2000年5月 1日〜10日


Last-Modified: 2000/05/11 20:20

5月10日(水)

_ まじかる☆アンティーク。4回目はリアン。 主人公もリアンもいつの間に相手を好きになったのか気づかなかった。 眼鏡かけてて、内気で、ちょっとかわいいキャラならそれでいのか。 もうちょっとまともなエピソードを考えてほしい (猫の怨念イベントはその手の属性の人には受けるかもしれないが、 それによって生じる感情は恋愛とは違うと思う)。 しかも、お姉さん大好きで異世界に来たのに、それより好きな人ができた、という実感が全然わかない。

_ 長瀬の正体はちょっと 予想間違い。 しかしあの安易さはどうにかならないのか。 せめて奥さんがちょっと出てきてれば印象が違うのかもしれないけど、 描写の仕方次第だから難しいか。 ちなみに、こんな簡単に恋に落ちられるのでは、今後は異世界に修行になんか行かせないようになるのでは、 という気もする。少なくともフォロー役(監視役)をひそかに送り込むくらいはしそう。

_ 感覚的にはいわゆる moo 系というか 「エターナルメロディ」「悠久幻想曲」などと近いのだが(あちらは戦闘用育成だからちょっと違うけど)、 そういえば「悠久」もシナリオが駄目だったなあ、と思ってみたり。 最後に別れが待っているという意味では「エタメロ」に近いのかもしれないが、 キャラ描写は雲泥の差。 まあ「エタメロ」はプレイ時間がかかりすぎるので、ゲームとしてはそんなにほめられたものではないと思うけど、 わずかなイベントでキャラを立てることに成功しているという意味でははるかに上だと思う (ウェンディとかは好きではないけど)。

_ 主人公がグエンディーナに行く、という選択肢もあっていいと思うのだが、 どうしてそういうのはないのだろうか。 ヒロインばかりが自分の元いた世界を捨てるというのはどうかという気がする (お別れ→無気力→再開、というのは「エタメロ」の帰還エンドと同じだけど、あちらには非帰還エンドもあるし)。 何か対等でないというか、本当に主人公が相手を必要としている描写がないのが嫌、というか。



5月9日(火)

_ さらに SF セミナーの話の続き。 掲示板でリンク要求が出ているようなので、 有里さんの書き込みもリンク。

_ 結局何だったんだ、という気もする。 「ネット者」とかいう意識も分からなかったし、そこまでして追求したいものは何だったのか、よく分からない。 別にファンダムの一員にされたっていいじゃん、と思う。

_ というかどうでも良くなってきたので「まじかる☆アンティーク」をプレイし始める。 設定はまず「魔女の宅急便」? しかしこれの場合は何の展望もなくただ生活しているだけで、修行になってない気がする。 キャラ的にもゲーム内で成長している樣子は全くと言っていいほどないし。

_ 1回目はとりあえずバッドエンド(らしい)。 終わり方としてはこういうのも嫌いではないのだが、さすがにちょっとあっさりしすぎ。 記憶を消されて、忘れたことさえも忘れて…というのは結構好きなパターンではある。 ただ、それならそれでもうちょっと余韻の残る文章を書いてほしい、というだけで。 「とらハ」の弓華エンドを見習え、というのは無理なのだろうか。

_ 2回目はスフィー LV4。特に悪くはないんだけど(もちろんあらを探せばいくらでも指摘できると思うけど)、 それ以上のものはない気がする。お別れの仕方も何かいまいち。 LV1 がトゥルーエンドとかどこかに書いてあったのを見たような気がするけど本当なのだろうか。 本人が元の姿に戻るのを望んでるのに(主人公だって元の姿は「天使」だとか言ってるけど小さい姿は評価してないはず)、 どうしてそんなことをさせるのかよく分からない。まあ私がロリコンでないからなのかもしれないが。

_ 3回目は結花。「胸が」とかいちいち言うのはうっとうしいのでやめてほしい。 ちなみに、恋人になった後も「HONEY BEE」に行くとそれまでと変わらない会話をするのはどういうことなのか。 全然楽しくないのだが。 「とらハ」を経験してしまったせいか、らぶらぶいちゃいちゃ描写を期待してしまい、 思い切りはずされてしまったという感じ。 しかもラストの方は結花というよりはスフィーの話になってしまっている。 きちんとお別れして2人で生きていく、という話にはできなかったのだろうか。 それと、最終的にああいう風に感情表現するのなら、 幼なじみとしてはもうちょっと気持ちを抑える描写も欲しかったところ 何かゲーム内描写が矛盾してる気もするし (今までスフィーといちゃいちゃしてても気にならなかったのに急に意識しだした、というのと、 ずっと好きだったのに、という場面が両方ある)。

_ ところで序盤の長瀬源之助との会話から、実は彼のところにもグエンディーナから誰か来てたとか、 奥さんが実はグエンディーナの人だった、とかそういう伏線があるのかと思ったのだが今のところそういう話は出てない。 実は五月雨堂には異世界への扉が開いてて…とかいうのでもいいのだが(それは第13あかねマンションか)。

_ うわさのなつみシナリオとかやってないので評価が変わるかもしれないけど、 今のところは「それほど悪くないけど、特に良くもない」という程度。 最近は面倒なのは嫌になってきたのでパラメータ調整とかしたくない、という話もある。



5月8日(月)

_ 昨日のリンク続き。 みなとみらい子さん。 しかし 掲示板の話も皆さんまとまりがなくて、 何かいまいち。 大森望さんの記事 はおおむね納得できるものだったのだが。 とりあえず嫌みったらしい書き方をする人にはもうちょっと書き方を変えて欲しい気がする。

_ ちなみに今日は新入寮生歓迎会。しかし毎年新入社員のレベルが下がっているような気がするのは何故なのだろう。 頭が悪い(大学が、とか成績が、という意味でなく)人間を採用するのはやめてほしい。 まあ既存の社員だって頭が悪いのが大量にいるのだから、今さらそんなことを言っても仕方ないのかもしれないが。

_ というわけで(?)録画しておいた「おジャ魔女どれみ#」を見る。 ぽっぷの初恋の話らしいのだが、オチとして憧れの先生が保母さんの方を好きになってしまう、 とかそういうのがないのは残念。何か中途半端に終わってしまっている気がする。 マジカルステージは相変わらず安易な使われ方しかされてないし。 どれみ達が頭を使って(工夫して)魔法を使って問題を解決した、とかなら良いのだけれど。



5月7日(日)

_ 「ネットワークの SF 者たち Returns」 関連リンク。 掲示板青木みやさんニムさんみなとみらい子さん(5/6)加藤隆史さんヒラノマドカさんjanis-pon さん森君雪樹さんArteさん。 ちなみに森君だけ「くん」づけなのは、大学時代からの習慣ということで。

_ というかSFセミナー 2000 関連レポートリンク集 にリンクしておけばすむことか。 あと参考として(?) 2chのセミナースレッド

_ まあ根本的には「せっかくセミナーという場で集まったのだから、仲間内で話してるだけでは寂しい。 もっと違う人と話せばもっと楽しめるのに」という話だったと思うのだけど、違うのだろうか。 京フェスの合宿の小規模な企画部屋とかだと強制的に自己紹介とかさせたりして、 発言のきっかけになったりというのもあると思うけど、セミナーは人数が多いだけにその分大変という感じもするけど。 押しの強い人が多い場合特に、いきなり口をはさみにくいというのもあるし、 既に顔見知り同士な会話だと同じく口出ししにくいという気がする。



5月6日(土)

_ カードキャプターさくら クロウカード投票 なんてのがあるらしい。「鏡」が1位のようなのでちょっと安心。

_ 「ダブルブリッド II」(中村恵理加、電撃文庫)を読む。 期待したほど面白くないだろう、と思っていたので、その意味で予想通り。 悪くはないけど、「妖」と「人間」との関係の話としては特筆すべきものはない。 山崎太一朗も下手するとうっとうしいだけのキャラに成り下がる感じだし。 ヒロインの父親関連の伏線がどうなるか、という方向でどんどん話を進めてほしい。



5月5日(金)

_ ちょっと出かけたついでに親戚の家に行く。 ちっちゃい子との遊び方を忘れてしまった自分に気づいて愕然とする。

_ 「レベリオン ―放課後の殺戮者 ―」三雲 岳斗、電撃文庫)を読む。 「オレの歌を聞け!」な話(?)。 一見冷血女が実は…という基本を押さえているのは好感が持てる。転校生は美少女、のお約束も守ってるし。 まあ敵が誰かということがあっさり読めてしまうとかの問題もあるけど、 私にとっては重要でないのでまあ良いということにしよう。 SF セミナーで言っていたように、ヤングアダルト読者に受け入れやすいよう努力している、 という樣子もうかがえる。 ただ正直キャラ萌え向けな文章は不得手なようなので、今回はイラストに助けられているという感じもする (作品の良し悪しは別として、ヤングアダルト読者層へのアピールの問題として)。

_ 続編が出るなら香澄と萌恵の間での感情の揺れ、みたいなものを上手く表現してほしい。 弱いとは言えお約束を守ってる分好感が持てるキャラ描写もしてるし、 まあ SF としては以下略なのは仕方ないかもしれないけど、頑張って欲しいところ。



5月4日(木)

_ 8時ちょっと前に起きて、エンディング。ハイジャック犯はつかまったらしい。スタッフ紹介はまあ普通。 ふたき旅館を出て、 SF研の後輩たちと一緒にまずお食事。 いつもだと先輩の人たちも一緒なのだが、今年はばらばらだった。 ちなみに場所はいつものマクドナルド。おいしくない、と言いつつ行ってしまうのは問題かもしれない。 来年は違うところへ行こうと思う。

_ その後、古本屋を数時間うろうろ。結局ほとんど本を買わなかった(ほしい本がなかった)のはむなしい限り。 中野まんだらけに行ったり、池袋のでじこ原画展にも行ったりしたけど。 しかし「ノースリーブ」という言葉を知らない、という話を聞いて SF研 の常識のなさに不安を覚えた。「ミュール」とかなら知らなくてもまだ理解できるのだが。

_ でじこ原画展の後は、まだ古本屋(というか古本市?)に行くというので、お別れして帰ることにする。 最終まではまだ少しあったのだが疲れたし、実家にも帰らないといけなかったので。 結果的には24時くらいに実家に戻って就寝。



5月3日(水)

_ SFセミナーに行く。 今年は開始時間が遅かったので、そういう意味では楽だった。

_ JRお茶の水で下りて、とりあえず会場場所確認。 近くのコンビニで時間をつぶしてたら、SF研 の後輩と出会ってしまった。 しかし、花景ちゃんに開口一番「太りました?」とか聞かれたのはちょっとショック。 事実だけど(というか事実だからよけいショックなんだけど)。

_ 本会のプログラム的にはまず、角川春樹だったのだが、この人大丈夫?という感じ。 SF、ファンタジー、ホラーと順にブームになることが分かってた、とかはっきり言って凄すぎる。 というかその前に OP 時の女性2人の漫才(?)がなかなか良かった。ちょっと練習不足かな、という感もあるが、 来年も是非やってほしい。 牧眞司さんの「ブックハンターの冒険」の話はまあそれなり。 同じ本を何冊でも買っちゃう、というのはどうかと思うが。

_ 巽孝之さんと牧さんの「日本SF論争史」の話は意外と面白かった。 論争の中身を知ってればもっと面白かったのだろうけど、せいぜい「クズSF論争」くらいしか知らない (しかもそれさえも詳しくない)のは残念。 「新人作家パネル」では作中の「恋愛」について皆さん気恥ずかしい話を堂々とされてるの何とも言えず。 ただ、個人的には好感が持てたし、実はどなたのも読んでなかったので、読もうかという気になった。 特に三雲岳斗さんが SF というものに結構こだわりを持っていると感じられたのでちょっと期待。 ヒューゴー賞は是非とってほしい。 小中千昭さんの企画はアニメの方は大体見てるつもりだけど、 特撮は正直よく分からないのでつらい。 lain についての「この人達は売る気がないんだな」発言は笑えた。

_ 合宿は早めに寝部屋を確保してから食事。 食事が出てくるのが遅かったので急いで食べてダッシュで戻る。 幸い合宿の OP はまだ始まってなかった。 知らない人(ファングループ連合会議の事務局長さんだったらしい)からあやしげな缶コーラを飲んでほしいと言われて、 ちょっとびびるが味は普通で単に缶が欲しいだけ、とのこと。せっかくなのでいただく。 ちなみにバスジャック事件のことを知らないのは日本中でセミナー参加者だけだったらしい。

_ 合宿企画はまず小中千昭さんの「カスタムドールのお部屋」。 個人的にはドールはあまり関心がないのだが、結構色々聞けて面白かった。 既成のドールを買ってきて加工するにしても、頭だけ、とか首からしただけ、とかそういう使い方してれば、 それはお金もかかるなあ、とか。人形にストッキングはかせるだけで30分、とかいう話もすごい。 カメラを持っていき忘れてたのはちょっと後悔。

_ 次は「電脳ラヴァーズ SFとアダルトゲームの妖しい関係」。 もっとも浅暮何とかさんという人が余計なことばかり言ってて、 肝心のSFに関係した話がほとんどできなかったのは残念。 企画の趣旨に(少なくともある程度は)沿った話をしてほしい、と思う。 一応私もフォローしようと思ったのだが、いまいちできなくてスタッフ(鈴木力さんと須藤玲司さん) には申し訳ないことをしたな、という気もしたけど (ああいう時は関係ない話はがんがん切り捨てないと収拾がつかないと思う)。 一応「わっふる同盟」の人として、 「ONE」と神林作品が云々とかそういう話をしようと思ったのだが全然できなかった。 私は基本的に学園恋愛ものの人なので、ゲームでSFがどうとか言える作品をほとんど知らないということもある。 結果的にはあの程度の話だったらTactics 系温泉オフで酔っぱらって話した内容の方がまだまし、という印象。 「雫、痕はいいよね」とかいう話をあんなところでしても仕方がない (ゲーム性がどうだとか、Hシーンは必要か、とかも)。

_ そのあとは「ネットワークの SF 者たち Returns」。 予想通り 森君と小浜さんの話。 ただ、「小浜さんの 文章の何が問題なのか」 ということがはっきりしてなくてひたすら堂々巡りの話だったので、 ある意味で思い切り不毛。

_ 私自身は人見知りするたちで、セミナーもSF研の人に会いに行ってるだけだが、 小浜さんの言いたいことは分かる(つもり)。 だからと言ってそれが出来るかというと別問題だけど、 それは小浜さんの意見なんだからそれでいいじゃん、とか思ったりする。 DASACON の人たち(という括り方が適当なのかは疑わしいが彼ら自身がそういう風にグループ分けしてたので仕方がない。 一括りにするな、と言いつつ自分たちでそういうグルーピングをするのはどうかと思う) もちょっと被害者意識が強すぎなのではなかろうか。 まあ小浜さんの書き方に問題があったのは事実だろうから、 小浜さん自身にそれを認めてもらった段階で終わりにすれば良かったのかもしれないけど (別に森君を責めてるわけではなく)。

_ 企画が終わったあとも森君と話したり、この人が 平野まどかさんか、と思ったり、 小浜さんや DASACON の人たち(だと思われる)の話を聞いたりしていた。 そういえば森山さんに名刺をいただいたけど、 理科教育MLで関わってたのはずいぶん前のことだし覚えられてなかったようだ。



5月2日(火)

_ SFセミナーに行く途中で読むための本を買いに行く。 しかしめぼしい本が全然ない。田舎はこういう時嫌だ。 満員電車に乗ったことない私としては、普段は都会に住みたいとは全然思わないのだけれど。 というか近くに大きい書店があれば(あと古本屋もほしい)とりあえずそんな問題も解決するのだが。



5月1日(月)

_ 「ライジング!」について は実はあまり思い入れがなかったりするのですが、「白さ」云々については一応ちょっと書いてみたいと思います。

_ おたくがそういう「白さ」を持った娘を好きというのは、 無条件に自分を好きなってくれるからじゃないかと思ったりもする。 あるいは無条件に必要としてくれるから。 しかし、「必要とされたい」という欲求は分からないでもないが、そういうのはやはり何か違う気がする。

_ 人はいつまでも子供のままではいられないわけで。 そもそも誰かに恋愛感情を抱いていながら「白い」ままでいられるわけない、というのが個人的見解。 例えばマルチが浩之を好きだとして、浩之があかりを好きだとしても、嫉妬という感情を覚えないとしたら、 そのマルチの「好き」は果たして恋愛感情と呼べるのかどうか、という気もする。

おとなになるってことは、そういうことなんだよ。

というのとはちょっと違うのかもしれないけど、

_ 誰かに恋をするということは優先順位をつけるということ。 誰かを守るために誰かを傷つけるのは当然であり、そのことに無自覚であるとしたら、その方が個人的には嫌 (一見イノセントなヒロインが、実はそういう状況をきちんと認識してたけど知らないふりをしていた、 というのもわりとありがちなパターンだとは思うが)。



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