鹿角様、永一様曰く…
>徽宗
再評価するのが最近の流行みたいですね。
徽宗は南北朝の酒乱暴君の様に好んで人殺したわけでもないしなぁ…。
まあ、徽宗の代で実質的に北宋を潰したようなモノなので、王安石共々悪役になる事は多いのですが、自分は政治的な(特に外交的な)間抜けさといい、道教行事のばかばかしさと言い、翰林図画院のレベルの高さと言い、興味が尽きませんね。
あれだけ贅沢の限り尽くしたあげくに、首都が外敵に囲まれそうになると自分だけトンズラかまそうとしたり、小細工労した割にあっけなく捕まったり、最後は北の果て五国城で光を失って死ぬというのは、寓話的で自分は歴代皇帝の中でもっとも好きな皇帝です。多分、個人としては浪費癖は酷いながらも、優しくてユーモアのある人柄ではあったと思います。
まあ、内政的には少なくとも開封府あたりまでなら改革して住みやすいようにはしようとしてたんじゃないかと。
宋と中央ユーラシアで触れられていた福祉施設の設置もその一端ですが、開封府の都城の修築に関しては、太祖がせっかくグチャグチャの道のままで大軍の行軍に不向きな町作りをしていたのを、徽宗はそれでは民の便にならないので、道をすっきりまっすぐ延ばしてます。でも、おかげで金軍が行軍しやすくなってしまったので後世アホの見本みたいないわれ方するわけですが、冷静に考えるとそんなに酷いことしてないと思うんですよね…。下水道とかもたしか徽宗の修築の時に整備されたはずですから、他の地方は重税にあえいで酷いことになっていた中で、開封だけは優遇政策がとられていたと考えられるわけですね。李師師と恋仲だったという話も市場調査だったなら立派な話ですが、この人の場合は単に宮中に飽きただけなんだろうなぁ……。それに、蔡京もポリシーは無いながらも器用な政治屋ですから、行政手腕だけはあったハズです。平和な時代の小間使いとしては有用な人物だったと思います。
それはそうと、今週はSEED最終回ですねぇ……。自分は最終話まで生き残ったフレイ様の行く末だけを案じて土曜日に備えます。
>鹿角さま
僕もその辺よく分からないと正直告白しときますが、
たしかに徽宗はいい評判あまり聞かないので、
褒めすぎじゃないかという気はします。
>けっして政治に無関心でなかったことがわかる
いろいろクチバシを入れてるのは確かでしょうけどね。
蔡京を重用したことといい、道教にはまったことといい、
宮中の奢侈贅沢といい、いくら政治に関心持ってても、
ぶち壊しにしてると思うなあ。
あえて褒めるなら
「帝初政,虚心納諫,海内想望,庶幾慶歴(暦)之治。」みたいな評は
あったみたいですね。
あと向太后が「先帝嘗言端王有福壽,且仁孝」とか言ってますけども。
あまり信用ならんなあ。売り言葉に買い言葉みたいで。
>どーして梨耀はあそこまで鈴を迫害するんでしょーか?
あれは別に鈴だけを迫害してるんじゃなく、
目下の人ら全員に当たり散らしているんだと思いましたが。
才の先々王に受けた寵愛を忘れられないんでしたっけ。
清秀は、あの歳で出来杉君だと思います、人間の機微を知りす
ぎているって点で。
楽俊も出来過ぎだと思ったけど、歳の若さの分だけ清秀のが上。
逆に言えば、九十年も不幸にひたってられる鈴もすごいけどね。
しかしアニメ版「十二国記」、浅野君を×しちゃったのは仕方なか
ったのかなあ。アニメ版オリキャラとして杉本さんとは別の意味で
いい味出してました。
楽俊を慶の大学に編入って、そんな原作にないことして、あとあと
困らないのか?原作の続きが出なければ、あまり困らないか…。
設定としては、慶より雁のほうが文化レベル高いって設定だった
んだけどな。
>シンドウ243さま
こちら図書館で歴史の本を借りるって、最近やってないです。
代わりに図書館でビデオが借りられるということに、今さらのように気づいて
レンタル屋では置いてないようなものを借りてます。
「シルクロード」はロマンぢゃ。
>MNOさま
「揚州十日記」は「蜀碧」とともに読んでみようと思ったことはあるんですが、
結局まだ読んでません。
「蜀碧」が誇張だという話はよく聞くんですが、「揚州十日記」については
そういう話を聞かないってのは、記録文学として信憑性が高いってことでしょ
うかね。
しかし、豫親王多鐸って「トド」なのか「ドド」なのか「トショ」なのか?
私が、最近読んで強烈な印象を受けた本に「揚州十日記」があります。
これは清軍が揚州を攻略した際の残虐行為の記録ですが、この生々しさ
が、強く伝わってきます。著者の実体験を詳細に記している点がこのように
感じさせているのかもしれません。それにしても、揚州攻防戦で戦死した
史可法については残念です。
NAGAICHI Naotoさんこんばんは、鹿角さんはじめまして。
実は僕も図書館でいつもお世話になっているのですが、世界の歴史シリーズは
よく借ります。
あの本はいろいろと面白いと僕も思います。
>始皇帝暗殺
今度機会あったらビデオ見て見ます♪
どーして梨耀はあそこまで鈴を迫害するんでしょーか?
清秀は一部,推測してたけど当たってるのかな?
でも高山さんは祥ケイ編でも子供声でいじめてた・・・
だって声がもろコナン・・・
世界の歴史6 宋と中央ユーラシアをよんで
少し驚きました なぜかといえば今までの
徽宗像と話が大分違うからです
その部分を抜粋すると・・・
「若いときは改革に志し、民を思いやる皇帝だった
(これだけでもびっくりですが)
伝記や家臣との対話を読むと
けっして政治に無関心でなかったことがわかる
自らの政治理念を芸術によって表現しようとしたのではなかろうか
(一部略)なみはずれて権力欲も強かった
(同)宋初の皇帝や神宗などと同系統の皇帝だ
もしそうなら権力欲の強さゆえ国を傾けたことになる
しかも、才気あふれ溺れる性格で見栄っぱりなことも災いした
北宋の最後を飾るにふさわしい特異な皇帝だったと思えてならない」
そうなんでしょうか?
私は彼は俗世よりも芸術に生きた人とおもうんですが・・・
>だおさま
知らない仲じゃないから、ずけずけ言わしてもらうけど、
なぜうちの板で時事問題ばっか細切れに振ってくる?
まあ話題は自由だとは書いてるし、現に直に言ったけどさ。
で、僕もそういう話題は嫌いではないけどさ。(爆)
知ってるやつの掲示板に出没して、空気を自分色に染めたい?
小泉さんねえ。
僕は内閣発足当初から批判的な眼で見てたので、かなり冷めてますねえ。
もうあの人の珍言とパフォーマンスは見飽きたし。
いくらか僕が小泉さんを認めているといえば、ハンセン病訴訟を取り下げたことと
公共事業費にメスを入れたことくらいですか。
むかし小泉さんを評して言われてた「No Action Talk Only」略してNATOは、
言い得て妙だと思います。いや最近ではトークすら冴えない。壊れたレコーダー
みたいです。首相に「説明責任」とかいうものを求めてはいかんのでしょうか?
あの人は改革者のイメージだけを操って支持をえている人です。
官僚いいなりということで言えば、小渕内閣のころより退行してます。
経済政策は言うまでもないですね。あれじゃデフレを止められません。
竹中さんについては、亀井さんが本質の核心を突いてましたが、あの人の経済
理論はアメリカ型「弱肉強食」の競争社会を良しとするもんですよ。
小泉再改造内閣発足です
外務大臣、竹中経済・金融相は留任(←いろいろと意見があったところですが)
国土交通省に石原伸晃大臣ときました
まあ国交省も道路公団の民営化はもちろん
石原都知事の主張するディーゼル車の規制や
羽田空港の拡張などの問題との絡みがありますからね
で、自民党総裁に小泉さんが再選されたということは
郵政民営化まっしぐらですか?
うーん、つまらんこと書いてしまった。消し消し。
>MNOさま
平安時代ですか。
「陰陽師」で流行ったり、その前は「あさきゆめみし」で流行ったり、
ときおり一過性のブームはあるのですが、いまいち根の張りの悪い時代かも。
欧米でも評価された古典文学・女流文学を産み出した時代であるのに。
日中関係史というか、東アジア関係史でいうと、昔からホットなところなんです
けどね。でもこれアカデミズムの間だけなのかも。
ネット上さまよってて思うのは、意外に遣唐使に関するまとまったサイトが見当
たらないこと。いや、断片的にはたくさんあるんですけども。
>だおさま
そういや三峽ダムで水没予定地に入ってるもんで、張飛廟とかお引っ越しって
話ありましたね。
http://tw.people.com.cn/BIG5/14816/14894/1906998.html
三国志関連の史跡がぼこぼこ沈むらしいっすよ。
三峡ダムの本を読みました
目的は、治水対策、発電そして水運らしいです
ただ環境破壊としても規模が大きいところで
中国の景勝地が消えてしまうのは残念です
お久しぶりです。最近は、日本の平安時代について少し調べています。
しばらく中国史に傾いていたので、改めて日本史を眺めるといろいろな
違いが見えて面白いです。アジアでは日本の政治体制が、かなり異なって
いるようで、微妙に近い点もあるなと感じました。文化的には差異がありますけど。
三十歳になった実感は、憮然というよりいぶかしい?というのが、より適切ですな。
ついこないだまで十八だったのに…(^^;)、という思いは変わらず。
十代のころは「二十歳越えたらオジン」と公言していて、
二十歳になれば「僕は神様の兵隊に銃殺されるんだ」とラディゲを気取り、
三十歳になると、まるで成長がみられないことに嘆くというよりは、これはひとつの
謎としか思えず。
しかし時は残酷だ。
こんなことを言うのは、もしかしたら斯界ではタブーかもしれないという話。
最近つくづく思うこと。
こういうサイトの管理人をやってることもあって、僕はけっこう中国史系サイトを
見て回ることが多い。お気に入りには100くらい登録してる。
しかし異様に多いわ。消えたサイト。休眠中サイト。
ほとんどが個人の趣味で開いている以上、個人の事情に左右されるのはしかたない。
しかしねえ。寂しいなあ。これからに期待していたとこも、貴重なデータベースと
思えたものも突然消えたり止まったりしますもんね。
「天空の舟」閉じちゃったなあ。「ちゅちゅ中国史」とかどこ行ったんだろ?
うーん、うちだって別に何の保証もないわけですね。いつどうなるか。
こつこつ頑張ってるとこは頑張ってるし。うちもできれば頑張りたいという
思いはあり。
しかし、現れ出よ。新たなる潮流!
取りあえず、今日はぜひとも書き残しておきたい言葉。
「おれは……みたいに悪いことは何もしていない。それなのに何だって三〇歳にならなくてはならんのだ」(^^;)
>シンドウ243さま
「英雄」ごらんになりましたか。
楽しめたということであれば、それは良かったと思います。
なんか引っかかる言い方してますね。すんません。
あくまで僕個人としての感想ですが、褒めるの半分、けなすの半分になりそうだか
らです。
まず褒めときますと、
映像美はすばらしかった。アクションも色彩イメージの対照にこだわったところも
見応えがあった。映像としてはぜったい一見の価値ありです。
俳優の演技も上手くて、キャラも立ってたし、分かりやすかった。
始皇帝のキャラが史実離れしてることをけなす人もいたけど、あれはあれでいいと
思います。
ただ、脚本から見ると、正直なんだこりゃ?でした。
話の中で真相と思われるものが二転三転しますが、これがミステリーとして成り立
っているならいいんですけども。そうではないですからねえ。
見る者に考えさせる鍵がなければ、ミステリーとは言わない。
ミステリーでもないのに、わざとらしい構成で見る者を混乱させただけです。
おかげで、ラストもあまり感動しませんでした。
断片的な印象しか残らない映画です。
はっきりいって同じ時代を扱った映画でも、陳凱歌「始皇帝暗殺」のほうが
よほど素直に感動できます。
張芸謀監督が、妙にひねりすぎたんじゃないかと思うんですがね。
>だおさま
うーん、よく分からないっす。
上海線は各地に競争相手が多いみたいだから、実現しないかもよ。
僕は海外移住の希望を持ったことはないので、そういう話振られてもね。
旅行であれば、世界中・日本中行きたいところは、いくらでもあるんですが。
和僑とか言われると、マニラの日本人町とか、やっぱ歴史話につなげると
まだなんぼか話しやすいかも。
松山上海線の書き込み商業がらみの広告っぽいですね
削除お願いします
まあとにかく私が申し上げたいことは
世界中に華僑ならぬ和僑を作りたいということで
夢は大きく(←ちょっと無理・・・いやもしかしたら大分無理かも)
ということです
NAGAICHI Naotoさんこんにちは。
昨日、久々に映画を見に行きました。
英雄 ヒーローという秦の始皇帝を暗殺するという話
でしたが僕的には実に面白いものでした。
敵とはいえ人物の度量に感銘し心惹かれていく姿がなん
とも中国的で良かったです。
いやあ、大笑いしてしまった。
http://sizuka.at.infoseek.co.jp/044-com.htm
一番下の毛沢東のキャプション付き写真に注目。
どうも阪神を甲子園で優勝させる陰謀とかがあるんじゃないかと思えて
ならない今日このごろ。
>だおさま
年金ねえ。そういや公務員になるなら社会保険庁とか思ってたこともあ
ったなあ。(遠い目)
右肩上がりの成長をしてた時代には見えなかった隠されていた問題って
のは、時代が少し悪くなると次々と噴き出してくるもので。
僕らの眼の黒いうちには、高度経済成長なんてもうないだろうし。
デフレはどうなるか分からないけど。
お金を預けたら利子がつくのは当たり前、
年金は払った額より多く返ってくるのが当然、
といった考えは捨てといたほうが賢明でしょうね。
しかし、払った額くらいは返ってきてほしいなあ。
訳の分かんない財団作って保険料流用して施設立てて役にも立たず
けっきょく捨て値で払い下げるなんて真似はやめてほしい。
希望の燭光のような株価ですが、
あれはアメリカの景気がいいのに引っ張られてるのと、
企業収益がやや改善に向かってるのを反映してます。
収益改善ってのもリストラ断行して改善してるとこがほとんどですから。
やっぱ失業率に改善がみえないと、本格的景気回復とはいえんでしょう。
企業で火事やら爆発事故やら続いたのは、リストラで安全部門が軽視さ
れた結果だとかニュースで解説しとったなあ。やれやれ。
>太白さま
>北京なのに金陵とはこれいかに
そういえば南京が金陵と呼ばれてた時期があったんですねえ。
それは思いつきませんでした。
>PCをメーカーに送って、HDD入れ替えまして。
ハードディスクも壊れやすいとこですね。話をときどき聞きます。
うちももうそろそろ寿命じゃないかと、びくびくしてるんですが。
ウイルスでハードディスク壊されるってのも、昔はよく聞きましたが、
最近はあまり聞きませんね。最近のは、パスワードなどの個人情報盗
み出すとか、MS社のサーバー攻撃するとか、頻繁に強制終了するとか、
そういう悪さをするらしいです。
>表紙と挿し絵が皇なつきさんの絵だったらな〜(^^;
伊藤勢って人が描いてますが、どういう人かな、知らない人です。
>光璧さま
>「何でまた?」と思ってしまいました。
いや、デジカメ買ったもんで、なんでもかんでも撮ってただけです。
ホントに恥ずかしいのは外してます。
火星と月のツーショット写真とかも撮ろうとして、しぼりをうまく調整
できなくて失敗しました。
>「疑隙」という語は『全訳漢辞海』に「疑い合って仲たがいする」
>とあるので、諸王の間に心理的な溝ができてしまった
>というような意味ではないかと思います。
ご指摘ありがとうございます。
やはり適当にお茶を濁したところは間違ってますね。
そんなところがあの一巻だけで二十カ所くらいはあります。(爆)
「疑隙搆於羣王」は、考えれば考えるほど分かんなくなったとこだっ
たんです。しかし迷った挙げ句にあれではね。
後のほうの「越、晞由是有隙」(司馬越と苟晞との仲違い…)とかは
迷わなかったのになあ。なにしてんだろ、自分。
>……これは情報交換掲示板の方に書くべきなのかな(汗)
あっちも寂しいのでなにか書いてくださいな。
すみません。お世話になります。
「本棚」見ました。
「だから何っ?」というより、「何でまた?」と思ってしまいました。
何しろ自分の本棚は乱雑すぎて、公開なんてとても思いつかないので…
それはともかく、『資治通鑑』巻86 P2711の13行目からの劉弘の上表、
実は私が【解體晉書】で今翻訳担当中の箇所にあるので、
そこだけちょっと自分の訳と較べてみました。
その中で「諸王の隙をうかがい」とあるところに対応する
「疑隙」という語は『全訳漢辞海』に「疑い合って仲たがいする」
とあるので、諸王の間に心理的な溝ができてしまった
というような意味ではないかと思います。
そういえば最初、「隙搆」ってどんな意味の単語だろうって
調べてました。対句なのに……
……これは情報交換掲示板の方に書くべきなのかな(汗)
完顔阿骨打の墓ですかー。いや、↑これが言いたかっただけなんですけど(笑)
>ウィルス
先週は、なぜだかウィンドウズが起動しなくなり、PCをメーカーに送って、
HDD入れ替えまして。給料日前に手痛い出費です(^^;
いま考えると、原因は何らかのウィルスだったのかも(怖
>岳飛伝
なんか、新書になってましたね。表紙と挿し絵が皇なつきさんの絵だったらな〜(^^;
最近は幕末モノばっか読んでたんで、そろそろ中国史モノも読んでみないとな〜。
(久々に『項羽と劉邦』を読返そっかな〜。なんて思ってたり)
とにかく抜本的な改革ではなく、その場しのぎの改革が年金の不信感を
ぞうだいさせています
不信感が過去最高を記録したそうです
でついでに老後に不安を持つ人も最高を更新したそうです
厚生労働省の予測以上に進んでいる少子高齢化
若年層を中心にすすむフリーター化
(というわたしもフリーターの一人ですが)
いったい日本の社会はどうなってしまうんですかね
ただ希望があるのは株価だけは上向だということです
だから何っ?ってもんですが、期間限定ということで一週間ほど置いておこうと思います。
いちばん自慢なのが、某巻数なし初版本かなあ?
ウイルスメール激減しました。
こういうのも変だけど、対応して下さったかたに感謝です。
>だおさま
携帯の普及も国によって随分違いがあるんでしょうね。
いまだに携帯持たないぼかぁ、ごく少数派で。
しかし、例えばアフガンなんかでは固定電話のほうが膨大なインフラを要するの
で普及せず、携帯のほうが都市を中心に流通してるという逆転現象が起こってる
そうです。
ここら、国による科学技術の差というより、国情によるんでしょう。
しかし、携帯も多機能化しておもちゃ化し、
固定電話もIP電話に取って代わられていく趨勢で、
昔堅気な人間はどんどん時代に取り残されていきますな。(-_-;)
>鹿角さま
いろいろ読んでおられますね。
不倒翁周恩来については、僕よりお詳しいんじゃないかと思います。
僕は周恩来は思想的・立場的には「ぬえ」みたいな人で、肝腎なとこではうまく
日和ってた人じゃないかと見てます。良い意味で、政治家・行政実務家だったん
でしょう。
文革止められなかったけど、彼の手で助けられた人はたくさんいますし、彼のよ
うな人を持てたことは、あの時代の中国にとって不幸中の幸いだったと思います。
宋の太宗が「然を招いて日本国の話を聞く話は、
あまり有名ではありませんね。
まあ阿倍仲麻呂みたいにノスタルジックな歌が残されてるわけでなく、
悲劇性もないので、単なる一挿話として扱われてしまうんでしょう。
太宗が日本の皇室の万世一系(?)や大臣の世襲に感心するってのも、それなりに
面白くはあるけど、それだけではストーリーとして料理しにくいですから。
岳飛伝は新書で出てますね。
思わず買ってしまいましたよ。
いろいろ叩かれてるみたいですが。
読むなら虚心に読んだほうがいいのではないでしょうか。
最初から邪念入れて読むというのも。(^^;)
小説十八史略にチョウ然が出てないのは少し残念です
カルチャーショック受けてる太宗、見たかったな・・・
創竜伝12も同じ時代だから少しだしてくれても・・・
でもタナウツでボコボコにいわれてもあれじゃ仕方ない・・・
岳飛伝が図書館に入りました
読むべきか読まざるべきか・・・
管理人さんならどうしますか?
周恩来伝(金沖級編)と周恩来最期の10年を読んで
孔明と晩年のイメージが重なります
周恩来伝の方は共産党の肝いりで作られたせいか
中印国境紛争のあたりでネールの批判ばかり・・・(-_-;)
どちらも四人組のことをかなり批判してますが
では彼らに権力を与えた毛沢東の責任はどうなるのでしょう
周恩来伝の方は文革になるまで難しくって
もう少しわかりやすく書いてほしいなと思いましたが
そのあたりになるとどちらも熱を帯びて来ます
「もういいよ それよりもっと自分の体大事にして」
そういいたくなって来ます(T_T)
あの時代にこの人がいなければ
それこそ中国は大変なことになってたでしょう
3つか4つに分裂したかも・・・
文革の時の中国はまともじゃないです
落合さんみたいに「台湾の方がまだまともだ」とは思わないにしろ・・・
「不思議の国のブッシュ」を読んで
「こんなひとが大統領でいいんだろうか」とため息(-_-;)
なんかいんちきして受かった人という感じ
第二次大戦のルーズベルトと雲泥の差
比べることじたい失礼かも・・・
無駄話です
日本に帰ってきたときやっぱり一番に思ったことは
とにかくみんな携帯電話を持っているということ(いい意味でも悪い意味でも)
(日本の先端技術は感嘆に値しますね)
向こうではビジネスマンと一部の金持ちぐらいしか持ってないからね
(そもそもお店自体がない)
でもケータイ持ってなくてもとても人々は友好的です
あちこちで話題になってるようなので、中国史サイトの管理人としては、
お祭りには参加しなくてわ。(^^;)
北京市南西郊外の金陵で、完顔阿骨打の石棺と装飾物が見つかったという話ですね。
http://j.peopledaily.com.cn/2003/09/07/jp20030907_32179.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030907-00000119-mai-soci
石棺の表面には竜や鳳凰の絵が彫られていたとか、
頭と足の骨出てきたとか、
金製の針金でつくった冠や、鳳凰をかたどった玉の飾りも見つかったとか、
http://www.guoxue.com/www/xsxx/txt.asp?id=4024
とか読んでみますと、
房山雲峰山(またの名を九竜山)には十七人の金の皇帝が葬られているそうな。
金の皇帝は九人しかいないぞとか、さっそくツッコまないでね。
金国建国以前の始祖十人もこの大房山陵に葬られているんだそうです。
金の皇帝九人は、宣宗が[さんずい+卞]京に、哀宗が蔡州に葬られたほかは、
太祖から衛紹王にいたる七帝がこの大房山陵に葬られたんだとか。
陵墓の中には、かの完顔宗弼(ウジュ)の墓もあるそうな。
文献によると、金陵主陵区の内には、太祖、太宗、徳宗、睿宗、世宗の五人の帝王が
埋葬されているはずなんだそうだけど。今回の石棺がみつかったとこが、その中軸線
上にあるから、金太祖完顔阿骨打の睿陵だと判定されたとのこと。
これだけ読むと、日本の古墳なみに大雑把な推定やがな。
金陵は、明朝の天啓年間(1621-1628)に祭祀がとりやめられて、
陵墓の縁が壊されてるんだそうです。知らんかった。
調べてる途中で見つけた
http://www.alaworld.com/china/jp/modules.php?name=News&file=categories&op=newindex&catid=8
に書いてあった「新シルクロード」も気になるぞ。
>李小狼さま
久しぶりって、あのね。(^_^)
職場の内輪掲示板になりそうだよ、この調子じゃ。
金庸は僕は読んでないんだけど、
武侠ものとしてはすごく人気のある作家なんで、
面白いんだろうと思いますですよ。
おもしくなくても責任持たないけど。
だおさま>
「公と私」ですけど、この組み合わせは正しいです。なにかかん違いしていました。すみません。「公」に対して「私」、「衆」に対して「個」が対になる概念ですね。たとえば「公と個」の場合は、意味の体系が異なります。「個」には、公的側面と私的側面の両側面があって、特定の個人が公人として振舞うこともありうるし、私人としても行動する。いわゆる政治家が「失言」でやめさせられる場合、個人的発言のなかの公的側面の責任から辞めさせられることになっていると考えられます。一方で、甲子園の始球式などに文部大臣が投手役をするようなことがあった場合、職務でなくても、しかるべき地位であることからその役割を期待されるような場合、公人、私人をどう分けるのか微妙な場合もあります。
ムチャクチャお久しぶりです。ここに書き込むのは多分1年振りくらいでしょうね(笑)
先日のことですが特に買う予定はなかったのに某書店でダラダラと立読みしていたら
ふと目についたのが新書で「鹿鼎記1 少年康熙帝(金庸著・徳間書店)」というのが
ありました。あらすじだけ読んだのですが結構面白そうです。でもって買ってみようかな、と
思って金額をみると¥1900。ちょっと高い(爆)
しかも調べてみたら今月には続きが出るとか。まとめて買うと¥3800。さらに高い(笑)
この本について詳しいことを知っている方がいれば、ぜひ教えてください。また1900円を
出す価値はあるのでしょうか?
なお、この本ですが某書店では「トリビアの泉・へぇ〜の本 第3巻」の隣に置いてあります。
これこそムダ知識でした。へぇ〜(爆)
>perdidoさま
中世キリスト教異端は、僕にはよく分からないです。
高校世界史で、火刑にふされた人が何人かいたなあって程度の認識で。
古代のグノーシス主義やマニ教とかのほうが興味あるかなあ。
東洋にも影響を与えた拝火教・マニ教・景教(ネストリウス派)とかの話は
ときどき読むんですけどね。
今ちょうど、宮崎市定の『東洋的近世』を読んでる途中で。
西洋のルネサンスと宗教改革のような重大変革期を
東洋の唐宋変革と宋学(朱子学)の勃興に見ていたりとか。
>だおさま
お帰り。土産は?って、職場で聞こうか。
個人主義万歳な自分としては、言いたいこといっぱいあるなあ。(笑)
perdidoさんのおっしゃるとおり個人主義とエゴイズムは別物ですね。
個人主義はエゴイズムを包摂するって考えもあるけど。
ヨーロッパにおける個人主義は、
プロテスタンティズムの「神とひとり向き合う自分(個人)」の考えとか
ニーチェの「神は死んだ」や
社会契約説・民主主義・自由主義といった政治思想などなどの
膨大な思想的背景をもって発展したんですよね。
対して日本ではそういう思想的基盤のないまま、
個人主義的ライフスタイルが導入されざるをえなかったというか。
最大の要因は、農村共同体の崩壊と都市における核家族化という社会的変化ですね。
この社会的変化が不可逆である以上、「古き良き」ムラ社会の集団には戻れませんし、
個人主義もいやおうなく進んでいくと思います。
これは五十年百年単位の長いスパンでの変化で、短期的な犯罪増加とあまり簡単に
結びつけたくはありません。
戦後日本の滅私奉公も「社畜」と呼ばれましたね。(^^;)
これも変わっていくとは思いますが。
大学のときにある先生がいってたけど、今の日本は
価値観が多様化して個人が蛸壺に入っていくベクトルもあるけど、
同時にメディアや教育によって画一化していくベクトルもあるんだとか。
個人主義と集団主義・全体主義がともに方向としてあるってことです。
個人主義と社会的倫理は本来的には調和できますよ。
ある人曰く:
倫理学というのは、合理的利己主義者に倫理を守ったほうがお得ですよ、と説得する
ためにあるんだとか。
まあ合理的利己主義者というのは、ほんとうは存在しないんで、世の中には不合理な
利己主義者がいるのみだそうですが。(^_^;)
だおさま>
個人主義とエゴイズム(アトミズムという人もいる。)は違います。
ヨーロッパでは、自由である反面、自分や社会に対しても責任を負う個人主義が育ちましたが、日本では、ヨーロッパ的な基盤がないままに「自由」がもちこまれたので、個人主義ではなく、エゴイズムとか自分勝手になってしまいました。それが教育の崩壊にもつながっています。
滅私奉公も高度経済成長時代は、自分を殺して会社や社会に尽くしてきたのです。現在起こっていることは、そういう人間の痛みを無視したひずみが起こっていると思います。
公と私という物言いは最近流行ですが、巧みなずらしで問題をすりかえているのですが、このことはまた別の機会に話したいと思います。
以前閉塞感が犯罪の一因かもといいましたが
それにも劣らず「滅私奉公」とか言う感覚が薄れてきて
「個人主義」が台頭しているんではないでしょうか
というのが最近思ったことです
無事初めての海外旅行から帰ってきました
とりあえず報告しときます
ウイルス(W32/Sobig.F)が大流行しているようです。
私は関係ないとか思ってる人は、
http://www.ipa.go.jp/security/topics/newvirus/sobig-f.html
とか、よく読んでおいて下さい。
気づかずに感染を放置していたら、被害が拡大してしまいます。
「スタート」→「検索(F)」→「ファイルやフォルダ(F)」と進んで、
「名前」にwinppr32.exeと入れて「検索開始(I)」クリックして、
なんか見つかった人はビンゴです。感染してます。
それからこのウイルスは差出人のメルアド偽装します。
ウイルス付きメールが送られてきたとか差出人のメルアドに問いただしても、
全くマト外れだったりします。
いやあ、うちにもここんとこ一日に数十通くらい来るんすよ。
まず添付ファイル付きの怪しいメール。
それから宛所にたずねあたらないとかいってくるメール。(無論出した覚えはなし)
複数のサーバーからのウイルス警告メール。
もちろんうちのPCもいろいろチェックしましたが、感染はしてません。
つまりうちのメルアドも偽装に使われてるってことです。
うちがふつうの人よりその手のメール多いのは、メルアド公開してるからでしょう。
まあこれはむかつくけど、しゃーない。
それにしたところで、この多さからみて、身近に感染してる人がいると思うんですがね。
山川の世界史リブレットいいですねえ。どれをとっても興味深い。
自分は、『中世の異端者たち』を持っています。キリスト教史は、教義の論争の歴史なのでとても面白いです。哲学とは違って対象があるし、ヨーロッパ史やアメリカ史を学ぶ上でだれがどのようなことを主張したか、どういう背景があったか深く考えることができます。この本では、カタリ派、アリウス派、千年王国主義、ヴァルド派などを紹介する一方、ウィクリフやフスのようにプロテスタント教会で再評価されているものまで取り上げています。ウィクリフは、「宗教改革の明けの明星」として再評価され、彼の小学校高学年から中学生向けの伝記まで刊行されている世界史上著名な人物です。ています。古代から似たような異端が繰り返し現われますが、ウィクリフの流れは、フスとルターに影響をあたえ、フスの流れはモラビア兄弟団、それからメソジスト派のウェスレーにつながっていきます。
また千年王国主義は、ドイツ農民戦争のミュンツアーにも影響を与え、世界史をいくつかの時代区分に分けるところが、ファンダメンタリストと関係の深いといわれるディスペンセーション主義者の思想とそっくりです。日本では、黒地に黄色と白の文字であちこちにブリキの看板を貼り付けてる人々がディスペンセーション主義の流れの方々のようです。
山川の世界史リブレット『太平天国にみる異文化受容』とか読んでました。
分かったような分からないような題でしたが、西洋やキリスト教との関係が主でした。
日本との関係もいくらか書かれてて、高杉晋作が太平天国に否定的評価を下してたとか、
興味を感じた部分もありました。
干王洪仁[王干]が洋務運動を先取りする提案をしてたってのもなかなか。
しかし、前から思ってるんだけど、太平天国でいちばん地味だけど凄いのは馮雲山なん
じゃないかと思えてならない。
山川のこのシリーズも、第一期の通史から第二期の個別のテーマに移って、
面白そうな題が増えてますね。
>コルテスさま
>個人的には「宇摩市」でええと思うんやけど・・・
全く同感で、なんでいかんのやろ。
四国中央のノーセンスと比べればなんぼましやかしらん。
「法皇市」にも多少惹かれるものがあるけど。
>名前だけは民主的に決めちゃダメなのだなあとつくづく思います。
郷土にそれなりの愛着を持っていたら、誰しも吸収合併みたいな印象をいだくのは
イヤだし、一方だけが不公平感を抱かないようにするには、ある程度妥協的になら
ざるをえないんでしょうが、それにしても安直すぎるネーミングが多いと感じます。
妥協の産物丸分かりで、センスも悪いと、どうも命名者の知性が疑わしくなる。
岐阜県海津郡の「ひらなか」のいきさつとかも、笑いたくなりましたよ。
市町村の名前の由来の説明とか、子々孫々までするんだよ、それで。(T_T)
>perdidoさま
>宇摩四市町村の「摩」って何から取ったのですか?
「宇摩」は、古代の南海道近井駅(現土居町)に「宇摩の関」が置かれたのが
最初の記録らしいですけど。
どうしてそういう字を当てたのかは、手元ではちょっと分かりません。
神話のニギハヤヒの息子に「宇摩志麻治命」ってのがいるらしいけど、
関係あったりするのかな?これは出雲の神さまみたいだし。
ということで、お役に立てず申し訳ないです。
さいたま市の近くに住んでます(爆)。
あの名称は、評判悪いですね。埼玉(さきたま)古墳群がある行田市から抗議があったそうです。埼玉の名前の由来を取られる感じだったので...大和町が和光市になったみたいにセンスいい名前になってほしかった。西東京市も「ひばりが丘市」とか青年会議所あたりで候補にあったようですが、安直に感じるし...埼玉県は市町村合併の話が花盛りです。合併の住民投票がまた10月末にあって、衆議院総選挙と重なるのではという話がある...
NAGAICHIさま、コルテスさま>
あの〜初歩的な質問ですみませんが、宇摩四市町村の「摩」って何から取ったのですか?
>やはり宇摩四市町村の「四国中央市」はどうよ、と感じます。
個人的には「宇摩市」でええと思うんやけど・・・(東予は壬生川に名乗られちゃってるしねえ)。隣の香川県でも、讃岐市とか東香川市とか、山梨では南アルプス市とか。
でも、このあたりはまだ許せるんですよ。
「さいたま市」!!お前らプライド持っとんのんか??
少数意見の「武蔵市」とか「関東市」とかの方がずっと響きええやろ!!
名前だけは民主的に決めちゃダメなのだなあとつくづく思います。
せめて候補リストは偉いヒトが作って、その中から選ばせんとなあ。
市会議員なんてみんな土建屋のオヤジで、頭カラッポやからねえ・・・。
今年は岳飛生誕九〇〇年か〜。
ぜんぜっん気にしてなかった。
班彪生誕二〇〇〇年でもいいじゃん。(^^;)
今日は大韓航空機撃墜事件からちょうど20年目です
(しかしよりによってそんな日に乗ることになるなんて)
ちなみに関東大震災がおこったのも今日
とにかく行ってきます!
で、脈絡もなくローカルネタ2題。
題名に強烈に魅かれるものを感じて手に取った
山崎善啓『朝敵伊予松山藩始末』(創風社出版)。
地元のモンとしては、思ってた以上に面白かったです。
幕末維新で松山藩が土佐藩に四カ月占領されたって、話なんですが。
知らんこといっぱい書いてありました。
第二次長州出兵で松山藩兵が周防大島で暴行を働き、長州の報復をおそれてたとか。
当主定昭が、慶喜について大坂下りして朝敵あつかいされるいきさつとか。
恭順派と抗戦派との藩論の分裂とか。
領民が殿さまの助命嘆願に動いたとか。
こういう本もたまに読まんといかんなあ、と思ったこのごろ。
昨今の市町村合併で、全国的に喜悲劇が繰り広げられてるようです。
そんでローカルといっても、しょせんは他所事なんだけど、
やはり宇摩四市町村の「四国中央市」はどうよ、と感じます。
あえて感性的な物言いをさせていただければ、どういう羞恥心してるのかな、としか。
例えば我が在所の松山市も北隣の北条市と合併するのが、ほぼ確定なんですが、
もし「四国××市」なんて名前になるくらいなら、挙げて北条市になったほうが、
ん万倍マシだとぼかぁ思います。
まあ、ここら感覚的な好悪にすぎないんですかねえ。
これ読んで不快な思いをした方がもしおられたら、ごめんなさい。
よその住民自治・団体自治には干渉できませんわな。(-_-;)
>SUNTZUさま
一週間前のことで今さらですが、perdidoさんの書きこみと時間差でかぶって
しまいました。
これもperdidoさんの疑問とかぶりますが、
兵法書の『孫子』ではなくて、孫子の解説本を読んでおられるんですね。
孫子の時代のものであれば、日本語で小説なり史書なり原文なりいくつもありそうですが、
英語のものを読まれるのに何かわけがおありですか。
英語で書かれた中国ものは、固有名詞の判別が難しいですね。
日本語⇔中国語なら字で通じるってのがありますが。
英語で書かれた中国ものを日本語に翻訳するというと、和爾桃子さんくらいしか
聞かないってあたりで、大変さが想像されるというか。
>だおさま
犯罪・事件はいつの時代もありますが、
数が多くなるのはやっぱり不況や社会の閉塞感と無縁じゃないでしょう。
もし歴史の教訓みたいなものがあるとすれば、
社会に閉塞感が蔓延したり、今までうまくいっていたシステムに機能不全が多々み
られたら、なにがしかの「改革」が必要なのは確かなんですよね。
旧陋固守では先細りになる一方だし、いつかは打ち破られていく。
「改革」はたいてい既得権益を侵害するし、ある階層にとっては到底認められない
ものだったりもする。改革派と保守派が軋轢を起こし争います。
単純に二分できるとは限らないけど、こういう繰り返しが歴史なんです。
だからといって改革派が正義というわけではない。
手術は成功したけど患者は死亡した、または、手術失敗して患者も死亡した。
なんてことも往々にしてあるからです。
けっきょく結果論でしか評価できない。
正義の争いなんて実体としてはなくて、実体は利害の争いですね。
むろんイデオロギーや思想が利害関係を歪めるってことも、ときにありますけど。
日本の現在も、過去おびただしく繰り返されてきたことの普遍的再現です。
この時代・この場所の特殊性も、どこかにあるはずですが。
住基ネットは、自分は去年送られてきた住基番号通知を受取拒否で突っ返すという
あまり意味のない抵抗をした人間のひとりなんで。(^^;)
まあ正直たいしたメリットはない、個人のプライバシーや自治体の財政負担を考え
ればデメリットだらけのシステムですね。どこかの知事が無駄な公共事業といって
ましたが、まったくもって同感。
さておき、オーストラリア土産を期待してるよ。
今日買ってきた雑誌に四コマ漫画が載っているんですが
なかなかおもしろい
「NOSMOKING」の意味ですが
NO+SMOKINGで「禁煙」の意味ではなく
NO+SMO(相撲)+KING(王)で「(相撲の王=横綱)で
「横綱はいない」と訳したそうです
もしかしたらこんな個性的なことを考える人が今の日本の閉塞感を
打破するのかもしれないと思った今日この頃です
連日、新聞を広げると目に飛び込んでくる『通り魔事件』
いや〜日本の社会も物騒になりましたな
(安全と水はただといわれていたのはいつの時代か)
それはそうと住基ネットが本格的に稼動をはじめたとか
われわれのプライバシーが漏れないように祈るばかりです
まあこの前旅券(パスポート)を作るときにお世話にはなったんですが
SUNTZUさま>
『孫子』の原文お読みになったらいかがですか?
書き下し文や現代語訳されているものが図書館にいけばすぐ借りられますので...
perdido様、NAGAICHI Naoto様、ありがとうございました。
読んでいるのは「SUN TZU THE ART OF WAR」という本です。
孫子についての解説や、曹操などの注釈がついた本文などが載っています。
まだ分かりにくい英語→中国語がありますが、何とか頑張ってみます。。
>perdidoさま
>『銀河英雄伝説』に出てくる自由惑星同盟の好戦論者とそっくり>ネオコン
銀英伝で「帝国の専制から人民を解放する」とか言って煽ってた連中ですね。
たしかに帝国をフセインに人民をイラク人に置き換えれば、そのまんまですね。
徴兵のがれとかもそのまんまか。
むぁーったく。
>ネオコンと仲のいいと言われるファンダメンタリストは、
ブッシュ政権自体が、ネオコンと宗教右派の野合政権と揶揄されてますね。
実際「十字軍」発言とかあったし。
イデオロギー的にも、
宗教面で親イスラエル感情やイスラムへの敵視があり、
新保守の理論面でアメリカ型民主主義を輸出しようという中東民主化の「ドミノ
理論」とかあるようです。
まあ現実的には、石油・軍事利権やら、アメリカに都合のいい中東秩序の構築やら
臭いことこの上なかったんですが。
それ自体も思惑が外れつつあるようなので、もともとアホだとは思ってたけど、
「予想以上の」を献呈したいわけです。
>殷景仁さま
サイト紹介ありがとうございます。
アメリカではこの手のことよく問題になりますねえ。
クリントンのときもあったと思う。
しかし、ブッシュみたいに好戦的だと、より卑劣な印象を強く感じます。
>SUNTZUさま
>Shen Pao-hsuという人物の名前(漢字)が分かりません。
申包胥だと思います。
現代中国語では、Shen Bao xuでオール一声ですけどね。
伍子胥の楚時代の友人ですね。
呉孫子(孫武)とも同時代の人です。
音からいうと
申包胥(shen bao xu;楚王の臣下で伍子胥の友人。秦の哀公に、涙がかれるほどの烈しい憂国の涙で、援軍を出させた。) かな〜と思ったのですが(たまたまbaoがpaoになって、hs−はx−にしばしば音が置き換わるので)でも、孫子本文にはざっとみたところ見当たらなかった….
孫子の本文はこのHPで見れます。
初めまして。
実は今、英語版の孫子を読んでいるのですが、
Shen Pao-hsuという人物の名前(漢字)が分かりません。
オンラインの英中辞典でもでてこないのですが、
どなたかご存じの方はいらっしゃいませんか?
殷景仁さま>
ご紹介いただいたHPを拝見しました。ちょっと読むだけでやになってしまいました。
あ〜吐き気がする...(苦笑)
NAGAICHIさま>
ちょっと感情的なレスをカキコしちゃってすみません。
神に祈っている、神を信じているといいつつ、あまりにも成長のない連中にあきれ返り生ます。「黒い伝説」の批判にさらされたスペインが、神の名によって、新大陸を征服し、インカの黄金(実は、その前のチムーやシカンの黄金も含まれていたんだろうけど...)を略奪したのとレベルがたいして変わりません。黄金が石油に変わっただけ。これは、いまから500年ちかく前の話。いやになりますね。
前レスでイスラエルと書いたのはイスラエル民族のことで、実際には(南)ユダ王国が新バビロニアによって、前586年に滅ぼされました。なお、(北)イスラエル王国は、前722年にアッシリアによって滅ぼされ、「消えた十部族」とされました。しかし10あるのかなあ?
パウロはベニヤミン族の出身というし、部族としてのシメオン族はユダ族に合併されるし...
のこるは、マナセ、エフライム、ルベン、ガド、ナフタリ、ゼブルン、イッサカル、アセル、ダンの9部族...
ネオコンの馬鹿どもは、エレミヤ書をどう思うんだろ?
神がイスラエルを御心によって滅ぼした。
新バビロニアに対して断固戦えとがなりたてた連中を
偽預言者!と書いています。
イスラエルは偶像崇拝を神さまに裁かれましたが、ネオコンも自らの国家を
偶像にしている。それに気づかずに「神よ!神よ!」と叫んでいる。あ〜あ、これを英語で書いてやりたい。
「わたしに向かって『主よ!主よ!』と言う者がみな天の御国に入るのではなく、天におられるわたしの父のみこころを行う者がものがはいるのです。」(マタイによる福音書7章21節)
イラク・パレスチナ問題が話題に出ていますので、以下のサイトを紹介しておきます。
http://home.att.ne.jp/sun/RUR55/home.html
現在の中東問題を考えるのに、エドワード・サイードの意見は十分傾聴するに値します。
>今さらながらネオコンは予想以上のアホだったんですな。
彼らがどういう連中かについては、2003年2月13〜19日に発表された「偽善の金字塔」の次のような文章が、端的に物語っているでしょう。
第二に、この戦争を策定している人々は、ラルフ・ネーダーが辛らつに述べたように、「チキンホーク」(おく病者のタカ派)である。彼らは自分では戦場に行く意気地がない。ウォルフォウィッツ、パール、ブッシュ、チェイニーをはじめとするこの完全文民集団は、ひとりのこらずベトナム戦争の強い支持者だったが、そのくせ自分は特権を利用して徴兵延期の措置を受け、一度も戦闘に参加しなかったし、軍役についたことさえなかったのだ。
>『銀河英雄伝説』に出てくる自由惑星同盟の好戦論者とそっくり>ネオコン
まったく、ここまでフィクションそっくりなのにはうんざりします。
>今さらながらネオコンは予想以上のアホだったんですな。
>「絵に描いた餅」とか「バラ色の未来図」とかいう言葉がよく似合う。
>文句言うのはネオコンだけ
『銀河英雄伝説』に出てくる自由惑星同盟の好戦論者とそっくり>ネオコン
この程度の想像力の範疇でおさまる連中に日本が振り回されるのは本当に不愉快です。
ネオコンと仲のいいと言われるファンダメンタリストは、原理主義というより国粋主義。
旧約聖書の聖戦思想をそのまま現代の戦争にあてはめてる。もっと聖書を深くしっかり読んでほしいものです。
感情的でイデオロギッシュで血の気ばかり多い。
日本でもここ10年くらいでネオコンみたいのが増えてるし...
こんなこと書いたらPCのアドレス見つけられて、それこそウィルス攻撃やクラッキングされそうだけど、自分は小物だからご容赦ください(苦笑)
面白くないニュースが多いですねえ、最近。
いろいろウイルスが猖獗をきわめてるようです。
ウチのメルアドにも大量の添付ファイル付きメールが来て参りました。
未だにダイヤルアップ&アナログ鈍足環境なのよ。
メール落とすだけで、ん分とか止めてよ。(T_T)
世情をみるに、イラク・パレスチナは無惨なことになってるようです。
戦前にエジプトの大統領が「百人のビンラディンを生む」といっていたとおりに
どうも推移してるようで。しかし人道支援も安全ではないとは。
今さらながらネオコンは予想以上のアホだったんですな。
みんな忘れてるけど、アフガンも内戦状態みたいだし。
「絵に描いた餅」とか「バラ色の未来図」とかいう言葉がよく似合う。
自衛隊初の戦死者を出すとか、「戦功」を挙げるとかしたくなかったら、政府も
考え直したほうがええですよ。法律あっても政策判断で執行しないって方法もあ
るはずだし。イラク行かなくても国会も国民も文句いわんでしょ。文句言うのは
ネオコンだけ。
>だおさま
新幹線遅れっすか。たいへんでしたね。
新幹線は数えるほどしか乗ったことないんでねえ。
技術の結晶とかプロジェクトXばりに言われても、あまり感銘がないというか。
台湾や中国の新幹線導入の話は、たまに新聞記事で目にしますが。
頑張って争ってね、としか。
>鹿角さま
「黄昏の岸 暁の天」ですよね。
巻ごとの題名は、僕も忘れてるからいいんですけど。
桓タイは僕も読んでたとき気づきました。
なんか裏の意図があるのかなあ、と思ったけど、何もなさそうっすね。
李斎は李が氏で斎が名ではないんすね。珍しい。
しかし、戴国どうなんの?ってとこで終わってますね。続き早よ出ろ。
>perdidoさま
そういや『呉三国志』まだ読んでないです。話題についていけん…。
>殷景仁さま
いえ、なにほども。
>管理人さま・鹿角さま
お言葉ありがとうございます。
墓地も決まって、ようやく落ち着いてきました。
鹿角さま>
う〜ん、葛初も魅力的に描かれているけどなあ...
悪女は、妖しい魅力があるから...
妖しい魅力をうまく描いてると言うことではないでしょうか...
実は、自分は、曹妙にハアハアでした(爆)その意味では当たってるかも...
敵役の孫朗と結ばれてしまいますよね。被虐的な快感だったのでは...
中国の歴史漫画版で玄宗と楊貴妃の巻に
屋台で意気投合してる仲麻呂と安禄山を発見(^^;)
>perdidoさん
伴野さんの作品は葛初さんのような良妻より
班女のような悪女を書いてるほうが生き生きしてるような
気がしませんか?(私だけか・・・)
私も先頃母をなくしましたのでイン景仁さんの気持ちわかります
桓タイ 孔子の命を狙った人と同姓同名・・・
鈴 「風の海」は出ない筈なのに何故かでてた
虎嘯 気のいい人ですね 黄昏の月〜では
陽子を案じるあまり皆で立ち聞きするのには笑いました
李斎 再登場するなり大変なことになりました
泰麒と一緒にかえってからどうなったんでしょう?
和英辞典で新幹線を引くとShinkansenと出ている英語にもなった
日本が世界に誇る新幹線がなんと止まりました
電気系統の故障だそうです
私はそのとき新大阪駅にいたんですけどね、お盆の規制ラッシュとも重なって
それはもうその時の乗客のあきれた顔といったら
まあ約一時間遅れで出発したんですがね
今中国では日本の新幹線の技術を導入しようかと検討しているそうです
それがこの状況では
話題の張芸謀「英雄(HERO)」見ました。
映像的には面白いです。ワイヤーアクション・合成映像最高。
役者の演技も流石です。
如月ちゃん好みだけど、生き残って良かったのか悪かったのか。
・・・これ以上何を言えと?(T_T)
いないとは思うけど、歴史ものとして見に行こうなどとは思わないがよろしい。
ツッコむ気にすらならないです。
>MNOさま
ネット上では
http://mujin.parfait.ne.jp/catalog.html
正史翻訳は今のところこんなものです。
期待だけは大きいんですけど。
>だおさま
perdidoさんが答えてらっしゃるので、僕としては付け加えることはないです。
僕はパック旅行の経験しかないんで。そもそもウンチクする資格が怪しいし。
でも、パックとかツアーでは、語学力不要です。
しかし、会話帳とか地球の歩き方とかくらいは持っていっておいたが吉です。
思わぬトラブルに遭わないとも限らないし。
僕も飛行場で二回ほど食らって外に電話かけなあかんというときに、
筆談がじつによく役に立ちました。
>perdidoさま
辞書も持ってくんですか?すごい重装備ですね。