_ 「ダブルブリッド」(中村恵理加、電撃文庫)を読む。 第6回電撃ゲーム小説大賞金賞受賞作、ということだが、 最近読んだ新人の作品の中では一番出来がよいと思う。
_ 怪(あやかし)と人間の関係が云々というお話なのでそれほど目新しさはないのだが、 主要キャラがわりときちんと描けているのでヒロインの行動に納得しやすい。 というか最初登場人物に反発していたのだが、読み進んでいくうちに感情移入できて嬉しかった。
_ 新人賞受賞作のわりに今後への伏線がわりとあからさまに張ってあるので、 そういう意味で続編希望。 続編が今回の作品と同じくらい面白くなるかどうかは不安もあるが、期待できる作家だと思う。
_ しかし主要キャラの一人が「山崎太一朗」というのは個人的にはどうかと思った。 まあ新井素子作品を読んでなければどうでもいいことなのかもしれないけど…。
_ 「ブギーポップ」アニメを見る。 小説版で存在を示唆されてただけのキャラを描く、というのは悪くないと思うのだが、 実際に描かれたのがこれでは…。精神的に強い、ようには全然見えない。 単に普通の女の子でしかない(それが悪いのではないが、小説版で想定されてたキャラと違う気がする)。
_ 「ダイガード」を見る。「白の契約」とかいっていきなり面白くなっている。 気に入らない部分もあるけど、あくまでも法を遵守しようとする自衛隊の司令官はなかなかいい感じ。 赤木のバカもほどほどで見るのに耐えられないほどではないし。
_ 「巴里・妖都変 薬師寺涼子の怪奇事件簿」(田中芳樹、光文社カッパノベルス)を読む。 とりあえず田中芳樹だし、面白くないわけではない。 でもやはり田中芳樹が書くほどの話ではない、と思ってしまう。
_ というわけで個人的には怪物がどうとかいう話はどうでも良くて、 涼子、由紀子、主人公の三角関係(?)だけを期待して読んでたりする。 これについては決着がつくとは思えないので、 由紀子をある程度以上魅力的に描いて活躍させてほしい(涼子だけ活躍しても面白くない) というのが本音だけど。
_ 「ビックリマン2000」を見てたらレスQ天女とか出ててなつかしかった。3代目とか言われてたけど。 昔のビックリマンの方が面白かった、というのは記憶が美化されてる面もあるだろうけど、 やはり昔のキャラの方が魅力的だったような気はする。
_ 徹カラ後、ファミレスで仮眠してから、アンミラへ。 営業時間が 8:30 からと書いてあったにもかかわらず開店していないのでむかつく。 仕方がないのでやっぱり近くのファミレスで時間をつぶした後、再びアンミラへ。 とりあえず神戸屋、馬車道よりもウェイトレスさんがかわいかったので許す (別にむちゃくちゃかわいいというほどでもないけど)。
_ やうみんさんたちは秋葉原へ行き、Gray Hound さんはワンフェスに行くというので新宿でお別れ。 埼玉では「彩の国さいたまマラソン」とかいうのをやっていて交通規制がしかれていた。 おかげで渋滞にひっかかったりしつつ、えいいちさん宅でお別れ。 17号は基本的に順調だったけど伊勢崎あたりで失敗。信号待ちで一瞬意識を失いかけてしまった。
_ 家に着いて「おジャ魔女どれみ #」の第一回を見る。 個人的にはなんかいまいち。 おんぷちゃんの存在意義が薄れてるし、赤ちゃんというと「ママは小学4年生」を連想してどうしても比べてしまう。 女王さまの作為が見えるのもちょっと。 さすがに「フィーメンニンは謳う」(by 山口美由紀)みたいなネタではないと思うけど。
_ 某Tactics系ファミレスオフ(?)。 10時に八王子に行くために5時に家を出発。
_ 信号とかでやたらひっかかったわりには2時間ほどで えいいちさん宅へ到着。 電話をかけたらまだ寝てたとのことで、「LEAF VOCAL COLLECTION」を聞きながらしばらく待たせてもらう。 「As time goes by」の素晴らしさに感動。ストーリー性のある歌詞は好き。 しかもむちゃくちゃ幸せそうだし。 というわけで、みさき先輩のドラマCDを聞きながら八王子まで移動。 おしゃべりしてたのでまともに聞いてなかったけど、茜の時ほどひどくはないようだ。
_ 八王子から相模湖まではえいいちさんに運転してもらう。 裏道というかむちゃくちゃ狭い道路(1.7m?)とか通ったりしてなかなか楽しいものがあった。
_ 相模湖駅でやうみんさん、あがぺーさん、Gray Hound さんと合流。 さらに再び八王子に戻って AIR さんと合流し、たい焼きを食べる。 とりあえず甘そうだから、という理由でチョコバナナのを食べたけど、 茜ファンとしては普通のあんこのものを食べるべきだったろうか、などと思いつつ、 ヨドバシカメラでお買い物。あやうくキティちゃんの DC を買わされそうになるが、 なんとかかわして普通のやつとオラタンのソフトを買う。
_ その後はブロパ→神戸屋→馬車道と移動。 ブロパではウェイトレスでなくウェイターが来たので残念だったがもともとこだわりがないのでその辺は気にしない。 あやしげな客だから隔離されたのではないか、という意見も出ていたけど。 神戸屋のウェイトレスさんは顔がいまいちで残念。
_ 馬車道はふだんでも行けるのであまりありがたみがない(好きだけど)。 花小金井店で食べた後、次の日に仕事があるという AIR さんと別れ、 とりあえず「馬車道三連看板」を見に埼玉へ戻る。ついでに「はいから亭」で焼き肉。 もっとも私はお腹いっぱいでほとんど食べられなかった。 あとは徹カラ。
_ 「ぽけかの 初恋のシンフォニー」(工藤 治、電撃文庫)を読む。
_ まず第1話の「愛田由美」編だが、 ヒロインよりも主人公の同級生の気の強い美人(名前忘れた)に勝手に感情移入してしまった。 確かに正統派ヒロインはかわいいけど、それ以上のものはないし、 第一大学生と小学生というのはかなり無理がある。 「お兄さん」とか呼ばれても別に嬉しくない。 元々そういう設定のゲームなのだから仕方ないのだろうけど。
_ それに比べると第2話の「植野史緒」編は年齢差が3つなのでかなり気が楽だった (それで「お兄ちゃん」呼ばわりするかどうかは疑問だけど)。 ヒロインが一方的に主人公に依存しているのではなく、 お互いに相手を必要としてるみたいな話だし、何かほほえましくて良い。
_ 第3話の「宝条院静香」編については、 まず幼い頃から縁談が決められているようなご大層な家の人間が、 どうして一般的な大学生と同じマンションに住むのか、という気がする。 その後の展開はまあ、こんなものかと思うけど、エピローグはちょっと納得できなかった。
_ 全体的にキャラが類型的だし、お話も当然そのキャラ設定に基づいたありがちな話なので、 意外性とかは全くない。 その手の属性のある人以外にはおすすめできない。
_ と思って見てたらもしかしてこの作者って「さよりなパラレル」 小説を書いて竹本泉MLで批判されてた人なのでは…。 もっとも、私自身はその本を読んでないので出来の良し悪しは分からないのだが。
_
ドラマCDの話
の
「目覚し時計食べる人です」、は「お風呂で眠る人です」のオマージュ
というのはもしかして「海がきこえる」の話なのでしょうか。
アニメ版は個人的にいまいちだったのでよく覚えてないのですが…。
_ しかし私って「ONE」関連商品ってほとんどことごとくけなしているような…。 例外はコミケ時に Tactics ブースで売ってたPCエンブレムくらいか (茜以外はいらないので誰か交換してくれないかと思ったりもしてるけど)。 あれは良いと思ったが、それ以外はやはりしょーもないものばかりで困ってしまう (小説とかドラマCDとか「ばらたく」とか)。 結局のところ、ファンがなめられているのだろうなあ、と思いつつも、 あんなのでも気に入ってる人もいるみたいだし、 商品戦略としてはそれほど間違っていないのかもしれないという気もしないでもない。
_ 本音を言うと比喩は結構苦手です。 自分で書いておきながら今さら何を、と言われそうですが、比喩で話をすると、 そのたとえが妥当かどうかということが気になって、 その文章で本当に言いたいことが素直に受け止められない気がして。
_ 「想い」重視というのは多分同じなんですけど、 「Kanon」の場合そこに納得がいかない面があった、というのが私の場合問題なのでしょう。 祐一もヒロインもいつ相手のこと好きになったのか分からなかったですし。 名雪は別ですけど、でも名雪は恋愛成就の障害がないわりに告白されて悩んだりしてたのでいまいちでした。
_ 駸々堂が自己破産したらしい。 特に客が少ないという印象もなかったけど、店の運営コストの方が高すぎたのだろうか。 京都にいた頃は駸々堂をよく利用してたので、ちょっと残念。
_ 「魔魚戦記」 の作者吉村夜さんのページ。 「魔魚戦記」第二巻の第一稿はもうあがっているらしい。 しかもプロフィールを見ると 小林めぐみさんと生まれた年が一緒らしい。
_ 「ダイ・ガード」を見る。3人組復活の話。 お前らいつの間に操縦がそんなにうまくなったんだ、と思ったのは私だけか。下手な印象しかないのだが…。 それと課長が「にょ」とか言ってたような気がするのは私の幻聴なのだろうか。