みなさま、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
kayさま>
NAGAICHIさんも「東夷」とおっしゃってましたが、
山東省は、もともと「莱」よばれる「くに」というか人々が住んでいたところで、斉に征服されたために変化したと考えることもできます。
キルギス=ウイグル系ということは春秋戦国人は、日本人にかなり近かった???
あけましておめでとうございます。今年こそはまず中国史出戻り手始めに吉川三国志
読破といきたいです。。。
南條範夫「牢獄」(講談社文庫)
明初の洪武帝の粛清を扱ったサスペンス。解説を書いた駒田信二氏が中国でかつて
本書の主人公・厳徳aと同様の体験をしていたってのがスゴイな。
中国古典文学全集7「大宋宣和遺事・他」(平凡社)
宋の建国から徽宗の宣和年間までを描いた白話体小説。他にも「小説」を掲載。
これは田中芳樹あたりの本でタイトルだけしってたので、古本で¥300だったので
買いました。(^^;
>斜陽産業
前年比90%くらいって上の人が言ってましたが。。。>ブツ
やっぱり年々減っていくんでしょうかね?
二日になってしまいましたが、みなさま新年おめでとうございます。
昨年もつたなくお目汚しな網頁をご覧いただいて感謝にたえません。
とくにいろいろ示唆啓蒙いただいたかたがたには感謝感激タマちゃん帷子川です。
今年もあまり路線は変わらないと思いますが、お見捨てなきようよろしくお願いします。
>石野陽虎さま
ディレクトリがどうたら言ってたのは一昨年だったような…薄甘い記憶が。
昨年は泥酔してどうとか、愚にもつかないことを書いて板を汚したような気も。
ええとお世話になってます。(^^;)
「学識」という言葉はうちの辞書にないんでよく分かりません。
「知ったかぶり」という言葉なら特筆大書してあるんですけど。
>宣和堂さま
いや、迷惑どころか宣和堂さんには感謝しております。
こちらが間接的にお手数をかけさせてしまいました。
うちの稼ぎのことについては、誰が見てるかわからないので、下手なことは
書けないです。「信用失墜行為の禁止」コードと「信書の秘密」コードに縛
られたM、もとい、公僕の端くれなので。(-_-;)
信頼には切実に応えたいです。
今はじつは総務省の下の郵政事業庁なのです。
四月からは郵政公社なので、覚えてもらってもせんないんですが。
>きいわこさま
いえいえ仕事って年々楽になっていってるんですよ。実はゞ。
IT化でパイを奪われた斜陽産業でして。
理屈はともかく、年スパンで人もブツも減っていくという実感をようやく持
てるようになりました。
>Kayさま
>2500年前と2000年前の変化が大きく、大きな民族移動があったのではないかとあります。
遺伝学とか人類学とかは、小耳に挟むことはあるんですが、さっぱりです。
匈奴の支配層はコーカソイドだとか、
日本人に渡来系の影響は小さく、日本人の基層はバイカル湖あたりからやってきたとか。
聞いてもへええと感心するしかなく。
中国は不断に北方民族の侵入を受けてますし、その北方民族の系統も入れ替わってます
んで、ややこしいんでしょうね。
2500年前の山東人がアルタイ系(トルコ系)の影響が強かったというのなら、
なんとなく納得です。もとは東夷と呼ばれたとこですし。
印欧系といわれるといくらか違和感ありますけど。
民族移動というより混淆でしょうけど、秦漢の統一によって斉人が斉人の
純血を保っていられなくなったってのは分かるんですけどね。
斉人が青い目だったかどうか。
仮に印欧系でも碧眼金髪とは限らないし。
去年の後半は、寝ていると嵐があったことに気づく奇妙な感じでした。何か間接的に迷惑をかけたような気がします。
ところで、
『ヒト、人、人間−東京大学公開講座』
という本を読むと、そこに中国山東省の遺跡の人体のDNA研究がのっていて、
2500年前の山東省中国人は現代のヨーロッパ−トルコ人の中間に位置し、
2000年前の山東省中国人は現代のウイグル−キルギス人の中間に位置し、
現代の山東省の中国人はもちろんモンゴル人に近いのだそうです。
特に2500年前と2000年前の変化が大きく、大きな民族移動があったのではないかとあります。これってなんの事件でしょうかねえ。秦の統一か、赤眉の乱かなあ‥‥‥
春秋時代の中国人のかなりの部分が青い目の人々だったのではないか、という想像もできないこともなく何かちょっと不思議な感じですね。
新年、あけましておめでとうございます。
なんか、大変ごぶさたしておりまして、申し訳ございません。
お仕事、大変でしょうが、がんばってくださいま。
なお、私は29日の午後4時に年賀状を出した不届き者ですが、今朝、実家宛にちゃんと届いていたので、感謝!です。
今年もよろしくお願いいたします。
なんだか、嵐のような何かが去っていった昨年中、結構ご迷惑をかけてしまったような気がしてならない宣和堂です。
ちなみに年賀状は今日まとめて出しました。自分は小泉首相なんかより日本の郵政省を断然に信頼しきってますので、万事OKです。おまけに昨日帰ってきたらEMSが届いてましたが、今日電話しても係員は年賀状に掛かりっきりなのか、誰も出てきてくれません。まったりと希望配送日を1月1日の午前中にしてしまいました。それくらい信用してます。郵政省には年始も年末もないのだと!
え……と、何はともあれことしもよろしくおねがいいたします。
→永一さん
本年も、いろいろうちのサイトに書き込んでくださったり、パソコンをはじめ何かと教えていただき、本当にありがとうございました。
永一さんほどの学識がないので(私と同じく「素人」とはおっしゃってますが、)迷走を続けている私のサイトですが、また来年もよろしくお願いします。
>鹿角さま
たいへんでしたかねえ?やっぱり。
年忘れの時期ですので、僕はもう薄れてますけど。
やはり反李世民と取られたんですね。
僕は下手くそな文章しか書いてないんで、誤解されても仕方ないかも。
まあ、僕個人がいっちゃん不本意だったのは、余所で当てつけ書かれたのと、
「倫理的に潔癖」扱いされたことくらいかなあ。
あとのことは自分ひとりとしては瑣末なことです。
それより関係各者にご迷惑をかけたのが申し訳ないです。
>太白さま
>08のとこ(←これで察してくだせえ)で僕もはぴーにゅーいやーですから。
少し考えました。
僕は79地域の某局で迎えることになります。!(>_<)!
>腕時計。毛主席が秒ごとに腕ふるの。
うーん、間の抜けたビジョンが脳裏を駆け抜けていきました。
そういや、藤子不二雄Aの『劇画毛沢東』が再刊されるそうな。
やはりですか(^^; >永一さん
今年は一人じゃないですよ。(笑) 08のとこ(←これで察してくだせえ)で僕も
はぴーにゅーいやーですから。
>毛グッズ
そういや友人が上海土産だったかで持ってたなあ。腕時計。毛主席が秒ごとに腕ふるの。
管理人様 今年は大変でしたね。
ネットトラブルなど他人事に思ってたのに・・・
そんなにここの掲示板は反李世民に思えないけど・・・
ううう、年賀状パソで印刷して失敗した〜。
反故の欲しい奇特なかた居ますか?
またまた新年を職場で迎えることが決定しました管理人でっす。(T_T)
>毛宅遥さま
はじめまして。丁寧な自己紹介いただき恐縮です。
毛グッズ蒐集趣味ですか。
お話を聞きながら、すごいなあと感心してるところですが、
本当のところ、どの程度深いものなのか量りかねてます。
正直、ほとんど分かってませんので。申し訳ありません。m(_ _)m
何年か前に、本場中国で今でも結構流行ってると言う話は聞いてます。
毛バッチは僕も1個持ってたはずなんですが…、今探したら行方不明ですわ。
どこ行ったんだろー。
京都御所の南東というと彙文堂ですか?関西の人はいいですねえ。
うちは近現代もコレクター趣味もかなりいい加減なんで。
そういう方向ではあまり発展しないかもしれないんですが。(-_-;)
力不足なところ、ご承知いただければ。
いろいろお教えいただければと思います。
今後ともよろしくお願いします。
・はじめまして、当方45才.大阪勤務.京都在住.既婚.カミさんと2人暮らし。
・中学生時代、京都では学生運動が盛んで、京大の寮屋上に「毛主席万歳!」のスローガンがはっ てありました。 あと、本多勝一氏の一連の著作に洗脳?され、毛沢東時代中国のグッズ収集
33年目に突入です。 切手(1949---1990 1966-1976は99%収集) 毛バッジ800個--北京
大学・清華大学セクト・第二砲兵本部 等--. 腕章.レコード80枚. 京津地区69-75教科書40 冊.ポスター30枚.1957--1980絵ハガキ100枚.スローガン入り墨20数組.主席+詞刺繍30枚.
各種語録30冊.75-76豪華本3冊等、---カミさんからは、国へカエレ!と言われる始末です。
・このごろでは、大阪の某中国美術店で、汝窯?の陶片まで買うところにきています。
(小遣い2ケ月分 どう工面しようか?) 確かに、汝窯の特徴があり、美しい陶片です。
・京都市では、毛時代のデツドストックを当時の価格で販売している店があり、そこで購入する
ことも多いです。 また、創業100年以上の中国本専門の古書店(京都御所の南東にありま す)でも、時々購入--1974--80年代の「文物」「考古」1冊500-700円ぐらい。
・山科区--JR山科近くの古書店では1958--1972の「中国画報」500円-1冊で、まだ10冊近く残 っております。 お隣の滋賀県 県立大学では、毛時代の書籍1万冊以上のコレクションが
あります。(陳コレクション)
・また、写真家の島尾伸三氏は、3000枚以上毛バッジを所持(翡翠製も!)、たぶん日本人で
一番多くもってられる方です。
・掲示板、現代中国に関しても、丁寧に解説されており 勉強になりました。
益々のご発展を祈願いたします。
ket様、お教えありがとうございます。文天祥全集、買うかどうか迷います。それと、キーワードで調べて、「文天祥伝」というのがあったので、こっちも気になります。
>sigen様
中国書店の目録で見かけたと思います。九州にある書店ですが
ウェブサイトも持っていますので問い合わせをされてはいかがでしょうか?
北九州中国書店 http://www.chugoku-shoten.com/
『文天祥全集』、書虫や東方書店のサイトで検索して見ましたが、ヒットしません。どこかのページで紹介されているでしょうか?
けれど、2000円ほどだったらぜひ欲しいですね。読めなくても、おもな詩ぐらいは感じが伝わってきそうですし、ほんと欲しいです。
>ketさま
はじめまして。こちらこそよろしくお願いします。
>校点がされているものとしては、江西人民出版が『文天祥全集』と
>いうものを出版しています。
ご教示ありがとうございます。
sigenさん、どうですか?なま漢文はつらいかな。
>太白さま
>ってことは「正気の歌」ぐらいなんですか? >文天祥の邦訳
僕が知らないだけで、あるのかも知れませんけど。
>やっぱり島の周りを桟橋のような板で囲まれているんでしょうか?
いえ、因島水軍城は島の山の中でした。(爆)
水軍城もいろいろあるようです。
桟橋のような板で囲まれてたのは、能島とか来島とかの小島のほうじゃない
ですかねえ?現在どういうふうに残ってるのか知らないんですけど。
>余談・僕はしかしとうとう職場で年を越すことになりました。(笑)
お互い因果な商売ですな。まだこっちは決まってませんが。
コヅなんて大嫌いだあ〜!と早くも叫んでおります。
年賀も嫌いだ、一般信は大好きだー。(^_^;)
ってことは「正気の歌」ぐらいなんですか? >文天祥の邦訳
>永一さん
>因島水軍城とか変なとこには
ほおお、水軍城ですか。そこもいいですねえ。やっぱり島の周りを桟橋のような板で
囲まれているんでしょうか? 歴史雑誌のイラストで見たんですよ、そんなの。
(余談・僕はしかしとうとう職場で年を越すことになりました。(笑) いや、別に
いいんですけどね。(笑) 紅白とか見ないし(^^; )
初めて書き込みさせていただきます。ketと申します。
皆様宜しくお願いいたします。
NAGAICHI様、sigen様、横レス失礼いたします。
文天祥の著書についてですが、『文山先生全集』という形では
確かに四部叢刊もしくは四庫全書に入っているだけだったと思います。
お望みでしたらコピーならばお送りできますが、校点がされて
いないため読みにくいです。
校点がされているものとしては、江西人民出版が『文天祥全集』と
いうものを出版しています。私は確認していませんので中身が
『文山先生全集』と同じかどうかはわかりませんが。
また、世界書局版をさらに影印したものもありますが、どちらも
2000円足らずで買えると思います。
>sigenさま
文天祥の本が少ないのではなく、残ってるけど今の出版ベースに乗ってないんでしょう。
http://wagang.econ.hc.keio.ac.jp/~jaet/kanhoo/txt/home_4_2_d_4_5.html
とか見ても、
底本が『四庫全書』とか『四部叢刊』とかになってますものね。
中学生のかたに『四庫全書』手に入れろってのは無茶な話ですし。
いやそこらの余裕のある社会人でも充分無茶ですけど。
文天祥の著書としての単刊本が今はないのかもしれません。
まず影印本か評点本が中国か台湾かどこかで出版されていれば。
むしろフリーの電子テキスト期待ですかね。
そこクリアしても、日本語訳はさらに何段か厳しそうです。
『宋史』日本語訳も、ほかの時代の正史よりさらに厳しいですね。
『史記』(三家注つき)の4倍の分量なんて、もう笑うしかないです。
そのうえ史料としての評価が低いんですから、ここ十年二十年じゃありえないかも。
NAGAICHI様、お答えありがとうございます。
文山先生全集って本では出てないようですね。残念です。
「宋史」もそうなんですが、南宋時代の本は全然日本語訳がなくて寂しいです。
もちろん、みゆき姫のことですが…。
とても嬉しいような、少し残念なような複雑な気持ちです。
テレビに出ないポリシーの人だと思ってたんですがね。
また職場で年越ししたろーか、それとも素直になろーか。(>_<)
全然関係ないですが、ハリポタ第二作を劇場で見てきました。
ハーマイオニーたん…ハァハァ
というのは、置いといて。
やはりアクションが好きですね。突飛でユーモラスで。
ドビーの妙な動きとか、暴れ柳にボコボコにされるクルマとか。
伏線の引き方がうまいから、犯人の正体を推理する面白さもあるかも。
本格ではありませんが。
個人的にロン×ハーマイオニーに期待しております。
>鹿角さま
張良編『天安門文書』は、僕は読んだことないので、いいかげんなことしか言えないの
ですが。ネット上をざっと見た感じでは、中国政府は否定してるけども、かなり信頼性
の高い文書と見られているようですね。
六四の裏側や趙紫陽の失脚のいきさつが赤裸々に書かれているということで。
機会があったら読みたいです。
60年安保とはうまい対比だと思いますが、
学生運動が軽武装していること自体は珍しいことではありません。
60年代から70年代の日本でもフランスでもアメリカでもそうだし、
80年代初頭の韓国なんかもそう。今でも残り火はありますか。
問題は天安門の学生たちが西側から民主化勢力とみなされたこと、
それを制圧するのに軍隊を用いて多数の死者を出したことなんで。
赤城宗徳さんみたいな人は、この場合趙紫陽でしょうけど。
上に聞き入れられませんでしたね。
もうちと古い中国史の話にむりやりつなげると、後漢末とか南宋末とか明末とかに学
生による政治運動があったけど、必ずしも世評はかんばしくないなあ。
>太白さま
こぶさたしてます。
僕も中国史に飽きたら日本史に行きたいなあ。
しまなみ海道が開通して3回くらいは往復してるんですが、なぜか大山祇神社には
寄ったことないんですよね。
因島水軍城とか変なとこには行ってるんですがねえ。(^^;)
国宝とかあるとこなんで、機会があれば見たいんですけど。
>大山祇神社の由来についてとか話を振ってるわけじゃないですよ(^^;
いや、神武東征に先だって…とか、書いてるとこらしいです。(^^;
おひさしぶりです。太白です。
最近は中国史から離れて、日本史に興味が移っていたのですが、やっぱり歴史は
断絶することはないので、中国史もたまに覗いたりしていますが。
ところで、永一さんは大山祇神社って行ったことありますか? いや、愛媛県にある
ってだけなんですけど。(笑) 奉納品の甲冑とか兜とか見たいなー。とか。
(単なる雑話です。大山祇神社の由来についてとか話を振ってるわけじゃないですよ(^^; )
天安門文書を読みました。
もし書いてあることが本当なら
以前ここで言った武器を持たぬ学生に
銃を向けて平気な人達との発言は取り消します。
上層部はあくまでも発砲する気はなかったみたいですね。
前線の兵士を挑発した学生もいるみたいだし・・・
だからといって彼等の行動が正当化されるわけではありませんが
つくづく残念なのは60年安保の時岸首相を諌めた
赤城宗徳さんみたいな人が
中国にいなかったんでしょうか?
>sigenさま
ごぶさたしてます。
「指南録」は『文山先生全集』の中にあるんじゃないでしょうか。
「文山先生全集」で検索すると、YAHOO!JAPANで1件、Googleで137件引っかかりました。
書虫では引っかからなかったですね。
全然関係ありませんが
河南省商丘の南の鹿邑太清宮で発掘された「長子口墓」が、宋国の祖・微子開の墓と
断定されたってニュースが大々的に流れてました。
根拠(毎日新聞記事)が、
(1)発掘墓がかつての宋国内で発掘された
(2)発掘青銅器の年代が殷から西周初期にかかっている
(3)南北49・5メートルの墓道を持ち君主クラスの大墓
(4)13人の殉葬者が埋められ、墓主の腰付近に死後の世界の案内役である犬と犬遣いの骨が発見されるなど、典型的な殷の貴人墓
(5)墓主の人骨の鑑定で60歳ぐらいと文献上の微子と一致
(6)「長子」は「微子」と同一人物であることが「呂氏春秋」に記載されている
ということらしいです。
諱が出てこない段階で、断定しちゃっていいのかな?
殷末にほかの「長子」がいた可能性や
西周初期のほかの宋国君主である可能性なんかはないのだろうか?
と素人考えが浮かぶんですが。
お久しぶりです。
突然の質問ですみませんが宋代の文天祥の「指南録」って本になっているのでしょうか?
自分が調べても(YAHOO!で)本になってる感じはしないんですが・・・もしも、本になっているのなら、お教えくださると嬉しいです。
>kawaさま
こちらこそはじめまして。管理人の永一です。
日本におられる鄭成功の弟のご子孫って、田川姓だったりではなくて、しっかり鄭姓を
名乗っておられるんですね。ありがとうございます。
前の投稿、「三菱商事」となっていますが、「住友商事」の誤りでした。
はじめまして。映画「国姓爺合戦」(英雄・鄭成功伝)のボランティアスタッフの
kawaと申します。はじめまして。
鄭成功で検索して来ました。
過去ログにて、
>66 鄭成功の子孫 阿祥 2001/01/17 12:41
> 男性 会社員 37歳 A型 東京都
> 李さんへ。
>鄭成功の子孫は、直系ではありませんが成功の弟の子孫が生きているということです。
とありますが、おっしゃる通りです。現在、三菱商事に勤めていらっしゃり、7/14
の平戸の鄭成功祭りにも出席なさっているそうです。
http://www.kassen.jp
>perdidoさま
なにやら文体が……。
歴史学ってなんなんでしょうね?
論理的に矛盾のないかたちで存在している(はずの)世界を数理的に突き詰めて
いくのが理系の諸学問で。
「世界の本質」とか「人間の生き方」とかいう抽象的なものを、論理的に突き詰
めていくのが哲学で。
「過去そうであった世界」の姿を、やはり論理的に突き詰めていくのが歴史学で
あるはずで。
でも歴史って、論理としても方法としてもかなりいいかげんですよね。(^^;)
「数理的正確さは必要ない!最大限度の数字によって価値判断する鈍感さ・冷淡
さが歴史には必要だ」という話もあり。それも賛成ですけど、端数をすべて切り
捨ててすむわけでもなし。
理系の学問や哲学より難しいものと取っくんでいるのかもしれません。
NAGAICHIさま
レス有難うございます。
>まじめに言うと、どんなイデオロギーも極端につきつめると、けっきょく人間本
>性に反してしまうのではないか、なんてぬるい考えも浮かぶんですが。
それじゃあ、自分もぬるい考えの持ち主ですね...(笑)とにかく、イデオロギーは面倒くさい(爆)。疲れてしまいます(爆)。
>まあここらで思考が堂々めぐりに
>入ってしまいます。哲学向きではない頭です。
自分も哲学向きでない頭です。
歴史学、社会学、経済学、人類学、考古学、神学のように対象があれば、抽象的な概念でもストンと理解ができるのですが、哲学とかイデオロギーを語る場合の独特な難しい用語がでてきたりすると頭がショートしてしまいます。
歴史が好きな人は、哲学むきじゃない人もけっこういると思いませんか。
自分は、歴史という素材があればものが考えられるし、歴史が証明してるじゃないか。
なんで論理をこねくり回す必要があるのか?かえって物事の本質が見えなくなる、と考えているので、哲学については、怪しげな印象をもっています。自分が理解できないいいわけもあるのですが...(爆)
>perdidoさま
>男らしくあること、女らしくあることに疲れてる人が多いんだろうなって気がします。
もうちょっと高尚な議論のはずですが、でも当たってるかも。
「男らしさ」「父性」なんてのも、僕もどうもごめんですし。
「厭世観」ならぬ「厭性観」。
>つまり、女らしさというものは作られたものなので女性の都合のよいように社会を変革する
>必要があるみたいなフェミニズムの強烈なイメージがあるので、
そういう話もあるんでしょうねえ。
むかーし、「男性は女性解放の敵以外の何者でもありえない」と主張するラディ
カル・フェミニズムの主張が70年代くらいのアメリカにあったと聞いたことが
あります。結婚を否定し、子供も産むべきでないという戒律的なものに行き着い
ていたとか。感銘を受けた覚えがあるなあ。
一度こういう人らに簒奪されたほうがいいかも(-_-;)。藤子・F・不二雄のSF
短編に似たようなテーマでありました。
まじめに言うと、どんなイデオロギーも極端につきつめると、けっきょく人間本
性に反してしまうのではないか、なんてぬるい考えも浮かぶんですが。
まあ、しかしジェンダー論は穏当なあたりで、僕は肯いてます。
>自分が新入職員のときお茶くみしているのを見て「女の人はいないの。」と聞かれて閉口し
>たことがあります。思わず「それはないんじゃないですか。」と反論したことがあります。
全然ちがうかもしれませんが、
夫婦別姓の話題で話してたときに、うちの母が曰く
「苗字が変わらなかったら、結婚したことが分からないじゃない」
というのに参りました。うーん。
「男が変わらないことはどうなのさ?」
と反問したのは、ねじれてるんでしょうね。
>「男であること」「女であること」を否定しきってしまうのもさびしい気がします。
>自分を否定することにつながらないか、なんとなく思うからです。
世の中には中性的でありたい人もいるでしょうし、異性を装いたい人もいるでしょ
うし、「同一性障害」の人もいるでしょうし。
「男であること」「女であること」も、けっこう難しいです。
「男らしさ」「女らしさ」も、全否定すべきなのか、部分的には肯定すべきなのか、
けっきょくは「アイデンティティとはなにか?」ってことになっちゃうわけで。
僕としては、自由でありたいなあと思うんですけど、ここらで思考が堂々めぐりに
入ってしまいます。哲学向きではない頭です。
>父不在の社会といわれる昨今は、「男らしさ」の美質を問い直すことも求められている気も
>するので...
父性復権論はサブカルになってしまう法則が昨今ある気がします。
富野監督とか小林よしのりとか。あまり納得して聞いたことないんですけど。(^^;)
でも育児を女性任せにする男は、さぞかし多いんだろな。
管理人です。
ちょっと京都行ってました。
紅葉がきれいでした。
いろいろ行ったんですが、あえて中国がらみというと、
まず泉屋博古館で
秋期公開「東アジアの古銭−貝のお金から大判小判まで」やってました。
まあ自分としては、南明の銭と明末農民軍の銭以外は、どっかで見たようなものばかり
だったんですけどね。
常設室の日本最大の青銅器コレクションのほうがやっぱ心震えるなあ。
それから京大総合博物館で
企画展「学びの世界−中国文化と日本−」やってました。
近世以前の日本における中国文化の受容ってかんじのテーマで、
資料並んでたけど、正直ピンと来なかったです。
こちらも常設展示のほうが良かったなあ。とくに理系の(爆)。
あと朋友書店に寄って、『宋史紀事本末』とか『中国歴代服飾史』とか、
よりにもよってボロい本を購入してきました。
留守してた間もあまり変化はないようで。
不快な話題は流すことにします。
perdidoさんへのレスはまた明日にでも。
ちょっと書きすぎましたね。まったく見苦しくてすみません。
ただエリスさんとぶつかって、もやもやしてたものだけは吹き飛びました。
ちなみに僕はハンドルネームの使い分けを批判しているわけではありません。
他人の意見を批判するなら堂々とやってもらいたいだけです。
それができないなら、2chにでも行ってやってください。
「エリス」=「七海」さんの証明
まずうちの「枕流亭」総合掲示板。
それじゃこれが最後ということで。 投稿者:エリス
投稿日:11月10日(日)00時20分03秒 !-- Remote Host: p031-dnb62karaga.tokyo.ocn.ne.jp, Time: 1036887603 --
どうもありがとうございます 投稿者:エリス
投稿日:11月 8日(金)00時57分27秒 !-- Remote Host: p23-dnb18hon.tokyo.ocn.ne.jp, Time: 1036717047 --
塩野七生さんは・・・ 投稿者:エリス
投稿日:11月 5日(火)22時14分05秒 !-- Remote Host: p066-dnb21karaga.tokyo.ocn.ne.jp, Time: 1036534445 --
タイタニアの続き読みたいな 投稿者:エリス
投稿日:11月 4日(月)22時52分51秒 !-- Remote Host: p49-dnb13hon.tokyo.ocn.ne.jp, Time: 1036450371 --
「エリス」さんのリモートホストがすべて「.tokyo.ocn.ne.jp」で終わっているのが分か
ります。
リモートホストは、掲示板をインターネットエクスプローラで開いて、
「表示(V)」→「ソース(C)」で見ても分かります。
次はマルコさんのところの「歴史探訪南極御殿」掲示板。(無断引用申し訳ありません)
http://8312.teacup.com/marco/bbs
えっ、小説お書きにならないのですか? 投稿者:七海
投稿日:11月12日(火)19時12分54秒 !-- Remote Host: p061-dnb69karaga.tokyo.ocn.ne.jp, Time: 1037128374 --
いつもお答えありがとうございます 投稿者:七海
投稿日:11月10日(日)23時42分17秒 !-- Remote Host: p108-dnb29hon.tokyo.ocn.ne.jp, Time: 1036971737 --
確かに 投稿者:七海
投稿日:11月 8日(金)21時59分35秒 !-- Remote Host: p94-dnb04hon.tokyo.ocn.ne.jp, Time: 1036792775 --
さらに、つけくわえ 投稿者:七海
投稿日:11月 7日(木)23時05分54秒 !-- Remote Host: p23-dnb18hon.tokyo.ocn.ne.jp, Time: 1036710354 --
「七海」さんのリモートホストもすべて「.tokyo.ocn.ne.jp」で終わっているのが分かり
ます。
「エリス」さんと「七海」さんの主張と文体の酷似ぶりは、実際に両掲示板を比べて確かめ
てください。とくに李世民についての主張と、「(笑)」の使い方などに注目すればいいと
思います。
「エリス」さんと「七海」さんが同一人物であることが分かれば、
「莫名洞」
http://www.jttk.zaq.ne.jp/zuitou/
の掲示板「日々徒然」で取られた「エリス」=「七海」さんの言動がすさまじいネチケット
違反であることが分かります。
NAGAICHIさま
「プッツンしました。」レス
ホントとですか!!そうだとしたら、それはひどい!
それは同情の余地ないです!「七海」さん、あなたはNAGAICHIさんにもあやまるべきです!
フェミニズム論について少し考える 投稿者:perdido 投稿日:11月12日(火)19時52分56秒
NAGAICHIさま
>フェミニズムがジェンダー論に依って「男らしさ」「女らしさ」の押しつけに反
>対してきたという流れがあるんですが。
たしかにそういう流れがありますね。男らしくあること、女らしくあることに疲れてる人が多いんだろうなって気がします。自分は開放された気になります。でも一抹の「それで、いいのかな。」という気もするのですが...ジェンダーのあり方というか男女のありかたっていうのは社会の求めるものに本当に密接に結びついてるな、と思います。
ジェンダー論に依って「女らしさ」の押しつけにだけ反対してきた、つまり、女らしさというものは作られたものなので女性の都合のよいように社会を変革する必要があるみたいなフェミニズムの強烈なイメージがあるので、いくらなんでもという印象が自分にはありました。ただ、かなりの年齢の女性のなかには、自分が新入職員のときお茶くみしているのを見て「女の人はいないの。」と聞かれて閉口したことがあります。思わず「それはないんじゃないですか。」と反論したことがあります。いろんな考え方の女性がいるようにフェミニズム論はいろんな考え方があるので正直言って混乱します。
>それに対して、あたかも「中性」であることをよしとするような従来のフェミニ
>ズムを批判して、「女らしさ」の美質を評価し直す新しいフェミニズムというの
>も最近あるそうです。
「男であること」「女であること」を否定しきってしまうのもさびしい気がします。自分を否定することにつながらないか、なんとなく思うからです。「女らしさ」の美質を評価し直すほうが「女性らしさ」を否定するよりも健全な気がします。
父不在の社会といわれる昨今は、「男らしさ」の美質を問い直すことも求められている気もするので...一抹の「それで、いいのかな。」という気がするのもそういうことなのかもしれません。
プッツンしました 投稿者:NAGAICHI Naoto 投稿日:11月12日(火)19時20分52秒見ておられるかどうかは分かりませんが、エリスさんへの呼びかけです。
エリスさん、あなたがHN「七海」さんと同一人物であることは分かっています。
確実な証拠はありませんが、
東京のOCNを使って書きこんでいる点。
李世民好きの主張を展開している点。
文体のいちじるしい類似。
99%以上同一人物です。
もし、僕や僕の掲示板の常連の意見に対して批判があるのなら、堂々とうちに書きこ
めばよいでしょう。
それから、あなたは莫名洞さんに謝罪なさったほうがよろしい。
「エリス」「七海」が別人であるように装った書きこみをしたのですから。
>perdidoさま
『話を聞かない男、地図が読めない女』ですね。僕も気づかずにそのままコピ
ペしてました。本が手元にないんで、そうとう怪しい記憶に基づいてます。
>この本にも狩猟をしてきたのでイヌイットの女性は例外的に方向感覚がある、って書いて
>あったと思います。
獲得形質って遺伝しないよなあ、とか首をひねりながら読んでた部分でしょうか
ね。あれもかなり遺伝的な差異として説明してませんでしたっけ。
>マーガレット=ミードが挙げるチャムブリ族の女性が活発かつ勤勉で、漁労、交易に従事
>するが、男性は依頼心が強く、彫刻、絵画などの美術、舞踏、服装などに関心を払うよう
>な例から考えても、
これは覚えてませんが、欧米とは異なる文化のジェンダーとしてふつう論ぜられ
るところですよね。
「男と女は脳のつくりがちがう」とか「男と女はちがう生き物だ」というような
記述ばかり覚えているので、そういう大雑把な記憶でジェンダー論の反対と思い
こんでたかもしれません。
話は少しずれますけど。
フェミニズムがジェンダー論に依って「男らしさ」「女らしさ」の押しつけに反
対してきたという流れがあるんですが。
それに対して、あたかも「中性」であることをよしとするような従来のフェミニ
ズムを批判して、「女らしさ」の美質を評価し直す新しいフェミニズムというの
も最近あるそうです。
>Kayさま
お久しぶりです。
エリスさんと何がすれ違ったのかについては、僕なりにいろいろ考えてはいるん
ですけど。
>英雄の視点と歴史家の視点の違いというのは理解しにくいところがあるみたいですね。
それもひとつにはありますね、たぶん。
中心の光源を見ようとする視点と周縁の反射物を見て全体を捉えようとする視点
の違いかもしれず。
また本紀の視点と列伝の視点の違いかもしれず。
歴史「家」ではなくて、歴史「屋」ですけどね、うちの場合。
しかも「亭(ちん)」でありまして。ちっちゃいちっちゃい。(^^;)
>私は、田中芳樹に嫉妬することはできても、李世民に嫉妬することはとてもできない。
これはまったく同感です。
>歴史上の人物に嫉妬できるほど感情移入できるというのは羨ましくもあります。
これについては圧倒されました。
エネルギーを少し分けてもらわないといけません。
うちとしては、司馬遷や曹操を嫉妬しなくては!
永一さん、お久しぶりです。Kayです。
やはり英雄の視点と歴史家の視点の違いというのは理解しにくいところがあるみたいですね。
嫉妬は、自分が競争相手と見なせる相手にするもの。英雄自身に身を完全に置き換えて体感できて初めて成立する。私は、田中芳樹に嫉妬することはできても、李世民に嫉妬することはとてもできない。
歴史家の視点で読む人間にとって、歴史上の人物に嫉妬できるほど感情移入できるというのは羨ましくもあります。
エリスさんはきっと、石勒が劉邦や劉秀を語るように、曹操が劉備を論評するように語るのでしょう。
>この本は、はっきりジェンダーであると論じています。
語弊があるので、言い換えると、この本では、男女の違いをジェンダーの文脈で論じている、と説明すべきだったと思います。補足訂正です。
NAGAICHIさま>
>僕がむかし習ったのでは、
>「ジェンダー」=「社会的(につくられた)性差」
>という定義だったので、
この定義は正しいです。
>男脳・女脳という生物学的性差を強調するこの本は、反ジェンダー論的なんだろうと
>思ってました。
男脳・女脳は、社会的につくられた性差の面も多分に多いとおもいます。この本にも狩猟をしてきたのでイヌイットの女性は例外的に方向感覚がある、って書いてあったと思います。つまり、文化的な性差も深くからんでいるのではないでしょうか。
ただ、男は一辺にひとつのことしかできないが、女は一辺にいくつものことができる。それは、右脳と左脳をつなぐ部分が男よりも太いから、という話は、たしかに生物学的な違いですが、ご存知のようにマーガレット=ミードが挙げるチャムブリ族の女性が活発かつ勤勉で、漁労、交易に従事するが、男性は依頼心が強く、彫刻、絵画などの美術、舞踏、服装などに関心を払うような例から考えても、一般的にこの逆に育てられたヨーロッパ人や日本人の傾向について論じていることは間違いないわけで、著者たちは、無意識のうちにジェンダーを論じていると自分は受け取ったのですが...
自分のなかでほかにも似たような本を読んでるせいでごっちゃになってるかもしれません。たとえば、男性でも女性のようなものの考え方をする男性もいるし、女性のなかにも男性的な考え方をするひとがいる。一般的に若い男性のほうが女性に近い考え方をして、女性でも年齢が高くなるにつれて男性に近い考え方になる、ってのはこの本でしたっけ?借りたり立ち読みしたりなので、いま、手元にないのが残念ですが。
「言葉でわかる『話を聞かない男、地図が読めない女』のすれ違い」(すみません!男と女の順が逆でした。)は、持ってるのですが...
たとえば、「共感」っていうキーワードが直接書いてあるのは
伊東明『やっかいな「女」を味方につける心理技術』(講談社)
ですが、書いてあることが非常によく似ていて、すこしちがうのは、
男は、競争をすることで自分が優れていることを示したいという傾向があり、女性は皆となかよくやるように育てられてきた、という説明がされていることです。この本は、はっきりジェンダーであると論じています。
>perdidoさま
>そのため相手の本質である「共感」モードを忘れてしまう、ということと、
僕にも「共感」モードはあるんですけどね。
その対象が李世民や信長ではなかったし、それを率直に表しすぎたと反省してます。
どうも時代で主役を張っている人よりも、むくわれない脇役に目が向いてしまうんです。
僕としては、玄武門ではなく李世民の魅力でもっと攻めてもらいたかったです。
蒙昧な自分を時代の主役の魅力で開眼させてほしかったです。
>自分はひとつのジェンダー論かな〜と思いました。
僕がむかし習ったのでは、
「ジェンダー」=「社会的(につくられた)性差」
という定義だったので、
男脳・女脳という生物学的性差を強調するこの本は、反ジェンダー論的なんだろうと
思ってました。
僕としても、面白かったけど、全面的に信用したわけではない本ではあります。
>エリスさま
ご不快をおかけしました。重々お詫びします。
>倫理的に正しい行動をとれる人物であることと、スケールの大きい人間であること、あるいは
>度量の大きい人間であることとは必ずしも一致しない。
これは同感です。そういう評価項目として異なる項を議論として分けようと、
ずいぶん後のほうで気づいたのですが、時すでに遅しでしたね。(T_T)
>いや、むしろ、倫理的な正しさを重んじすぎると、人としての幅は狭くなっていきかねないこ
>とさえある。
これも同感です。
僕もお難い聖人君子がいいと思っているわけではないのです。
ちょっと困りものの人物のほうが僕は好きですしね。
ただ酒飲みで近所迷惑な人と
何万人もの生死に責任がある人では、同じ倫理的問題でも評価が異なるだろうと思ってます。
>倫理的には正しいが人としての器の小さな人間と、倫理的にどうかと思われることをして
>いても器の大きい人間なら、私は後者の方をとる。
僕の意見としては単純には賛成できませんが、お考えはよく分かります。
李世民や信長の器の大きな部分に目を向けた議論ができればよかったです。
>>中国やイスラムともつきあえませんよ。
僕の発言ですが、一時の感情にまかせた失言として、笑殺していただければ、幸いです。
すみませんでした。m(_ _)m
>西園寺緑子さま
お世話になってます。
URL変更、諒解しました。今日中に直しておきます。
お邪魔致します。『謎の世界史』の西園寺です。
つい先日、リンクをして頂いたばかりでとても申し訳ないのですが、この度、サーバーのサービス統合に伴いまして、弊サイトのURLが変更になりましたので、ご連絡に参りました。
変更後のURLは
http://nazow.hp.infoseek.co.jp
です。
半年間は、転送サービスで、今のままのアドレスでも勝手に新しい方に転送されます。
ですので、お暇なときで結構ですから、URL変更の方、どうぞよろしくお願いいたします。
お手数をおかけ致しますがよろしくお願いいたします。
追伸
もし、バナーを直リンクされておられる場合、そちらも変更になりますので、大変申し訳ないのですが、重ね重ね、よろしくお願いいたします。
倫理的に正しい行動をとれる人物であることと、スケールの大きい人間であること、あるいは度量の大きい人間であることとは必ずしも一致しない。いや、むしろ、倫理的な正しさを重んじすぎると、人としての幅は狭くなっていきかねないことさえある。
倫理的には正しいが人としての器の小さな人間と、倫理的にどうかと思われることをしていても器の大きい人間なら、私は後者の方をとる。
塩野七生さんは、著書の中で、「歴史を見れば、大改革や大事業は「悪人」によってなされてきた。「善人」は常にそれを阻む側に回っている」と書いている。
>中国やイスラムともつきあえませんよ。
今のところ、その予定はありません(爆)
NAGAICHIさま
>エリスさんも議論好きなようにみえたというのが、最初の勘違いだったかもしれません。
これは、わたしもそう思いました。実際には、どうか分かりませんが、車の運転がうまい女性や地図が読める女性のようなタイプかな〜と思いました。実際身近に道路地図を読んでお父さんを渋滞から抜けさせた女の子とかいました。彼女は、頭がよくてアメリカへ留学(語学留学ではなく学生)しています。
自分は、エリスさんは、読書好きな方なので「文学少女」タイプで男性に近いものの考え方、散文的にものを考える方だな〜と感じました。
ちなみに、自分の身の回りには頭のいい女性が多いので、自然に彼女たちを尊敬できるので、仕事はほめれるし、味方になってもらえば非常に楽です。
「議論好きなようにみえた」ので、NAGAICHIさんとしては、安心して議論をはじめたんだと思います。自分は端から見てたので状況がこのように分析できたに過ぎません。自分も職場で似たような失敗しています。
頭のいい女性で、「文学少女」タイプで男性に近いものの考え方、散文的にものを考える方とつきあうと男の側が安心して話をする、そのため相手の本質である「共感」モードを忘れてしまう、ということと、仕事、とくに頭脳労働をしていると冷静な分析と論理的な判断が必要になるので女性のほうもそうなろうと努力するのでますますややこしい状況になります。
だから、自分が「共感」モードで話して、相手の女性が「ロジック」モードで話してなんていう状況もあったりして、状況によって入れ替わることがあるのでこじれるとやっかいなのです(爆)。
>意見も、掲示板での話に期待するものも、全然噛みあわないということが、お互いすごく
>ストレスになってたんでしょう。
>話がこじれるにつれて、依怙地になりすぎたかと反省したり、いや腹の底をぶっちゃ
>けとかないと、かえってしこりを残すとか、いろいろ考えたりもしたのです。
>エリスさんが丁寧体を崩さなかったのが、かえってつらかった。議論で完敗するなり
>罵倒されるなりしてたほうが、精神的によほど楽でした。
>昨夜の放言は、僕のほうが最初に音をあげてしまったしるしです。m(_ _)m
すれ違ってるのが見えていたので痛々しかったです。タメイキ。
エリスさんがNAGAICHIさんがこれだけ言うのは「何かわたしに問題があるのでは」と考えますます「共感モード」で丁寧体を崩さないように「努力」しはじめたかな〜と自分はみたのですが...これもみていてつらかった。エリスさん、実際はどうなんですか?(笑)
NAGAICHIさんには、同性として同情してしまいます。
>『地図が読めない女と話を聞かない男』は読んだことあります。
>けっこううなずくところが多くて、面白い本でした。
>ジェンダー論やフェミニズムとはかなり対立する本質論っぽい見解でしょうけどね。
自分はひとつのジェンダー論かな〜と思いました。ジェンダー論は、フェミニズムの文脈で語られることが多いことから、自分としては、ちょっと怪しげな印象をもっています。難しくて分からないだけかもしれませんが(笑)
「本質論っぽい見解」というのは同意です。最初にあげた例外もあるし、全てに当てはまるわけではないと考えて使えば役に立つ話だ思います。
掲示板での話がここまで煮詰まってしまったのは、ひとえに僕の考え足らずのせい
です。まったく申し訳ない。m(_ _)m
>perdidoさま
ご配慮ありがとうございます。
僕のことについては買いかぶりですよ。
切れ者だったら、もうちっと真っ当に社会人やってます。
『地図が読めない女と話を聞かない男』は読んだことあります。
けっこううなずくところが多くて、面白い本でした。
ジェンダー論やフェミニズムとはかなり対立する本質論っぽい見解でしょうけどね。
それで、本題ですけど。
僕がもう少し話をうまく誘導すればよかったんです。
李世民の話でも、玄武門の話を続けている限り、僕が李世民を褒めようがないなんて
ことは、自分の性格からいっても分かってたはずでした。
同じ李世民の話でも別のテーマで別の展開ができたはずで。
信長の話でも一向一揆などといわず、
信長って面白いやつだよねという話でもすれば良かったです。
坊さんに「天魔」とののしられて「第六天魔王」と返した話とか、
黒人の肌の色が信じられなくて洗わせてみた話とか、
それなりに愉快な話はできたはずです。
エリスさんと一致できるところも生まれたと思う。
基本的に僕は議論好きなんですよね。
けっこう論破され慣れてるし、負け慣れてるほうだから、
異なる意見どうしで議論で激しく叩き合いをするってことに鈍感になってたと思います。
エリスさんも議論好きなようにみえたというのが、最初の勘違いだったかもしれません。
意見も、掲示板での話に期待するものも、全然噛みあわないということが、お互いすごく
ストレスになってたんでしょう。
話がこじれるにつれて、依怙地になりすぎたかと反省したり、いや腹の底をぶっちゃ
けとかないと、かえってしこりを残すとか、いろいろ考えたりもしたのです。
エリスさんが丁寧体を崩さなかったのが、かえってつらかった。議論で完敗するなり
罵倒されるなりしてたほうが、精神的によほど楽でした。
昨夜の放言は、僕のほうが最初に音をあげてしまったしるしです。m(_ _)m
>エリスさんは、優れた人物の優れた点に感動して共感してもらいたいからカキコしてる、
今思えばそうだろうと思います。
そういう話にできればよかった。
↓前レスは本の題名で特定の誰かをさしてるわけじゃあありません。
全て鵜呑みにできるわけじゃあありませんが、この手の本はいっぱい出ているので
ひとつの切り口、参考になるかと思います。
実際、自分は、職場で実力以上に得しています。
>a).歴史上の真実
>b).歴史学が実証した(もしくは通説と認める)事実
>c).現存する史料がかたる事実
>この3つは必ずしも一致しません。
>歴史屋は、c).から史料批判(テキスト・クリティーク)ということをおこなって
>b).を抜き出し、最終的にb).イコールa).を目指すのですが、これを100%確実
>に証明することはできません。
>なぜかというと、現存史料が不足していて完全な歴史像を描けないということもあ
>るのですが、
>なにより自然科学のように再現実験ができないので、b).を疑う論理がいくらでも
>構築できるからです。
歴史や歴史家の営みについてこれだけ簡潔に本質をついた議論は、自分にはうすうすわかっていてもすぐに出てこない。こういうカキコが即座にできるのは切れ者の証拠なので、これを即座に書けるNAGAICHIさまが冷静になれないのか実は理解にくるしむのですが...
>感性や価値観の違いなんてのは当たり前です。
>そこから何をはじめるか、を考えなければ、近くはどんな隣人とも、
>遠くは中国やイスラムともつきあえませんよ。
これもちょっとけんか腰だし〜
>倫理的な善と政治的な善はかなり別物です。
>わざわざ不利な土俵でうっちゃりをかまそうとすることはないでしょう。
どうしてこういう話になったかわかりませんが
>エリスさんが議論する目的も不分明です。
>李世民や信長のことをすぐれた人物として宣伝したいのか、
>意見の違う人間を説得したい(論破したい)のか、
>ただ茶飲み話がしたいだけなのか。
>エリスさんは優れた人物の倫理的な疵を弁護しようとする。
>僕はそうではないというところに尽きると思ってます。
こうなってしまうのは、エリスさんは、優れた人物の優れた点に感動して共感してもらいたいからカキコしてる、NAGAICHIさんは、歴史家として努めて公平に評価すべきだ考える、それですれ違ってると思います。
>他人を説得翻意させたいにしても、好き嫌いを含めてなのか、
>すぐれた人物のすぐれたところを認めさせたいだけなのか。
これもそう考えれば全てつじつまが合います。
>僕は李世民をねたんでいることになっているそうですから。(>_<)
う〜ん、だからこそ、これはやばかったんじゃないでしょうか?
正直言いましょう。
僕はエリスさんと意見が180度違うとは思ってないんですけどね。
なぜこうも意見がぶつかるのかというと、
エリスさんは優れた人物の倫理的な疵を弁護しようとする。
僕はそうではないというところに尽きると思ってます。
李世民を持ち出すなら、玄武門を避ければいい。
唐朝三百年の基礎を築いた事実上の建国者で、
優秀な臣下を集め
諫言もよく聞いた名君である
という話を進めれば、僕は素直にうなずいたと思いますよ。
(一向一揆を最初に持ち出したのは僕ですが)
信長もなるべく伊勢長島や越前根刈りの話題から遠ざかればいい。
戦術能力と戦略眼にすぐれた軍事指揮者で、
茶の湯や連歌にも造詣があり、ヨーロッパ文化の導入にも貢献した
一流の文化人でもあった人物というなら、
僕も認めざるをえないと思います。
歴史に与えたインパクトも一向宗などとは比べものにならない人で
すし、一説には日本の中世の破壊者とまで言われる人ですから。
倫理的な善と政治的な善はかなり別物です。
わざわざ不利な土俵でうっちゃりをかまそうとすることはないでしょう。
エリスさんが議論する目的も不分明です。
李世民や信長のことをすぐれた人物として宣伝したいのか、
意見の違う人間を説得したい(論破したい)のか、
ただ茶飲み話がしたいだけなのか。
他人を説得翻意させたいにしても、好き嫌いを含めてなのか、
すぐれた人物のすぐれたところを認めさせたいだけなのか。
認めるだけなら、僕はとっくに認めてるんですけどね。
好き嫌いでいうなら、李世民は嫌いでもないけど、さほど偏愛する人物
ではありません。妬んでもおりませんよ。(-_-;)
信長は前に言ったとおりです。
感性や価値観の違いなんてのは当たり前です。
そこから何をはじめるか、を考えなければ、近くはどんな隣人とも、
遠くは中国やイスラムともつきあえませんよ。
僕は「李世民は名君だ」というのを何回か言ったのですが、
そのことは忘れられてしまったようなので、まあ残念です。
管理人さま、レスありがとうございます。
まあ、根本的に感性や価値観が違いますから。
>僕は李世民をねたんでいることになっているそうですから。
えっ、違うんですか?
そういやどこかで李世民の小説がないというような話をされてましたが、
いちおうあるにはありますよ。
芝豪『太宗李世民』(幻冬舎文庫)
僕はどうも一目見たときから引いてしまったんで、買ってないし読んでないんですが。
もし、読まれて内容がよいようでしたら、こっそり教えてください。
僕は李世民をねたんでいることになっているそうですから。(>_<)
>エリスさま
>「タイタニア」の続き読みたいですね。
ああもう十年以上過ぎてますね。
長いこと期待せずに待っていたのですが、もうすでに「待つ」とかいう心理状態で
はありませんな。(*_*)
>むしろ漢民族的な血族社会を思わせます。
漢民族の宗族というやつは、あんなに冷血で割り切った関係ではありませんよ。
もっとドロドロしたなま暖かいものです。(^^;)
タイタニアの虚礼を排した冷徹な血族関係というやつも、一巻ではしごく強調され
てたのに、巻が進むごとに生ぬるくなっていきましたねえ。
>一向一揆ですが、あれはどっちもどっちのような気がするのですが・・・。
いや、どういう視点でですか?倫理的な意味で?政治的な意味で?
倫理的にいえば、少なくとも投降してきた敵を2万人もジェノサイドするようなの
は、戦国でも伊勢長島での信長くらいしか例がないと思うんですけど。
>少なくとも、一方的に弱いものいじめをしたわけでもないようですが・・・。
そりゃそうです。
信長の生涯最大の敵は、今川でも朝倉・浅井でも足利将軍でも武田でもなく、
一向一揆でしたからねえ。
そこらへんを過小評価している人が多いんで、僕もときどき布教にいそしむんです
けど。(^^;)
>武士に代わって彼らが力を持ったとしても、本当に民衆のためになる政治が出来たか
>疑問のような気がするのですが・・・。
同感です。
というかそもそも武士に代わってではないでしょう。
加賀の惣国自治というやつも、宗教勢力と国人・地侍たちが連合して守護を追い出し
たってが、本当でしょうし。
石山合戦のころの一向一揆も本願寺教団とイコールではありませんしね。
>私としては日本の精神風土に、ばら色の影響をもたらしたとは思えんのですが・・・。
というか「ばら色の影響」なんて主張する論者がいるんですか?
今どき本願寺教団でもそんな恥ずかしいこと言わないと思うんですけど。
>実によく、英雄的な人物が英雄的に書かれているなあ、ということなのです。
それはいいと思いますけど。
どちらかというと、塩野七生さんはあまり注目されないところを掘り出すのがうまい
作家だと僕はみてます。
チェザーレ・ボルジアしかり、コンスタンティノープルの陥落しかり。
>「歴史上の人物を見るとき、私は決して減点評価はしない」
いい言葉ですけど、ダメなものはダメと評価しないと、現在の私たちになんの教訓も
生み出しませんよ。
まあダメな人物も時代の制約の中でそれなりに精一杯やってたんだ!というなら、そ
れはじつに共感しますけどね。