えているようですが、リンクはしばらく残しておきます。
きいわこです。こんばんは。
永一さん、本当に大変でしたね。今でも大変でしょうか?
遅くなりましたが、いまさら星の話題です。
私は高校ぐらいまで天文学者にあこがれておりました。
あまり星空は見たりせず、どちらかというと、ブルーバックスを読んでわからん!とうなってました。
星空で覚えたのは、超メジャーな、冬&夏の大三角形ぐらいです。自分の星座はわりと目立つので(=双子座です)覚えられますが、暗い地味な星座の方だと、ちょっと気の毒かも。
最近、冬になると派手な星座が上るので、ちょくちょく空を眺めております。
で、強引な話題転換になりますが、西晋または東晋の天文学者が、地球の歳差運動を
発見したそうです。
おそらく、昔の星図や暦と現代のを比較してずれに気がついたのでしょう。
古代ギリシアだとヒッパルコスが発見したとか。
ということで、話題に参加させていただきました。名前は忘れましたので、ごめんなさい。
<Kayさん
I.E.でもSP2だと影響を受けないと、マイクロソフトのページにはあるようです。
(でも、信じがたい)
あとは念のために、Windowsのsystemのフォルダに、問題のファイル(Kernel32.exe)がないか
レジストリが書き換わってないか、確認されたらいかがでしょうか?
(もちろん詳しい情報は、永一さんが張ってくださったリンク先にあります)
Outlool Expressのメールのプレビュー機能は、オフにした方がいいようです。
すでにチェックされていたら、余計なことを申してごめんなさい。
> うちからサブジェクト「Re:」、本文なし、添付ファイル(ウイルス汚染)
> つきのメールを受け取ったという方々には‥‥‥
受け取りました。(笑) 添付ファイルも開いてしまいました。便利なアプリケーションのプレゼントかと思っちゃって。(ばか)
が、なんの影響もない感じです。ウチのパソコンにはウイルスが効かないのか? Internet Explorer 5.00、Outlook Expressなのに。
ほぼ毎日ハングアップする持病もちパソコンなので、耐性があるのかも。(笑)
一応、念のためウイルスソフトを購入以来初めて更新しました。チェックするとやはり感染なし。不思議だ‥‥‥
その後、知らない人から添付ファイルつきメールを続々と受け取りましたが、さすがに怪しすぎるので、すべて完全消去しました。
ここしばらくまた仕事がピークになり、集中する為ネット断ちしておりました。
自分から振ったネタを中断させてしまって申し訳ありません。>皆さん
>永一さん
ウィルスは私には来ませんでしたからご安心を。
ちなみに私、一度もウィルスメール貰ったこと無いです。
では間が空きましたが、続きをば。
>崔浩
>伝記では、軍事と戦略の話ばかりで、問題の事件は最後の2ページほどのみ。
ええーっ、そうだったのですか? 私はてっきり蕭何のような政治的な活躍をした人だと思ってました。
それにしても、最後の事件は純粋に崔浩自身に原因があったかのような印象ですね。
民族間の反目というのは事件を煽っただけで、直接の原因では無かったということでしょうか?
でもその壊れっぷりはかえって贔屓になってしまう…。(^^ゞ
>北周の驚異の勇士たち
おおーっ、これまた驚き。私も圧倒されました。やっぱりどの時代にも魅力ある人物が多いですな。
斉周梁の三国志はなかなか良い着想ではないでしょうか。
三国志関連の書籍しか売れない中国史の分野の視点を他の時代に広げる為にも有効だと思います。
『演義』が黄巾の乱(184)から晋の統一(280)まで96年なら、
斉周梁三国志は六鎮の乱(523)から隋の統一(587)までの64年というところでしょうか?
ちょっと年数が足りないですが、歴史の展開は確かに似ていますね。
ただ、斉と周は丁丁発止とやりあいますが、梁は侯景に荒らされた後は内紛ばかりで北朝と関わりが薄いような。
その辺りがちょっと心配…。
>名将
>おっと、その時代に話題が移動したときまでとっときます。
楽しみにしておきます。ちなみに私の5人は、
徐達(明)、孟[王+共](南宋)、岳飛、郭子儀(唐)、劉裕
となります。当然私の好みが入っているのですが、選考基準は
1.多くの実績があり、一度だけ大きな功績を挙げた訳ではないこと
2.寡兵を率いても大軍を率いてもそれなりの戦いが出来ること
3.水上戦・騎馬戦・歩兵戦などの兵科や、北地・南地など複数の戦場で実績があればなお良し
といったところです。他にも入れておきたい人物が沢山いますけどね。
>梁の武帝・蕭衍
この人は私の嫌いな人物だったりします。(^^ゞ
多くの功績があるのは承知しているんですけど、あの<捨身>がどうしても鼻につくんですよ。
他にも弟を始めとして身内に甘いところとか。
>竹林七賢
この中では私は阮籍が一番好きですね。
この人のエピソードの人間臭さが一番自然で馴染み易いです。
>南朝の文弱
中華の文を武より上に置く考え方は、私は賛成ですね。
武力が理性的に管理されないと、すぐ暴走しますから。
やっぱり力が全ての殺伐とした雰囲気より、ゆっくり茶を啜りながら本を読めるほうが私は幸せ。(^.^)
ただ、北朝にも文が全く無かった訳ではなくて仏教文化も盛んだった訳だし、
永一さんのおっしゃる逆接は北朝・南朝の両方に必要な評価なのかな。
さて、私はもうこの時代ではネタが無いのですが、次の時代に行きますか?>皆さん
ウイルス続報です。
■「BadTransウイルス」に汚染されたメール、うちには1日あたり10通くらい来てます。
ウチから播いてしまったとこから来てるのかもしれませんが。m(_ _;)m
■WINユーザー、とくにOutlookユーザーは、絶対に対策を取って下さい。
http://www.ipa.go.jp/security/topics/newvirus/badtrans-b.html
http://www.trendmicro.co.jp/virusinfo/default3.asp?VName=WORM_BADTRANS.B
■IE6.0を導入すればセキュリティーホールが解消するというのは、どうやらブラフのようです。
ウイルス対策ソフトの定義データを最新のものに更新して下さい。
または無償ツールがありますので、ゲットしてください。
■Outlookのアドレス帳とかでなくて、HDDから勝手にアドレス拾ってきて、ウイルス独自の送信機能でばらまいているらしいんですね。
メーラーのログに残らないので、どれだけウチから播いたのか把握できないってのが怖いです。
(「Outlook」の受信トレイにある未読メールの送信者・「マイドキュメント」フォルダ・「temporary Internet files」フォルダ内とかからアドレスを拾うらしい)
■宛先不明で戻ってきたメールから推測するに、ウチから少なくとも百通単位で播いてしまったようです。m(_ _)m
最近、懺悔してることが多いような気がするんですが、今回は極めつけです。
ウチのPCがウイルスに感染して、汚染メールをばらまきまくってしまいました。
久しぶりに
「生まれてきてごめんなさい」(C)太宰治
的な自己嫌悪にひたってます……。
うちからサブジェクト「Re:」、本文なし、添付ファイル(ウイルス汚染)つきの
メールを受け取ったという方々には、この場を借りておわびいたします。
まったくもって申し訳ありませんでした。m(_ _)m
26日の晩のことですが、上のような特徴をもったメールが知らない人から
ウチ宛に来たのです。怪しいメールだと思って、当然削除作業に入ったんですが、
ファイルをダウンロードしますかと訊いてくる。それもキャンセルを選んだので
すが、そのときに感染したらしいのです。
最初気づかなかったのですが、後になってメーラーの「Outlook Express」を
チェックしたときに、出した覚えのないメールが「宛先に訪ね当たりません」
と返ってくる。さらには自分から自分宛の題「Re:」、本文なし、添付ファイル
つきのメールが来たときには絶句……しました。
即座に回線を切断。
これはウイルスか、自分を標的にしたクラック攻撃か〜、と悩みまくりました。
自分も別に善人じゃないけど、そこまで陰湿に恨まれる覚えも取りあえずなし。
8割がたウイルスだろうと見当をつけ、Outlook Expressには触らないことを
決意。IEでウイルス関連のページを最低限チェック。
だいたい評判悪いの知っていながら、面倒くさいものだからメーラーはずっと
Outlook Express使ってきたし、ウイルスチェッカーにいたっては数年前に今
のPC買ったときに添付されてたVirus Scanで、型式古すぎてデータの更新も
できないし……と反省サルモードに入っていたら、その晩はほとんど徹夜状態。
とにかくVirus Scanの最新版を購入。最新の更新データもダウンロードして
「W32/BadTrans@MMウイルス」に感染していることが判明したのが、昨日。
「KERNEL32.exe」を削除。
それからOutlook Expressのセキュリティーホール解消のためIE6.0を
3時間近くかけてダウン&インストール。
そしておそるおそるオンラインでOutlook Expressをチェック。
来てる来てる五十×通。宛先に訪ね当たらずに返ってきたメールが十×通あ
ったし、別口からの感染メールもかなり来てました。ご指摘のメールを下さ
っていた3名のかたには、お詫びの返信をかえしました。
いったい、うちから何十、何百通の汚染メールが行ったのだろうと思うと恐
ろしいです。
ウイルスを作った人間への怒りとか、セキュリティーの甘い製品を送りだし
たM社へのいらだちなどより、今は慣れと甘えに支配されていた自分への自
責や慚愧の念が強いです。ぐはっ、血を吐くホトトギス。
すみません、レスは今週末まで待って下さい。仕事が…
と言っても私は全然手持ちのネタが無いので、他の方がよろしければ
次の時代に移っちゃってもいいです。
申し訳ありません。m(__)m
NAGAICHI Naotoさん、ご丁寧な返信、ありがとうございます。
リニューアルというよりは始めからホームページを作っている
ような感じですが年末に向けて頑張ります!
NAGAICHI Naotoさん、これからも末永くお付き合いしてくだ
さればとても嬉しいです♪
>シンドウ243さま
ずいぶん不義理をしてます。m(_ _)m
パソコンからもサーバーからもデータが消えるというのは痛いですね。
うちも長らくバックアップを取ってないので、気をつけねば。
こういうことは早ければ早いほどいいはずなので、そちらのゲストブック
にも書かせていただきましたが、
検索サイトの「Google」
http://www.google.com/intl/ja/
に古いページのキャッシュが保存されているようなので、
検索してサルベージしてみて下さい。
古いHPの
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Oak/6444/
のHTMLはまだ掬える(救える)ようです。
新しいほう
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Oak/6769/
はダメみたいですが。
モンゴルページの復活を祈念いたしております。
………
うちも更新しないとなあ。
というか、最近HPをリストラしたい願望に取りつかれてます。
リストラ候補1.実態のない「某愛好会」(かっしいさん、スマソ)
リストラ候補2.更新のない「別館」
とかとか。
願望だけでなかなか手がつかないんですが。
ぬぁんとお久しぶりです♪管理人様!
この度ようやく本格的に復活することとなりました、シンドウ243でございます。相互リンクをしてくださってた方やよく遊びに来てくださってた方を今一生懸命探しております。というのも、自動リンクの会社が業務停止になって、パソコンの故障などでデータがなくなり、そして仕事やその他の諸事情によりホームページの更新すらままならぬ状態でしたが・・。
でも、ネット上とはいえ、せっかく知り合った縁をこのまま失うことはとてもつらいことであり、今一生懸命交流のあった方々を探しております。
今、ホームページをリニューアル中ですが踏み切り発車でオープンしました。といってもまだゲストブックくらいしかありませんが。
ぜひ遊びに来てくださいね♪
どうなるか分かりませんが、予定どおり年末に軌道に乗れるよう頑張っていきたいと思います。
また昔のようにお付き合いしていただければとても嬉しいです♪
『Lonely Planet』
>Kayさま
なんか書き込みに圧倒されてしまいました。(^O^)
>崔浩の言葉に従えば必ず勝利し逆らえば敗北し、すべてがその言葉通りになる、
三国志の賈詡みたいな軍師ですな。
(加えて破滅型ナルシーの何晏君なんかも入ってるキャラでせうか)
>北周は劉備の蜀に似た印象があるのですが、本人たちも意識していたように思います。
たしかに、三国志を意識した評価ですねえ。
こういう武将たちを主人公陣営に置けば、痛快なスペクタクルが創作できる
かもしれません。最後は悲劇になるのかな。北周の皇族って、たしか皆殺し
にされてましたよね。
>このあたりの斉周梁の三国志、誰か書かないですかねえ。本家三国志に似た展開で受け
>入れられやすいと思うのですが。
ここはもう、Kayさんが書くしかありません。(^_-)
あまり三国演義を意識しすぎてパロになってもなんですが、本家三国志を越
える大作が生まれないとも限らない。いや、パロとして栗本グインを越える
超大作ってのもありか。なに言ってんだか(^^;)
>ひいきの人物一人忘れていたので追加。単なる酒飲みこと劉令です。
僕も失念してました。竹林七賢も面白い人物が多いですよね。
酒呑みながら、90近くまで生きてたんだなあ、劉伶。
鍾会に恨まれた嵆康や、青眼・白眼の阮籍も、エピソードが楽しい。
なにやら三国時代に逆戻りしてしまいました。;
>真樹操さま
>北は武勇、南は文弱
「南風競わず」と同義ですね。
でも、桓温の時代とか劉裕の時代とか蕭衍の治世の前半とか、南朝が反攻した
時代があるんで、「…といえども」って逆接で続けられもしますし、結果的に
戦乱も長引いたんでしょうけど。
秦漢の中国文明が胡漢融合しながらも保存されたのは、南朝の功績が大だと思
うので、それなりに価値のある文弱だったのでは思います。
南北朝を暗黒時代とみるか、胡漢融合の時代として積極的に捉えるかもあるで
しょうし。
『文選』は日本では評判高いけど、本家中国ではさほどに評価されてないって
耳にしたことあります。
(また読んでもいないのに茶々入れてますが…)
貴族文化って、政治面では否定に傾くし、文化面では肯定に傾くのかな。
では南朝が誇る文弱トリオ(笑)を。
梁の武帝・蕭衍
同じく、昭明太子(武帝の長子)
同じく、簡文帝(武帝の第三子)
梁の武帝はご存知のとおり、仏教への帰依はなはだしく、何度も<捨身>しては国庫の金で買い戻され、国家財政を悪化させた迷惑皇帝。昭明太子は幼いころから聡明で親孝行な優等生タイプだったが、池に落ちて風邪をひいたのがもとで皇太子のまま31歳で病死。
そんなやつのどこがいいんだ?とお思いでしょうが……
梁の皇帝一族は文才があり教養度も高く、詩人文人を集めまくって文芸サロンを形成したのであります。武帝の治世の後半はたしかに失政ですが、それでも前半期の梁は当時の中国最高の貴族文化を誇り、ここから昭明太子編纂「文選」全30巻が誕生したのです。
これは先秦から梁までの、あらゆるタイプの文芸作品(すなわち実用文、政治・歴史・兵法・哲学・宗教関係は除く)の精髄を集め、形式別・テーマ別に分類し、後世へのお手本として残そうという大変な文化事業でした。
実際、後世への影響は大きく、科挙受験者の必読図書となり、日本へ渡って平安貴族の必須教養ともなっています。
いっぽう簡文帝、というより皇太子簡文は、若いころ地方に出されていたのでのびのび暮らしたのか、当時としては非主流の、男女の恋情(男男のもあり)をうたった詩を書きまくりました。
こちらのグループからは徐陵撰の詩歌集「玉台新詠」全10巻(作者不明の古詩から梁の皇族の詩までを収録したもの)が生まれてます。
ちなみに簡文の詩のタイトルをいくつかあげると、
「戯れに麗人に贈る」「人の妾(しょう)を捨つるを詠ず」「秋閨夜思」「艶歌曲」
「春閨の情」「林下の妓」「怨詩」
内容は、まあタイトルから想像がつくようなものです……そりゃ、国もつぶれるわな^^;。
> リンク貼られてるようで
見つかっちゃった (^^;)。リンクフリーのとこを見つけては勝手に貼っています。ウチもリンクフリーのサイトなので時期をみてどうぞ。
> 崔浩って、天才軍師だったんですか?
北魏の太宗と世祖に仕えて、軍の遠征に付き従い、崔浩の言葉に従えば必ず勝利し逆らえば敗北し、すべてがその言葉通りになる、という名参謀です。北魏の領土拡張の功労者です。伝記では、軍事と戦略の話ばかりで、問題の事件は最後の2ページほどのみ。
肌はきめ細やかに白く、若き婦人のような美貌。いつも自分を張良と引き比べ、私の方が故事に詳しい分だけ上だと思っていたとか。他人など全く眼中になかったようです。
孔明バカ呼ばわりもまあこの人ならではという感じ。ただ人格がちょっと壊れております。(^^;)
> 北周の驚異の勇士たちってどういう
これが以下、すごいんです。蜀の五虎将真っ青という強力メンバーが宇文泰の元、馬を並べて戦います。
北周は劉備の蜀に似た印象があるのですが、本人たちも意識していたように思います。孔明にちなんだ劉亮って将軍もいますし。
耿豪:武術の達人。死んだと思ったら起きあがり戦うゾンビー男。血塗れで戦い、「殺すを楽しむわけではないが、壮士たるもの賊を倒さぬわけには行かぬのだ!」
王傑:万人敵と異名をとる弓の名手。関張のパクリ。
王勇:沙苑や[亡β]山の戦いで力戦、大呼して突進すると阻むものなし。この三人は宇文泰から“豪”“傑”“勇”の名をもらった。
王雅:圧倒的大軍を相手に殿して「全身すべてが肝なり」と絶賛された。これも趙雲のパクリ。
賀抜勝:周や斉はもちろん梁やあらゆる国でその武勇が知られ、その名前を聞くだけで誰もが攻撃を取りやめた。[亡β]山の戦いでは、まさに高歓を追い詰め、まさに斬る瞬間に馬が流れ矢で倒れ、取り逃がした。
侯莫陳崇:数万敵中を一騎で突破、敵の大将万俟醜奴を生け捕りにし壊滅させる。
高琳:斉の猛将・東方老と一騎打ちして相手に「かくのごとき健児(勇者)がいようとは!」と感嘆させた。
蔡祐:鉄の猛獣と恐れられた宇文泰の親衛隊長。
楊忠:虎と素手で格闘して倒す。河橋の戦いで5騎で殿して敵を防ぐ。梁の猛将柳仲礼を生け捕りに。梁の象部隊を大破。
李弼:武勇優れ“李将軍は避けろ”が敵の合い言葉に。
その他、斛律光と一騎打ちした王雄、北方遊牧民から著翅人(飛将に同じ)と恐れられた韓果、全身刀傷だらけの田弘、裴果、長孫儁、怡峯、達奚武、宇文顕和、宇文貴、王思政、辛威、韓雄、元定、若干恵、竇熾、劉亮、梁台‥‥‥きりがないなあ。周は斉の1/5以下の国力だったのですが、人の和を得て天下統一への道を切り開きます。
対する斉にも勇士が揃っております。項羽の再来と呼ばれた槍の名手高昂、高琳と対決した東方老、名将“落鷲都督”斛律光、怪力バカ彭楽、張飛の故事を再現した万俟洛、カミナリと戦った薛孤延、ギ連猛、劉豊、婁昭‥‥‥
西魏と東魏の決戦、“沙苑の戦い”“河橋の戦い”“[亡β]山の戦い”はまさに天下一武道会?
> 高歓‥‥‥贔屓と言うより、もっと知りたい人。
このあたりの斉周梁の三国志、誰か書かないですかねえ。本家三国志に似た展開で受け入れられやすいと思うのですが。
北斉=魏、北周=蜀、梁(陳)=呉、隋=晋
葛栄=張角、爾朱栄=董卓、高歓=曹操、宇文泰=劉備、蕭衍=孫権、楊堅=司馬懿 って感じで。孔明はどうしよう。蘇綽+韋孝寛ということでごまかすと。
> 親の名前を聞かれて、「知らねぇ」と答えたエピソードもあった・・・ような?
確か侯景にもそういうエピソードがありましたよね。先祖を聞かれて、父は“標”だが、後は知らんと。北から一緒にきた兵士が祖父は“乙羽周”だと教えてくれたとか。
ひいきの人物一人忘れていたので追加。単なる酒飲みこと劉令です。この言葉が大好き。
家の中で素っ裸でいるところを人に見つかって曰く、
「わしは天地を家とし、家を衣服にしておる。どうしてわしの下着の中に入ってくるのかね?」
> 他の4人は誰を入れますか?
> 明の徐達が一押しなのです
うっ、急所をつかれました。明・清は知識圏外だったりするので。それ以前のみのランキングで、岳飛、史思明、劉裕、李晟、白起です。
白起は戦歴だけで実状がわからないので、入れるべきかどうか難しいのですが、後の人は‥‥‥おっと、その時代に話題が移動したときまでとっときます。徐達もそのときのお楽しみ、と。
最近、レンタルビデオ借りまくってます。
「鉄道員」…広末が出てくるまでは、いい話だったのにねえ。しみじみ。
「ハムナプトラ」…出たぞ、木乃伊。内臓入れる壺。スカラベ。象形文字。去年の埃及
文明展を思い出した。
「グリーンディスティニー」…アクション満載。だが上から吊ってるのが明らかな不自
然な跳びかたがなんともいえず…。突き放したようなラストもなんかな。
「アンブレイカブル」…意外とアクションが少なく、安上がり。ラストはドンデン返し
のつもりなんだろうけど、白けた。
>きいわこさま
しし座流星群ですか。事後のニュースが流れるまで全然知りませんでした。
最近、宇宙のロマンに思いをはせることもなく、現実に踊らされてるだけのつまらない
半端な大人になってしまいました。(T_T)
小学校2年のころの夢は、これでも「天文学者」だったんですけどね。(爆)
1986年のハレー彗星を見るために、大叔母さんとこから望遠鏡パクったのが懐かしい。
>フルバには何回か、泣かされてしまいました。
はっきり言って設定からして変な話なんですけどねえ。
僕は楽羅やあーやが好きなので、どちらかといえば笑ったほうかな。
どうしてあんなに思い入れができるのか、不思議な話だと思います。
>私のところの説明が、パワーアップされているじゃありませんか!
ときどき気が向いたら過去のHTMLをいじったりしてますが、
そんな大げさなパワーアップはしてないと思ひますが…。(^^;)
こんばんは。そこここの掲示板で、流れ星見たぞと書きまくっております。
何せ私の身近で見た人がいないんで・・・すみません。
密かにプロフィールの更新を楽しみにしております。
今度は「フルーツバスケット」ですか。私は、おもいっきりおばさんにもかかわらず、
フルバには何回か、泣かされてしまいました。
あとお礼を。何気にこちらのリンク集を眺めていたら、なんといつのまにか
私のところの説明が、パワーアップされているじゃありませんか!
(晁錯の名をさりげなく加えてくださって、ありがとうございます)
永一さん、本当にまめです。もしかすると管理人としては当たり前かもしれませんが、
リンクを張ったらほうりっぱなしの私は、反省することしきり、です。
ビデオレンタルで100円セールをやってたので、「グリーンディスティニー」と
「ハムナプトラ」を借りてきました。さあ見るぞう。
>かっしぃさま
かっしいさんの挙げた中で、周ガイだけ聞き覚えがなかったので、少し調べました。
周(269〜322)
字は伯仁。汝南安成の人。太興初年、尚書左僕射となり吏部を領す。護軍将軍。
常に酔っぱらっていて糾弾を受けても改めず、「三日僕射」と号された。
王敦の乱のとき、劉隗が王氏を誅殺するよう元帝に勧めたが、このとき周が王導
の忠誠を賞讃したので、王導は罪をまぬかれた。王敦が建康に入城すると、周は
殺されたが、王導はこれを黙認していた。のちに王導は「私は伯仁を殺さなかった
けれども、伯仁は私のために死んだのだ」と涙を流して己を責めたという。
前半はなんだこりゃ?ですけど、後半はなかなかの話ですねえ。
晋〜南北朝って、ホント知らない時代なんですが、未開拓の挿話がいろいろ眠って
そうですね。知らないなりに思うに、謝安がいちばん好みでしょうか。個人的には。
>差し上げることは出来ませんが、よろしければお貸ししましょうか?
いやまあ、そのうちぼちぼち集めますよ。んで読み直します。
手に入れるのがそんなに難しい本じゃなかったと思いますし。
(ええと、4巻と6巻が足りないのかな。さっき確認)
>石野陽虎さま
この間はそちらの掲示板で失礼いたしました。
つまらないことをクダクダ書いたために、掲示板の空気を変にしてしまいまして。
軽く流していただいてありがとうございます。m(_ _)m
>漱石が『草枕』で引用してる陶淵明の「飲酒」のことでは?「菊を采る」ってあるんで。
あわわ、本当ですね。
陶淵明の「飲酒」に、「菊を採る東籬の下」とか「秋菊佳色あり」とかありますね。
淵明の詩を読んでないので、馬脚をあらわしてしまいました。
真樹さんのカキコの文脈からみても、当然そういう話だったのに。
あほだ、自分。
>「年上」であることは間違いないでしょうが、「目上」ではありません。
いやいや、中国史サイト管理者として目上なのです。
僕は石野さんが思っておられるほどPC知識もないので、僕のいうことを下手に信じ
ていただくと痛い目に遭わせかねないので。確度の低いひとつの情報として聞いてく
ださいってことです。師匠だとか教えるだなんてとんでもないです。
>index.htmファイルに他のファイルも全部ほりこんでたのはサイト開設当初からなんです。
うーん、、、、、
それは、石野さんの手元のPCにある投稿前のHTMLを保存しているローカルのフ
ォルダが「index.htm」という名前ということではないですか?
WEBサーバー側のホストのフォルダも、サイト開設当初からそういう状態だったの
ですか?
「index.htm」という普通ありえない名前のフォルダがサーバー側にできた理由は推
測できるんですが、石野さんのローカルフォルダ名を聞いておかないと下手なことは
いえませんし。
→かっしぃさん
>はじめまして、かっしぃと申します。サイトのほうにはこれから窺わせて頂きます。
>是非石野陽虎さんの御贔屓の人物も教えて下さい。
一月近く前にこんなごていねいにあいさついただいたのに、お返事もしない非礼、どうぞ
お許しください。ごひいきがすらすら出てくる皆さんの博覧強記ぶりには、いつも感心して
ただぼ〜っと読ませていただいてます。
更新もままならないうえ、いちいち資料をひっくりかえさないとなかなか人名も出てこない
ていたらくなんで、なかなか参加できません。でも、ぜひ機会があれば・・・。
→Kayさん
『劉裕』&『侯景の乱始末記』もブックオフで見つかり、それを置いている図書館も近くに
あるとは、夢のような幸運&環境ですね。うらやましいことです。
→永一さん
>田舎で菊作って酒飲んでたというのは、どなたでしょう。
間違ってたらごめんなさい。漱石が『草枕』で引用してる陶淵明の「飲酒」の
ことでは?「菊を采る」ってあるんで。
で、昔のことで、しかも個人的なことですみません。
以前永一さんが「index.htm/」というアドレスの奇異さをどう表現していいか
じれておられましたが、やっと少し理解できてきました。「~yamamott/」の下に
「index.htm」や「nanchuka.htm」とかが並列にあるべきところ、「index.htm」の
下に他のファイルが存在してるのが変なんですよね?
>それでいて目上の人に「師匠」などと呼ばれては立つ瀬がありません。
「年上」であることは間違いないでしょうが、「目上」ではありません。(この際、儒教
精神とか「長幼の序」は無視)教えてもらえば、すべて師匠。
しかし、立つ瀬がない(「立つ瀬がなかったら、座っときいや」というのは、大阪の伝統的
親父ギャグかな?)とまで言われたんで、師匠の名称は封印させていただきます。
>http://village.infoweb.ne.jp/~yamamott/
>で「forbidden」表示が出てしまう理由が分かっておられないご様子。
はい、わかってません。
>「index.htm」ディレクトリの中にindex.htmファイルやnanchuka.htmファイルがある。
>けど「~yamamott」ディレクトリの中にindex.htmファイルまたはindex.htmlファイル
>がないから「forbidden」表示が出てしまうのでしょう。
私のサイトは例えば「~yamamott/index.htm/nanchuka.htm」というアドレスになってます。
「index.htm/nanchuka.htm」で「index.htm」ディレクトリの中にnanchuka.htm
ファイルがあることになるなら、「~yamamott/index.htm」で「~yamamott」ディレクトリの
中にindex.htmファイルがあることにならないのでしょうか?
ああ、どんどん深みにはまって、「マウスでクリック」と言われ、直接マウスを握ってCRTの
画面にぶつけた親父のような、すごく恥ずかしいことを聞いている気がするのですが。
それと、決定的にわからないのが、index.htmファイルに他のファイルも全部ほりこんでたのは
サイト開設当初からなんです。で、別に「/~yamamott/」アドレスを入力しても、これまでは
別に「forbidden」表示は出てなかった。でも、最近出るようになったのは、Tripodに
別サイトを開いた時も、同じようにindex.htmファイルに他のファイルも全部ほりこんで
しまった。niftyとTripodでアドレスは違うのだけれど、index.htmファイルが
複数できたというのが、理由なんだろうか、どうだろうか?ということなのです。
ここはPC質問室でもないし、久しぶりに来たのにひどい長文で、重ね重ね失礼しました。
ご指導を強制するつもりは毛頭ありませんので、自分で考えてみます。
一週間ですっかり浦島状態とは。
取り急ぎ私の贔屓の人物と、惹かれる点を列挙します。
祖逖:
劉[王+昆]とセットでお得。石勒を苦しめ、しかも民政にも気を遣っている。地に足のついた熱血漢。
「中原を清むる能わずしてまた済らば、この江の如きものあらんや」
周ガイ:
王敦反乱の時、上奏して王導に陰徳を施しておきながら、後で王導に見殺しにされた。
謙譲の心過ぎるとこうなるのでしょうか。
陶侃:
北伐を志しながら、軍功は反乱軍の討伐が多いのは残念。潔癖すぎる嫌いもあるが、人格者。
部下が野遊びで稲を一穂抜いたのを、鞭打って叱った。「農民が丹精した稲をいたずらに抜くとは何事か!」
桓温:
「天下に芳しきを残せずば臭きを残すべし」と言いながら、最後まで美名にこだわっていたように見える。
抜群の能力を持ちながら、肝心なところで優柔不断。ミスは少ないのに、その収拾が下手だったような。
謝安:
政治面での実績よりも、私生活でのエピソードがより魅力的。
最初に桓温に呼び出されて幕僚になった時、どんな会話をしたのか気になるところ。
肥水の戦いの直前、謝玄に策を聞かれて、「策はある」と言いながら具体的には無いも言わなかったのが?
石勒:
若いときは苦労人ながら、長じてから耳学問で名君に。
西晋を滅ぼしたとき、王エンに向かって曰く、「天下を破壊せしは、君に非ずして誰ぞや!?」
王猛:
桓温の前でシラミを潰しながら平然と談論。桓温の誘いを断って、前秦の名相となる。
陶潜:
「帰りなん、いざ!」
彼にとっては、田園こそが桃源郷だったのではあるまいか。もちろん、酒付きじゃないと駄目だけど。
劉裕:
桓玄に反旗を翻し、寡兵を率いてよく大軍を破る。また、東晋の実権を握った後に大軍を率いて北伐を成功させる。
Kayさんのおっしゃる通り、名将でありましょう。
父親の名前を聞かれて、「知らねぇ」と答えたエピソードもあった・・・ような?
文字すらろくに読めず、石勒のように耳学問したわけではないが、物事の道理をよく見通している。
馮太后:
北魏の烈婦。夫の文成帝が死んだとき、火に身を投じて殉死しようとするが止められる。
彼女が摂政する間に「三長制」や「均田法」が実施されて、北魏の国力は充実した。
高歓:
あの侯景の親分にして、酒乱皇帝高澄・高洋の父親。でも人格が破綻しているとは聞かないぞ(笑)
贔屓と言うより、もっと知りたい人。
とまぁ、こんなモンでしょうか。
あまり詳しくない時代なので、「もっと知りたい」という興味が選考した人選になっております。
実はこの時代は、嫌いな人物も多かったりします。
>永一さん
>『新十八史略』は全巻揃ってないんですが、
おや、札幌のブックオフには全巻そろって1000円切ってましたよ。私の運がよかったのでしょうか。
差し上げることは出来ませんが、よろしければお貸ししましょうか?
お互い積読の多い身ですから、半年くらいはお貸ししますが。
>真樹操さん
飛び入り大歓迎でございます。今後ともよろしくです。
>kayさん
さすがですねぇ、知らない名前がまたチラホラ・・・。
ところで話が逸れますが、
>劉裕:中華史上5指に入る名将
だとしたら、他の4人は誰を入れますか?
私は明の徐達が一押しなのですが。
>Kayさま
仮設ページのほうから拙頁にリンク貼られてるようで、ありがとうございます。
HP正式公開のおりには、ウチのページからもそちらにリンク通させてください。
お願いします。m(_ _)m
>実に非文化的なリストだ‥‥‥。
名将・猛将たちのリストですね。(^^;)
僕も知らない人が多いように思います。
崔浩って、天才軍師だったんですか?
寇謙之と組んで廃仏断行したとか、北魏国史を編纂しようとして鮮卑人士に総スカン
食って殺されたとか、文官っぽいイメージ持ってたんですが…。
王猛は、苻堅とセットで僕も好きです。
桓温・劉裕は、北伐成功組ですね。
北周の驚異の勇士たちってどういうメンバーでしょう?
>両方(『劉裕』&『侯景の乱始末記』)とも持っておりますので、
>ご迷惑でなければお譲りします。
はうぅっ、非常な葛藤を覚えてしまいました。
なんという魅惑的で気前のよろしいお申し出でありましょうか。
拙者、この間はやはり客人のかっしいさまから文庫本1冊を頂戴したばかり。
ここで平身低頭して2冊せしめた暁には、タカリ管理人と呼ばれるで
ありましょう。
・・・・・・
理性が欲望に負けたらメールします。そのときはお願いします。m(_ _)m
>孫楚は?
当然、僕に訊いてるんですよね?
うちの「枕流亭」の屋号のもとになった人でもあるし、そういう意味で恩義はあるん
ですが…p(^^;)。贔屓の人物かというと、それほどでもないんです。
うちの屋号は、「偏屈者,頑固者」「詭弁になっていない詭弁」「隠逸志向」みたい
なイメージを拝借してるもんで。
あと「漱石枕流」〜「夏目漱石」〜「坊ちゃん」〜「愛媛松山人」という連想もアリ。
>桓温ってちょっと間の抜けた曹操って感じ。曹操の“バッタもん”。
桓温=プチ曹操説は、うちのもうひとつの掲示板のほうでかつて話題になったことが
あります。みんな似たようなこと考えるんですねえ。
>真樹操さま
>「息子たちは無名の庶民になって歴史の中に消えてもいい、生き延びてくれさえすれば!」
「現政権への協力拒否表明」のスタンスとは距離がありますが、乱世の隠逸志向者に
は大いにありそうですね。陶淵明もそうだったのかな。
>山にこもってワラビ食って栄養失調で死ぬより、田舎で菊作って酒飲んでるほうがはるか
>にラク(笑)。
ワラビ食って栄養失調で死んだのは、伯夷・叔斉ですね。
田舎で菊作って酒飲んでたというのは、どなたでしょう。唐の王績(東皐子)?
前者のタイプは滅多にいないけど、後者のタイプの隠逸はたくさんいますねえ。
>桓温てたしか「竹馬の友」の故事のもとになった人ですよね?
竹馬の友のもう一方の殷浩も、けっこう印象深いですね。
北伐に失敗して位を剥奪されて、晩年は配流先で「咄咄怪事」の四字を唱えていたと
かいいます。乱世の空気に耐えられずに壊れてしまったお人。
もちろん同時代に、彼より不幸な人は数え切れないほどいますが、やはり時代を象徴
している気がします。
永一さん
『劉裕』&『侯景の乱始末記』、どうしても押しつけるというわけではありませんのでご安心を。ただ、どのみち他の人の手に渡りますので、いまのうちです。費用は要りませんよ。ブックオフ100円本にお金はいただけません。(笑) ブックオフ恐るべし! 希少価値無視だもんなあ‥‥‥
真樹操さん
こちらこそ、はじめまして。中国史の作家なんですよね。羨ましいなあ。いーないーな。私も書き貯めているクチなのですが‥‥‥なぜか本になったのは心理学の概論書だけなんですよねえ。うーん、小説は難しい。
> ここらへんの政治・軍事面は
ナイショ(?)ですが私は実はシミュレーションゲーマーなのです。ただし、電脳化以前のアバロンヒル(知っている人います?)のボードゲーマーですが。ゲームとしてはぐちゃぐちゃの乱世ほど面白いもので。(^^;)
> 桓温てたしか「竹馬の友」の故事のもとになった人ですよね?
はい。桓温と殷浩がよく一緒に竹馬で遊んでいたそうです。
桓温曰く、
「あいつは俺の乗り棄てた竹馬を拾って乗った。いつもあいつは俺の真似ばかりする。だから俺の上にはいけないのさ」
のようなエピソードだったと思います。違うかも?
桓温ってちょっと間の抜けた曹操って感じ。曹操の“バッタもん”。天下に芳しきを残せず臭きも残せぬとは!
ケンシロウならぬ、顔に七星のある男であります。星ってほくろのことかな? 形も北斗七星に並んでるのかなー。
どうも、真樹操です。
>永一さん
>陶淵明
>四十歳過ぎてプッツン
家族を守りたかったんじゃないか、という気もします。彼には自分の子供のことをうたった
詩もあって、それを見るとなんかとても家族想いの父親、という感じもするんです……
あの時代、一つ身の処し方を間違えると一族郎党皆殺し、ですからね。
謝霊運も結局、反逆罪かなにかおしつけられて死刑になってますし。
「息子たちは無名の庶民になって歴史の中に消えてもいい、生き延びてくれさえすれば!」
という思いがあったのではないか、と……単なる個人的空想ですが。
>模倣者
そりゃあもう、山にこもってワラビ食って栄養失調で死ぬより、田舎で菊作って酒飲んでる
ほうがはるかにラク(笑)。でもまあ、それが人情ってもんでしょう。
主義に殉じて死ぬ、なんてそう誰にでもできることじゃないですからねえ。
>Kayさん
はじめまして。よろしく(^o^)丿
わたしは逆に、ここらへんの政治・軍事面は弱いのです。情勢が複雑すぎて、さっぱり
わかりません。いろんな勢力ができてはつぶれ、できてはつぶれ……
う〜む、桓温と劉裕ぐらいしか知ってる名前がないぞ^^;。
桓温てたしか「竹馬の友」の故事のもとになった人ですよね?
こんにちは!私共のアジア専門のリンク集に登録させて頂きますので宜しくお願い致します。ありがとうございました。
マイナー南北朝ということで、再飛び入りしますです。ううむ、実に非文化的なリストだ‥‥‥。
薛安都:劉宋後期の群雄にて無敵の最強戦士。たった一騎で北魏数万の騎馬軍団と渡り合い撃退する大魔人。
姚襄:かっこいーい非運の勇士、孫策を彷彿とさせる。(後秦)
慕容恪:前燕建国の立役者、不敗の名将・名宰相(前燕)
崔浩:諸葛孔明をアホ呼ばわりした美しき天才軍師(北魏)。
王猛、[登β]羌、張[虫毛]:苻堅の孔明と関羽と張飛、なぜか張飛は宦官!?
桓温:天下に臭きを残すべし!(東晋の大司馬)
彭楽:主を次々と変える、天下無敵、怪力のノータリン男。(北斉)
劉裕:中華史上5指に入る名将(劉宋の武帝)
韋叡:輿に乗り孫の手で指揮した名将(梁)
韋孝寛:斉武帝を撃退した、隠密を駆使する知謀の名将(北周)
楊忠:虎と戦い舌を引っこ抜いた。煬帝の祖父(北周)
その他北周の驚異の勇士たちに一票ずつ。
> 劉裕とか侯景とかにも興味があって、中公の本を探してたりもしますが。
両方(『劉裕』&『侯景の乱始末記』)とも持っておりますので、ご迷惑でなければお譲りします。私は既読ですし、行きつけのアジア図書館にも蔵書されていますし、そもそも私が本を買うのは他人に読ませるためですから。ただし、古本です。
>真樹操さま
文化人方面をフォローしていただいてありがとうございます。
名前はいちおう知ってるし、事績もいくらか調べたことあるんですが、
肝腎の作品を読んでないので、贔屓の人物として挙げるのがはばかられ
たってのはあります。(-_-;)
陶淵明は若いころは経世済民をまじめに考えて官員になったけど、四十
歳過ぎてプッツンしたんですね。(=_=;)q
そういや「現政権への協力拒否表明」ってことでは、元初や清初あたり
にたくさんいたような。ああいうかたがたが模倣者ですか。
>きいわこさま
>名前のコラム、とてもわかりやすくてためになりました。
え゛え゛え゛っ!
あんな手抜きだし、文もヘンだし、まとまりもないし、配慮に欠けてる
コラムがですか?(リップサービスですよね、ありがとうございます)
>廟号と諡号の違いがよくわかってませんでした。(はははは)
僕もついこないだまでよく分かってませんでした…。(ははははは)
>日本の男女同姓は、明治以降ということはないでしょうか?
たしかそうです。伝統と言い立てるほど長くはなかったはずです。
欧米の影響より姓氏令や戸籍や民法の制度化によるような気がしますが。
(僕もよく知らないので、あまりツッコまれると困りますけどね)
欧米って同姓も別姓もあるし、婚姻による複姓化もありますよね。
(だからといって男女平等というわけでもないようですが)
男女別姓(選択制)にしたからといって社会がいっきに平等になるわけ
でもないでしょうが、改姓のデメリットを事実上いっぽうの性だけが受
けるって在りかたがおかしいのも確かですし、同姓擁護論の「別姓にし
たら家族が崩壊する」とかいう議論が理屈になってないのも確か。
韓国とか見ろよといいたい。
僕は別姓(選択制)くらい、いいんじゃないの派です。
こんばんは。きいわこです。
名前のコラム、とてもわかりやすくてためになりました。
実は、今の今まで、廟号と諡号の違いがよくわかってませんでした。(はははは)
日本の男女同姓は、明治以降ということはないでしょうか?
欧米もわりと男女同姓みたいだから、その影響かと思ったのですが
よく知らないので、嘘をいうのはやめておきます。(もういってるよ)
一時期、夫婦別姓問題で議論されたとき、やたら中国では男女別姓だから平等だと
言われたのは、さすがに違うぞと思いました。
中国は現在も同姓婚はあまりないんでしょうね。(法律上はともかく)
どうも、真樹操です。
>永一さん、かっしいさん、
いきなりですが、中国史上人物品定めに参加させてくださいませ。
>〜両晋南北朝
南北朝といえば陶淵明、陶淵明をお忘れなく!
単なる田園詩人ではなく、「反体制としての隠棲」というライフパターンを確立した人です。
もちろん、それ以前から隠士というのは存在したわけですが、
それまでは仙人修行などの神秘主義的なものか、俗世間(政治を含む)を穢れたものと
みなしてそれに近寄らないほうが「高尚」とする超越的な態度、といったものだったのが、
陶淵明にいたってはっきりと「現政権への協力拒否表明」という面が出てきて、
これはその後永く中国の文人たちに受け入れられる生き方となります。
あくまでも「現体制」への抵抗としての隠棲であり、政治活動そのものを全否定
しているわけではないので、仙道や仏教の出家と違って孔子の教えとも矛盾せず、
また生活上のささやかな楽しみを否定しているわけでもないので、凡人でも
お手本にしやすいのです。
(ひょっとすると、陶淵明自身は本当にただ役人づとめが性にあわなかっただけ
なのかもしれませんが、彼の生き方は「今の政権に協力したくない」文人たちに
格好のモデルケースを提供しています)
ほかに、洛陽の紙価を高めた「三都賦」の左思、
独自の山水詩という新ジャンルを開拓した謝霊運、
仙人入門「包朴子」の葛洪、
「顔氏家訓」の顔之推、
真筆は現存していない(はずの)「書聖」王羲之など、(以上、順不同)
文化史的には興味あるユニークな人物が輩出しているんですよ。
コラムをひとつ追加しました。
手抜きにすると予告して、実際手抜きなんですが、いいのかなあ??
なにやら予想以上に難しいテーマだったような気がします。
>李小狼さま
>中国という巨大市場が今までWTOに加盟出来なかったというのが不思議ですね。
あのぅ…、分かってて、人を試してるでしょう?(^^;)
中国が自称社会主義国だからですよ。
んまぁ、中国が自由主義(資本主義)貿易圏に正式に入ったというのは、
画期的なことかもしれません。
赤い資本主義の路線は、ここ十ん年の中国の路線なんで、僕は特に驚いては
いません。2008年北京オリンピック決定に続く、現代中国の慶事なのかも
しれませんけど。
>「中国史上人物の品定め(4)〜両晋南北朝編」
行きましょうか。
あまり知識がないので、難しい年代ですけど。
贔屓の人物を並べてみると、
無教養ながら名将にして賢帝・石勒
北族南人を融和させた名宰相・王導
民族融和の理想主義者・苻堅
下駄の歯を折って気づかなかった(^^;)・謝安
寛仁君主から皇帝大菩薩となった・蕭衍
隠遁者にして政治顧問、山中の宰相・陶弘景
北周さらに隋唐にいたる基礎を築いた・宇文泰
なんか挙げてみると王朝の建国者や宰相ばかりですね。
無理に並べたような感じだし。
ほとんど知らないってことを露呈しているような気も…。
劉裕とか侯景とかにも興味があって、中公の本を探してたりもしますが。
かっしいさま、後はよろしく。(-_-;)
最近の国際ネタといえばテロ関連と炭そ菌くらい(あと大リーグかな・・・)しかないと
思っていたら、ありましたね。中国&台湾のWTO加盟というニュースが。
が、各メディアの論調を見てみると大雑把に評価は良いみたいですけど日中貿易に関しては
賛否両論、という感じです。
経済学は全くダメな自分なので、この問題について云々は言えないですけど、ひとつだけ
言うならば中国という巨大市場が今までWTOに加盟出来なかったというのが不思議ですね。
なんだか今回は非常に難しい問題で書いてて自己嫌悪に陥ってしまった気が・・・(笑)