>「資治通鑑邦訳準備会」の復活
自分も気にはかけてたりするんですが、正直手に負えないと言うのもこれ事実。《資治通鑑》本気で訳そうと思うと文章難しいですからね…。何せ自分は史学科いたのに漢語の基本あまり真剣にやらなかったりしましたしね……。そう言う人間にとっては《資治通鑑紀事本末》読むだけでも結構骨折れますから…。
で、CGIを使った投稿形式の頁にして、《資治通鑑》を一年づつ閲覧できるようにしたりすると、共同作業にする場合はやりやすいのかなぁ〜と言う気もしてます。間違えていたら、きちんと指摘できるような体制になってると面白いかと。
もっとも、訳す人いないと始まらないわけで、興味と意欲のある人をやっぱり募集しないといけないわけですね。難しいのは人を集めて持続させることですかね…。……管理する人に一番負担掛かりますね…。
最近なにげに考えていることですが
3年間休眠状態の「資治通鑑邦訳準備会」
http://www.geocities.co.jp/Playtown/4874/index.html
まじめに復活させないか?ってことです。
いつまで経っても『資治通鑑』全訳は商業ベースに乗りそうにないし。
ネット上でも
http://www2.ktarn.or.jp./~habuku/
に『通鑑紀事本末』(司馬光の通鑑本編じゃなくて袁枢の改編本)の一部を翻訳してる
サイトあるけど、やはり一個人の力で全訳に当たれる物量じゃないってのを感じます。
「解體晉書」
http://www.jin-shu.com/
みたいに十人以上、できれば数十人以上のネット有志が集まって進めれば目星がついて
こないかなと思うんですよ。
瀧さんに音頭取りを求めるのは今は無理でしょうし。
音頭取りをつとめたい人が現れなければ、適任とはぜんぜん思えないけど不肖自分がつ
とめてもいいとさえ思ってます。
他力本願で待ってても、前には進まないんだよねえ。
二百九十四巻ってこと考えると、ホントは二百人集めてもたいへんとか考えると頭重く
なるんですが。
>perdidoさま
>十六国の時代通して一番華北をひっかきまわしたというか活躍したのは慕容部だなあ
>と思いますし...
息が長い上に派手ですよね。
代(拓跋部)とかも長いけど、イマイチ派手さに欠けるし。
後趙とか前秦とかは派手だったけど、息が短かったし。
>氐で思い当るのは前秦の苻氏くらい。
いちおう、氐は後涼の呂氏と仇池の楊氏もそうですよ。
主役になりそうにないですけど。
>タイトルは『燕の国の物語』!?
『ローマ人の物語』をモジったタイトルっすね。
ルビ振らないと
知らない人に「ツバメの国の物語」って読まれそうで怖い。
>かなさま
さあて、毛自身が湖南省の農民出身で、小作人が地主に苛烈な収奪受けてるのを
間近で見てたってことや、近代中国が列強に蚕食されていくことへの強烈な救亡
意識持ってたってあたりが原動機でしょうね。
初期にはアナキズムの影響受けたり、湖南自治論唱えたり色々思想的変転はあっ
たようです。
北京大学図書館の司書やってたころに、マルキシズム文献に触れてハマったんじ
ゃないかなあ。
詳しく知りたければ、
竹内実『毛沢東初期詞文集−中国はどこへ行くのか』(岩波現代文庫)あたりが
手頃じゃないですか。
で、蛇足で苦言呈しますが、
常連でない掲示板で単発質問投げるときは、
なぜそのことに興味が有るのか、
自分でどのくらい調べてるのかくらい書いたほうがよいですよ。
老婆心まで。
毛沢東がマルキシズムを選んだ理由を知りたいんですが、教えてください。
>鮮卑慕容部を中心に十六国を語るってのは、確かに一本筋が通りますねえ。
>慕容部→前燕→(前秦)→後燕→北燕
└西燕└南燕
>で周辺事情含めればかなり入っちゃう。
>それでも慕容[皇光]兄弟の争いや、好敵(手)としての石勒・石虎や、慕容恪の
>名相ぶりや、慕容垂の変転ぶりや、最後は北燕馮弘が高句麗に逃げるまで、
>描けるわけで。
いや〜同感です。十六国の時代通して一番華北をひっかきまわしたというか活躍したのは慕容部だなあと思いますし...ほぼ北斉の領土にダブる部分をけっこう比較的長期間支配していましたし...
それから羯って後趙しか思いあたらないし、氐で思い当るのは前秦の苻氏くらい。
資治通鑑晋紀と晋書載記を中心に十六国春秋とかで味付けしたうえに塩野七生風にルポして補強すればかなりの大作になりそう。
タイトルは『燕の国の物語』!?
阪神強すぎるねえ、武蔵丸だらしないねえ。
ベルセルクの最新25巻とか読みながら、
シールケの見せ場だから話的にはさほどおもしくなかったんだけど、
やっぱ化け物の世界描かせたら一品だわ、とクリフォト見ながら嘆く。
果たしてダークファンタジーなのか?一片の救いを用意しているのか?
続きが気になってしょーがない。
>積読者さま
斉周三国志は、やるならホントにライフワークになりますね。
『三国志演義』百二十回分に匹敵する質量ありますよ。
冒頭が六鎮の乱というのは、もう決定事項として。(^^;)
どうせやるなら楊広・楊素が陳滅ぼすまでやってほしいし。
ストーリーサーキット作るだけでも、相当時間潰せそうです。
誰か試しに作ってみて...(>_<)。
そういえばKayさんがなんか言ってたなあ。
吾は求め訴えたり、となにげに召喚してみるテスト。
鮮卑慕容部を中心に十六国を語るってのは、確かに一本筋が通りますねえ。
慕容部→前燕→(前秦)→後燕→北燕
└西燕└南燕
で周辺事情含めればかなり入っちゃう。
長編にするか連作にするか。
長編にするなら、脇道の西燕、南燕はなるべく放っておいて。
それでも慕容[皇光]兄弟の争いや、好敵としての石勒・石虎や、慕容恪の
名相ぶりや、慕容垂の変転ぶりや、最後は北燕馮弘が高句麗に逃げるまで、
描けるわけで。
短編連作で書けば、別伝ネタもいろいろありますねえ。
西燕描けば、苻登・姚萇の関中混戦出てくるし。
南燕描けば、劉裕無視できないし。
吐谷渾が慕容部だって話も作れるかな。
難しいけど楽しい。
十六国大河ドラマやら、斉周三国志の構想練るのは楽しいんですが、難しいですね。
誰か力量ある作家が、ライフワークにしてくれんかなと思います。
主要な国や部族の歴史物語でも面白いと思いますし。
鮮卑慕容部、慕容渉帰の時代から後燕の滅亡まで、別伝として南燕春秋とか。匈奴漢から後趙冉魏まで、序章の於夫羅の時代で三国志に触れたり、中盤のメインが石勒、劉曜で後半に姚弋仲や蒲洪が登場してきたり(かなりミーハーかな)。
そういえば陳舜臣さんの小説十八史略で、前涼の謝艾、後趙(だったかな)の麻秋の戦いのちょっとした記述ですら感動したものです。
斉周三国志も、最弱の陳でも名将勇将少ない訳(周文育とか蕭摩訶とか)ではないし、六鎮の乱からだと大変な厚みになるだろうなあ。
>主人公は劉裕ぐらいでしょうか。あるいは謝安とか。僧侶か商人を主人公にして、符堅や
>トウ興を平家物語的に語るとか。
石勒・王猛・劉裕あたりは、一代伝記で堂々主役を張って話が作れそうです。
かっこいいし。次点として慕容垂あたりでも可。
苻堅も主役張れるけど、苻融あたりに語らせたほうがいいかもしれない。
謝安はどうも淡泊で、狒狒爺の話になってしまいそうな気が。
この人の韜晦ぶりは好きですけどね。甥っ子にでも頑張ってもらわないと。
井上裕美子の『柳絮』みたいな中だれした話になっちゃうかなあ。
>僕は、曹操と高歓てけっこうカブるんですよ。
どこが似てるかなあ?
あえていうなら口先で人をごまかすのはうまいかなあ。
高歓曰く、
鮮卑人に対して「漢人はおまえの奴隷であり、おまえのために耕し、おまえのために
粟帛を供してくれるんだから、尊重しなくてはいかん」と言い、
漢人に対して「鮮卑はおまえの作客であり、おまえのために賊を討ち、おまえを安寧
ならしめているから、憎んではいかん」と言ったり。
汚職に走る勲貴を除くよう進言されて、
「北魏のとき以来、貪汚の気風は久しい。いま急に綱紀を粛正すると、武将はことご
とく宇文泰に走り、士大夫はすべて蕭衍に走る。しばらく待て」
と答えたり。
これは「有為な人材なら兄嫁と密通したやつでも登用しろ」と言った曹操に通じるか
もしれないです。
まあでも性格も経歴もかなり違うと思いますけど。
>候景と王偉が劉備、諸葛亮役かな。
候景と王偉は、いいとこ呂布と陳宮を派手にしたようなキャラだと思います。
斉周三国志を作るなら前半の狂言回しがせいぜいで。
でも愛される困ったちゃんになりそうだけど。
>ただ、李世民、朱元ショウ、ドルゴンは、どうもライバルに恵まれなかった
それなりの敵はいたんですけど、宿命のライバルって感じではないですよね。
>短編小説のネタには良さそうだけど、
>全体を大河ドラマにするのは困難な時代でしょうね。
よくあるサクセスストーリーとしては、主人公は劉裕ぐらいでしょうか。あるいは謝安とか。僧侶か商人を主人公にして、符堅やトウ興を平家物語的に語るとか。
>爾朱栄はなんとなく董卓とかぶるし、
>宇文泰は腕を垂らすと膝に届くって、そりゃ劉備でしょうって。
>となると、高歓が曹操役か?というと、あまり一致点ないけど。
僕は、曹操と高歓てけっこうカブるんですよ。高歓の方が早死にしたせいか、比較的さっぱりしたかんじがします。もし自分が「逆三国志」を書くとしたら宇文泰が孫権で、候景と王偉が劉備、諸葛亮役かな。ってことは梁の武帝が劉表?マイナーどころでは、陳に抵抗した王リンなんかも短編で書いたら面白いかも。
>ドラマはあると思いますけどね。
そうですね。正直に言うと、「ゲームに向いてない」と言いたかったんでしょう。
>秦末とはあまり言わずに楚漢ですが、三国志よりシンプルな流れ
>だけども、キャラが立ってるので、三国より楚漢が好きという人
>もいるし。
確かに面白いと思うんですけど、一つは司馬遷と司馬遼太郎の筆力、また帝国崩壊物語の初体験であること、単純明快な構図なのでわかりやすいという要因があって、奥はあまり深くないというか・・・。
隋末、元末、明末は、小説としては、いろいろ書けそうという点は、永一さんのいっしゃるとおりですね。特に明末などは、軍事技術面での進歩という要素もあるので、ゲームにしても割と面白いものが出来そうです。ただ、李世民、朱元ショウ、ドルゴンは、どうもライバルに恵まれなかった(現実には逆に幸運であったわけですけど)ように思います。それが、天による人材の配材のなせるわざなのか、時代の必然だったのかは判断しかねるところなのですが・・・。
>だおさま
蘇州ねえ。
拙政園で紅楼夢的箱庭を見るのか
寒山寺で楓橋夜泊に思いをいたすのか
虎丘で闔閭の墓の跡にたたずむのか
人それぞれですけど
小舟でクリークをくねくね進みながら
岸辺のしっくいの家々とそこに息づく人々を見てるほうが
感傷にひたれるかもしれません。
よく知られた観光地は人多すぎで、ひたってらんないっす。
観光地だから商業主義で破壊されるというより
そこに人が住んでいるから、いずれ破壊されていくんでしょう。
蘇州よりはるかに北のほうの話ですが、
万里の長城の半分の煉瓦を住居用建材として持っていってしまう
なんてこともあるんですからして。
路端になにやら並べて売っているとかいうの、
僕は好きですけどね。
バザール的といいますか、猥雑といいますか
それを美観と呼ぶのは、確かに違うと思いますが。
中国の最近最大の環境破壊は、やっぱ三峡ダムか?
黄砂もね。
春に北京あたり行くと、鼻の中に黒いのがたまっちゃうのさ。
>コルテスさま
>東晋十六国の約100年
百三十五年ほどの間に、十六以上(笑)の王朝が興亡しますんでね。
目まぐるしいというか。歴史が駆け足で進んでるというか。
名君と暗君、英雄と非英雄のメリハリも比較的はっきりしてる時代
だと思うんですよ。キャラが立ってるといいますか。
短編小説のネタには良さそうだけど、
全体を大河ドラマにするのは困難な時代でしょうね。
>爾朱氏の台頭から北斉滅亡までの「逆三国時代」
爾朱栄はなんとなく董卓とかぶるし、
宇文泰は腕を垂らすと膝に届くって、そりゃ劉備でしょうって。
となると、高歓が曹操役か?というと、あまり一致点ないけど。
しかし、これを三国志的な物語にするなら、北斉サイドを主役に
したほうが面白くなりそうな予感がしますです。
>秦末、隋末、元末、明末は、いかんせんドラマ作りには時間が足りなかったかんじです。
乱世の期間が短いという意味ですか?
それなら確かに。三国志ほどのボリュームにはならないかも。
ドラマはあると思いますけどね。
秦末とはあまり言わずに楚漢ですが、三国志よりシンプルな流れ
だけども、キャラが立ってるので、三国より楚漢が好きという人
もいるし。
隋末唐初は、李世民の決断と苦悩を描くか、李密や秦叔宝・程知
節らの好漢物語として描くか、竇建徳や劉黒闥から描くか、煬帝
から描くか。いろいろネタは詰まってます。
元末は劉伯温の軍師物語にしてみたり、明末も李自成の流浪転戦
を描いてみたり、いろいろモチーフがあっていじれると思うんで
すよ。
>最近、魏晋南北朝の面白さが見えはじめたというか、
>とくに五胡→北朝は面白すぎると思うようになりました。
僕も東晋十六国の約100年と爾朱氏の台頭から北斉滅亡までの「逆三国時代」が特に面白いと思います。あと中国史で面白い時代は五代十国。春秋戦国と南宋と中華民国もまずまずですか。
秦末、隋末、元末、明末は、いかんせんドラマ作りには時間が足りなかったかんじです。
しかし全般的に日本史より面白いと感じるようになりました。
蘇州と言えば「東洋のベニス」と呼ばれるほどの観光地で、日本人には「蘇州夜曲」で
有名なところなのですが、せっかくの観光地が商業主義が入ってくると
わたし個人的ににはどうかと思います(ついでに環境破壊も進みつつあるとか)
この前岡山県倉敷市に行ったときに、そこには美観地区と言う区域があるのですが
やはり地面にアクセサリーなどを並べて売っているのを見ると興ざめしました
こういうことはやはり観光地の宿命なんですかね?
中国も今経済発展が目覚しく環境破壊も進んでいるようですが
科学には影の部分があることを認識してほしいですね
(日本にはかつて科学至上主義みたいなものがあったが
今は反省していると言うことを)
・・・それはそうと最近の研究では黄砂の人体に与える影響も無視できないほどすごいらしい
なんでも肺を悪くしてしまう人もいるとか
昨日ちらっと神戸行ってました。
前の機会に行けなかった華僑歴史博物館も寄りました。
神戸開港以来の神戸華僑の歴史がメインなんですが、
辛亥革命やら国民党やら大陸・台湾関係やら
中国本土の激動と強くリンクしてることを感じました。
孫文の直筆扁額があったり
康有為や梁啓超の書もあったりしました。
あと神戸市立博物館のショップで蘇州年画展(1984年)の
図録見つけて思わず買ってしまったりとか。
南京町でガラクタあさりしてたりとか。
今度もう少し時間あれば孫中山記念館も行ってみたいです。
>だおさま
僕は環境問題は門外漢ですが、
過去の生活に帰れとか不自然なことを言わなくても
持続可能な発展はできると思いますよ。
クリーンエネルギーや資源循環型社会の研究は日々進んで
ますしね。低公害車もすこしずつ広まってるし。
京都議定書の発効を邪魔してる某国とかが本気になりさえ
すれば、ガラッと風向きが変わるんじゃないですか。
あえて中国史とからめますとね。
中国の歴史って環境破壊の歴史でもあるんですよ。
中国の北のほうの黄土高原のあたりなんか
今では一面真っ黄黄の世界で、春先日本にも運ばれてくる
黄砂の飛散源でもあるんですが。
あのあたり古代には森林地帯で、象さえ住んでいたんですよ。
ところが森林伐採を続けていたために、ほとんどなくなっ
てしまいました。
乾燥化が進みすぎて、いまや華北の広い地域がいつ砂漠に
没しても不思議はないほどです。
国を挙げての植林事業とかも行ってますが、難しいですね。
ある本によりますとひえを食っていた人間が白い米を食べだしたら
もうひえを毎日食べる生活には戻れないそうです
つまり人間の営む生活は絶対に後戻りはできないのだそうです
このへんに現代の環境問題の難しさがあるような気がします
(中国史と関係ない話題で申し訳ないです)
>石野陽虎さま
うーん、でも実際歴史上の怪人みたいな人ですしね、ゾルゲ。(^^;)
3時間でもOKで、歴史映像好きな人にはオススメだと思うんですけどね。
一般受けはしないのかも。
>有名な二帝の間をつく、というのが何ともいい感じ。
あれ読むと、真摯な努力家皇帝にいつの間にか好感持たされてますしねえ。
──雍正帝
兄弟いびったとか、キリスト教弾圧したとか、ネガティブイメージがなにやら
雲散霧消してしまうし。
宮崎市定さんの面白さってのは、通説を分かりやすく覆してしまう構築力に
あるんでしょうねえ。
むろん背後には、中国史なら全時代を語れる博識ぶりと、場合によっては日
本も中央アジアもイランもヨーロッパも語ってしまう世界史的視野を持って
るってこともあるんでしょうが。
>『乱世の皇帝 〜”後周”の世宗とその時代〜』(栗原益男:桃源社)も、読んでて
>実におもしろかった1冊です。
ときどき書名を聞くんですけど、未だにゲットできないです。
ネットの古書店利用するしかないのですか。
>鹿角さま
>中公コミックス版の三蔵が主役の巻です
ああなるほど話が見えました。
手塚治虫・陳舜臣監修のやつですよね。
僕もその漫画読んでます、もう10年以上前に。
今、手元にないのが残念です。
太宗がまるで暴君みたいにみえる話じゃなかったかなあ。
>いくら取り巻きが多くてもヨウ・宋にあたるような人たちがいないから
太平公主のブレーンって、大物で竇懐貞・岑羲・蕭至忠・崔Gくらい?
宰相七人のうち五人が太平公主の門下から出たとか言われてますが、
数え方がよく分かりません。
竇懐貞・岑羲・崔G・陸象先はまず太平公主派で、
劉幽求・張説は皇太子(李隆基)派でしょうけど、
韋安石は太平公主に秋波送られてもなびかなかったし、
郭元振はどっちでもなくて睿宗派っぽいし。
李日知はよく分からないし。
宋m・姚崇(元之)は左遷されてたし。
魏知古とかどっち?
7人超えてしまった。睿宗のどの時期で数えてるんでしょね。
太平公主を支持してた連中がどういうやつばらだったのか、
真面目に調べてみないと分かりません。
気が向いたら調べてみます。
>展昭君 当たって砕けろでさっさと月華さんに告白しなさい!
たぶん展昭君が主人公?のあのお話、そんな急展開したら終わってしまいそうで
怖いんですけど。
もう一度みたら、建成・元吉兄弟の幽霊に
太宗が襲われてると言った方がいいような場面・・・(^^;)
>管理人さま
説明足りなくてすいません
中公コミックス版の三蔵が主役の巻です
前回の続き 彼女があんな惨めな最期になったのは
母にとっての荻仁傑達に匹敵するような人がいないから
いくら取り巻きが多くてもヨウ・宋にあたるような人たちがいないから
それこそ権勢ふるうのも程々にして
いざとなれば睨みをきかすというのであれば
玄宗も排除しようとしなかったのではないかと思います
母に排除された長孫無忌とどこか同じような感じがします
どちらも相手より政治に長く関わりながら
同じように負けたという点で
武田泰淳さんの十三妹の初版本を読みました
田中さんのうっとうしい注がないぶん(^^;)読みやすいです
芹沢さんの絵は文庫の鶴田さんと違う味わいがあります
でも白玉堂を美化してるので
その分展昭が損してます
でも今月の「北宋〜」で
そんなに言えなくて辛いなら
展昭君 当たって砕けろでさっさと月華さんに告白しなさい!
今週から東西傑物伝が西域に縁のある人たちになります
三蔵や班超がでてくるかな?
・・・といえば、初めてその名を聞いた時、仮面ライダーとかバロム1(←古っ!)に出てくる怪人のようだな、と思った記憶が。
今思えば、逆にゾルゲがあったから、「タコゲルゲ」(←そんなの、いたか?)とかになったのかもしれません。
>上海での抗日救亡から二・二六からナチス・ドイツから南進論への転換から
>全部入ってますもんねえ
>いちばんホロっときたのが、二・二六の背景としての日本農村の貧しさを描写した
>シーンなんですよね。(涙)
>上海外灘はやはり美しかった
映画としてはノーマークだったのですが、永一さんの文章読んでたら、何か観たくなってきました。
>『隋の煬帝』『水滸伝』『雍正帝』あたりは必読書だと思う。
文章のおもしろさや、中公のありがたさについても同感です。私は『雍正帝』から入ったかな。
有名な二帝の間をつく、というのが何ともいい感じ。
市定せんせいの御本はまず、あたりはずれはないと思いますが、岩波全署で買った『中国史』上下もおもしろかったなあ。(全集にも入っているんでしょうね、きっと)
>五代十国はそれだけでまとまった本ってのがなかなかないですよね。
講談社の『中国の歴史5 五代・宋』もタイトルは並列ですが、五代のことは最初の一章だけ。
古本でしかないのがつらいとこですが、『乱世の皇帝 〜”後周”の世宗とその時代〜』(栗原益男:桃源社)も、読んでて実におもしろかった1冊です。私がネットの古本屋で買ったのは、今んとここれだけ。(←際限がなくなると思って自粛してます)
管理人でっす。
>紫陽花。さま
はじめまして。
すみませんが、
http://ww1.enjoy.ne.jp/~nagaichi/bbslog.html#caution
の4.のc).読んで下さい。
うちでは学校の課題関係のお手伝い依頼はスポイルすることにしています。
もーしわけない。
それとも、貴方は学校の先生で、全く畑違いのことを教えるハメになったとか?
そーとも読めますが、同情はしつつも、ご自分で本読まれるなりWEB検索するな
りしてお調べ下さい。
何分割り当てられたご担当なのか存じませんが、「大間かに」教えるとおっしゃ
られても。
3行のご質問に対して10行答えればよいのか、100行答えればよいのか、
1000行答えるべきなのか、さっぱり分かりません。
こういうご質問、時々来られまして、不快になることが多いものでして…。
カドが立つ言いかたをしましたが、全く紫陽花。さんの所為ではありません。
うちは趣味のサイトなものですから、「…が好き」とか「…したい」とか
「…ではないか」とかのお話は僕も楽しいし歓迎しますが、
「…しなければならない」(当為・ゾルレン)でただ労力取られるお話は
勘弁ですわ。
初めまして。先日、学校の世界史総合研究で中国史を担当することになったのですが、全くの理系なので中国史については全然触れたことがなくて頭を抱えています...
それで、中国史で有名な出来事などを、大間かに教えていただけないでしょうか?
「マトリックス」も「ザ・コア」も放っておいて「スパイ・ゾルゲ」をまず見に
行った管理人です。
魯迅の言葉からはじまって、インターが3回流れて、ベルリンの壁崩壊とともに
ジョン・レノン「イマジン」で締めるという、こう説明するとなんのこっちゃな
映画でしたが、いやはや。
ネットでの評判は散々なものですが、僕個人としてはかなり楽しめましたよ。
あまりに総花的に展開したため焦点ボケてるとか、CG合成丸分かりなシーンが
いくつもあるとかの批判は当たっているとは思いつつ。
190分で「昭和」を詰めこんだ幕の内弁当に仕立てたという感じです。
上海での抗日救亡から二・二六からナチス・ドイツから南進論への転換から
全部入ってますもんねえ。
ストーリーよりドキュメントになってしまったきらいはあると思います。
スメドレーと尾崎ってそういう関係だったんかい、とか
特高が妙にヌルいぞ、とか
いろいろ思うところありました。
いちばんホロっときたのが、二・二六の背景としての日本農村の貧しさを描写した
シーンなんですよね。(涙)
正月映画の「T.R.Y.」に続いて、上海外灘はやはり美しかった、ってことで。
>積読者さま
お久しぶりです。
覚えてますよ。二十四史や通鑑をまとめて購入したという強者のかたですよね。
宮崎市定さんの文章は、なんであんなに面白いのかというくらいですね。
中公文庫で手に入りやすくなってるのがありがたいです。
『隋の煬帝』『水滸伝』『雍正帝』あたりは必読書だと思う。
五代十国はそれだけでまとまった本ってのがなかなかないですよね。
たいてい隋唐とまとまって語られて、一章が割かれるくらいで。
うちも礪波護『馮道−乱世の宰相』(中公文庫)くらいしかないんで。
『南漢書』『南唐書』手に入れられたんですか?
僕は通鑑や正史のボリュームに圧倒されるばかりなので、とても野史・稗史に
目を向ける余裕がありません。漢文の読解力があまりにも不足しているのもあ
りますが。しっかし羨望のいたりです。
最近、魏晋南北朝の面白さが見えはじめたというか、
とくに五胡→北朝は面白すぎると思うようになりました。
アマチュア中世史家になろーかなと、半分マジで思います。
久しぶりにお邪魔します。(憶えておられるでしょうか)
歴史物のマンガは横山光輝作品くらいしか読んでないんですが、物語以上に考証とか大変だろうなと思います。そういえば「漫画中国の歴史」の唐代の最後のところで、李克用の片目が半目につぶったくらいになっていて、中学生向とはいえ大したもんだと思ったものです。
古本屋で宮崎市定全集をかなり安く手に入れたので、読んでみると書いたのは学者かというほど文章が面白く、大唐帝国など誰か代筆したんじゃなかろうかと思えるほどだったんですが、出来ればこの碩学に、五代十国を通貨経済問題に限らず、詳しく本何冊になってもいいので書いて欲しかったです。
運良く南漢書、南唐書(陸游のもの、ボロボロです)を見つけたんですが、素人が漢文読むのは面白いものの、時間が・・・(晋書載記読むだけでも長かった、読了いつのことやら)。五胡、南北朝、五代十国は正史の目次ながめるだけでも楽しい時代ですが、三国の後となると訳されているのは世説新語くらいで(晋書を訳す猛者たちのサイトもあるようですが)、東洋文庫で十国春秋とかやってくれんかなあと思います(夢粱録訳してるくらいだから)。
>だおさま
津軽弁や薩摩弁はホント分からないって言いますねえ。
松山は関西弁に近いとか、関西弁と広島弁の中間とかいって、分かりやすいハズ
なんですけど、二十年住んでてもしごく年配の人の喋り口に戸惑うことが皆無で
はなく。ジェネレーションギャップもあったり。
日本の標準語じたい、明治以降に東京山の手の言葉を国策として採用して成立し
た言葉ですからして。
××語って範疇も、一般的な区分はありますが、かなり恣意的なものだとは思い
ますよ。スペイン語とポルトガル語が日本の標準語と関西弁の差くらいしかない
とか言われても、別言語で。北京語と広東語が声調からして違っても、方言だと。
>石野陽虎さま
お久しぶりです。
最近モーニングもチェックしてないので、的外れなツッコミ入れてしまった
ようです。m(_ _)m
聞きかじりでモノ言っちゃいけませんね。(反省)
>先に晋鄙が忘恩しちゃったという感じ。
なるほど、そんな話があったとは。
そりゃどっちもどっちですわ。
元ネタ知らないんですけど、やっぱ作り話ですよね。
史記の魏公子列伝や魏世家にはそういう話ないみたいですし。
>逃げるとき、血をこすりつけたってやつですね。
関雲長が関長生だったころの話って、作られているんですよねえ。
本当の話がひとつでもあるんだろうか。
ごぶさたしてます
>晋鄙が侯贏の恩人なんて設定にするとはひどい話ですな。
その漫画、お読みになりました?晋鄙と侯贏は流浪の中で巡りあい、お互いを義人と認め合った。
ある日晋鄙が侯贏に、一緒に魏に仕えようと誘う。しかし採用されたのは晋鄙だけ。肩を落として去る侯贏に「オレは必ず魏の将軍になって軍師としてお前を迎えに行く!オレたちは生まれは違うが死ぬ時は一緒だ!」と叫ぶ晋鄙。時は流れ、信陵君の再三の懇請に公子のもとを訪れた侯贏が見たのは、視線を合わそうとしない晋鄙の姿。彼は何年も前に将軍になっていた・・・ということで、先に晋鄙が忘恩しちゃったという感じ。
昔、男に捨てられたけど「きっと迎えに行くから」という言葉を信じて何年も待っていた。熱心にプロポーズしてくれる人がいて一時身を寄せることにしたけど、前の男はよそで幸せな家庭を築いていた。くやしくて無理心中を仕掛けて・・・って、デフォルメしすぎか。
>関羽の顔が赤くなったいきさつについては、なんか民間説話があったような記憶
『三国志外伝』って本で読みました。逃げるとき、血をこすりつけたってやつですね。
今日職場でAさんとBさんが話していたところによると
私たち(四国の人間)が東北のほうの年を召された方と話すと
まったく通じないとか
公用語の英語でさえイギリス英語とアメリカ英語があるんですから
どこまでをひとつの言語としてとらえるか
(例えばスペイン語とポルトガル語は限りなく近い言語です)は
難しいです
>太白さま
話の腰もなにも、この掲示板、話題に本筋があるのかどうか?
話題はなんでもええですよ。話振っていただけるだけありがたいっす。
うーむ、
侯贏の献策により信陵君が晋鄙を殺して軍を奪うわけですから、
晋鄙が侯贏の恩人なんて設定にするとはひどい話ですな。
いや〜、侯贏はじつは忘恩の徒ですか?
自分で首を刎ねたのは、贖罪のつもりですか?(T_T)
>宣和堂さま
>三国時代の服飾なんて文物関係の資料でも
>あまりお目に掛からないので期待しない方が良さそうです。
たしかに。三国志は後代に作られた絵が多すぎで。
蒼天航路の兵卒の甲冑が、秦始皇帝陵の兵馬俑に似てるんですが、
考証としても表現としてもそのくらい大雑把でないと漫画にならないのでは。
ってこういう言い方して、僕は蒼天褒めたくてしょうがないんですが。
真面目に考証すると、学研の『歴史群像シリーズ17 三国志上巻』p30-31み
たいな絵になってしまう。かなりカッコ悪い。
>横光のは横光甲冑としか言い様無いですし
うーん、三国志描いてるころ資料集めて努力されてたみたいですよ。
横光デザインの問題は、どの時代描いても同じような絵になって、時代の差異が
見えないというところかな。だから殷周なんかすごく変に見える。
って、『殷周伝説』1・2巻買いました。
>蒼天航路での呂布のドレッドは創作ですしね。
蒼天は人物デザインは気儘にやってるようにみえますよね。
孫策の弁髪とか、諸葛亮のアレとか。
動物化してる連中もいたなあ。
でも意外と史料にのっとったり、既存のイメージ踏襲したりしてる部分も多い
ですよ。劉備の手長福耳とか、張飛のトラ髭とか、関羽もそのまんま。
しかも絵上手いし。
諸葛亮も、あれ良くいえば身長の高さチェックしてあるんだなとか。
曹操も、既存の白面冠者の絵を意識して作ったんだろーなとか。
>ある程度は戯曲や雑劇でイメージが固まった扮装があると思います。
…連環画見ないといけないかなあ。
>関羽の紅顔なんていかにも演劇風だと思ってるのですが…。
関羽の顔が赤くなったいきさつについては、なんか民間説話があったような記憶
があるのですが、イメージが先にあって理由を後づけしたんでしょうね。
>衣装資料
2〜5万クラスのカラー本はいっぱい出てますよね、大陸で…。
正直、女性の服飾関係が多いので鎧にはやくに立ちません。
むしろ『中国古代甲冑図鑑』アスペクト の方が役に立つかもしれません。
と言ったところで、三国時代の服飾なんて文物関係の資料でも
あまりお目に掛からないので期待しない方が良さそうです。
最近出た本なら、華梅/施潔民『中国服装史 五千年の歴史を検証する』白帝社 は
価格も2千円程度で発掘品や伝世品の“絵”もあります。無いよりマシ程度ですが。
あと、大陸ドラマの《三国演義》も服飾には意外と気を遣ったようなので
参考にはなるかもしれません。格好悪いかもしれませんが…。
永一様曰く
>横光や王欣太のようになるべく史実に近づけようとするデザイン
うーん……まあ、史実をアレンジですよね。
横光のは横光甲冑としか言い様無いですし(特に『殷周伝説』は…)、
蒼天航路での呂布のドレッドは創作ですしね。
それに、よく見る人形劇三国志見ました〜っていう甲冑もウソですよね…。
そもそも、人形劇三国志の甲冑自体、奈良の仏像の甲冑を見てるようですし。
唐代か宋代の甲冑を模したモノでしょうから、三国時代というとウソになります。
>ある特定の武将が実際どんな甲冑はいてたかなんて
本当のところは永一様仰るとおりに全然解らないはずです。
でも、ある程度は戯曲や雑劇でイメージが固まった扮装があると思います。
関羽の紅顔なんていかにも演劇風だと思ってるのですが…。
連環画とかテレビドラマも(ひいてはゲームも)そう言うイメージを
継承していると思いますから、実は発掘資料を参考にするよりも
こっちを優先するべきだとも思うんですけど……まあ、難しいですね。
今週の週刊モーニング読んでたら、古代中国の読み切りマンガがありまして。
ぶっちゃけ魏公子列伝なんですが、若き侯エイを助けた好漢が「晋鄙」と名乗った日にゃあ・・・。
彼等の結末を知ってるだけに、読んでて辛くなりました(泣)。
じゃ、これにてフェードアウトします(笑)。
>へーか
すみません。袁杰英編著「中国歴代服飾史」(高等教育)は大きな書店でもふつうの
書店じゃ見つからないと思います。
http://www.frelax.com/cgi-local/getitem.cgi?db=book&ty=id&id=ZGLD072325
http://www.toho-shoten.co.jp/cbook/CBookView.jsp?cbc=080265
専門書店で「服飾史」の語で検索かけてみました。
「書虫」
http://www.frelax.com/sc/index.html
http://www.frelax.com/cgi-local/getitem.cgi?db=book&ty=id&id=FSSH024236
http://www.frelax.com/cgi-local/getitem.cgi?db=book&ty=id&id=ZGFS012127
http://www.frelax.com/cgi-local/getitem.cgi?db=book&ty=id&id=ZGFS051522
http://www.frelax.com/cgi-local/getitem.cgi?db=book&ty=id&id=ZGGD033124
「東方書店」
http://www.toho-shoten.co.jp/
http://www.toho-shoten.co.jp/cbook/CBookView.jsp?cbc=116206
http://www.toho-shoten.co.jp/cbook/CBookView.jsp?cbc=142466
http://www.toho-shoten.co.jp/cbook/CBookView.jsp?cbc=044901
http://www.toho-shoten.co.jp/cbook/CBookView.jsp?cbc=125373
http://www.toho-shoten.co.jp/cbook/CBookView.jsp?cbc=081245
アドレスだらけになってしまった。図と簡体字だらけの本になることはお覚悟下さい。
>鹿角さま
>太平公主をみてると思うのは
武則天は偉大なりですよ。
まあ武則天の場合、高宗が凡庸なのに乗じて皇后となり、伝統的な称制から権威を
うまく固められたのに対して、
太平公主は帝妹としての地位と武氏の残余の権力にしか依るべきものがなかったわ
けですが。
官僚の支持が得られなかったのが失敗か、それとも若き玄宗が英邁にすぎたのか。
姚崇・宋mは、宋王成器と幽王守礼を刺史として地方に出して、太平公主を洛陽に
移すように睿宗に進言して、太平公主側の反撃に遭って左遷されたらしいですね。
>枕流亭って薩長同盟なった場所なんです
そうらしいですね。
そっちは全然意識してなかったんですけど。
どっかに書いてるとおり、元は故事成語の「枕流漱石」だけです。
>中国の歴史再刊で罪の意識に苦しむ太宗発見!
ええと、話が見えないんですけど。
>だおさま
誰かは分かりましたが、
兄弟…
認めたくない!認めたくない!(ハロ声)
4年もやってると、ときどき職場の連中が出没することあるよ。
ぜんぜん居つかないんだけどね。
>中国語は英語よりもはるかに多くの人が話す言語なんですね(約9億人とか)
中国語の定義によりますが、9億人どころじゃないかもよ。
生活言語なのは、中国・台湾・シンガポール・マレーシアの一部くらいかなあ。
ほかにも華僑社会あるし、いやよく知らないんだけど。
カントニーズは中国語じゃない!とか言い出したら、減るのかな?
僕が感じる必要性は、趣味的必要性なんだけど、
いっかな上達しないので。
勉強キライだからねえ。
始めまして「だお」(ハンドルネーム)といいます
自己紹介を・・・と思いましたが同じ職場で
兄弟みたいとまで言われている私なので(←これで多分わかったと思いますが)
割愛させていただきます
で 今日語学に関する本を借りてきました
それによると中国語は英語よりもはるかに多くの人が話す言語なんですね(約9億人とか)
高校時代の漢文しか経験はない私も、中国語の必要性を痛感した一日でした
彼も人の子だったんですね・・・
枕流亭って薩長同盟なった場所なんです
管理人さん意識してたんですか?
中国の歴史再刊で罪の意識に苦しむ太宗発見!
太平公主をみてると思うのは
「権勢ふるっても終わり良くなきゃ意味ない」
ヨウ・宋の二人が味方じゃなかったのは
このひとじゃ駄目だと思ったからでしょう
長い間母の何を見ていたのか・・・
それこそ権勢振るうのも程々にすればいいのに・・・
いくら取り巻きがいても最後が良くなくては意味なしです
旗立てありがとうございます。
ちなみに馬超が正解です。紛らわしくて申し訳ありません。
どうも衣装が似通ってしまったので
馬超も趙雲もどっちなんだの様相を呈してしまいました。
というのも下記にてご相談したとおりの衣装資料不足のせいで
似たような衣装になってしまったのが原因ですね。
資料の方は参考にさせて頂きます。個人的には
>袁傑英編著『中国歴代服飾史』(高等教育出版社)とか1冊転がってますが、
>役に立っているやら?いないやら?
>ヘタウマっぽい線描の絵の数々が気に入ってるんですけど。
が気になります。
仕事の合間にでも大きな本屋さんをはしごしてみます。
ありがとうございました。では失礼致します。
へーか、ようこそ拙宅にお運びいただき。
早速ながらバナー使わせていただきます。
馬超と思いこんでたんですが、HPの解説読むと趙雲ですね。失礼。
ビジュアルというと、手頃なところで学研の歴史群像シリーズの『三国志』
上下巻とか、一般書店でも入手しやすいですけど。
でもこれじゃ三国時代に限ってしか分からないですね。
あと新紀元社の「Truth In Fantasy」のシリーズとかも一般書店で手に入
るかも。
甲冑や衣装も時代によっての変遷があるので、
本格的にやろうと思えば、中国服飾史みたいな本を専門書店で買わないと
いけないと思います。
うちにも
袁傑英編著『中国歴代服飾史』(高等教育出版社)とか1冊転がってますが、
役に立っているやら?いないやら?
ヘタウマっぽい線描の絵の数々が気に入ってるんですけど。
漫画でも、横山光輝さんが『三国志』を描きはじめたころは、資料が足りな
くてずいぶん苦労なさったそうです。でも最近は出回るところには出回って
いるので、中国史系の漫画描いてるひとは、どこかしらから資料手に入れて
るんでしょうね。
横光や王欣太のようになるべく史実に近づけようとするデザインと、
三国無双やフジリュー封神のような創作入りまくったデザインと
ありますが、史実系に見えるのは嘘をうまくついてるだけかもしれません。
兵卒の一般的な甲冑のスタイルは分かっても、
ある特定の武将が実際どんな甲冑はいてたかなんて、誰も本当のところ知ら
ないんですから。
管理人様
江原帝国から使者兼従者兼皇帝として遊びに来ました。
最近中国の武将のイラストを描いてやろうと思っておるのですが
甲冑や衣装の時代考証がわからないため、いつも衣装はどこか(漫画やゲーム)
からパクっております。
できれば現物に近い史料なんかがあったらそれを参考にしたいと思うのですけど
古代の生活様式がビジュアルとしてわかる史料ってあるんでしょうか?
p・s:バナーを作りましたので使ってください。
http://www.geocities.co.jp/AnimeComic-White/3610/banner.GIF
>紅さま
ええと、察しが悪いもので、
初めてでないとのことですが、こちらもどなたか分かりません。
その点失礼します…。
枕流亭亭主(管理者)の永一です。
「元締め」でもいいんですけど。ええ。
岩波文庫の『左伝』全三巻は、僕も思い出があります。
大学のころ、切実に欲しいなあと思ったころ、全然見つからず、
書店注文したけど、絶版〜と言われました。
卒業後、どうでもいいなあとか思いはじめたころ、増刷がかかっててました。
今はいちおう持ってるんですが、書棚の肥やしになってます。
「復刊ドットコム」ですが、うちでも
http://ww1.enjoy.ne.jp/~nagaichi/chlink.html#hukkan
でリンク貼ってますし、
中国特集
http://www.fukkan.com/group/?no=1137
の各書はまとめて応援しているつもりということでご容赦ください。
あまり表紙にリンクをペタペタ貼ると、見にくくなると思って整理してる
んですよ。すみません。
岩波は忘れたころに増刷かけるような予感もしますが。
僕も一票入れときます。
すみません、始めましてではないのですが、覚えておられない
かと思います、だいたいハンドルが違いますし……。
……いえ、その追求しないで下さい(汗)。
実は、下のアドレスが復刊ドットコムのリクエスト「春秋左氏
伝」なのですが、出来ればこれ、中国系の復刊応援に加えられる
のなら加えて頂きたいなと思ったのですが、何分にもどの方が中
心となっているかわからず……ええと、なにがしたいのでしたっ
け(汗)、あ、いえ、知っておいて頂けたらなっ、てだけで特に
他意はないです。
常識的に考えて、問題のある内容とは思えませんが、失礼でし
たらごめんなさい。
十六国のことを考えていて、ふっと妄想がよぎりました。
少年石虎君が仏舎利を食って超人幻想を抱き、
「オレが一切衆生を救済するんだ」と叫びながら剣をふるうというストーリー。
ノベル化できたりしないかな。(^^;)
十八騎の一の支雄って、月氏の後裔で『秘本三国志』のあの一族の子孫なんだねえ
というところからの連想。
石虎の浮屠かぶれって、支雄をキーパーソンにできないかな。
妄想は暴走し、闇はいっそう深まるのでした。
>perdidoさま
>実は、縄文時代全時期にわたって、C14年代は、代表的な各時代の遺跡について測定されて
>います。
すみません。全時代できうる限りAMS法で再検証してほしいなあ、というべき
でした。
とりあえず今回の歴博でなく、別の機関によるチェックがほしいとこです。
縄文中期のC14年代については、下記の記事に書かれています。
http://www.asahi.com/special/history/TKY200305250191.html
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20030525i301.htm
実は、縄文時代全時期にわたって、C14年代は、代表的な各時代の遺跡について測定されています。古本屋でばか高い『考古学雑誌』のなどのバックナンバーに論文が載っている可能性がありますが、手じかでは、1978年に江坂輝弥氏によって作成された縄文時代の編年表が、『世界考古学事典』(平凡社)や渡辺誠『縄文時代の知識』(東京美術)に掲載されているなかに、C14年代の測定された遺跡名が掲載されています。ただし、加速器質量分析法が『サイエンス』に発表されたのが1977年ごろですから、おそらくこの成果はベーター線計数法という古い方法によるものと考えられます。
加速器質量分析法で再度検討していく、また、縄文時代の炉跡の焼けた土から熱残留磁気法で磁気がどう変化するのか見る方法でクロスチェックする方法もありますが、地方公共団体の限られた予算と開発に追われた忙しい発掘調査の中でどれだけ実現可能性があるか疑問なところです。
湖南省から出てた秦簡は「里耶秦簡」って名前がついてるのね。
『漢帝国と辺境社会』の籾山明さんが『東方』で解説しとりました。
注文してた『遼史』が届いてみて、少し傷んでたのでガックシ。
まっ中華書局版だし、読めたらいいかっ…て。
しかしいつもながら実際に読むのどうかは謎(汗;)。
植村清二『万里の長城』(中公文庫BIBLIO)を読みかけです。
二百数十頁そこそこの通史本なのに、なぜかしらん濃いよなあ。
王玄策ばなしとか載ってるし。
しかし、某『武将列伝』はなにゆえ「マガダ国のシーラーディティヤ王」とか
って分かりにくい固有名詞で通してるのかなあ?
シーラーディティヤ(Sila-Ditya,『唐書』では尸羅逸多)は、戒日王の意味で、
高校世界史の教科書にも出てくる戒日王ハルシャ・ヴァルダナ(位606-647)だっ
てことは分かってるのに。となぜか思いは万里の長城から離れていくのでした。
『中国妖怪伝』を読んで『万里の長城』に手をつけるというのは、
そういう気分というか、積ん読本処理しないとまずいというか。
書虫でまた変なもの注文してしまったことだし。
>perdidoさま
http://www.rekihaku.ac.jp/kenkyuu/news/index.htm
が公式頁ですが、年輪年代法については言及がないようです。
どうも新聞記事を読み直したところ、
──年輪年代法で時代が遡ることはわかっていたので驚きではない
というような関係者のコメントだったみたいです。
不正確な書き方してすみませんでした。m(_ _)m
しかし充分驚きだと思いますけども。
縄文時代中期も遡るという続報も流れて。
これはもう全時代できうる限りC14で再検証してもらわないとねえ。
年輪年代法は、ものすごい年代決定法です。
要するに遺跡から出土した沢山の木材の年輪をクロスチェックして、この年輪はこの年のものと1年単位で決定していっているわけです。土器の年代も相対的とはいえ「この時代のもの」というのは動きませんから(例えば須恵器は弥生時代にはありえない。)年輪の年代が決定できるわけです。
しかも年輪というのはその年が寒かったのか暖かかったのかまで教えてくれるのです。
正確には遺跡の年代というよりも、その遺跡の木材が何年には生えていたことがわかるのでそれ以降何年で切り出されて使用されたのがわかるわけですが遺跡の年代に限りなく近づくことができるわけで、科学的年代測定法で最も信頼できるとされるC14もどうしてもプラスマイナス何十年が出てくるので、精度も断然すぐれています。
>perdidoさま
解説ありがとうございます。
新聞の見出しの書きようは気が早いんちゃうかなあ…とは思いつつ。
今後さらに多くの資料で追試されるでしょうし。
学者さんたちは比較的冷静みたいなんで、面白い議論になるのではと期待してます。
最古の鉄器が前9世紀になってしまうとかいうのも、どう整合性が取られて、どう議論
されるのか。
記事では、年輪年代法は併用されていたみたいな書き方でしたが。
「周の時、天下太平、越裳白雉を献じ、倭人鬯艸を貢す」(王充『論衡』巻八儒増篇)
なんかホントになっちゃうのかなあ?
ウィラード=フランク=リビー(W.F.Libby)がノーベル化学賞を取ったのは1960年でした。1949年に放射性炭素年代測定法を完成しています。
当初は、C14が壊変するときに放出するベーター線の量を測ることによってC14濃度がその炭素を含む動植物の遺存体や土器の付着物、場合によっては炭素を多く含む土器などが当初からどれだけ時間がたっているか測る方法で、たくさんの資料と計測時間が必要なのが泣き所でした。現在は、 C14の量を直接計数できる加速器という特殊な機械で、1000倍の精度でかつ5時間でベーター線法にまさるとも劣らない成果が期待できるようになってきました。蛸壷状態の感のある日本考古学界には良い刺激だと思います。
最近のC14のデータは、1940年代後半にシカゴ大のリビーがノーベル化学賞を取ったときと異なり、加速器でC14の数を直接数えるなど年代の誤差がすくないように技術的に進歩しているので、測定された土器の付着物が、年代を古くする要因で汚染されていない、つまり出土地点などで古い炭素を吸収した可能性がないのかなど検証さえしっかりしていれば信頼できると思います。
土器の編年の年代的根拠のほうが本当に100年単位で変化していったのか「形式」が論理的にこう変化したと編年している部分があって、どうしても土器の編年は相対的になりがちで、紀年銘のある資料とか木材の年輪とかがないと、実際のところ年代の定点が定まらないというのが本当のところです。
1994年に常滑窯の生産地の編年が50年ほどさかのぼったことがありましたが、いままで消費地の共伴する土器などの年代で編年を決めていたのが、窯から1250年代の私年号の硯が甕と共供したために年代を遡らせることが可能になったためでした。また、ロシアのノヴゴロドなどは火災のたびの各文化層の建築物の木材の年輪で厳密に年代が決められたり、マヤの土器などは、墓の壁画に描かれた長期計算暦の年代で土器の年代が決められるなどの幸運なレアケースといえます。池上曽根遺跡の年代も建築物の木材の年輪から決められたことは記憶にあたらしいところです。
いずれにしてもNAGAICHIさんの言うとおおり、中国側の資料の年代やほかの遺跡の土器や新しい木材などを伴った資料、ほかの年代測定法とのクロスチェックが必要であり、安易に年代を遡らせることには慎重にならなければならないとは思います。
弥生時代草創が五百年早まったとかいうニュースを眉に唾つけながら注目しているこんにち。
殷周革命のころとかいわれちゃうとまたまた。
学説としてはありだと思うけど、現時点で教科書が書きかわるとかいうのは暴走とちがうかな。
前期旧石器騒動のときと同じ構図で「古けりゃよかろう」と騒ぎすぎとちがうかな。
単に稲作伝来時期とか遺跡の年代だけでなくて、時代区分の見直しって慎重に議論されるべき
でない?C14でこういうの出たからって、検証や議論の過程経ているのかどうか。
1面トップの記事みながら報道の扇情性について思うのでした。
>鹿角さま
>金・洪二人を同じ軍にいれたんでしょうね?
第二次遠征の東路軍ですが、
忻都や洪茶丘はモンゴルの将軍ですからフビライが人選したんでしょうが、
金方慶は高麗軍の大将ですから、フビライが直接人選したわけではないと思います。
たんに高麗に動員かけたらこいつが出てきたってだけで。
まあ、でも問題人物は洪茶丘でしょうね。
洪茶丘は高麗でそうとう嫌われてたみたいですし。
やはりフビライの人選ミスでしょうね。
>弟のフラグに比べてフビライは諦めが悪いですね
フビライ個人が武力を濫用した責めというのはありますね。
武力を過信していたのか、使わないと治まらない事情があったのかは考えようですが。
日本遠征が二回で済んだのは、僥倖だったわけで。
杉山説みたいに「三回目」のほうがチカラ入ってたって取るのも、妙に真実味あります。
ナヤンに感謝すべきなんでしょうか?
>今年のエイプリル・フール話ってどういう話ですか?
どこかの誰かにネットジャックされたというネタで。
いつもの白い表紙が真っ黒黒になっていて、そこにはあやしい主張が。
あまりに悪趣味だったので、評判が良かったというか悪かったというか。
それにしてもどうしてフビライは
金・洪二人を同じ軍にいれたんでしょうね?
どっちか外せばよかろうに・・・
弟のフラグに比べてフビライは諦めが悪いですね
前後八度も企ててそのつど邪魔が入ってます
もういいじゃないのというきもするけど・・・
ところでネタ的に古いかもしれませんが
今年のエイプリル・フール話ってどういう話ですか?
よければ教えてくださいな
>江原皇帝陛下
臣、頓首敬白:
こちらこそご無沙汰しております。
長らく俗世を離れて、自亭に引きこもっていたので、帝國太史令を拝命していたこと
失念しておりました。ご無礼お赦しください。
趙子龍か陳慶之のような白い集団はあまり危機感も感じず興味本位で眺めてますが、
SARSはちとやばいかなと思えてきました。
いつの間にか死亡率15、6%になってるし。経済への影響も心配です。
また宜しくお願いします。
>太白さま
>星星ちゃんが金髪だったんで、読む前に、なんかその辺とつながりある
烏孫なのでコーカソイドでOK、とか、んな考えて絵描いてないでしょうね。
そういえば『天山〜』で名のついてるキャラでオリジナルなのは星星ちゃんだけ
でしたか。星靡も大楽も烏就屠も『漢書』に名前あるんだというのが発見でした。
>なんかミリィがキレるとこ、見てて辛かったです。いろんなイミで。(笑)
ディアッカがわざわざ煽ってますし。
でもあれ悪意じゃないんだろうな、事情知らないだけで。
トールは帰ってこないのに、なんでおまえが生きてここにいるんだ!というのも
実に理不尽で悲痛な叫びです。
>宣和堂さま
>でも、目が離せない展開ですね…。多分話は既に破綻してるんだけど…。
話の筋はもう「青き清浄の…」とかゆってる連中がラス敵になりそうな予感なの
で、もう興味薄なんですが。
若者たちがいかに苦悩し、いかに動き、いかに壊れていくのかは要注目ですね。
んー、実は悪趣味な楽しみしか残っていないのか。なんで面白いんだろ?
>ディアッカ男泣き、サイ又慰める…。
サイ「いい人」説はもう定説ですが、
ディアッカ君そんな殊勝なやつですか?
>一人でコーディネイター皆殺しとかないよなぁ…。
ないでせう。
彼女は自分がいっさい手を汚さずにいつの間にか周りの人間の墓穴を掘っていく
タイプでありましょう。
>やっぱりあの文章を公開すべきなんでしょうか…。
『武将列伝』考異・読論、僕個人は楽しませていただいたので…
というのもあるんですが、宣和堂さんのやる気次第でありましょう。
あのままの文章では多少問題があると思います。
誤字脱字もそうですが、知らない人には分かりにくい比喩とか、「キナ臭い」と
感じた部分の説明不足とかが引っかかりますので。