枕流亭総合掲示板過去ログ5(2000年5月22日〜7月3日)



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マルチレスつづき 投稿者:NAGAICHI Naoto  投稿日:07月03日(月)22時54分56秒

>きいわこさま
>>>美女の自覚があり、また、美女になろうと磨きをかけている人こそ、美女だなと思うわけです。
>実は私、ダイエット中で、夜中にいつもお腹をすかしていたため、

なるほど(^^)、きいわこさんは日夜磨きをかけているので、美女の条件を満たし
ているのですね。
僕はきいわこさんが美女だと信じてますよ。(^^)

>月刊メロディ連載の加藤四季『お嬢様と私』というマンガを御存知でしょうか。
>もしかすると、中国史ファンでは話題になったことがあるのでしょうか?

中国史MLで一回きりですが、記事が出たことあると思います。
僕は未読なんですが。
僕もコミックスをチェックしようと思います。

>ミキオさま
>中西さまの光武中興関係人物小辞典、自分のところにも届きました。
>ほんと、感涙ものですね。

そうでしょう。そうでしょう。(共感)
これで王莽政権の人物がフォローされれば完璧だと思います。
僕も『後漢書』もう一度注文しようかな。
一度注文してスカったことがあるんですよ。今度は別のとこで注文してみよう
かな。少し安いとこ聞いたことだし。

>光武帝の小説。『月』
>じつは大幅リライト致しまして、現在四章までアップです。

最近うかがってませんが、あとで読ませていただきます。

>あ、それから永一さまのサイトをリンクさせていただきたいんですが、よろしいですかね。
>うちは中国史サイトではないんで、恐縮なんですが。

いいですよ。うちも半分くらい非中国史ですし、恐縮されなくても。
こちらも相互リンクお願いしてよろしいでしょうか?


いつもながらマルチレス 投稿者:NAGAICHI Naoto  投稿日:07月03日(月)22時26分08秒

さぼってたらレスがたまってますねえ。永一です。

>1ファンさま
>オストラコンの話などから直接民主制の将来を推測してみました。

そういうことでしたか。
いやリコールとか吉野川みたいな住民投票みたいなものなら、500年と言わず
僕らが生きてるうちに発展が見られるかもしれませんね。
ただ国民総議会みたいなかたちで、国民の意思を反映させることは500年かけ
ても難しいかもしれません。技術的な問題やコストはクリアできるかもしれませ
んが、国民ひとりひとりの政治意識と政治のためにかける時間についての問題は
クリアしがたいですから。なにせ投票に行くのさえ面倒だという人多いですしね。

>とりあえず、本伝は割と淡泊な感じです。
>陳寿以上か?

そうなんですか。
すると異説を残すという意味での補註や稗史が重要になってきますね。

>ところで管理人さんは中国語フォント持ってます?

フォントというか、中文ホームページを見られるようにはしてます。
ただI.E.4.0からI.E.5.0にアップデートしたとき、簡体字のほうがおかしくな
っちゃったんですよね。文字が飛んじゃう。なぜかな?取りあえず放置してます
けど。
中文ホームページを見るだけなら、簡体字・繁体字それぞれで4〜5MBずつく
らいじゃなかったかと思います。

>源さん(畝源三郎)
>今は、陳さんの『チンギスハーンの一族』を読んでおり、1巻を
>やっと読み終えたところです。

『チンギスハーンの一族』は未読なんですけど、あれはナイマンのマリアからは
じまるんじゃありませんでしたっけ?『耶律楚材』もそうですし、『秘本三国志』
なんかもそうなんですけど、宗教サイドから治乱興亡の歴史を扱う−宗教者が乱
世の人々を救おうと奔走するのを描く−というようなスタイルを取った作品が陳
さんにはありますねえ。

>李小狼さま
>パトレイバーの劇場版(ちなみに「2」)をダラダラと見てましたが

なつかしいですねえ。
僕もパトレイバーは好きでしたよ。初期OVA・初期劇場版・漫画・テレビ・O
VA・劇場版1・2、全部見てます。って小説は見てないか〜。
だいぶん記憶は薄れてますけど。
カミソリ後藤(いや昼行灯?)が好きでした。あのころは、ああいう大人に憧れ
たものだよなあ…。(^^;)

>「不正義の平和と正義のための戦争、どっちがいい?」これです。

あまり好きなレトリックじゃないですね。
僕も、平和が絶対善で戦争が絶対悪だなどとは思ってませんし、
奴隷的秩序や不公正な平和状態があるのも承知してはいます。
でも、正義とか不正義とかは、結局「誰にとっての正義・不正義」「誰のための
正義・不正義」があるにすぎません。
万人に普遍的に希求すべき正義があるように前提して、「不正義の平和」と「正
義のための戦争」の二者択一を迫るような論法は、戦争扇動屋にまかせておきた
いですね。
さておき、「パトレイバー2」はちょうどそのころのPKO論議の空気を引きず
った作品でしたね。ほんと自衛隊員が海外で戦争に偶発的に「参加」しちゃった
ら、誰が責任取るんでしょうね。


おひさしぶりです。 投稿者:ミキオ  投稿日:07月03日(月)00時20分19秒

永一さま、ごぶさたしております。
中西さまの光武中興関係人物小辞典、自分のところにも届きました。
ほんと、感涙ものですね。
こういう形でまとまった資料というものが後漢初には全くないもので。
『後漢書』も全巻そろえたので、これで小説のほうもバッチリです。

それはさておき、後漢初期の話題が出ていたみたいなので、ついつい宣伝を。
よろしいですかね(笑)

光武帝の小説。『月』
じつは大幅リライト致しまして、現在四章までアップです。
七月中には昆陽合戦がすべてアップされる予定ですので、
お暇なときにでも、お寄りください。

あ、それから永一さまのサイトをリンクさせていただきたいんですが、よろしいですかね。
うちは中国史サイトではないんで、恐縮なんですが。


httphttp://www.geocities.co.jp/Bookend-Ohgai/8986/index_001.htm


すみません・・・レベルが低くて 投稿者:きいわこ  投稿日:07月01日(土)22時31分28秒

きいわこです。

>>美女の自覚があり、また、美女になろうと磨きをかけている人こそ、美女だなと思うわけです。
実は私、ダイエット中で、夜中にいつもお腹をすかしていたため、
こんなことを書いてしまいました。

>宮城谷氏の夏姫は「内面からにじみ出る美女」ですけど。
本当に、これ大事なことですよね。外を磨く以上に、中を磨くことが大切で
より難しいし、忘れがちなことです。(どっちも磨いていない私が何を……)

レベルの高い話で盛り上がっている所、大変恐縮ですが……
月刊メロディ連載の加藤四季『お嬢様と私』というマンガを御存知でしょうか。
もしかすると、中国史ファンでは話題になったことがあるのでしょうか?
前漢の宣帝と許后が主役の、四コマギャグ漫画です。(許后がなかなかイイ性格をしています)
最近、私はこの漫画を知り、もっと早く読みたかったと後悔しています。
コミックスがもし発売されたら、こちらの漫画のコーナーに登録させていただきます。
シリアスなお話の最中、邪魔をして失礼しました。

http://www.page.sannet.ne.jp/keitanaka/


とあるアニメを見て 投稿者:李小狼  投稿日:07月01日(土)22時14分26秒

最近どうも中国ネタと関係ないネタばっかりですいません。
が、謝りながら、再び関係ないネタを書きますんで(笑)
ちょっと前にディレクTV(←間もなくスカイパーフェクTVに吸収合併・爆)の番組にて
パトレイバーの劇場版(ちなみに「2」)をダラダラと見てましたが、これが結構シリアス
で、どちらかといえば大人が見る社会派のアニメといっても過言ではないです(マジで)
そのストーリーの中で、ものすごく印象に残るセリフがあるので紹介しておきます。
荒川(声を担当したのが竹中直人というのもすごい)という自衛官のセリフですが
「不正義の平和と正義のための戦争、どっちがいい?」これです。
後者は開戦時の為政者が言いそうなセリフですが、特に前者の方が意味が深いような気が
しますね。
難しそうな問題ですが、ストーリーの流れから見てみると「なるほど」と理解できるかと
思います(多分・・・)
実際、歴史学とか政治学とか安全保障問題等々、複合しているかな???
この二者択一を世界中の政治家の方々に質問したいですね(笑)


どうも 投稿者:源さん(畝源三郎)  投稿日:07月01日(土)13時19分31秒

最近、ちびまる子ちゃんのオヤジのキャラが好きで、他の掲示板で使ったり
していたら、投稿者欄に、自動的に記入され、それに気づかずアップしました。
すいません。

最近、カキコの方、ご無沙汰していますが、どうも、かなり専門的な話題が多く
敷居が高かったので・・・・
陳舜臣『耶律楚材』上・下巻を読んでいるようですね。私も文庫本発売の頃、
読みました。今は、陳さんの『チンギスハーンの一族』を読んでおり、1巻を
やっと読み終えたところです。


ケ禹伝 投稿者:1ファン  投稿日:06月30日(金)00時45分05秒

>直接民主制
オストラコンの話などから直接民主制の将来を推測してみました。
管理人さんへの直レスにはなってなかったかも・・・

>劉秀・馮異と一杯の粥を啜って逃避行したエピソードとかありましたか?
帥を率いて張良に喩えられたとか。
その2つのエピソードは未出です。
補注に載ってるかも・・・
とりあえず、本伝は割と淡泊な感じです。
陳寿以上か?
ケ芝も出てきそうな感じですよ。勢い的に。

ところで管理人さんは中国語フォント持ってます?
DLいつもできないんですが、大体何MBくらいあるんでしょう?


本が進まない 投稿者:NAGAICHI Naoto  投稿日:06月29日(木)22時48分02秒

陳舜臣『耶律楚材』上・下巻(集英社文庫)を読んでいる管理人です。

>1ファンさま
>しかし、本の価値が一気に1/5以下になったようで
>ヤ〜な気分ですね。

気持ちはお察しします。人間、自分のこだわりの対象にはやたらと潔癖性になる
もので。

>直接民主制ですが民主主義自体が封建主義に比べて何十分の一の
>歴史しか無い訳なので後500年くらいしないと本当の民主政治の実現は
>無理かなと思ったりします。

ええと、僕の悪文で誤解を与えていたらごめんなさい。
僕は「直接選挙⇔間接選挙」「民主的⇔民主的でない」という二つの軸で中国の
選挙について書いてますが、
「直接民主制⇔間接民主制(代議制)」は俎上にのせてません。

それはさておき、500年とは気の長い話ですねえ。
「本当の民主政治」に対置すべき「贋物の民主政治」または「本当の封建政治」
があったのか不明ですが…。
自分たちが生きているであろう数年から数十年のスパンの将来には、よりましな
政治を行わしめたいですね。いちおう主権者らしいですし。

>ケ禹伝1/3程訳し終わってケ禹も死んだんですがまだまだ続くみたいです。
>以下は子孫の活躍のようだ・・・

劉秀・馮異と一杯の粥を啜って逃避行したエピソードとかありましたか?
帥を率いて張良に喩えられたとか。
子孫へ下るとケ芝が出てくる…わけないか。(^^)


う〜む 投稿者:1ファン  投稿日:06月28日(水)02時05分10秒

レスありがとうございます。

本のことはできるだけ考えないようにしてます。
とりあえず破れ目をノリで微妙に貼り付けました。
しかし、本の価値が一気に1/5以下になったようで
ヤ〜な気分ですね。

直接民主制ですが民主主義自体が封建主義に比べて何十分の一の
歴史しか無い訳なので後500年くらいしないと本当の民主政治の実現は
無理かなと思ったりします。

ケ禹伝1/3程訳し終わってケ禹も死んだんですがまだまだ続くみたいです。
以下は子孫の活躍のようだ・・・


蛇足 投稿者:NAGAICHI Naoto  投稿日:06月27日(火)01時36分45秒

少し前の話ですが、
>台湾を除いてですが、
>中国で最高指導者が「民主的な」直接選挙で選ばれたことはありません。
なんて僕は書きました。間違っちゃいないハズですが、その後に余計な補足を
書いてることもあり、誤解を生んだらいけないので、さらに蛇足をつけときま
す。
直接選挙でなく、民主的とも言えませんが
間接選挙(というより議員による選挙)で最高指導者を選んだ例はあります。
民国期の北京政権の「曹コン賄選」(これは悪い例ですが)なんか有名です。
中華人民共和国成立以降も国家主席は形式的に議会(全人代)で選任されてい
ると思います。

「中国で最高指導者が選挙的形式で選ばれたことはある」という命題なら成り
立つと思います。
……やっぱり蛇足ですね。


言いわけ 投稿者:NAGAICHI Naoto  投稿日:06月27日(火)00時33分52秒

管理人ですが、レスが遅くてすみません。
一昨晩はガンダムのビデオを延々と見てまして、昨晩は昨晩で選挙特番をだらだ
らと見てまして、レスできませんでした。(言い訳になってない〜^^;)

>1ファンさま
>一万ウン千円もした本にシワがついたので伸ばそうと
>したらビリッと破れてしまいました。(ショック)
>何とか修復したいんですが・・・

上策:製本用テープで修復。
中策:皺や折り目を伸ばして放置しとく。
下策:セロテープで修復。
番外:思い切って買い直す。
のいずれかでいかがでしょう。下策はオススメしませんが。
僕なら中策を取りそうですね。スボラで面倒くさがりですから。

>さくらひろしさま
誰かと思ったら畝源三郎さんじゃありませんか。お久しぶりです。
ハンドルネーム違うので、お初の人かと思いましたよ。

>よこぴいさんが、ご結婚されたようですね

そうですね。家庭という牢獄に入ることにしたようです。(^^;)
僕は新居への引っ越しを手伝わされました。
まあ面と向かってお祝いは言ってるので、改めてWEB上でってことは考えてま
せんが。(それとも何か企みましょうかねえ)


よこぴいさんが、ご結婚されたようですね 投稿者:さくらひろし  投稿日:06月24日(土)23時21分07秒

東方不敗の雑談掲示板で知りました
お知り合いでまだの人は、お祝いのメッセージを贈りましょう!


本が・・・ 投稿者:1ファン  投稿日:06月24日(土)21時22分25秒

一万ウン千円もした本にシワがついたので伸ばそうと
したらビリッと破れてしまいました。(ショック)
何とか修復したいんですが・・・

そういう経験ってありませんか?


カネと力はなかりけり 投稿者:NAGAICHI Naoto  投稿日:06月21日(水)01時39分43秒

地方税まとめて払って金欠に悩まされている亭主です。

>中西豪さま
『光武中興関係人物小辞典』ほか送付ありがとうございました。
すでにこちらが支払った以上に頂いているように思います。
申し訳ないですので、あまり気を遣われないようお願いします。

>李小狼さま
>6月25日は衆議院議員選挙(おまけとして最高裁裁判官国民審査と参議院議員補欠選挙)の
>日です。有権者は投票に行きましょう。選挙管理委員会からのお知らせでした(爆)

別にこの掲示板は中国史以外の話題でもOKです。
しかし…参院補選は一部の県でしかやってませんよ。亭主の在所(愛媛県)では
やってますが。
ダウトですね。うちの掲示板のお客さんは全国区なので。(^^)

>古代ギリシアで実施していたオストラシズム(陶片追放)をぜひ実施しよう!!!

現代的用語で言うところのリコールですか?地方自治体レベルで実現してる…。
…いや、現職を追放するのではなく、候補者の中の不適格者をふるい落とすなら
やっぱり選挙の一形式ですね。小選挙区なら最低得票者ひとりが当選するわけで
すね。オストラシズムとも少し違うような気が…。面白いかもしれませんけど、
危険でしょうねえ。最も憎まれない人・政争の渦中にない人が当選して行くでし
ょうし、結局民意の反映にはならないでしょう。
衆愚政治は、古代・現代・または将来を問わず、民主的な体制を取っているかぎ
り、堕する危険があります。ひとえにその体制下に生きる人々の政治意識にかか
ってますね。

>中国史において、国権の最高指導者が直接選挙で選ばれたということは今の今までないよう
>な気も???

たしかに台湾を除いてですが、
中国で最高指導者が「民主的な」直接選挙で選ばれたことはありません。
民主的でないなら直接選挙的なものによって選ばれた例はあります。
モンゴル帝国(大元ウルス)のクリルタイなんて好例かな?

さておき、中国本土で選挙が行われたことはあるのですよ。
最高指導者(元首)を選ぶものでなく、議会選挙です。
辛亥革命後の1913年に初の国会選挙が行われてます。
財産権による制限選挙ではありましたが、国民党が圧勝してます。
しかし、指導者の宋教仁が暗殺され、袁世凱の武力で国会は潰されてますが。


オストラシズム 投稿者:李小狼  投稿日:06月19日(月)22時01分25秒

ちょっと今回は中国史とはあんまり関係ないですけど、いいですか?
6月25日は衆議院議員選挙(おまけとして最高裁裁判官国民審査と参議院議員補欠選挙)の
日です。有権者は投票に行きましょう。選挙管理委員会からのお知らせでした(爆)
とはいっても、今の選挙って、深い理由はないけど、なんとなく面白くない。
そこで、選挙の方法に一言!!
古代ギリシアで実施していたオストラシズム(陶片追放)をぜひ実施しよう!!!
この制度は非合法的支配者(僭主)出現防止のために、政治家にさせたくない人物を
投票し、最多得票者は国外追放という、古代ギリシアの民主政治の1つだそうで。
現在の選挙制度に例えると、投票所で「当選させたくない」立候補者の名前を投票用紙に
書いて、最少得票者が議員に当選する、システムになるのかな。
が、一見すると、民主的かつ合理的な方法に見えるオストラシズムですけど、古代ギリシア
でも最初は良かったものの、後にデマゴーグと呼ばれる民衆扇動政治家を台頭させる結果と
なり、衆愚政治に陥って、民主政治が崩壊したという、笑えないオチがつきますが(笑)
そういえば、選挙で思い出しのが、中国史において、国権の最高指導者が直接選挙で選ばれ
たということは今の今までないような気も???(とりあえず台湾は除外ということで)
あ、それを厳密にいうのなら、日本もそうだな(爆)


為替届きました。 投稿者:中西豪  投稿日:06月18日(日)08時30分10秒

『小辞典』、ご期待に背かなかったようで、ほっとしております。
同封し損ねたおまけがもう一冊、あったのですが、ちょっと行方不明、
発掘されたらお送りしますので、期待なさらずお待ち下さい。


夏姫礼賛 投稿者:NAGAICHI Naoto  投稿日:06月17日(土)21時59分01秒

両金会談見ながら歴史ってほんとダイナミックに動くよなあと思ってる亭主・永一です。

>きいわこさま
駄文読んで下さってありがとうございます。m(__)m
もとの文章(いちおう論文?)が破綻しまくっていたので読み苦しいと思いますが。
比較的ましな前半部を修正してWEBで読めるかたちに…と思ったのです。
後半部はもうこのままスポイルしとこかな。永遠に工事中。結論はつけない。(^^;;

>夏姫をテーマにした小説の変遷をみますと、日本の女性観の変化も繁栄されている
>気がします。もちろん、小説は、作家の個人の感覚が第一でしょうが。

僕はむりやり同一モチーフの発展みたいな結論に持っていこうとしてますので。(^^)
少し前に中国史MLである人と話しまして、中島敦は女性書くのが下手だというよう
なことを言われました。身も蓋もないけど、なるほどとか思ったりもしました。ホン
トは発展じゃなく、単なる作家の資質かも…。

>宮城谷昌光の夏姫は、多分、絶世の美女なのでしょうが、どういうわけか
>美女というより、幸せを求めてもがく可哀相な女性というイメージが先に立ってしまいます。

そうでしょうね。だから悪女・妖女から、かえって義女・烈女に昇華されて後味さわ
やかなんでしょう。巫臣と結ばれて良かったねと言いたい。

>私が最近美女と思うのは、漢の武帝の妃、李夫人です。(いずれ彼女のページを作りたいな)

兄貴が冴えませんでしたね…李延年と李広利(どっちが年上?)。あと李季。
妹が死の床にあっても体張って一族を守ろうとしたのに。
けっきょく一族滅亡。(T_T)

>美女の自覚があり、また、美女になろうと磨きをかけている人こそ、美女だなと思うわけです。

なるほど。美女の関門はけっこう狭き門かも。
宮城谷氏の夏姫は「内面からにじみ出る美女」ですけど。


駄文―美女の条件 投稿者:きいわこ  投稿日:06月16日(金)23時48分43秒

えー、きいわこです。ごぶさたしていました。

夏姫のページ、拝見しました。勉強になります。
夏姫をテーマにした小説の変遷をみますと、日本の女性観の変化も繁栄されている
気がします。もちろん、小説は、作家の個人の感覚が第一でしょうが。
宮城谷昌光の夏姫は、多分、絶世の美女なのでしょうが、どういうわけか
美女というより、幸せを求めてもがく可哀相な女性というイメージが先に立ってしまいます。
作家があとがきで述べていたように、あえて容姿の描写をしなかったからかもしれません。

で、以下は(今までも)駄文です。あまり本気で考えていないかも。
私が最近美女と思うのは、漢の武帝の妃、李夫人です。(いずれ彼女のページを作りたいな)
彼女は、臨終の間際、武帝が顔を見せるように懇願しても、病でやつれ化粧もしていない顔を
女は見せるものではないと徹底的に拒み、武帝は怒りつつも諦めます。
しかし、李夫人が顔を武帝に見せなかったのは、醜い顔を見せ武帝の愛が冷め李夫人の一族が
冷遇されることを考えてのことでした。(長くてすいません、御存知の話かと思いますが)

この漢書の話の真偽はともあれ、李夫人は、自分の容姿と、容姿のために現在の地位にあることを
はっきりと自覚しているわけですね。
美女の自覚があり、また、美女になろうと磨きをかけている人こそ、美女だなと思うわけです。
(もちろん、大前提として、他人が美女と認めなければ話にならないけれど)
で、私が宮城谷昌光の夏姫に、どうして「美女」を感じられなかったかというと、
彼女が美女になろうと努力する場面が見当たらなかったからかな?
とも、思ったりしました。(相変わらず、長くて内容のない話で、失礼しました)


儒教とか 投稿者:NAGAICHI Naoto  投稿日:06月16日(金)02時32分56秒

『光武中興関係人物小辞典』が届いて嬉し涙を流している管理人です。

>RUNさま
>ところで科挙の選抜基準である儒教についてはどうお考えですか。

僕は儒教について語るものを持ってるわけじゃありませんし、
RUNさんの求める答えにはなってないとは思いますが、
以下、ここだけということで聞き流して下されば幸いです。
僕は儒教については是々非々あると思ってます。
全肯定もできないし、全否定もできないと思います。
封建道徳としての儒教、とくに二十四孝とか婦道などを肯定することは
とてもできませんし、
またやたらと古代を理想化するのはいただけませんが。
人間における基本的な倫理として、また王道を求める理想主義としては
いちがいに否定する気にはなれません。
中国の近現代は儒教を否定・排斥する方向に進みましたが、最近はある
程度再評価もされていると聞きますし、適当なところで折り合いをつけ
るのではと思ってます。

>「君子は器ならず」という儒教の言葉は上に立つ人は一つの事に器用で
>視野が狭くてはならず、あらゆる分野に広く通じ、視野の広い人間の形
>成を目的とした

スペシャリストよりゼネラリストをですか。教養教育主義というべきか。
科挙の出題もそれを意識して、詩とか詠ませたりするわけですね。
戦後の日本の教育とタブるとこもありますね。なにごとも行きすぎると弊
害が出るようです。最近、個性重視に転換しろ、スペシャリスト育成しろ
とさかんに言われてますが、反動で今までの逆に行きすぎちゃうんじゃと
かも心配しちゃいます。新聞も読めない技術屋ばかりの社会とかいうのも
いやですし。バランスが大切かなあと。

>1ファンさま
>科挙は何か超エリートしかおいしい思いができない難関というイメージ
>がありますね。

倍率が高いですしね。下手な大学受験や就職試験なんか霞んでしまうでし
ょう。おっしゃるとおり、年齢制限ないと人生やり直しきかない齢までチ
ャレンジし続けてしまう人が出るわけで、難しいとこですね。

>ところで中国史のゲームの題材となったのは
>三国志・水滸伝・ジンギスカン・楚漢、最近は封神演義くらいでしょうか?

水滸伝や封神演義を中国史のゲームと定義していいなら、西遊記もありで
すか?マニアックな中国ゲー探すなら香港か台湾か行かないとダメでしょ
う。春秋戦国ものとか抗日戦ものとかあると聞いたことがあります。

>中根蒼竜さま
お久しぶりです。体調が悪いと承ってますが、ご無理をなさらぬよう。

>曹操は法家とされることが多いのですが、この法家というとらえかたは粗雑で、
>実は大変幅の広い思想傾向を持っております。儒教徒という一側面もあるのです。

法家だから儒教を排斥するとは限らないってことですね。
ついでに言うようですが、僕は『蒼天航路』以前からの曹操ファンです。
曹操は自分の詩で周公旦へのあこがれを表明するような面もありますしね。
徳治主義的なものを否定したわけではないというのは同意見です。
でもただ中根さんの文が儒学的教養があるから儒家って論法に見えるのが
ちょっと気になりますが。
曹操の才能主義や法家的側面が儒家的側面より強調されてしまうのは、
むべなるかなと思います。
たぶん孔子二十世の孫の孔融を殺してしまったので、反儒家のレッテルが
貼られてしまったんでしょう。

>また、儒教は『論語』の「君子不器」の解釈から才能を重んじないと
>いうのも陳舜臣らの俗流解釈

なるほど、儒教もいろいろあって一筋縄にはいかないなと思ってましたが、
やはり一律的な決めつけは危険ですね。いつもながら教えていただいてあ
りがとうございます。


中根様、レスありがとうございます 投稿者:RUN  投稿日:06月16日(金)00時04分57秒

 中根さん、大変適切な御回答ありがとうございます。実は私の
歴史知識は陳舜臣著の『中国の歴史』に負う所が大きいのです。
まあ素人の浅知恵としてご容赦ください。それにしても曹操が
幅広い教養の持ち主とは心得ていましたが、儒教徒の一面も持っ
ていたとは初耳でした。儒教に功利派という学派が有ったことも
初めて知りました。近代に入って中国が古い社会を超克し、新生
するために儒教が必要以上に攻撃された事と、近年の曹操の再評
価が儒教的価値観の擁護を標榜する名士層との権力闘争を通して
の新しい文化活動への評価に関わって


儒家にも流派がたくさん有りまして・・ 投稿者:中根蒼竜  投稿日:06月15日(木)21時27分29秒

どうもごぶさたしております、中根でございます。
なにやら儒教の話題がでておりますので・・・

>RUNさま

はじめまして。中国思想の研究をしております中根と申します。
なかなかお詳しいですね。いや、読んでいてなるほどと思いました。

ただ・・

>曹操もその文化活動や求賢令に見られる唯才主義で儒教の徳治政治を否定しました。

これは誤りです。
曹操は法家とされることが多いのですが、この法家というとらえかたは粗雑で、
実は大変幅の広い思想傾向を持っております。儒教徒という一側面もあるのです。

曹操の名と字は『荀子』中の「徳操」の語から取ったものですし、
曹操の迷信否定は明らかに王充〜王符〜仲長統の儒家の流れを汲むものです。
曹操の著になる「孫子」の注には儒家文献が大量に引用されております。 

また、儒教は『論語』の「君子不器」の解釈から才能を重んじないと
いうのも陳舜臣らの俗流解釈で、誤っており、儒家でも南宋の功利学派では
才能を重視しており、一概に決め付けるのは危険であろうと存じます。

http://ueno.cool.ne.jp/souryuu/


こんばんは 投稿者:1ファン  投稿日:06月15日(木)01時56分49秒

科挙で盛り上がってますね。

科挙は何か超エリートしかおいしい思いができない難関という
イメージがありますね。

爺さんになっても試験に挑戦し続ける人もいたみたいで
そこんところが年齢制限のある公務員試験とは違いますね。

儒教の弊害・・・

人の才能は儒学によってのみ測られるもんじゃないでしょうしね。

ところで中国史のゲームの題材となったのは
三国志・水滸伝・ジンギスカン・楚漢、最近は封神演義くらいでしょうか?

他になんかマニアックな中国ゲーってないでしょうか?

昔ボードゲームで戦国七雄のSLGがあったけれど・・・


儒教と科挙 投稿者:RUN  投稿日:06月15日(木)01時12分16秒

レスありがとうございます。科挙の理想が縁故主義を排除しようとしていたのはご指摘の通り
ですね。結局、科挙制度の理念と中国に根強く残る縁故主義は別物と考えるべきなのかもしれ
ませんね。ところで科挙の選抜基準である儒教についてはどうお考えですか。蒼天航路以来の
曹操ファンとしては儒教の弊害についても一方ならぬ関心を抱いております。近代中国が儒教
やその他の古い伝統を否定したのと同様に、曹操もその文化活動や求賢令に見られる唯才主義
で儒教の徳治政治を否定しました。皮肉な話、魏の九品中正制度は後の科挙に影響を与える制度
として位置付けられ、後に形骸化しますが、中国の官僚選抜制度に大きな影響を与えました。
しかし、その選抜基準は儒教に偏らず才能主義の立場を取っていたと聞きます。「君子は器なら
ず」という儒教の言葉は上に立つ人は一つの事に器用で視野が狭くてはならず、あらゆる分野に
広く通じ、視野の広い人間の形成を目的とした物ですが、近代まで専門職や芸術家を蔑視する
弊害を生んでいました。明代に入って陽明学左派の異端の思想家の李卓悟が「童心説」を唱え、
理学が文天祥のような高潔な人格を生みながら、異民族の侵略に対して無力であった事を批判し
士大夫の偽善性を批判し、近代思想の先駆けとなったように、儒教の弊害は明代から自覚されて
いたと思えるんですが・・・。勿論曹操のように能力があれば賄賂を貰うような人物でも構わない
という主張は過激で現代のキャリアを弁護しているみたいですが、言わんとしているのは倫理
意識を外にではなく内面に求める人物が制度なり構造的な悪弊を改善できる人物だと言いたい
のではと勝手に解釈しています。外にそれを求める人間はばれなきゃ良いと考えるものですから。


キャリアと科挙官僚と 投稿者:NAGAICHI Naoto  投稿日:06月13日(火)18時58分55秒

>江楚材さま
>ほとんどの連中が某国立T大の法学部出身(ゼミの仲間も多いとか)だったそうで

学閥のことはよく言われますね。省によっては、地方や私立の大学出身者の
入省をそもそも排していたとこもあるようで。

>科挙のエリートも何十年も地方の県の判事(それでも凄いことだ)みたいなポスト
>をまわってやっと中央に返り咲きみたいなケースが出世の花形だった

時代によって多少違うみたいですが、そんな感じですね。
官僚が地縁をつけて地方ボスになっては困るので、2年くらいで別の任地に
まわされてたみたいです。官僚本人の出身地には任官されないことになって
ましたし。でもそれが逆にあだになって、官僚がその地方に愛着を持たず、
赴任している短い任期の間に、いかにその土地から効率的に搾取するかに奔
走した、なんてこともあったようです。

>科挙と官僚制の話題で疑問に思ったのは乱世の英雄や傑物に進士の人っているんで
>しょうか?

進士出身の傑物ならいますが、乱世・創業の英雄はいないように思います。
顔真卿・王陽明・林則徐なんかも進士出身の傑物・異才ですが、乱世の人
というより、守成を志向した人でしょうし。
科挙に失敗して叛乱を起こした人なら幾人か思いつきますが、黄巣とか洪
秀全とか。

>RUNさま
>国に有為の人材を選抜する制度が一生安泰の切符に堕した事が今日の不祥事の原因
>なんですかね。

いつの時代もどんな階層のひとでも公の職務に就きながら不正を行う人はい
るものですが、とくに大きな権力や権限を持ち、社会的なステータスが高く
なってくると、庶民的な感覚からのズレが大きくなるんでしょうね。
自分は大きな仕事をしているから、優遇されて当然、職務にともなう多少の
利得があって当然、多少のミスや不正は見逃されても当然、仲間同士でかば
い合うのも当然、ちょっと出世が遅れるくらいの懲戒を受けると不当な重罰
が下されたように感じてしまう。
キャリアで犯罪を犯す人にはそういう感性の人が多いように思います。
やっぱり制度的・構造的な欠陥があるんでしょう。
教育の問題なのかどうかは分かりませんが。

>科挙の弊害は縁故主義とか倫理教育の重視と実用知識の軽視による規格化された人
>間の育成など現代のキャリア問題とは異なる問題点を持っていましたが・・

縁故主義については、科挙はこれを排することを理念としていましたし、
一定のところまでは成功していたように思いますが…。
「実用知識の軽視」については、まあ四書五経読んでも稲・麦の育て方が分
かるわけでなし、算盤のはじきかたが分かるわけでもないので、技術的・自
然科学的にはちっとも実用知識じゃないのですが…。
ただ経史の学問というのは、儒教における政治の理想を語ったものであった
ので、政治や行政においては一級の教養&実用知識とみなされていたことは
無視できないかと。
規格化された人間を育成してしまうというのは、あらゆる試験登用制度のか
かえる問題ですね。


科挙とキャリアについて 投稿者:RUN  投稿日:06月13日(火)00時42分33秒

 ご返事ありがとうございます。ずぼらでしばらくこちらにお伺
いしてませんでした。不在の間、いろんな投稿があったようです
ね。キャリアの不祥事は中国の科挙の弊害を思い出させます。
 国に有為の人材を選抜する制度が一生安泰の切符に堕した事が
今日の不祥事の原因なんですかね。人文教育の欠如と暗記重視の
受験制度が倫理観の欠落した人間をキャリアにしてしまうんでし
ょうね。科挙の弊害は縁故主義とか倫理教育の重視と実用知識の
軽視による規格化された人間の育成など現代のキャリア問題とは
異なる問題点を持っていましたが・・


キャリア組の話。 投稿者:江楚材  投稿日:06月12日(月)22時44分21秒

>さあ、将来、今年のキャリア合格者から何人の逮捕者が出るでしょう(笑)
 はじめまして李小狼さん、御久しぶりです永一さん。
日本の官僚機構についてこんな笑えない話があります。
某Y省の新入官僚歓迎会の席上でのこと、
某私立大から官僚になったある男は同期の連中に声がかけれなかったといいます。
というのもほとんどの連中が某国立T大の法学部出身(ゼミの仲間も多いとか)だったそうで、
しかも彼らは大学の友達気分でこんな会話をしていたといいます。
「そういや○○くんはTOFL何点だった?」
「僕は830点だったけど△□君はどう?君ってたしか×○先生のゼミで一緒だったね。」
・・・・・その男はあまりにやるせなくなって帰りにヤケ酒を飲んだといいます。
 恐い話ですね。
  
 江はいま法学史の観点で科挙とか中国法の勉強をしてるんですが、科挙のエリートも何十年も
地方の県の判事(それでも凄いことだ)みたいなポストをまわってやっと中央に返り咲きみたいな
ケースが出世の花形だったらしいですね。日本も西欧も科挙を参考にしてるらしいですが、
 もう少し時代に合った方式に改良出来ないんかと思います。
でも今の官僚制度でも志ある人がいると信じるしかないです、江楚材は入れないので。

 科挙と官僚制の話題で疑問に思ったのは乱世の英雄や傑物に進士の人っているんでしょうか?
(例えば宋の文天祥、結構忠義の人で有名ですが、でも亡国に殉じた人ですよね。)
やっぱり科挙は体制側の治世の能臣を発見する試験で混乱や旧体制の悪しき慣習を打破する人材を
育てるのには限界があるってことなんでしょうか?体制側として。
そう思うと、日本の未来はどうなるのやら・・・


ご勘弁を 投稿者:NAGAICHI Naoto  投稿日:06月12日(月)22時43分56秒

こんばんは、管理人の永一です。
久しぶりにページの表紙の構成をチラっと変えて、コンテンツも増やしてみました。
夏姫のページも作りました。元が数年前の駄文ということもあって気が引けたんですが。
でもコンテンツ作っておけば未知の情報もらえるかも知れませんし、ということで。

>将棋王さま
はじめまして…というべきですか?

>あの月刊マガジンのウソ三国志「龍狼伝」見てますか?

通読はしてませんが、ときどき読んでます。
タイム・スリップもの+拳法もの+三国志?ってとこですか。
まあ三国志正史や演義とは全く違う話として楽しめますね。
司馬懿が悪役で不死身の化け物だし。
たしかに息抜きマンガとしてはいいですね。

>個人的な事ですが、強すぎるので、もう少し将棋を手加減してください(涙)

な、何をおっしゃるウサギさん。あたくしゃあ、職場に勝てない敵(あいて)を
何人も抱えてる身、手加減なんてしてたら勝てる相手がいなくなってしまいます
よ。ご勘弁を。(^^;)


月刊マガジンのウソ三国志 投稿者:将棋王  投稿日:06月10日(土)17時07分49秒

はじめまして! 将棋王といいます。
管理人様とは一応、面識がありますけど・・・。
あの月刊マガジンのウソ三国志「龍狼伝」見てますか?
ストーリーには、ものすごく荒唐無稽なものがありますけど、まあフィクションとして
読んでみれば、すごく面白い気がしますけど、どうでしょう。
特に悪役として登場している司馬仲達や曹操が史実と全く異なるキャラで登場している
というのが、笑えます!!
とりあえず「三国志」の「息抜き」的マンガで見てみましょう。

>管理人様へ
 個人的な事ですが、強すぎるので、もう少し将棋を手加減してください(涙)


科挙とか 投稿者:NAGAICHI Naoto  投稿日:06月10日(土)02時15分44秒

>李小狼さま
>さあ、将来、今年のキャリア合格者から何人の逮捕者が出るでしょう(笑)

冗談にならないですねえ。(^^;)
僕も現行のキャリア制度ってすこぶる疑問です。
そりゃ試験が公平かつ難解で、通れば将来の出世が約束されているとなれば、
頭いい人は集まるでしょうけど、
入省数年のまだ20代のうちから、自分より年上の現場ノンキャリたちに
"あーせいよこーせいよ"って命令する立場になったら、そりゃ勘違い野郎
が生まれてくるでしょう。
今は弊害のほうが大きくなってますよね。キャリア・ノンキャリの別をな
くすことを考えてもいいと思います。

>それはそうと、日本の公務員試験って、試験内容といい、システムといい、
>なんだか科挙制度とダブって見えるような気がするのは自分だけ?

いや、ダブって見えるのは李小狼さんだけじゃないです。
というか、「科挙」→「公務員試験」には影響関係があると思います。

「科挙」ってのは成立した当時はかなり先進的な制度だったんですよ。
古くからある(むろん現代にも一部残っている)猟官制では、政治的関
係や情実に左右されて、公平な登用ができなかったわけでして…。
なんとかして公平な選出方法で、有能な人を登用したいというのがあり
ました。
郷挙里選(選挙)とか九品官人法(身分別定数登用)とか試行錯誤の末
に、隋唐のころにようやく試験するのが一番だという結論にいたったん
ですね。
むろん試験に不正があってはならず(でも不正はちょくちょく発覚した)、
門戸は広く開放された(平民も受験OK!ただし一部被差別民除く)の
です。
公平な登用を目指すという建前は、今日の公務員試験でもそうですよね。

>州試が一次試験で、省試が官庁訪問、そして殿験が二次試験と。

あまり厳密でない話なら、そういう対応で考えてもよいですね。
もう少し細かい話をするなら、公務員試験は1次・2次通らないと
官庁に採用される資格ができませんが、科挙は1次試験にあたる郷
試(州試、解試)に合格すれば、「挙人」となり中級の地方官に任
官する資格ができました。むろん高級官僚候補生の「進士」になる
には、最終試験(宋代以降は殿試)に合格しなければなりませんで
したが。

>都知事の発言って、あとでマスコミで報じられることを知っていて「確信犯」的な
>発言なのに内閣総理大臣の発言は、どうみても「口が滑った」ような発言に見える

たしかに都知事はパフォーマー、首相は天然ボケでしょう。
どちらが政治家としてより不適切かは論評したくないです…。(T_T)
ただ都知事の発言で(ツッコミ覚悟の)確信犯な部分は、「三国人」
の一語にあるのではなく、
「不法入国した多くの外国人…が凶悪な犯罪を繰り返している。大きな
災害が起きた時には、騒擾事件すら想定される」(偏見あおってんなあ)
「警察の力に限りはあり、災害の救急だけでなく治安維持も目的とし
て遂行してほしい」(都知事に自衛隊の治安出動の権限はないと思うが)
「中国を分裂させ…日本はそれを加速すべき」(おいおい)
あたりにあるんでしょう。

>1ファンさま
>天舞を語らせたら、原稿用紙20枚分くらいになってしまいそうな私です。

いいですね、そういう思い入れって。(^^)

>あれはゲームとしてより武将ファイルとして楽しむと味わい深いです。

ゲームと思うからいけないんですね(^^)。でも、その武将ファイル
も破棄して久しいです。スーファミ自体もう家にないですし。
ちくま文庫「正史三国志」があればいいかなと。

>諸葛亮の采配能力が低めなのがいいっすね。

正史をまっとうに読んだらそうなってしまうんでしょうね。

>まさに枝葉末節にこだわった名(迷)ソフトといえるかも。

ゲームじゃない(ゲーム性ない)ホントのことさ〜♪
思わず歌ってしまいそう。


天舞を語る。 投稿者:1ファン  投稿日:06月09日(金)22時40分50秒

天舞を語らせたら、原稿用紙20枚分くらいになってしまいそうな私です。

>操作性の悪さ
私のもっていた奴だけかと思ったら全国共通の悪さだったんですね。
だんだん重くなって行くところがパソコンそっくり。
画面も思いっきりマウス対応のままだったし・・・

あれはゲームとしてより武将ファイルとして楽しむと味わい深いです。

諸葛亮の采配能力が低めなのがいいっすね。

デモ画面・音楽も良いし、武将の出身地・血縁などもほぼ正確に反映
されていました。

まさに枝葉末節にこだわった名(迷)ソフトといえるかも。

顔グラフィックはかっこいいですよ。

押入にあったりしたら一度発掘してみては・・・

>李小狼さん

横レスすいません。
都知事のは確信犯ですか・・・
そっちの方が問題のような?

自衛隊の長官?とか就任早々舞い上がってスゴイ発言をしてしまう
人って多いですね。


現代版科挙シーズン到来 投稿者:李小狼  投稿日:06月09日(金)21時58分50秒

前に来たのは、はて、いつのことだっけ???
まあ、それは置いといて。
さて、突然ですがクイズです。
今度の日曜日(6月11日)は何の日でしょう?
答・国家公務員T種の一次試験でした。
さあ、将来、今年のキャリア合格者から何人の逮捕者が出るでしょう(笑)
それはそうと、日本の公務員試験って、試験内容といい、システムといい、
なんだか科挙制度とダブって見えるような気がするのは自分だけ?
州試が一次試験で、省試が官庁訪問、そして殿験が二次試験と。
とはいえ、国家T種も科挙も優秀な人間が合格するのは確かですけど。
実際、科挙なんか隋に始まり、最後の王朝・清まで1000年以上、各王朝の高級官僚を
作り、国を支えたし・・・。
が、結局は、弊害が蓄積し、清帝国の末期に廃止になったけど。
今のままの公務員試験のシステムが全て悪いという訳ではないけれど、このままでは、
ますます悪化するような気も・・・?
思いきった改革が必要ですかね、人事院殿(笑)

例の日本国内閣総理大臣と東京都知事の発言ですけど、一言いいですか?
都知事の発言って、あとでマスコミで報じられることを知っていて「確信犯」的な
発言なのに内閣総理大臣の発言は、どうみても「口が滑った」ような発言に見える
のですが、どうでしょう?


何の話だか…取りとめがない。 投稿者:NAGAICHI Naoto  投稿日:06月08日(木)20時03分22秒

長年の友人が結婚を決意したという話を聞いて(やたら急な話だった)喜んだり、
現在唯一講読してる月刊誌(バレバレやね)の編集長が刺されたという報道に驚いたり、
といううつろいやすい天気の亭主・永一です。

>掲示板に書き込みありがとうございました。

どうもお邪魔しました。またそのうち書かせてもらいます。

>蔡ヨウ伝を調べてみましたが、付録として蔡エン伝はついていない
>みたいですね。

あれ?そうですか。
ならどこにあるんでしょう?p(-_-)

>正史を題材にした三国志正史「天舞」はやたら
>顔グラフィックが渋くて良かったです。

「天舞」はスーファミでしかやったことがないので、
異様なほどに操作性が悪くてクソゲーの印象しか持って
ないです。p(^^;)
顔グラフィック…記憶にないです。どんなのでしたっけ?
ただ当時としてはやたら武将数が多くて(正史ベース)、
能力値も良かったんですが、それが全く生きてなかったな
あ。


どうも〜。 投稿者:1ファン  投稿日:06月08日(木)00時33分48秒

掲示板に書き込みありがとうございました。

管理人も月に一度見るか見ないかというていたらくぶりなので
気づくのが遅れてしまいました。

蔡ヨウ伝を調べてみましたが、付録として蔡エン伝はついていない
みたいですね。
文中のどこかで触れられているのかも知れませんが、上奏分とかが
やたら長くてどこに載っているのか分かりませんでした。

ここらでお勧めの中国史ゲームの話題でも・・・

といってもほとんど三国志モノしかやってませんが。

正史を題材にした三国志正史「天舞」はやたら
顔グラフィックが渋くて良かったです。


こちらこそ 投稿者:NAGAICHI Naoto  投稿日:06月07日(水)00時32分40秒

管理人・永一です。

>RUNさま
はじめまして。ご来訪ありがとうございます。

>あまりに深い世界なので腰が引けたところでした。

歴史系サイトも専門的なところとミーハー系のところがあって、
ウチはどちらかといえばミーハーですから。
というわけで、正確さや緻密さには欠けております。p(^^;)
ご容赦ください。

>「虹色のトロツキー」が文庫判で出版されたので今買い集めてます。

「虹色のトロツキー」は僕は大判で集めてるんですが、なかなか
全巻揃いません。安彦良和氏が書く歴史ものは、「クルド戦記」
といい、「ナムジ」「神武」といい、むろん「トロツキー」とい
い、硬派なかんじで好きです。歴史の本流になれない周縁からの
視点で歴史の奔流を描ききってしまうというスタイルはなかなか
余人の追随を許しませんね。

「トロツキー」でも石原莞爾や辻政信・甘粕正彦・川島芳子みた
いなウサン臭い人々が、ウサン臭さゆえに魅力的に見えてしまう
という…。(^^;)

このとおりくだけきってますが、今後ともよろしくお願いします。


よろしく 投稿者:RUN  投稿日:06月06日(火)20時27分01秒

 結構くだけたホームページですね。歴史好きなので歴史リンク
をさまよっていましたが、あまりに深い世界なので腰が引けたと
ころでした。中国史全般に興味がありますが、漫画も大好きです
特に「蒼天航路」は今一押しの漫画ですね。
 それと前に漫画喫茶で読んで購入したいと考えていた「虹色の
トロツキー」が文庫判で出版されたので今買い集めてます。もう
気分は五族協和ですね。


結局ボヤキかな 投稿者:NAGAICHI Naoto  投稿日:06月04日(日)00時30分34秒

>1ファンさま
>お勤め人だったんですね〜。

いちおうそうです。(身分的には不安定ですが)
グチ聞かせて申し訳ありません。なるべく控えますので。m(__)m

>ケ芝・馬超の先祖ですね。(真っ先にこう思う・・・)

それはたしかに…。[登β]禹は光武帝時代随一の軍師ですし、馬援は
ベトナム遠征をやった将軍ということで、すごく興味あるのです。
僕も原文見てみたいなあとは思ってます。

>張衡は張魯の父?

そういえば、張魯の父親の名前も張衡でしたね。忘れてました。p(--;)
僕の挙げたほうの張衡は、渾天儀(天球儀)や侯風地動儀(地震計)を発明したり、
円周率の計算やったり、詩賦も作ったという万能の天才のほうでして。
いわばダ・ヴィンチみたいな人ですね。

>蔡エンの伝記は載っているかどうか調べてみます。

伝は立てられてないかもしれませんが、載ってることは確かと聞いてますので。

>しかし総理といい都知事といい、戦前教育丸出しですね。
>困った人たちだ。

総理の発言には僕もびっくりしました。さすがに意表をつかれたというか。
森さんがこけるとしたら女性問題だと思ってたのになあ。(^^;)

都知事のほうは、戦前教育の影響はあまりないはずなんですけどねえ。
もともと「太陽の季節」とかで既成の価値観を破って出てきた人のはずでしょう。
なのに政治家としての発言は陳腐なエスノセントリズムのそれでしかないという。
まあ前から「支那」とかいう用語を連発していた人ですからねえ。今さらため息し
か出ません。僕は東京都民じゃないことですし、この辺で。


歴史マンガは熱い。 投稿者:NAGAICHI Naoto  投稿日:06月03日(土)01時30分10秒

こんばんは。血を吐いたホトトギスと化している管理人・永一です。バテ〜。

>江楚材さま
ほんと「蒼天航路」は熱いですね。
張飛の独壇場も魅せてくれましたが、
(通じあってるつもりで全然通じ合ってなかった曹操と張飛にも笑わせてもらいました)
今度は趙雲の独壇場でしょう。
粗筋は読めるのですが、どう描かれるのか楽しみです。

それでは僕も(少し先の話ですが)、周瑜がんばれ!黄蓋がんばれ!(^^)/~

>最近、張飛みたいな政治家が多いような気がしますね(不用意というか・・・)

たしかに。威勢はいいですけど、視野が狭いし、立場による発言の重みも考えてませんね。
どういうリアクションがあるかくらいは想像力はたらかせてほしいです。

>僕も昔「王家の〜」読んでました。「ナイルなトトメス」(古っ!)もすきでした。

「ナイルな〜」は残念ながら知りませんが、「王家の〜」はベタベタだなあと思いつつ
読んでました。しかし、現代からタイムスリップした女の子が王子さまと…というスト
ーリーそのまんまなんですねえ。「天は赤い〜」も。展開はご都合主義だし。
「王家の〜」はまだ完結してないと思いますが〜、たぶん。

歴史もの漫画も自分の知らない範囲だと純粋に楽しめますが、
中国ものは不純になっていけません。
知らず知らずツッコミを入れてしまいます。
清水玲子「輝夜姫」を読みながら、唐の玄宗と楊貴妃の子孫が登場して「嘘つけ〜!」
とツッコんだり、
「蒼天航路」で万里の長城が出てきて、「なんで現存のもののマンマやねん」とか騒い
だり、
大西巷一「女禍」で冥界の郭嘉がキョンシースタイルで一シーン出ただけで、「三国時
代の人間が何が悲しゅうて清朝官服着ないかんのや〜」とか叫び出したりと。


後漢書訳 投稿者:1ファン  投稿日:06月02日(金)23時36分00秒

管理人さん、お疲れさまです。

お勤め人だったんですね〜。

>ケ(登β)禹・馬援・張衡・蔡エン
ケ芝・馬超の先祖ですね。(真っ先にこう思う・・・)
張衡は張魯の父?

蔡エンの伝記は載っているかどうか調べてみます。

とりあえず、その辺から訳してみますね。(口語で)


しかし総理といい都知事といい、戦前教育丸出しですね。
困った人たちだ。


蒼天航路のこと。 投稿者:江楚材  投稿日:06月01日(木)22時46分40秒

お久しぶりの江です。今日のモーニングで泣きました。阿斗が・・・
それと張飛の次は趙雲の番のようですね。
これからは蜀や呉の武将が熱いんでしょう。魯粛がんばれ。

>今の東京の都知事が使って問題になってますね。
最近、張飛みたいな政治家が多いような気がしますね(不用意というか・・・)

>「王家の紋章」の二番煎じだ〜とか叫びながら「天は赤い河のほとり」を
   熱読していた管理人さまへ
僕も昔「王家の〜」読んでました。「ナイルなトトメス」(古っ!)もすきでした。
あれってまだ終わってないいんですよね?


バテバテ〜 投稿者:NAGAICHI Naoto  投稿日:05月31日(水)20時21分57秒

「王家の紋章」の二番煎じだ〜とか叫びながら「天は赤い河のほとり」を熱読していた
管理人です。(←ツッコミ歓迎)

>1ファンさま
どうもレスが遅くてすみません。
あまり元気じゃないかも知れません。ただの仕事バテですが…。(;_;)

>後漢書を一日がかりでリストアップしてみました。

ご苦労さまです。並べるだけでも手間かかりそうですね。

『後漢書』で個人的に興味があるとこといえば、
帝紀の光武帝や明帝のあたりとか
列伝ではケ(登β)禹・馬援・張衡とかですかね。
もちろん三国志とからむあたりも読んでみたいです。
蔡エン(文姫)なんかも興味ありますね。

>ところで巷で話題の三国人ってどこの国のことですか?

あまり冗談にするにはふさわしくない話題と思いますので、
真面目にお答えしときます。
戦後の一時期に、主として朝鮮・台湾・中国の人たちを指していた言葉だそうです。
どうも蔑称的なニュアンスがあったらしく、今の東京の都知事が使って問題になってますね。


リストアップ 投稿者:1ファン  投稿日:05月31日(水)00時10分10秒

管理人さん、元気ですか〜?

とりあえず後漢書を一日がかりでリストアップしてみました。

http://www2u.biglobe.ne.jp/~dnak/sangoku/gokan.htm

疲れました・・・

ところで巷で話題の三国人ってどこの国のことですか?

もしかして魏・呉・蜀?


なるほど・・・ 投稿者:1ファン  投稿日:05月28日(日)00時14分32秒

なるほど・・・

とりあえず、何か訳してみたいと思います。
多分超意訳だけど・・・

何かリクエストありますか?


記憶によれば 投稿者:NAGAICHI Naoto  投稿日:05月25日(木)19時49分23秒

>『後漢書』
たしか僕の記憶では、平凡社の『漢書・後漢書・三国志列伝選』は、列伝のごく一部を
訳しているので、地理とか天文とかの志の部分は全然触れてませんね。

東夷伝といえば、岩波文庫で倭伝の部分だけ翻訳が出てた気がします。
たしか「魏志倭人伝」や「宋書倭国伝」とかと一緒に訳しているやつです。


後漢書続き 投稿者:1ファン  投稿日:05月25日(木)00時01分47秒

ミキオさん、ご紹介ありがとうございます。

後漢書の部分訳って大体どの辺りが載ってるんでしょうか?
地理とか天文とか百官とかは訳されてないんでしょうねえ。

董卓伝・呂布伝・袁紹伝なんかもあるので三国志との違いを
見つけるのも楽しいかと・・・

とりあえず東夷伝あたり訳してみようかと思ってます。


ぼちぼち 投稿者:ミキオ  投稿日:05月23日(火)23時33分41秒

siteのほうは気張らず、恥かきつつ、泣くとかやっております(笑)
小説の方は少しずつでも良いほうへとリライトできれば、と細かく書き直してます。
気が向いたらまたよって下さいね。今週末あたりに三章アップの予定です。

>桓温とじーさま。
そうですね、いったいくつなんでしょう。というより、生きてないでしょ。多分。
でも、この話って有名ですよね。よく聞きます。
自分は原典を知らないんです。何ですかね。
見たっていっても、一歳や二歳じゃ見たことにはならないだろーし。

>1ファンさま
そーですねー、翻訳ほしいですね。
ただし、一部抜粋は出ております。
平凡社の『漢書・後漢書・三国志』が唯一、現役で簡単に手に入る翻訳ものですね。

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ohgai/8986/index_001.htm


ええと 投稿者:NAGAICHI Naoto  投稿日:05月23日(火)19時47分43秒

>ミキオさま
HPの発展期待してます。光武中興の時代は小説では未開拓の分野ですし、やりがいある
でしょうね。

それからええと、桓温の入蜀は347年で、諸葛亮が五丈原で没したのは234年です。
その差113年。そのじーさま一体おいくつだったんでしょう。

『蒼天航路』…は、劉備が妻子を放り出すところは僕も事前に読めてました。
徐庶のところはちょっと予想外しましたけど。
たしかに漢の劉邦の故事の使い回しですね。
これで趙雲が阿斗と甘夫人を救う場面につながるわけですね。

>1ファンさま
『後漢書』手に入れられましたか。
読むのはたいへんそうですが、頑張ってください。

『後漢書』完訳はありませんね。あまり需要がないので商業ベースに乗らないんでしょう。
専門の研究者は原文で読んでますし、僕みたいな半端愛好者は数が知れてますし。
僕は出たら絶対買いますがね。期待できるとしたら、ちくまか岩波あたりかな、やっぱり。

>ばらさま

お久しぶり。まあまあ元気です。
サンデーは読んでるんですが、「からくりサーカス」はあまり見てないので。
どこかで見た展開とは?
まあいいや、職場で目を通してきます。

「陋巷に在り」は読まねば…。
井上靖「孔子」は門人のひとり語りという手法で孔子の魅力を引き出してますねえ。
司馬遼太郎も読まないとなあ。 


からくりサーカス 投稿者:ばら  投稿日:05月22日(月)19時08分59秒

永一君、おひさしぶり。お元気ですか?
今、出回っている、サンデーのからくりサーカスを読んでいたら、
どっかでみた展開がああ。
ちょっと嬉しくなってお知らせしてみました。
それと、はじめましての江さま、私も酒見賢一の「陋巷に在り」はお気に入り。
はやく続きがでないかな。
井上靖の「孔子」もいいですね。
最近はまっている燃える小説は、
ちょっと中国系とぜんぜん違うけど、司馬遼太郎の幕末もの「世に棲む日々」。
これでしょう。高杉普作がいいのです。
「胡蝶の夢」もベリグ−です。
島倉伊之助という登場人物が非常にラブリーなのである。


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