私が好きな島朗八段の著作のタイトルをまとめました。 (→日本将棋連盟サイト内紹介ページ)
島朗八段応援サイトってまだないんですね。どなたか作りませんか?
一つの戦法に絞った定跡本としては史上最高です。とにかく詳しい。とにかく本気。
文庫版で復刊するといいですね。
羽生の七冠フィーバーにあわせて出版された本。一般にはあまり知られていない将棋界の仕組みがわかる、表題通りの本です。
一年間の新手をまとめるという新機軸の企画。残念ながらvol.2までで打ち切りとなってしまったものの、将棋界の誰かがやるべき仕事だと思います。
フィクションかノンフィクションか、境界線があいまいなのもまた良し。大山・升田時代とは違う棋士像を鮮やかに描き出しました。
この本がなかったら私が24で指将棋をしようと考えることはなかったかもしれません。局面の選定、3人へのインタビュー、コメントのまとめ、どれをとっても他人には難しそうなことばかりです。
81個それぞれの桝目にまつわる歴史的一着・構想・詰将棋などのエピソードを集めた本。目の付け所がよかったと思います。
各所で大絶賛されベストセラーとなったこの本。並の本とは注ぎ込まれた労力の密度が違います。毎コミならこの内容だけで6巻組のシリーズを作ったでしょう。著者だけでなく編集に携わった方々の貢献も見逃せません。変化が多いのに手順が頭に入りやすいページ構成、話題づくりを考えた宣伝コピー、書店で手に取りやすい装丁など、大手出版社は違うと思わされました。講談社には今後も将棋本を出版し続けてほしいです。
しかし、島八段の原稿が手書きだったのは意外でした。ページごとの字数が決まっているような本では、手書きだと大変そうです。(と思ったのですが、実際に字数を合わせるのは編集者の仕事でしょうか。)