2000年3月21日〜31日


Last-Modified: 2000/03/31 22:30

3月31日(金)

_ 同期の人がまた一人やめるらしい。入社して5年もたたずに、すでに1割以上がやめている、 というのはかなり多いのではなかろうか(メーカーとしては、ということだけど。 他社・他業界のことはあまり知らないし)。

_ というわけで「日本企業の意思決定原理」(高橋伸夫、東京大学出版会)を読む。 私の勤務する会社は、未来へのビジョンがない(感じられない)ということらしい。納得。 とにかく「今」存続することさえ危うくなっている企業が増えている中、 「未来傾斜原理」というのが現在でもどの程度有効なのか分からないが。



3月30日(木)

_ 「デ・ジ・キャラット 公式コミックアンソロジー Vol.1」(メディアワークス) とかいうのが出てたのでついつい買ってしまう。あまり迷いもなくこういう本を買うと、 自分がダメ人間になってしまったような気がする…というのはいいとしても、 個人的にはでじこよりもうさだの人なのでこういうのを読んでもそれほど楽しくはない、というのが本音だったりする。 なら買うな、という気もするけど。

_ 「エクセル・サーガ」最終回を見る。 まあそれなりにまとめてくれた、というところなのか。 ペドロ(だったっけ)がどうとかいうのはやはりうっとうしかった。 話がパラレルに進む意義はどこにあったのだろうか。

_ 笑えるところもそれなりにあったけど、個人的にはそれほど評価できない。 「実験」はいいとしても、いまいち方向性が見えなかった気がした。 まあ某「新・天地無用」とか「ヤマモトヨーコ」よりはましなのだろうけど。



3月29日(水)

_ 「無限のリヴァイアス」最終回を見る。今までさんざん苦労してこれか、という感じ。 過ぎたことだからみんなで許し合おう、ということなのだろうか。いまいち理解できない。 大体一緒に暮らしてたといってもお互いに共感を抱いていたわけでもないし、 大多数なんてただ文句を言いつつ日常作業してただけなのに、何が悲しくてあんなところに戻るのか。

_ そういえば実習艦にあんなものが隠されてた理由は結局何だったのだろう。 あれだけ次々と攻撃用ヴァイア艦(だっけ) を繰り出せるのであればリヴァイアスにこだわる必要はなかったような気もする。 太陽系が滅びる、とか言ってみたところで100年後とかではないわけだし、 いまいち説得力に欠ける。

_ 人間ドラマとして見れば、何かというとみんなでトラウマ、というのがとにかく嫌で、 しかもそれにきちんと向き合って解決したというわけでもないのになごやかに再会して、 そんなの偽善だ!とか言うつもりもないけど、もうちょっとどうにかしてほしかった。 黒田さんも「プリサミ」や「大運動会」を経てこれか、と思うと悲しいものがある。 はっきり言って精神的にほとんど成長しているとは思えない登場人物ばかりだし。

_ それに比べて「トランスフォーマー ビーストウォーズメタルス」の最終回はむちゃくちゃ笑えた。 確かにある程度以上の年齢層にしか分からないネタも多い気がするが、 ノリだけでも小さい子は笑えるのではないか。 ちなみにどうでもいいけど、 語尾などでキャラを特徴づけるのはもしかして「Kanon」とかに通じる手法なのだろうか。



3月28日(火)

_ 「地球防衛企業ダイ・ガード」最終回を見る。 結局最後まで、どうして「広報」なんていう部署が住民の避難誘導や、 食料の配給なんていう業務をしているのか理解できなかった。 ボランティアだったらまだ分かるけど、そうでもなさそうだし。

_ 毒島とかいう人の行動原理もよく分からなかった。 演出としてカウント0までぎりぎり迷って、最終的にボタンを押そうとしたところを止められる、 といった感じの方が盛り上がったのではなかろうか。 単なる憎まれ役では面白みがない(変化の兆しが見えないならまだしも、 あの状況ならもう少し待っても良さそうな気がする)。

_ あとは赤木が最後までバカだから仕方ないけど、空からゆっくり降りてきた所をみんなで迎える、 といった感じの方が素直に感動できると思う(ありがちすぎるかもしれないけど)。 私としてはダイガードはぼろぼろになって降りるのがやっと、という展開を予想していたのだが…。

_ 実は今回の展開でもそれほど悪いとは思わないのだが、 何か欲求不満というか、もうちょっと何とかしてほしかったというのが本音。 「サラリーマンだって」云々というフレーズは思い切り無意味になってしまったし、 中途半端な作品だったな、という気がする。



3月27日(月)

_ ビデオで録画しておいた「おジャ魔女どれみ#」を見る。 せっかくのタイムスリップねたが、いまいち生かされてないという印象。 たったあれだけのことで声が出なくなるほどのトラウマになるか、という気がするし、 今さら夢でうなされるのもちょっと納得できない(夢オチで解決される方がもっと納得いかないけど)。

_ ちなみに「#」になった時おんぷちゃんの存在意義が失われるのでは、と思っていたけど、 現実にはあいこ、はづきの2人の方が存在感が薄くなっているような気がする。 マジカルステージばかりだからサブキャラの意味が薄れる、という面もあるのかもしれないけど。 しかし瀬川おんぷ 抱きまくら計画っていうのもすごい。 そんな、むちゃくちゃかわいい、というキャラでもないと思うのだが…。

_ とは言え、「さくら&知世抱き枕」 でも萌えない私だから、その辺の好みはよく分からない、というのが正しいのかもしれない (「天地無用!」とかでも砂沙美ちゃんよりは阿重霞さまとか津名魅さまの方が好きだし、 プリサミだとアダルトサミーの方が好みだし)。美紗緒ちゃんは例外、ということで。

_ でも同じCCさくらでも「鏡」とかは結構好きだったから、性格づけ(あるいはエピソード)の問題もあるのかも…。



3月26日(日)

_ 「封殺鬼シリーズ」(霜島ケイ、小学館キャンバス文庫)の4〜8巻を読む。 どうしてこんなに中途半端かというと古本屋でたまたまあったのがこれだけだからだったりするわけだが、 一応それなりに読める。 安倍晴明の流れを汲む「本家」というのがあって、主人公はそこの「使役鬼」である「酒呑童子」で、 時々陰謀をたくらむ存在がいて…というこの手のジャンルとしてはわりとありがちな話。 文体的にはコバルト系(前田珠子さんとか)に近いような印象。 西炯子さんのイラストはいいけど、表紙絵はどれも似たようなイメージであまり面白みがない。

_ 一応ヒロインである佐穂子はわりと意志が強そうでいい感じだが、 活躍する場面があまりにも少ない。もしかしてヒロインでも何でもないのではないか、と思えてしまう。 「使役鬼」同士の絆の方がはるかに強そうだし。

_ しかし男ばっかりでうるおいに欠ける作品ではある。前述のヒロインがあまり出てこないことも一因だと思うが、 他にほとんど女性キャラがいないし…。 想定している読者層は女の子なのだろうからこれでも問題はないのかもしれないが、 個人的にはもうちょっと何とかしてほしい。

_ それとこの手の話につきものの「東京の守りが」云々とか言われると、 東京大空襲であれだけ被害にあっているのにいまさらそんなこと言われても…と思ってしまう。 天皇がどうこうということについても、霊的被害の前に人的被害を何とかしとけ、という話もある。



3月25日(土)

_ 「幻想のアルテミス 迷宮の少女」(岳 峰生、電撃ゲーム文庫)を読む。 ちょっとミステリっぽいギャルゲーのノベライズ。といっても内容的には後日談らしい。

_ 絵柄的にはかわいらしいけど、キャラが立ってないという印象。 ある程度性格が出てるのは探偵役の生駒良子くらいだろう(主人公の探偵はほとんど推理はできてない)。 お話の都合上仕方ないのかもしれないけど、ヒロインくらいはもう少し個性を出してもらわないと感情移入できない。

_ かと言ってミステリとしては、 この私でさえもすぐにオチが読めたくらいだからほとんど全く評価できないと言っていい。 もちろんそんな部分は最初から期待してないのでどうでもいいのだが、 キャラの魅力がない以上そういう部分にも言及せざるをえないのである。 せめて主人公(というよりは狂言回しか)とヒロインとの関係をもう少しきちんと描いてくれれば良かったのに、 と思う。



3月24日(金)

_ 「ONE〜輝く季節へ〜」小説の七瀬編が出ていたので買ってくる。 またまたわっふる同盟に感想を書かなきゃ、と思う。 元のシナリオ自体特に評価してないので、いつもよりは甘めの評価になるとは思うが。

_ ちなみに「エクセル・サーガ」は録画しそこねて見られなかった。 こういう大事な時に失敗するクセはどうにかならないのだろうか。



3月23日(木)

_ 「真・茜抱き枕」の茜のポーズ検討中。しかし基本的にその手のセンスは全くない人間なので非常につらい。 とりあえず、パジャマ、体操服/水着ということで決着しそうだが、どういう姿勢だと萌えるか、とか分からないし…。 参考になるかと思って他の抱き枕の絵柄をチェックしてみるが、これ、というものはないようだ (しかしこうやってあちこち調べていると何となく買いたくなってくるから怖しい。 今のところは理性が勝っているので実際に買ったりはしないですんでいるけど)。

_ 既存の写真集とかをチェックしてみる…と言ってもそういう目的にかなうようなものがあるのかどうかもよく分からない。 というよりおそらくはないだろう。色気過剰なのもどうかと思うし、面白みがないのも困る。 もっとも、別に私が最終決定権を持っているわけでもないし、無難なものを指定して絵描きさんのセンスに任せるべきか。



3月22日(水)

_ 自分の誕生日を迎えて、年齢を数え間違えていたことに気づいた。 今まで思っていたよりも1歳若かった。良かった…。

_ 「とらいあんぐるハートラブラブおもちゃ箱」。 ミニシナリオ「5月の雪」は個人的には結構好きなパターンの話。 ただしキャラ総出演なので展開的にかなり無理がある。 ヒロインに思い入れしにくい。 エピローグは「とらハ」(1)っぽくて良かったけど。

_ 「猫たちの午後」については、まあそういうのもありかな、という程度。 リアリティがどうとか言うつもりは全くないのでいいけど、 感情的には今一歩かなという気がする。子虎視点だったらまた違ったのかもしれないけど…。 ちなみに2つのミニシナリオを見て思ったのだが、 これって子供ができないようにかなり気を使っていた「とらハ」の反動なのだろうか。

_ というわけで全体的にそれほど出来が良いというわけでもないけど、 某「ばらえてぃたくちくす!」に比べれば100倍くらいコストパフォーマンスは高いと思う。 (小鳥以外の)ファンならば買っても特に損をしたという印象は受けないのではなかろうか。 無理して買いたいというほどのものでもないけど、この手のソフトはみんなそんなものだし。



3月21日(火)

_ 今日もRainy Blue 〜6月の雨〜。 3人目。ましろ。 この手の話というのは個人の考え方によって評価の仕方ががらっと変わる気がする。 私的には「奇跡が起こってはいけない話」なので、 あれで良かったと思うけど(碧、真黄の展開から、正直こう来るとは思わなかった)。 ちなみに「忘れないでね」というのと 「短い間だったけど、精一杯生きたから悔いはない、もしくは幸せだった」 というような要素が個人的には定石なのではないかと思う (で、定石が押さえてあれば大体悪い評価にはならない)。

_ というわけで、泣けはしなかったけど少し目があったかくなった。 お前それは犯罪だろう、という気もしたけど…ましろってどう見ても小学生だし。

_ 4人目。蒼衣。 はっきり言ってやり方が全然分からなかったので攻略ページのお世話になることにする。 ラストまでは他の娘のシナリオの組み合わせなので面白みはないけど。 でもラストはまあまあ、と言ったところ。

_ ちなみにエピローグの「転生・再会」ED というのは個人的に好きになれない。「天よりも星よりも」の番外編みたいなのならいいのだが。

_ 全体的に言うとキャラの説明と描写が合ってないことが多かったり (例えば紅子はおとなしめ、消極的みたいに書かれながら、 実際の描写ではもっと元気が良くてアクティブな印象を受ける)、 最初の辺で出てきたドッペル主人公(?)や占いの伏線が生かされてない気がするのが減点対象。 あとは主人公の悩み方がうっとうしくて共感できないところとか (これは内容だけでなく文体の問題もあるかもしれない)。

_ でもましろシナリオがあるからいいということにしておこう。 他のもそれほど際だって未完成というわけでもないし、女の子もそこそこかわいいし。 ちなみに「あおちゃん」を連呼されて「ケロケロちゃいむ」(だっけ)を連想したのは私だけか。

_ そういえば(主人公のではないが)恋人が死んでしまう話として 倉本由布さんの 「天使のカノン」シリーズというのがあった。 「片想園」とかこの手のシナリオ書く人には是非読んでほしい気がする。



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"Fay"  felicity@misao.to

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