Magical Logic Factory Presents
PC温故知新
SHARP MZ-80K2
私が初めて所有したPCが、このMZ-80K2でした。 当時のPCのほとんどはROMでBASIC言語を内蔵しており、 電源を入れればすぐにBASIC言語を使えるようになっていたのですが、 目の付けどころがシャープなMZシリーズは「クリーンコンピュータ」と称して ROMには基本サブルーチンとごく簡単なモニタプログラムのみを搭載し、 あとは当時としては大容量の最大48KBのRAMにユーザーの載せたい 言語やOS(?)を読み込み使用できるという、今のPCとほぼ同様な構成になっていました。とはいえ、外部記憶は写真のCRT右にある1200bpsの カセットテープレコーダしかなく(フロッピードライブもあとで発売されたけど 高値の花だった)何をやるにもまずテープをセットして数分間待たなければ いけなかったのでした。MZ-80K/Cシリーズは、まずセミキットのMZ-80Kが発売され、 キーボードとモニタが改良されRAMが48Kに増設されたMZ-80C、MZ-80Kと同スペックだけど完成品になったMZ-80K2、廉価版のMZ-80K2Eがあります。さらに後継機としてMZ-700, MZ-1200, MZ-1500 、姉妹機としてMZ-80B, MZ-2000, MZ-2200, MZ-2500などがありますが、 これは別途紹介したいと思っています。
SHARP MZ80K/Cシリーズ用
ゲーム画面紹介
SHARP MZ80K/Cシリーズ用のゲームを画面付きで紹介します。はっきりいって、MZ80K/Cシリーズを知らない人は見ないほうが懸命です。当時、実際にこのコンピュータに触ってた人じゃないと画面を見ても何の感動もわかないどころか、これが何なのか理解に苦しむのが当然だと思うからです。逆に、これらの画面を涙なしには見れなかったというあなた、懐パソ掲示板で一緒に昔話で盛り上がりましょう!
なお、ここで使用している画面は、MZ700WinというWindows上で動作するMZ700エミュレータで実際に動作させている画面を取り込んで作成しました。10数年前のソフトたちを現代によみがえらせてくれたMZ700Winの作者まるくん氏に感謝します。
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