>M.K.herbwindさま
はじめまして。ご来訪ありがとうございます。
僕もM.K.herbwindさんのサイトは存じてました。
申公豹と黒点虎への愛を感じるHPですよね。
フジリュー『封神演義』もクライマックスですが、
主要キャラはほとんど生き残りそうですね。
原作を大幅に書き換えたことが、果たして吉と出るか凶と出るか、
来週のジャンプにかかってます。(^^)
>本格的な歴史関連HPって作るのも管理していくのも大変そう
う〜ん、本来めちゃくちゃ大変なはずなんですが、
僕はいい加減なこと書き飛ばしてるので…そうでもないんです。(冷汗)
>過去ログがきっちり残らない方が気楽
あ゛っ、この掲示板、過去ログ残してるんですけどね。(--)ゞ
いや、ご希望どおりお書き込みは過去ログに残らないかたちにいたします。
[管理者・註]投稿者のご希望により過去ログより削除させていただきます。
眠気を吹き飛ばすにはアルコールが一番!とか言ってる管理人(酔)です。
(普通、逆だろという話も…)
>きいわこさま
>宣帝の育ての親(?)張賀さんて、武帝の元で活躍した酷吏 張湯の息子なんですね。(ビック
>リ!)
あ、ホントですね。たしかにビックリ!
>あと、張香娥さんのモデルを探しておりますが、ちょっとわかりません。
張賀の子が夭逝したので安世の子・彭祖を養子にしたとはありますが。
張疆なんて名前はないですよね?
>『STOP!劉備くん』(白井恵理子)しか思い出せません〜。
僕もそんな感じなので。
青池保子は読んでないですし。
やはりメジャーな時代に偏るんですかねえ。
>李小狼さま
>今年5〜7月に日本近海で中国海軍所属の艦船が日本国内の電波情報を収集していた
う〜ん、僕もよく分からなかったので、共同通信社のWEBに行って
記事を何件か見つけましたが、やっぱりよく分からなかったです。
「海洋調査船」と「海軍情報収集艦」というのは別なのかな?
「日本周辺」「日本の排他的経済水域」をうろうろしてたみたいで。
まあ領海侵犯じゃなさそうですが。
「電波情報」も、まさかTVやラジオじゃないでしょうね?
NHKや衛星放送なら北京や上海でも見れるはずだし(確認済)。
まあ問題になるとしたら、警察無線・海上保安庁無線・防衛関係無線
のどれかまたはいずれもかなあ。
防衛無線の傍受そのものはともかくとして、内容が解析されてたら間
抜けですね。
まあ別に情報収集そのものは目くじら立てることじゃないっしょ。
日本だって外国情報は外務省は当然のこと、警察の公安部や公調や陸
幕調査部(だっけ?)とかでやってるはずですし、お互いさまっス。
問題は、露骨に示威的に艦船行動として継続されたらイヤミだって
ことですね。
以上、本日の謂論汎論おぶじぇくしょんでした(^^;)(謎)
今年5〜7月に日本近海で中国海軍所属の艦船が日本国内の電波情報を収集していた、
ということを防衛庁が発表している新聞記事を見て「あれ?」と疑問に思いました。
というのも、記事には明確にしていなものの、この「電波情報」というのは、恐らく、
日本の防衛上に関わる情報を収集していたのかな?、と推測してます。
先月の日中外相会談にて中国側は「心配することはない」と自制を示唆しているものの、
ものすごく変な表現(爆)なんですが、ようするに「隣の家の人が自宅にやってきて、
勝手に人の家の冷蔵庫の中や机の引出しの開けて見て帰っただけで、別に何も取って
ないよ」ということかな?
もしも自衛隊の艦船が同じように台湾海峡辺りに行って「情報収集」をやってみたら、
中国政府の厳重抗議があって、日本のメディアの大批判があるでしょうね。多分。
以上、本日の少事争論でした(謎)
こんばんは。きいわこです。
>『お嬢様と私』
>たぶん元話を知らなくても笑えると思います。
ウェブを検索したら、むしろ、実在のモデルがいたことに驚いている人が多いようです。
私も、漢書を眺め、ちょこちょこ発見しました。
宣帝の育ての親(?)張賀さんて、武帝の元で活躍した酷吏 張湯の息子なんですね。(ビックリ!)
あと、張香娥さんのモデルを探しておりますが、ちょっとわかりません。
張賀の息子は早世したため名前が伝わっていないようです。
>歴史ものギャグ漫画ってかつてどんなものがあったでしょう?
『STOP!劉備くん』(白井恵理子)しか思い出せません〜。
私は読んでませんが、「イブの息子たち」(青池保子)は、どうでしょう?
中国史だったら、劉邦など、そのままでギャグになりそうですね。
日本史なら、戦国時代と幕末なら、あってもよさそうです。
きいわこさまおすすめの『お嬢様と私』(白泉社)を手に入れました。
いやあ、笑えましたね。
庶民の中で成長し皇帝となった前漢の宣帝と許皇后のロマンス(笑)ストーリーです。
たぶん元話を知らなくても笑えると思います。
歴史ストーリーをギャグとして扱う可能性というのを見せられた感じです。
そもそも僕はギャグ漫画にはかなり疎いんですが、
歴史ものギャグ漫画ってかつてどんなものがあったでしょう?
パッと思いつかないんですね。
三国志ものはやたらとたくさんあったような気がするんですが。
歴史はやはりシリアスになってしまうんでしょうか?
>きいわこさま
マンガコーナーへの書き込みありがとうございます。
『お嬢様と私』は昨日書店に探しに行ってなかった(いかんなあ地方都市は…)ので、
代わりに『四大文明・中国』や『中国文明の歴史7 大モンゴル帝国』ほかを買ってし
まいました。(爆)
予定の何倍の買い物をしてるんだか…。
「人物事典」ですが、
地図はかなり前からつけてます。(半分お手製のため、見にくいです)
田単の話は今回加えてますね。
>劉邦の逃亡後、呂后が探し当てて「あなたのいるところは、どこでもわかります」
>というシーン(違ったかな?)は、愛があっていいなあ……と、思ったりします。
このシーンって司馬遼太郎さんの創作かとずっと思ってたんですが、今見たら高祖
本紀に載ってましたね。気づかなかったです。(^^;
部下に対する演出説もあるみたいですが。
最近、中国史から頭が離れている管理人です。
ちょっと閑話休題。
管理人の8月の日常。
8月×日
×山まつり。別に参加してないけど、缶ジュース・せんべい・団扇など戦利品をせしめる。
8月×日
お盆。仕事はヒマなのに何故か職場にいなければならない。
8月×日
免許の更新に行く。初めて優良講習なるものを受ける。速攻30分。
なるほど、3年間白バイに捕まらなければ、こういう特典があったのか。
8月×日
六枚落ちで×氏に勝利をおさめる。新記録だ。いぢめっ子な自分、ムフッ。
こんばんは。きいわこです。
あっちこっちの掲示板で、ヒンシュクを気にしつつも、「お嬢様と私」の宣伝をしております。
マンガのコーナーに送信させていただきました。
ひさしぶりに事典を拝見しました。地図は、新しく加えたのでしょうか?
あと、気のせいかもしれませんが、斉の失地回復後の田単の話は、以前からありました?
もし、今回の更新で加わったのなら、ちょっと嬉しいです。
>呂后
>自分の息子と娘を馬車から突き落とした一件。
それは、思いつきませんでした。納得です。
その時項羽の人質になっているので、それが彼女を変えたのかな?とは考えていましたが。
新婚当初は、劉邦も若いお嬢様をもらって、まんざらでもなかったでしょうね。
劉邦の逃亡後、呂后が探し当てて「あなたのいるところは、どこでもわかります」
というシーン(違ったかな?)は、愛があっていいなあ……と、思ったりします。
高校野球も終わって残暑の季節ですねえ。時が経つのが最近早すぎる。
いつもぼやきの管理人です。
>きいわこさま
>単純に愛情の問題じゃないなあと……当たり前ですね……。
いや、愛情の問題でもいいですよ。
ただ呂后が劉邦を愛していたかどうか…確かに怪しいなあ。
愛していたとしても、劉邦が彭城・[目隹]水の戦いに大敗して逃亡するとき、
自分の息子と娘を馬車から突き落とした一件。
あれを知って冷めたんじゃないかなあ、とか想像します。
夫への愛情という寄る辺を失って、呂氏の権勢の確立に情熱が向かっていった
んじゃないかとか。劉邦も妙に非情なとこありますから。
はたまた、それでも劉邦を愛していたのかもしれない。
その愛情に対する裏返しが、戚姫に対する凶行なのかもしれませんし。
>私には、持統天皇が積極的で、呂后が消極的というイメージがあり、積極的な方を評価したくな
>ります。
呂后は消極的というより慎重なんだと思います。
呂氏が権力を奪取するにも、性急になりがちな一族を押さえてる部分がありま
すし、匈奴の冒頓単于が挑発的で侮辱的な親書を送ってきたときも激怒しなが
ら、結局感情を抑えてます。
そういう石橋を叩いて渡るような打算的な理性と、戚姫の無惨な姿を息子に見
せるような浅はかな嗜虐性を比べたとき、後者がだいぶ浮いて見えるんですよ
ねえ。
持統帝にはそういう極端な二面性は感じないというか、感情(愛情)と理性の
調和が取れている気がします。無理に比較すればそんなとこでしょうか。
>司馬遷の評価は、未だに意味がわかりません。
一方で事実を並べてけなしながら、一方では自分の言葉で褒める。
司馬遷のマジックに引っかかってるかもしれません。
でも呂后は大きな事業をしないことで民力を保全したって点で、政治家として
評価できるというあたり、司馬遷の賛は妥当と思うんですけどね。
>江楚材晋卿さま
晩上好。請進来!
>いまは安能努さんの翻訳した「隋唐演義」を読んでます。
そうですか。僕はむかし田中芳樹さん編訳のを読みました。
>隋の文帝が皇后の独孤氏に愛妾をリンチされて家出したお話は本当なんでしょうか?
『隋唐演義』の細かい記述はともかく、独孤皇后が文帝の寵愛していた尉遅迥
の女孫を殺したのは、たぶんホントです。
『隋書』のほうは確認してないんですが、
『資治通鑑』の開皇十九年の段に記載があります。
陳舜臣さんの『中国の歴史四』p24〜あたりにもあります。
独孤皇后の嫉妬もひどいもんですが、
文帝をいさめた高ケイの「陛下豈に一婦人を以て天下を軽んぜんや」という暴
言もなかなかのものです。『隋唐演義』では削られてるのかな。
>儒教を古来儒教の呪詛的な要素の顔回と俗世的(政治に介入するという意味で)な孔子の二面攻
>撃で描いてるってのがつぼですよ。
なるほど、顔回って孔子の弟子の中でいちばんだ、偉い…っていいますが、ど
こがどう偉いのかよく分からない人ですものね。巫儒の系譜で説明しちゃうん
ですか。
ますます読みたくなってきました。
晩上好、管理人さん。江は最近つとに電車の中で読書してます。
陳舜臣さんの「小説十八史略」は前漢の李広と李陵の不幸や光武帝の記載があってそこだけ読んだ
んですが今は隋唐時代あたりに興味があってそこらに関係しそうな小説とか読んでます。
とりあえず田中芳樹さんの「風よ万里を翔けよ」と井上祐美子さんの「長安異神伝」シリーズを読
みました。いまは安能努さんの翻訳した「隋唐演義」を読んでます。
田中芳樹さんの「中国武将列伝」で秦叔宝や慰遅敬徳とか素人でも分かりやすく紹介してあってそ
れを読んでた事でだいぶ助けられてます。(それでもすぐ時代とかわかんなくなっちゃうなぁ。)
まだ読み始めたばかりですけど隋の文帝が皇后の独孤氏に愛妾をリンチされて家出したお話は本当
なんでしょうか?とりあえず史実じゃなくて演義だから楽しく読もうと思います。演義最高!
あと管理人さん、「陋巷に在り」は、はじめは顔回まわりで超能力ですけど中盤はの孔子まわり
にもスポットライトが当たるんです。儒教を古来儒教の呪詛的な要素の顔回と俗世的(政治に介入
するという意味で)な孔子の二面攻撃で描いてるってのがつぼですよ。
きいわこです。また、長くなってごめんなさい。
>呂后と持統天皇
自分で書いた後、二人の立場の違いに気がつきました。
持統天皇と夫の天武天皇は同族(叔父と姪)だから、利害の一致度は高いけど、
呂后と高祖は、呂氏と劉氏だから、統一までは利害が一致しても、その後の目的は、ずれます。
単純に愛情の問題じゃないなあと……当たり前ですね……。
強国 唐が誕生して、白村江の戦いでボロボロになり、国家体制を固めないと大変な飛鳥時代の日本と、長い間の戦乱やら秦の厳しい統制でくたびれた当時の漢では、政治のあり方も変わってきます。
私には、持統天皇が積極的で、呂后が消極的というイメージがあり、積極的な方を評価したくなります。
が、当時の漢では、消極的な方法があってたのでしょう。
司馬遷の評価は、未だに意味がわかりません。
呂后の君主としての力量を評価しているのか、君主が変に人民に干渉するより、宮廷の争いに終始してくれた方がありがたいという皮肉なのか。
秦の悪法を、恵帝や呂后の時代に廃止し、匈奴の出兵も怒りを抑えて見合わせているし、
庶民に近いところにいた方だから、民には優しかったのかもしれません。
持統天皇は、超お嬢様(苦労人だけど)ですから、民には厳しかったかも。
と、いうわけで、政治家としては、甲乙つけがたいです。
もっとも、キュートな呂后を主役にした漫画が出たら、変わるかも。
>きいわこさま
>持統天皇と呂后
考えたことがない比較…なんですが、
自分の息子を至尊の位につけるために画策して諸皇子を追い落とし、
報われずに自分が権力を握ってしまうあたりが似てるんでしょうか。
両者を比べたときに、呂后人ブタ事件などはマイナス点としてやっぱ
り気になってしまいます。
ただ宮廷内粛清を脇にのけたときの、政治的業績はどうでしょう?
司馬遷は呂后本紀の最後で褒めてるみたいですが。
>ラムセスと、イル・バーニに、コロんでいます。
名脇のふたりですね。
ラムセスはともかく、イル・バーニは長生きしないんじゃ…(という
予感がします)。
>よこぴいさま
>始皇帝がダム作ってたっていうのは驚いたなあ。
「鄭国渠」っすね。あれは最近の発見じゃなくて、『史記』河渠書と李
斯列伝にも載ってる話なのですが。
緑豊かな関中平野ってのも想像しがたいですが、むかしは華北地方も亜
熱帯だったらしいですし。
一万年のスパンで間氷期から氷期に向かってるのと、人為的な森林伐採
(自然破壊)と両方あったんでしょう。
>四大文明展(中国)はどうもこの辺(松山)じゃ、広島と香川でやるみたい。
広島県立美術館 2001年4月〜6月
香川県歴史博物館 2001年2月24日(土)〜4月1日(日)
の予定らしいですね。行こうか。
>江楚材晋卿さま
>スタジオジブリのスタッフが手がけていて、いい作品に仕上がってますね。
なんかもう一度見たくなってきました。
TVで見たのが一昔前で、もうほとんど忘れてしまってますんで。
>RUNさま
>酒見氏の「陋巷に在り」は
>第一巻だけ買ってストップしてます。何やら超能力者小説っぽいんで。
「陋巷に在り」は、この掲示板でも何度か話題に出て、評判高いです。
読まねば!って言いつつ、まだ読んでない亭主ですが。
覚えてますかー。一蒼天、エセ中国ファンです。
「黄河文明」、途中見で観損ないましたー。ああ悔しい。
酒見賢一の「後宮小説」なら小説でも読んでアニメも見ました。
リングの作者原作のアニメも最近偶然見つけて観ました。
リングとかけ離れたテーマで驚きです。酒見氏の「陋巷に在り」は
第一巻だけ買ってストップしてます。何やら超能力者小説っぽいんで。
でも「後宮小説」」は小説もアニメも良いですね。
しばらくぶりの江です。
ちょっと前に「後宮小説」で盛り上がってましたね。
アニメ「雲のように風のように」は小説よりずいぶんと簡略化されてますが
スタジオジブリのスタッフが手がけていて、いい作品に仕上がってますね。
李小狼さんみていたんですね。ああもっと早くここに遊びに来ればよかったなあ。
僕は友達が近所のレンタルビデオ屋さんで借りてきてくれてダビングさせてもらったんで
慌てて確認しちゃいました。やっぱりいいお話です。
よこぴいです。
黄河文明は面白かった!
始皇帝がダム作ってたっていうのは驚いたなあ。
関中平野が緑豊かな世界ってのも想像できないよね。
四大文明展(中国)はどうもこの辺(松山)じゃ、広島と香川でやるみたい。
攻めとく(笑)!?>Nagaichi氏
きいわこです。今日は、蒸し暑いですね。
>里中満智子の歴史マンガ
『天上の虹』(持統天皇が主役、まだ続行中)→『長屋王残照記』→『女帝の手記』(称徳天皇と道鏡の純愛)を続けて読むと、飛鳥〜奈良時代の歴史が頭に入るという、優れものです。
特に、天智天皇と天武天皇を中心とした、複雑怪奇な家系図がインプットされるから不思議。
『天上の虹』では、持統天皇が史記を読み、「私と呂后は違うわ」と自分に言い聞かせているシーンもあります。この二人は、取り巻く人間関係が似ているんです。
(ひょっとすると、里中満智子が最初に指摘したかも?)
斉王 劉肥=高市皇子、超王 劉如意=大津皇子、恵帝 劉盈=草壁皇子、
と、交換可能。
私は、呂后より持統天皇の方が好きです。持統天皇の方が旦那サマへの愛情があるような気がして(これは、マンガの影響を多分に受けています、はい)
>『天は赤い河のほとり』
サイト情報ありがとうございます。さっそく覗いてみました。
年代からすると、やっぱり、ラムセスがファラオになった時、かなり年齢いってますね。(70才ぐらい?)
連載中には、ラムセスのファラオ姿は拝めないみたい、残念。
(ラムセスと、イル・バーニに、コロんでいます。カイルにはユーリがいるからいいやってことで)
>きいわこさま
里中満智子は読んだことがないんですが、歴史ものも書いてるみたいですね。
「長屋王〜」とか興味をそそるなあ。
『天は赤い河のほとり』ですが、
http://www1-1.kcn.ne.jp/~t-takumi/
あたりを見ると、カイル君(ムルシリ2世)実在が確認できます。
エジプト19王朝のラムセス1世(位前1295?-94?)の即位って、
ヒッタイト・ムルシリ2世(位前1344?〜15?)没後なのね。
年代比定は難しそうだけど。
こんにちは。きいわこです。
>篠原千絵『天は赤い河のほとり』は意外に歴史離れ度が低いかも…あれでも。
ついに買って、3日ぐらいハマリました。面白いです!ヒッタイトの勉強にも役立つし〜。
歴史離れ度が低いのを一つ思い出しました。
里中満智子『アトンの娘』です。ツタンカーメンの王妃が主役です。
>皆さんは読書感想文は好きでした? 嫌いでした?
嫌いでした! 今では本のヨレヨレ感想文ページを作っておりますが、子供の時は、駄目。
本はそこそこ読みましたが、感想文を書くための本の選定と読書というのは苦しいです。
あとがきや解説を上手く活用してノタノタ書いた覚えがあります。
教科書に取り上げられた作家というだけで毛嫌いしていました。
よって、未だに近代日本文学、避けています。(と言い訳)
>そういえば、この「後宮小説」をベースにしたアニメ
これファンタジーノベル大賞の受賞した作品でしたっけ?
おなじファンタジーノベルでのデビュー作『楽園』のアニメは見たことがあります。
今では知りませんが、当時、受賞作はアニメ化されることになっていたのかもしれません。
『リング』の作者と同じと知り、驚きました。
夏休みが欲しい〜。学生がうらやましい〜。管理人です。
>よこぴいさま
>先日は我が家での饗応を気に入って頂けたかな?よく寝てたね〜(笑)。
新婚家庭の邪魔をしたあげく、タダ飯食って熟睡…。
この世の天国ざます。
いや、あい済まなかったざます〜。p(^^;)
>NHKの黄河文明が地震のおかげで番組潰れたけど、今度11・12日に放送されるそうな。
情報ありがとう。
8月11日(金)0:15〜
8月12日(土)21:45〜
らしいですね。忘れずチェックいたします。
>三國誌さま
いらっしゃいませ。はじめまして。
人物事典を見ていただいたそうでありがとうございます。
三国時代は最近忘れてまして〜。p(--;)
>この中平という年号はこの年の12月からで,この時は光和七年だと思います.
たしかに「十二月己巳赦天下改元」で、それまでは光和年間ですね。
すみません。m(_ _)m
>蔡ヨウの間違いではないでしょうか.
たしかに、[巛+邑]の字は漢音がヨウで、呉音はユということで、
蔡ヨウが正しいようです。
以上二点、今日のうちに訂正しときます。m(_ _)m
ご覧のとおりの粗雑なつくりですので、今後もなにか気づいたらどんどんご指摘
ください。
初めまして.三國誌といいます.
人物辞典を見させて頂きました.
とても良くできています.これからも更新頑張って下さい.
ところで,その内容の一部間違いと思われる部分がありましたので,
ご報告させていただきます.
「漢」の所に,
張角(?〜184)
鉅鹿の人。(中略)中平元年(184)の三月に洛陽で蜂起する計画を立てたが、事前に漏れたため決起した(黄巾の乱)。(後略)
とありますが,
この中平という年号はこの年の12月からで,この時は光和七年だと思います.
もう一つ,同じく「漢」の項に
蔡ユウ(132〜192)
とありますが,蔡ヨウの間違いではないでしょうか.
(参考・ちくま学芸文庫発行「正史三国志8」)
では.
元気かい、Nagaichi先生♪
先日は我が家での饗応を気に入って頂けたかな?よく寝てたね〜(笑)。
その日、NHKの黄河文明が地震のおかげで番組潰れたけど、今度11・12日に放送されるそうな。見逃さぬようにね。
四大文明展が四国に来たら一緒に行こう。でも松山では何するんだろ・・・?
>李小狼さま
夏休み…からくにの言葉でござるかな?拙者存ぜぬぞよ〜(^^;;...
>実は、この読書感想文というのが一番大嫌いな宿題でした。
分かります、分かります。本読むのは好きだけど、感想書けと言われて
原稿用紙何枚も書けるものじゃない。あらすじで大半埋めて、感想は数
行なんて技を使ってましたねえ。p(^^;)
>この「後宮小説」をベースにしたアニメをずいぶん前にレンタルビデオで
>見たような記憶があるのですけど、誰か知ってます?
たしか「風のように雲のように」でしたね。
かなり昔にテレビで見たことがあります。
酒見賢一さんの原作のほう読んでないんですよね、僕は。
ただ今、日本は夏休みの真っ最中!(←個人的には関係無いけど・笑)
でもって、夏休みの宿題の定番なのが読書感想文。
実は、この読書感想文というのが一番大嫌いな宿題でした。
いや本を読むのは好きだったんですが、本の感想を書く、ということが苦手でした。
皆さんは読書感想文は好きでした? 嫌いでした?
そんな「読書感想文拒絶症(笑)」の中、唯一「まとも?」に書けた本があるので
紹介します。
↓できいわこさんがちょこっと書いてますが、酒見賢一氏のデビュー作「後宮小説」です。
10年くらい前に発売して、当時は、かなりのベストセラーになったみたいです。
ご存知の方も結構いると思いますが、今でも強い印象は残ってます。
まあストーリー自体は、中国古典作品とかをごっちゃ混ぜにしたフィクションですけど
レベルは高くて非常に読み応えはありました。ぜひ読書感想文の一冊にどうぞ。
そういえば、この「後宮小説」をベースにしたアニメをずいぶん前にレンタルビデオで
見たような記憶があるのですけど、誰か知ってます?
>江楚材晋卿さま
>先週まで学校の試験でした。卒業かかってました。
どうもお疲れさまです。
>なかなか中世の甲冑とかをしっかり説明しているものが見つからなくて苦労しました。
>結局近所の図書館で何とか見つけてはきたんですけどね。
>でもやっぱり史実どおりに描こうとすると「地味」なんですよ。
分かるような気がします。
甲冑の資料って、そこらの書店ではあまり見ませんよね。
中国の鎧甲でも、はたまた西欧の十字軍なんかのチェーン・メイルでも、
史実そのままに絵にするとすごく「地味」です。
マンガの『蒼天航路』見ながら思いますけど、目立たせるべき人物は、地味な
中でも工夫を加えてますね。
『墨攻』は主人公も端役もおそろいで地味ですけど。鎧より人物の異相で目立
たせているんですかね。
だれているのを季節のせいにしている管理人・永一です。
>きいわこさま
>ファイナルファンタジーIX終りました。今回のFFは、シリーズ中最高じゃないんでしょうか
追い抜かれてしまいましたね。
シリーズ中最高ですか?
僕は最近のものをやってないので、比較しようがないんですが、質的進歩には隔世の感が
あります。
僕のほうはDISK4に入ってはいるんですが、アビリティーやアイテムやカード集める
のに夢中で。
それと…オイルは手に入れたけど、モグネット本部はどこじゃー!とか
カエルいるとこはどこじゃー!(現在3ヶ所発見)とか
星宮シリーズはどこじゃー!とか叫んでます。
つまりシナリオの本筋は止まったままなんですね…。(^^;)
大体レベル五十なんぼもあって、それでもときどき全滅するうちのパーティー
(しかもワールドマップ上)とはこれいかに?
>〜平安時代……古代 鎌倉〜戦国……中世 江戸……近世 明治〜終戦……近代
日本史の時代区分…よく知らないですけどp(--;)、大体定説なんじゃないですか。
織豊政権(安土桃山)は近世らしいですね。
>魏志倭人伝など資料価値がないと、言いきっちゃうんですから。頭がクラクラします。
いや僕も通読は挫折しましたよ。しんどいです。
各章ごとにツッコミ入れながら読める本ですが、たしかに魏志倭人伝の章は目立ちますね。
「記述を逐語逐一としては信用できない」くらいの結論ならともかく、一刀両断「資料価値
がない」ですからね。
だいたい魏志倭人伝をまともに読んで検証していないとこがすごいです。
倭人伝の文章じたいは邪馬台国の位置の比定くらいしかろくに考察してないのでは。
魏志倭人伝の記述と考古資料とが一致すると思われてる部分も無視かいって。
他の正史、とくに『明史』日本伝を引き合いに、信用できない論拠とするあたりも情けなく
て泣けます。
>古代オリエントの大雑把な歴史を掴める小説やマンガがないかなーと、物色中です。
マンガはいくつか思い浮かぶんですが、やたら歴史離れしてますからねえ。
細川智恵子『王家の紋章』とか竹宮恵子『ファラオの墓』とか
異色なところで秋里和国の『青のメソポタミア』とか。
篠原千絵『天は赤い河のほとり』は意外に歴史離れ度が低いかも…あれでも。
オリエント通史を扱った小説やマンガって確かに見たことありませんね。
>内藤猫次郎さま
お久しぶりです。故・内藤湖南先生の名を拝領なさったのですね。(^^)
>白水社の「文庫クセジュ」シリーズ
うちになぜか一冊だけ転がってます。
レイ・タン・コイ『東南アジア史』…ってヨーロッパと関係ないですね。(^^)
>ドイツでも大体日本みたいな論争やってるんですねえ。
総称してリビジョニズム(歴史修正主義)と呼ぶんだそうです。
本来は「歴史の学会やその定説に対する異議申し立て」くらいの意味らしいんですが、
現在のはかなり国粋的なナショナリズムが入って色がついてますね。
日本でもそうですが、動機のほうが先走ってることが多いです。
断片的な揚げ足取りである事実全体を否定しようとしたり、
あるいは全くのトンデモ説を立てている場合もよくみかけますね。
学会への影響というより、大衆的影響力のほうが無視できない運動かと。
>・・・
え〜と以下、管理人による懺悔です。
「朱子学=近世説」についての自堕落先生さんへのレスが、やたらと的外れだったことに
今頃気づきました。
「朱子学=近世説」って京都派の立派な説だったんですね。
そういう基本的なことも気づかずに、妙な質問まで重ねてしまった不明をお詫びします。
#宮崎市定『中国文明論集』収録の「東洋のルネッサンスと西洋のルネッサンス」を読み
#直していて恥をさらしていたことに気づきました。
時代区分の議論についてですが、最近出た本で堀敏一『中国通史』(講談社学術文庫)
の終章にあるのを見つけました。著者は東大の人らしいですけど。
お久しぶりの江です。
先週まで学校の試験でした。卒業かかってました。あとは人事を尽くして天命をってやつです。
手なわけでしばらく死ぬ気の勉強タイムでした。
今はコミケに友人が出す「Age of empress」っていうパソコンゲームの同人誌の
表紙を描こうとしてるんですが、資料がなくて困るんですよね。
なかなか中世の甲冑とかをしっかり説明しているものが見つからなくて苦労しました。
結局近所の図書館で何とか見つけてはきたんですけどね。
でもやっぱり史実どおりに描こうとすると「地味」なんですよ。
森英樹さんの「墨攻」みたいになってしまいます。(けして悪い事ではないんですけど)
歴史ものの絵を描く時に一番困ってしまうところです。
くやしいので、しばらく離れてた西洋の歴史も調べてみたいと思います。
それでは。
おひさしぶりです。
内藤猫改め内藤猫次郎です。
>次はヨーロッパの中世ものが読みたいです。
>なにかおすすめの小説とか、本ありますか?
そもそも日本に中世ヨーロッパもの書ける実力のある人って居るのかなあ。
ギリシアかローマばっかなのがちょいと不満です。
白水社の「文庫クセジュ」シリーズは全てフランスで出版された同名の叢書を
邦訳したものなので中世ヨーロッパものも多いですヨ。
>自由主義史観とかいう美称より自画自賛史観の名のほうがふさわしいと思いま
>すが。
最近、ユルゲン・ハーバーマス『近代 未完のプロジェクト』という本を読んだ
んですけど、ドイツでも大体日本みたいな論争やってるんですねえ。
さすがにナチ万歳とは言いませんけど「プロイセン帝国復興!」とか。
日本でもそっくり話をよく聞くのでアラアラといった感じです。
こんにちわ。きいわこです。
ファイナルファンタジーIX終りました。今回のFFは、シリーズ中最高じゃないんでしょうか。
時代区分の説明、ありがとうございます。よくわかりました。世界史編まで教えてくださって、
ちなみに、日本だとどうでしょうか?
〜平安時代……古代 鎌倉〜戦国……中世 江戸……近世 明治〜終戦……近代
というところで、特に論争はないのでしょうか。
>>ところで国民の歴史(西尾幹二氏の著作でベストセラー)が中国をけなしているのがむかつく。
今日、本屋で批判本を見かけました。
私は、『国民の歴史』邪馬台国のところだけちらほら立ち読みして、挫折しました。
魏志倭人伝など資料価値がないと、言いきっちゃうんですから。頭がクラクラします。
ヨーロッパ史ものって、確かに見かけませんねー。
古代ギリシアだと、酒見賢一氏と、阿刀田高氏かな、思い出せるのは。
それこそ、ヨーロッパの作家だったら沢山いるでしょうねー。
最近の本屋では、ラムセス3世とか、アレクサンドロス大王なんか見かけますが。
(小説か伝記かも知らないんです)……全然ヨーロッパ史じゃありません、はい。
あと、塩野七生さんもいらっしゃいますね。(でも小説かな?)
古代オリエントの大雑把な歴史を掴める小説やマンガがないかなーと、物色中です。
ヒッタイトのマンガ『天は赤い河のほとり』篠原千絵……読んだことないんですが、気になります。
暑中見舞いを手書きで書いて、いっこうに進まない管理人です。
うちのPCはプリンターがないのよ、トホホ。
>ミキオさま
こちらもリンク確認しました。
これからもよろしくお願いします。
>実際に奴隷制度があったかどうかの疑問があるところですけど。
そうですねえ。講談社学術文庫の貝恂ホ樹・伊藤道治『古代中国』では、殷代に奴
隷が存在した(p193)ことには言及されてます。しかし西周期については学会に論争
がある(p283)ようです。春秋期はどうもよく分からないですね。
>自分としては五胡十六国から五代までをひとつながりという異説をたてます。
なるほど、漢民族の周辺民族との関係や混血による民族的再編で時代区分を捉える
わけですか。ただ前近代と近代以降の区分をどこに置きますか?清末といっても、
アヘン戦争(ウェスタン・インパクト)と辛亥革命と大きな区切りが二つあります
が。もともとウェスタン・インパクトで区切る説が多いようですし、民族的関係で
考えるなら、そのほうが首尾一貫してると思いますが。
>勇者ワラランさま
おひさしぶりです。
「三國志VII」はハッピーエンディング見てませんし、ちょっと放置してるん
ですが…。たぶん、プレイヤーの武将(&君主)の在所の民衆の好感度や自陣
営の武将の好感度によるのではないかと思ってるのですが。たぶん何も考えず
にひたすら統一を急いでもダメなのではないかと予測してます。その手の情報
のありそうなサイトも見てませんので、個人的見解です。
>自堕落先生
はじめまして。
>朱子学=近世説については、中公新書の徳川思想小史(源了圓著)にかかれている説明が
>わかりやすい。
思想の発展で区切るんですね。
僕は思想は弱いんですが、古代と中世はどのあたりで区切られるんでしょう。
諸子百家〜始皇帝の焚書の戦国・秦あたりか、
董仲舒や劉向親子らによる儒教国教化の時期か、
黄老道から老荘に発展する六朝時期あたりでしょうか。
>ところで国民の歴史(西尾幹二氏の著作でベストセラー)が中国をけなしているのがむかつく。
お気持ちは分かります。
中国の政治や体制を批判するなら分かりますが、中国の文明や文化や民族性を
貶して、自国の歴史を美化してるだけですからね。
中身は排外的民族主義のそれでしょう。事実誤認も多いようですし。
自由主義史観とかいう美称より自画自賛史観の名のほうがふさわしいと思いま
すが。
藤岡教授の授業受けてらっしゃるんですか?東大の教育学の先生でしたっけ?
>ピロ皇帝さま
ごぶさたしてます。
ヨーロッパものはあまり読んでないんですが、
塩野七生さんとか、ちらほらと読んでます。
たまに読むとよいかなと。
>白痴さま
いらっしゃいませ。
佐藤賢一氏は僕は知らないです。今度見てみましょう。
藤本ひとみさんは敬遠してます。
この人のファンタジーの『黄金拍車』に拒絶反応を受けて以来、かな。
>東太后さま
はじめまして、ですよね。
「ベルばらもどきのやつ?」とはどんな作品ですか?
池田理代子さんの漫画は学生時代にいくつか読みましたが。
そういえば、ヨーロッパの中世ものってあまりありませんよね。
ベルばらもどきのやつ?はけっこうありますけどね。
やっと氏へ
欧州を題材にした小説といえば、直木賞作家の佐藤賢一氏がお薦めです。講談社文庫で
ジャガーになった男、単行本で少し高いですが王妃の離婚が面白い。熱狂的ファンです。
あと新潮文庫で藤本とかいう名の人の作品もありますが、少し話がエロチックなので
おすすめはしません。
おひさしぶりです。
長い時間をかけて司馬先生の坂の上の雲を読破しました。
次はヨーロッパの中世ものが読みたいです。
なにかおすすめの小説とか、本ありますか?
中国史とか日本史関係の本ってたくさんありますが、ヨーロッパ系の
本って少ないですよね?僕が知らないだけかな。
時代区分論争もおもしろいですね。学会ではマルクス史観の横行していた戦後一時期流行ったそうですが。宮崎市定氏の東洋的近世(中公文庫)は面白かった。個人的には、朱子学という近代的思想の成立した宋代近世説をとりたい。これは京大系の考え方らしく、東大では異端だったらしいけどね。朱子学=近世説については、中公新書の徳川思想小史(源了圓著)にかかれている説明がわかりやすい。
ところで国民の歴史(西尾幹二氏の著作でベストセラー)が中国をけなしているのがむかつく。
自由主義史観論者の藤岡教授よ、教育学者の本分に戻れ。アジアを講義にことつけてけなすな。
ハッピーエンドの方法ないのか〜このゲーム
謎がおおすぎるぞ〜い
聖獣が手にはいら〜ん
宝物・武具類がそろわ〜ん
攻略本買わせるための光栄商法なのか〜
いいHPや方法しってる方教えてくださ〜い
有力な情報には三億GをNaigaichi氏と幸せいっぱいのよこぴい氏から
支払われます(爆)
て冗談よりもこまってます^^;。
たすけてください。
リンクありがとうございます。
こちらからもリンクさせてもらいました。
これからもよろしく御願いします。
>時代区分
おもしろいですね。
つまり、なにをもって線引きとするかで、意見が分かれているのですね。
中国の歴史認識はあきらかに共産主義からくる線引きで、実際に奴隷制度があったかどうかの疑問があるところですけど。
>時代区分は素人が異説をたててもよさそう
そうおもいます。そもそも便宜的な理由や、論文の論説上でつくりだされた区分ですからね。
自分としては五胡十六国から五代までをひとつながりという異説をたてます。
唐を開いた李氏を漢人ではなく、塞外の民として見て、唐を北朝の中原支配の延長とした説です。
古代から三国、晋までの漢人社会を古代。
その後、異民族が盛んに中国に入ってきて、混血化がすすんでいく課程を中世。
ふたたび漢人(意識の上だけでも)の社会となり、異民族との国家的規模での対立が始まった宋から清末までを近世、というのはどうでしょう。
>時代区分
下はあくまで一般論で個々の論者で違いはあると思いますが、
※東大学派
古代(〜唐・五代)、中世(宋〜アヘン戦争)、近代(アヘン戦争〜辛亥革命・五
四運動)、現代(辛亥・五四〜)
※京都学派
古代(〜秦・漢)、中世(三国〜唐・五代)、近世(宋〜アヘン戦争)、近代(ア
ヘン戦争〜辛亥・五四)、現代(辛亥・五四〜)
くらいの分け方なのでしょうね。
どちらにしても、唐から宋にかけて大きく変わったという認識のようです。
貴族社会から士大夫社会に変わったってのもありますし。
庶民文化も発展してきますし。
宮崎市定さんは宋代が中国のルネッサンス時代だということを強調しておられます
ね。
ちなみに中国(中華人民共和国)の公式の時代区分は、
原始社会(〜紀元前21世紀)、奴隷社会(夏〜春秋)、封建社会(戦国〜アヘン
戦争)、半植民地半封建社会(アヘン戦争〜1949年)、社会主義社会(1949年〜)
なんだそうです。
世界史(というかヨーロッパ史中心になってしまうのですが)の時代区分は、
古代(〜西ローマ帝国滅亡)、中世(ローマ滅亡〜ルネッサンス)、近世(ルネッサ
ンス〜フランス革命)、近代(仏革命〜第二次大戦)、現代(第二次大戦後〜)
くらいが一般的では。って、素人が勝手なこと言ってます。
でもまあ、時代区分は素人が異説を立ててもよさそうな気がしますねえ。(^^;)
>きいわこさま
掲示板のレベルを下げてることに関しては、管理人のほうが上ですから。
的外れなことを好き放題に言っとりまして。ああ〜見苦しい。
>>僕はきいわこさんが美女だと信じてますよ。(^^)
>え、えーと……。まあ、信じて楽しいことは信じた方が幸せってことで。(汗)
いやいや、内面からにじみ出る美女は、容姿を見なくても分かるのです。(^^)
こんばんは。きいわこです。
>僕はきいわこさんが美女だと信じてますよ。(^^)
え、えーと……。まあ、信じて楽しいことは信じた方が幸せってことで。(汗)
実は、1週間ばかり油断していたら、さっそく体重が0.5kg増えていました(泣)
やっぱり、美女への道は、イバラの道のようです。
>>月刊メロディ連載の加藤四季『お嬢様と私』というマンガを御存知でしょうか。
続報です。8月29日頃に、初コミックスが出るそうです。私は今から楽しみにしております。
>近世は、960年の宋の成立から1840年のアヘン戦争までというのが一般的では
>ないでしょうか。
今、岩波文庫の宮崎市定『中国文明論』を眺めております。私ゴトキには歯が立たない
本なので、サクッと読み飛ばしている最中です。(結論だけ先に読むの技で)
なぜ宋から近世なのか、多分ちゃんと読めば分かるのでしょうが……難しいです(泣)
きっと東大学派の本でも、難しいんでしょうね。
そもそも、世界史の基本で、古代・中世・近世の区別って、知らなかったりして。
(大体、日本の平安時代まで古代というのは、気に入らなかったりします。)
前回はどうも。でその範疇を中世だと言い張ってる人は
近世を省いて近代になってしまうわけですが、やはりとい
うか、さすがというか3000年ともなると明確に時代区
分を推し測れるもんじゃないですね。
追記 課題何とかなりました。
>TAMさま
いらっしゃいませ。
中国の時代区分もいろいろありますが、
近世は、960年の宋の成立から1840年のアヘン戦争までというのが一般的では
ないでしょうか。
異説もあったと思いますし、東大学派と京都学派の説では違ったような気もしますが。
誰か中国の近世がいつからいつまでなのか答えてくれーー。
たんいが、単位が・・・(焦)
おもむろにファイナルファンタジー9を買って遊びはじめた亭主です。
RPGをプレイするのは学生時代以来で×年ぶり…ですがハマりました。
ヒーローは盗賊で、ヒロインはお姫さまで、がんこなオッサンが追いかけてきて…
というと、『カリオストロの城』のパクリのようですが(笑)。
ムービーが美麗で、劇場的感覚ってのがありますね。
さてさて
>1ファンさま
>人物事典の更新着々と進んでいるようですね。
>誰が増えたのか全然把握してないですけど・・・
>ちなみに全部で何人になったんでしょうか?
いや、遅々として進んでないです。
誰が増えたか、全部で何人か、ってのも作ってる自分が把握してないです。p(--;)
だいたい名前と生没年のみ挙げておいて、
ひまを見てあたかもクロスワードパズルのように飛ばし飛ばし項目を埋めて
いくなんてことしてますし。項目埋めてあってもそれが完成文とは限らない
です。別の資料を見つければ文章変えたりしてますし。
今回は明代中期あたりの人がそこそこ記述が増えていると思います。
>長らく更新していなかったHPにケ禹伝をアップしました。
あとで見に行きます。
>ケ禹って政治家と思ったんですけど武将としての活躍がメインだった
>ようです。
いや政治家として何をしたってわけでもないでしょう。
政治より軍務の人で、戦略的参謀の要素の強い将軍でしょう。
光武帝の二十八将の筆頭ですし。
光武帝との強い信頼関係と、「功名を竹帛に垂る」という現実的感覚との
両面をもつ人ですね。
>RUNさま
どうもいらっしゃいませ。
>彼には文明至上主義的な面が濃厚です。暴虐な覇者を
>裏で操作し利用して文化人が主導して平和と秩序を再建する事が
>陳舜臣氏の理想なんでしょうね。
陳舜臣氏が文明至上的な考えの作家だということには、僕も賛成です。
作品としても、乱世の中にあって覇者を裏面で誘導しつつ、民衆と文化を庇護
しようとする人物(知識人・宗教人)にスポットを当てて書かれたものが多い
のも事実です。
ただ陳氏が旧体制を擁護しているとか、エリート主義や官僚体制みたいなもの
を賛美しているとか、もしそう取るのなら、それは言い過ぎのように思います。
陳氏の通史(『中国の歴史』ほか)はそういう悪弊は悪弊として批判しています。
乱世の惨禍から民衆を現実的に救済しうるのは、知識をもたない無名の大衆の自
覚ではなく、一部の支配者や知識人の良心と政治力でしかありえなかったという
前近代の時代的制約がそのまま作品に表出しているので、あたかも良心的知識人
による統治(徳治)が陳氏の理想であると見えなくもないですね。
ご無沙汰してます。覚えておいででしょうか。陳舜臣氏の小説の
話題が出てましたね。私も彼の本から中国史に入門した者として
かの意見に賛同します。確かに彼の著作には宗教家なり知識人が
暗躍して曹操やチンギスハンのような覇者の覇業を援助する例が
多いですね。彼には文明至上主義的な面が濃厚です。暴虐な覇者を
裏で操作し利用して文化人が主導して平和と秩序を再建する事が
陳舜臣氏の理想なんでしょうね。現代中国が知識人を冷遇している
事に対する氏の憤りを感じます。ただ士大夫という一部の知識人の
支配体制が古い中国の悪弊を考えると陳舜臣氏の理想に必ずしも全
面的に賛同しかねます。
こんばんは。
人物事典の更新着々と進んでいるようですね。
誰が増えたのか全然把握してないですけど・・・
ちなみに全部で何人になったんでしょうか?
長らく更新していなかったHPにケ禹伝をアップしました。
改行無くて見にくいですけど。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~dnak/sangoku/touu.htm
ケ禹って政治家と思ったんですけど武将としての活躍がメインだった
ようです。
いちおう管理人…です。
ここ数日完全に現実逃避してまして、ネットのほうもご無沙汰でした。m(__)m
その代わり、積ん読本がだいぶ減りました。
面白かったのが、
浅野裕一『儒教・ルサンチマンの宗教』(平凡社新書)
ジュディス・メリル編『SFベスト・オブ・ザ・ベスト』(創元SF文庫)
スタニスワフ・レム『ソラリスの陽のもとに』(ハヤカワ文庫)
でした。
>ギムさま
> 陳先生の『耶律楚材』、ヤラワチ好きなギムとしては主人公とタメはってると言う事で
> 結構うれしかったですねー。
いやヤラワチのことはよく知らないのですが、p(--;)
陳さんの小説では楚材のライバル的な位置づけでしたね。
でもいまいち小説中での活躍が少なかった気がします。
というか、ライバルが多すぎて印象が拡散していたというべきですか。
> 北条時宗かー。
竹崎季長出るんですかね?
「蒙古襲来絵巻」の人ですけど、出ても1シーンだったりして。
> バイバルスや、フィリップ・ベル(端麗王)とかの時代ですからねー。
マムルーク朝の英雄やフランスの王様が出てくるか?はともかく。
せっかくモンゴルですから、そういう世界史的視点もほしいですね。
でもNHK大河ドラマって日本を離れたことないんじゃなかったかなあ…。(^^;)
>1ファンさま
> 8000ヒットおめでとうございます。
どうも、ありがとうございます。これからも頑張ります!
> フビライは中国人俳優を物色中なのではないでしょうか?
そうですかねえ。フビライ出すとしても日本人が演っちゃうような気がするんです
が。
モンゴル人の役を中国人が演じるのも日本人が演じるのも、同じく嘘には違いない
ですし。あっ、だからこそ中国人役者ってのもアリか…。
最近大河の配役もよく分からんところがあるので、読めません。
8000ヒットおめでとうございます。
時宗はまた歌舞伎関係の人が主演らしいですね。
金沢実時がピーターだったような・・・(何でや)
フビライは中国人俳優を物色中なのではないでしょうか?
ところで以前後漢書全巻購入されている方がいらっしゃったみたいですが
日本語訳なのでしょうか?
気になってました・・・
そうすると、20世紀梨はどうなるのでしょうか?
>耶律楚材
陳先生の『耶律楚材』、ヤラワチ好きなギムとしては主人公とタメはってると言う事で
結構うれしかったですねー。
宮城谷先生の『天空の船』の伊インと性格・設定が似ているような気が・・・
>北条時宗
北条時宗かー。
渋い時代をついていますね。
竹崎季長とか出るんでしょうねー。
個人的に安達安盛を、萩原なが流にやって欲しい所です。
バイバルスや、フィリップ・ベル(端麗王)とかの時代ですからねー。
そう考えると楽しみですよねー。
20世紀FOXは、21世紀になると21世紀FOXになるのか?
真剣に悩んでいる…p(^^;)管理人です。
>源さん
>さすがに鋭い永一さんの感想ですね。陳さんファンのつもりでしたが、今言われて見て
>やっと陳さんの小説の中に流れている思想の一端を理解できたような気がします。
うっ!いや、単に思いつきで言っただけなんですけど。
妙なホメかたしないで下さい。調子に乗ってはしゃげばいいのか、新手のホメ殺しかと
警戒すればいいのか、本気で悩みますから…。(^^;)
僕としても陳舜臣さんの思想を語れるほど読みこんでないですし。
ええと僕のほうは不義理をしてますが、間を空けませぬよう、またのご来訪をお待ちし
てます。
>1ファンさま
>私のブラウザでは8000手前なんですが
>実際もそうなんでしょうか。
そうですね。もうすぐ8000アクセス。
キリ番取った人はお知らせ下さい。
表彰・顕彰はしないかもしれませんが〜。
サイト立ち上げたときはここまで行くとは思ってませんでしたね。
>来年の大河ドラマは北条時宗らしいですね。
>
>フビライはやっぱりでるんでしょうねえ。
出ることを期待したいですね。でもモンゴル草原の場面はないかな〜。
大都の城市は出るかな。宮廷に端座するだけのフビライはいやですね。
最近カウンタの回りがいいですね。 7777は誰が取ったんでしょう? 私のブラウザでは8000手前なんですが 実際もそうなんでしょうか。 チンギスハンとはちょっと違いますが 来年の大河ドラマは北条時宗らしいですね。 フビライはやっぱりでるんでしょうねえ。 中国の皇帝が出る大河って斬新です。
『チンギスハーンの一族』は未読なんですけど、あれはナイマンのマリアからは >じまるんじゃありませんでしたっけ?『耶律楚材』もそうですし、『秘本三国志』 >なんかもそうなんですけど、宗教サイドから治乱興亡の歴史を扱う−宗教者が乱 >世の人々を救おうと奔走するのを描く−というようなスタイルを取った作品が陳 >さんにはありますねえ。 さすがに鋭い永一さんの感想ですね。陳さんファンのつもりでしたが、今言われて見て やっと陳さんの小説の中に流れている思想の一端を理解できたような気がします。 陳さんファン失格です。どれだけ陳さんの本読んでいても、こんなこと理解できないよ うでは駄目ですね。もっと勉強してきます。 そんじゃ、またいつくるかわかりませんが、再見(See you again)!
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