2000年3月11日〜20日


Last-Modified: 2000/03/22 21:30

3月20日(月)

_ 朝起きて、Rainy Blue 〜6月の雨〜を開始。 せっかくの休日をゲームで費やして良いのか、という気もするけどとりあえず出かける用もないし、 良いということにしておこう。

_ 恋人がいきなり交通事故で死んでしまってうじうじしている主人公が立ち直るまでを描いた、 結構辛気くさいお話。プロセスをうまく描ければ良いのだが難しい題材ではあると思う。 シナリオスキップが容易にできるのでストレスはたまりにくい。 ただし何回も読み返したいレベルの文章ではない。

_ というわけで、「最初はヒロイン狙い」というポリシーにより、多分ヒロインだろうと思われる碧狙いでスタート。 恋人と見た目がそっくり(名前も「蒼」と「碧」で両方「あお」だ)、 という設定のわりに全然そういう気分になれない。 はっきり言って最初から最後まで別人だったので碧に対しても罪悪感を覚えることができなかった。 別人だと分かってるのについ蒼が帰ってきたような気がして…みたいな演出をきちんとできれば良かったのだが。

_ 性格的には「こみパ」の長谷部彩互換という感じで、単体のヒロインとしては悪い娘ではないのだが、 シナリオ的にはいまいちだとしか言いようがない。

_ 2人目は真黄。山口美由紀さんのマンガにこんな感じの名前の女の子が出てきたような気もする。 というのはどうでもいいのだが、「好き」という気持ちを抑えているのがいい感じ。 でもほくろが気になって、どうも素直に「美人」に思えない。驚いた表情も何か不美人な印象。 体操着とか、浴衣とかのシーンは悪くないと思うけど。

_ ただ、この程度で「妹」が恋愛感情に変化するのなら以前にそういうことがあっても(蒼を選ぶ前に、ということ) 良かった気がする。 シナリオの前半部は真黄に(私の方で勝手に)感情移入できるのでいいのだが、 後半がやはりダメ。どちらかというと紅子に感情移入してしまった。

_ ついでにおまけシナリオ(=紅子シナリオ)もやってみる。 思い切り「星の瞳のシルエット」を連想してしまった。 枠組みとしては悪くないけど、演出面でもうちょっとがんばってくれれば…というところ。 「うそでもいいからつきあえて、嬉しかった」 とか言ってくれたらもっと良かったのに、と思う。 まあこれでも碧や真黄に比べれば感情的に納得しやすい分ましなのも事実だけど。



3月19日(日)

_ 7:00過ぎに起床して、「タイムレンジャー」や「仮面ライダークウガ」や「どれみ#」を見る。 朝食用カップラーメンを食べたりしてだらだら過ごした後、チェックアウト。

_ 近くの展望台に行ってみんなで記念写真を撮ったり、「いがらしゆみこ美術館」に行ったり、 遅めの昼食をとったりした後解散。いがらしゆみこに関してはさすがに人気がなくて、 参加者11人中4人しか中に入らなかった。

_ その後関東組は町田の神戸屋に行くことにする。 焼きたてパンはおいしかったけど、かわいいウェイトレスさんがいなくて残念。 名古屋組も浜松の神戸屋に行ったらしいけど、そちらにはかわいいウェイトレスさんがいたらしいし…。 ちなみに、やはりあの制服は胸がある程度ないと苦しいと思った。

_ さらにちなみに帰り道に聞いてた FM で池澤春菜さんのアルバムの作曲を上野洋子さんがされたようなことを言っていた。 買ってみるべきか(1曲だけ聴いたけど結構良さそうだったし)。 声優としては特にファンというわけでもないんだけど、 こんなページもあるらしいので、 まあいいということにしておこう。



3月18日(土)

_ Tactics系温泉オフの日。 今回は山中湖ということで 5:00 起床で 6:00 出発。

_ えいいちさん宅までは順調に行ったが、その後渋滞のため、到着予定時刻を大幅に遅れる。 集合は相模湖ピクニックランド。ついでに中で遊ぶ予定だったのだが、中に入ってから、 停電のため設備が動かない、とか言われる。 入る前に言え、とか思いつつ入場料を返還してもらえたのでまあいいや、ということにしてガストで昼食。 買い出しをしてから宿に移動しチェックイン。 富士山がきれいだったので写真にとってみたりする。 と言っても安いデジカメなので微妙な表情は撮れてないと思うけど…。

_ 夕食は中華。しいたけが食べられないので、メニュー的に制限がかなりきつい。 どうせその後に飲み会なので適当に食べることにする。 味は(しいたけ以外は)まあまあ美味しかった。

_ 近所の温泉に入った後、宴会。ビールを飲む人が少なかったのでワインばかり飲む。 印象に残ってるのは「エロゲーは文章レベルが低い」という話題。 私の場合、「すずうた」「夕焼け」を批判したりしているわけだが、 エロゲ全体のレベルを考えればあれでも出来が良い方だ、という話で、なるほどと思わされた。 だったらあれでも十分なのか、と言われればそんなこともないのだが、 相対的に見れば評価されることもあるということに納得ができたということで。 まあ「Kanon」や「加奈」の評価にしても似たようなことが言えるのだけれど (もちろん自分の文章が下手だったり、読書経験だってたかがしれてることは棚に上げての話)。

_ あとは「真・茜抱き枕」の茜のポーズをどうしよう、とか、 千鶴さん抱き枕は千鶴さんじゃない、とか (あれはあれできれいに描けてると思うけど千鶴さんとは違うと思う)。 「痕」で楓ちゃんのラストシーンがかわいく描けてないのは許せない、とか、 女の子はたれ目に限るとか、額が広い娘が好みとか、 好みの女の子と好きになる女の子は違う、とか。 佐祐理さんの「幸せにしてあげたい」なんて勘違いだとか (「幸せになる手伝いをする」くらいならできるかもしれないけど、 「幸せにしてあげる」のは本質的には無理だと思う)。



3月17日(金)

_ 「春がきて…ずっと春だったらいいのに」というわけで、雨が上がったら暖かくなった。 BGM を「虹をみた小径」にしたいような気分。 もっとも実際には頭の中で妙なメロディがぐるぐるしてて、 何だったっけと思ったら「おジャ魔女どれみ#」の OP だった。

_ 昨日書いてた「これは王国のかぎ」の話。 いまいち好きになれなかった理由はラスト付近にあるということが分かった。 途中までは(それほど面白いとは思えないものの)悪くないのに、あれでかなり印象が悪くなってたようだ (以下ネタバレになりそうな部分は FONT COLOR を変えてます)。 だって「帰ってきたらすでに何ヶ月かたってて、よく分からないけど気分が軽くなってた」 なんて、何それ?としか思えない。 せめて「今でも二人を見ると心が痛いけど、でも…」 くらいのことは書いてあってほしかった。

_ 個人的にはどうしても「シンデレラ迷宮」「シンデレラミステリー」と比較してしまうのでその分点が辛くなる、 というのもある。 インナーワールドへの逃避とそれへの訣別という視点で見ると雲泥の差だし。 単純に「夢」世界への愛着の差、と言ってもいいけど。

_ ちなみに某「Kanon」での「現実受容」派が好きでなかったのもそういう面があったのかもしれないと思ったりもする。 (メッセージ云々というのが納得できないというのはもちろんとして)。

_ さらにどうでもいいけど、 ここ思わず笑ってしまった。 バカで良い。 こちらでは 「人形使い」でハインラインが連想されてないのが残念。って、普通こんなとこに SF ファンはいないか… (個人的にはハインラインはあまり好きではないけど)。



3月16日(木)

_ 朝起きたら雨が降っていた。と思ったらみぞれになっていた。 寒くて嫌になる。

_ 荻原規子さんのとこ。 昔「空色勾玉」のラジオドラマを聞いて本を買ってみたことを思い出した。 ちなみに個人的には「これは王国のかぎ」はあまり評価してなかったような記憶があるが、 その理由はおぼえていない。オチのせいではないと思うのだが…。 時間があれば読み返してみたい。

_ 少女漫画入門 にはやはり「笑う大天使」と「So What?」が良いのではないかと。 大野潤子さん、遠藤淑子さん、桑田乃梨子さんの作品も良いと思います。 全然典型的少女漫画ではないのばかりですが。 「典型的」というとやはり「星の瞳」「チャイム」「フルーツ果汁100%」といったところでしょうか (最近のは知らないので)。あとはひかわきょうこさんの作品とか。 昔の高瀬綾さんやあゆみゆいさんの作品も結構良いのがあったような…。 「TONBI!ジェネレーション」なんてのも番外であげておきたいところですが (まあこの文章を読んで少女漫画を読もうという人がいるとは思えないのでどうでもいいという話もあります)。

_ 最近で言えば「CCさくら」とかは少女漫画をあまり読まない層にも受け入れられやすいのだろうけど、 あれはちょっと違う気がする。面白いと思うのだが、CLAMP特有の「陰謀史観」 (何かと言うと誰かが後ろで糸を引いているというか操られてる) とでもいうべきものがあって、どうしても違和感がある。 私は「一見人当たりが良くて優しそうだけど、実は…」というキャラが大嫌いなのである。



3月15日(水)

_ 「D・N・ANGEL」(杉崎ゆきる、角川書店あすかコミックス)1〜3巻を衝動買い。 お話的にはかなり無理があるのだが(途中で性格変わっているキャラもいるし)、 意地っ張りな女の子は良い!というところで許してしまえる作品。

_ しかし意地っ張り度が足りないというか、あっさり素直になってしまうところが惜しい。 私は意地っ張りな子が素直になれなくて意地を張るシーンが好きなので…。 ラブコメ以外の余計な要素が多いので仕方ないのかもしれないけど。

_ 一応まだ続きもあるようだが、もう両想いになってしまったのでどうでもいい気がする (でも伏線も張ってあるのできちんとオチをつけてくれるなら読んでもいいとは思う)。



3月14日(火)

_ 「TRAIN+TRAIN 2」(倉田英之、電撃文庫)を読む。 1巻よりはましな記もするけど、 やはりあまり面白くない。部分的に笑えるところもあるけど、全体的には…という印象。 ヒロインである(と思われる) アリーナ・ペンデルトンというキャラが魅力に欠けるというのも一因かもしれない。 主人公に共感することができず、ヒロインに共感することもできないというのでは、 面白く感じられなくて当然である。

_ せめてライバルキャラである理恵にもう少し活躍する場面を与えてくれたらいいのに、と思う。 主人公が2人の女の子の間で心を揺らしたりしてくれることもないのでは、 存在意義がない。 

_ 「ダイ・ガード」を見る。「空を覆うもの」というサブタイトルで悠久とか連想したのは私だけか。 何故広報二課なんていう部署の人間が(ダイ・ガードを運用している部署だからとはいえ) 住民の避難まで手伝っているのかよく分からない。 赤木のセリフに共感できないのでせっかくのシーンもいまいちに感じられるのは いつものごとくなので今さら言うことでもないのかもしれないけど…0。 とりあえずラストはそれなりに盛り上がったのでいいということにすべきか。 主任(だったと思う)の娘さんはかわいかったし(別にヘンな意味でなく私はちっちゃい子は好きなので)。



3月13日(月)

_ 「Moon Light 〜おもいでのはじまり〜」。 いちせさんにもほめられたようで一安心。 「星の瞳」が好きで 「White Album」がダメな私としてはちょっと複雑な気分ですが。 結構良くできてるとは思うものの、「最高」とまでは思ってないですし…。 しかも、氷沼 悠理については 小説版茜を連想させられて、一瞬嫌な気分になりかけました。 前の彼が云々とかいう理由で拒絶するのは個人的に好きなパターンではないので。

_ でもって、少女漫画系の人は なんて書かれるとかなり気になるのですが、「Alive」も「RainyBlue」も両方持ってないですし、 そんなにゲームばかり買うのもどうかと思いますし、困ったものです (むしろ衝動的に買ってしまうかもしれないことの方が問題なのかもしれないですが)。



3月12日(日)

_ 「おジャ魔女どれみ#」を見る。デイジーの花言葉なんて全然覚えてないので 思わず「ハッピー・トーク」とか読み返そうかとも思ったけど何とか思いとどまることができた。 展開としては素朴な小学生らしくて良かったのではなかろうか。 感動とかそういうことは特にないけど(魔法で男女の仲をどうこうしようなんて、余計なお世話だと思う)。

_ しかし小学生の頃ってやはりおとなしめというか暗めの娘はあまり人気がなかった気がする。 とりあえず元気が良くて明るい娘、というのが人気があって、それ以外の娘はあまり陽が当たらないというか… (というよりグループ間格差というか人気のあるグループ、ないグループがあるというか)。 幼かったので当時はそんなこともあまり気にしなかったけど。特に好きな娘もいなかったし。

_ ということで自動車の定期点検に行ったら担当の営業の人が辞めてしまっていた。 やはり自動車の営業は大変なのだろうか。知ってる範囲内で3人(同じ店で)やめてるようだし。

_ ところでみんなでKeyの掲示板を考える? が消えてしまったのは何故なのだろうか。 トップページは残ってるみたいだけど…。



3月11日(土)

_ 「グイン・サーガ71 嵐のルノリア」(栗本薫、ハヤカワ文庫JA)を読む。 冒頭あたりのアルド・ナリスの行動の不可解さは相変わらずだから許すとしても、 彼に仕えている人たちについては結局彼の「仮面」を見ているだけなので、 犠牲が出ても気分が盛り上がらないことおびただしい。 それと、豹頭人身は良くて、竜頭人身はおぞましい、というのはどういう理由なのだろうか。 豹は、ほ乳類だから少しは人間に近い、ということでもないだろうし…。

_ 結局の所グインでないとあの敵には対抗できない、という展開になるのかもしれないが、 外伝の1巻とか考えると整合性は…って今さらそんなこと気にしても仕方ないか。 予言系も真面目にチェックしてないので何が当たってるのか、はずれてるのかもよく分からないし (リンダがつまらない人間になってしまったのでますます興味が持てなくなった)。

_ ここまで来ると完結させることに意義がある、ということになってしまうような気がするような…。 つまらない続きを書かないでほしい、とは思うものの、 出るあてもない作品をいくつも待っている人間としては、続きがでるだけまし、という気もしないでもない (「碧の迷宮」の下巻が出る日は来るのだろうか)。



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