2000年10月11日〜20日


Last-Modified: 2000/10/21 17:10

10月20日(金)

_ 私って女の子じゃないし というのを読んで何となく「クリーミィマミ」を連想しました。 だからどうだというわけではないですが。

_ 「ストレイト・ジャケット1 ニンゲンノカタチ 〜THE MOLD〜」(榊一郎、富士見ファンタジア文庫)を読む。 恋愛要素は薄いけど「スクラップド・プリンセス」シリーズの書き下ろしの巻と近いノリがあって結構面白い。 ただし既存のファン層からはあまり人気がでなさそうな印象。 キャラ萌えもしにくそうだし。



10月19日(木)

_ 旅行2日目。志賀高原を通って長野へ行き、善光寺へ。 お参り自体はどうでもいいのだが、真っ暗闇の中を歩くのはなかなか楽しい。

_ せっかくだから、ということで昼食はそばを食べる。 しかし、どうもはずれな店に入ってしまったようで味はいまいちだった。 そば饅頭とかいうのも試食させてもらったけど、あんがつぶあんなこともあってこれまたいまいち。 酒饅頭はまあまあの味だったけど、むかつくので買わなかった。

_ というわけで酒饅頭は群馬に帰ってきてから買う。 ちなみに浅間酒造で試飲した大吟醸(名前失念)はそれなりにおいしかったが、 買いたいというほどでもなかった。



10月18日(水)

_ 職場の旅行で草津。伊香保と違ってニセモノの温泉はないらしい。 ちなみに宴会場名は「茜」だった。記念に写真を撮ろうと思ったらカメラが壊れてた。むかつく。

_ 酒を飲んでたらあごがはずれて元に戻らなくなった。思わず筆談してしまった。 「なの」とは書かなかったけど。 夜中に医者に連れて行かれて恥ずかしかった。



10月17日(火)

_ 「<骨牌使い>の鏡」(五代ゆう、富士見書房)を読む。 新刊ではなく、2000年2月に出たもの。前に SF 大会で出るとか言ってたのはこれのことだろうか。

_ 内容的には「骨牌」(タロットカードみたいなもの)を使って占いとかしてた女の子が、 あるきっかけで世界の命運に関わることになる…というようなもの。 世界の謎が明らかにされるプロセスはなかなか面白い。 キャラ配置はそれほど意外性はないけど。

_ 恋愛描写は上手くないが、それが中心の話でないので妥協。 ヒロインがわりと頑張ってて、男に安易に頼ろうとしないところは好感が持てる。



10月16日(月)

_ 「暗喩とか行間に含むものとか秘めたる想いとかパロディとか」 ということはここでいう「創造者の世界」というのは「創造者の考えてること」みたいな意味なのでしょうか。 だったら「世界」というのは言葉としてあまり妥当でないような…ってもしかして私の読解力がないだけ?

_ それと 「4.に参加することで5.が変化する。」 (補足:4.= 創造者の世界が創る物語、5.= (物語の中の)作品世界) ということは、もしかしてこの場合の「作品世界」というのは「その作品の舞台である世界」ではなく、 「プレイヤー(読者でもいいけど)がその作品の舞台であると認識している世界」のことなのでしょうか (「物語に参加する」というのもいまいち理解できないんですけど…)。

_ 書くのを忘れてたけど、昨日ぼーっとしてたら「CCさくら」をやってたので見た。 桃矢もなかなかやってくれるな、という感じ。 さくらって確かにいい子なんだけど、それ以上に思い入れする気になれないので、 そういう意味で「鏡」が中心のこの話は非常に良かった (単に私が「鏡」が好き、というだけなんだけど)。



10月15日(日)

_ 「キノの旅 II the Beautiful World」(時雨沢恵一、電撃文庫)を読む。 個人的に面白かったのは「自由報道の国」。 全体的にどうも納得できないというか違和感があるのは、 多分私が勧善懲悪が好きな単純な人間だからなのだろう (「人を喰った話」とかはあまりひねってなくて、だから何なんだ、という気分になったけど)。 世界を戯画化して描くような手法が好きではないからかもしれないが。

_ まあ作者は解釈がどうこう、というのを望んでないようなので単純に評価すると、 「それなりに面白いけどいまいち気持ちよくない話」か。 「読みたい」という気にさせる部分が少ないような気がする。 何を描きたいのかいまいち分からないというか。 それと、それぞれの国の描き方は1巻の方が良かったと思う。

_ プレイヤーの感情をコントロールできると思うなっ というのはそうかもしれないんですけど、「演出」というのは感情を制御するために行ってる (少なくとも制御したいと思って行っている)と思うので、それは仕方がないのではないかという気がします。 ただ単にそれが全体としては上手くいってないと思うから私の場合は「AIR」をそれほど評価できないというだけで。

_ ところで 「創造者の世界」と「(物語の中の)作品世界」 の違いは私には理解できませんでした。 「ゲームにおいてはプレイヤーに提供し体験させ物語を完成させてもらうための場とそこを支配するルール」 だったら「作品世界」と等価な気がするんですけど。 それと「作品世界」の中に「物語」があるのであって、「物語」の中に「作品世界」があるというのがよく分からない、 ということもあります。 (「人物の世界」というのも意味が理解できないですけど、登場人物の世界認識、というような意味なのでしょうか)。

_ ってみんさん補足されてますね。 これだと言いたいことはかなり近いかもです。



10月14日(土)

_ Tactics系温泉オフの下見のため、志賀高原まで行ってみる。 吾妻〜草津経由で大体2時間程度だったが、混んでればもっとかかると思う (殺生河原より向こうは霧がひどくてむちゃくちゃゆっくり走ってたから、 少しくらい混んでいてもあまり変わらない可能性もあるけど)。 しかし名古屋組は上信越道から来るのだろうから待ち合わせ場所はもっと西にする必要があるような気がする。

_ 「天夢航海」(谷山由紀、朝日ソノラマ文庫)を読む。 「ここではないどこか」に行きたい、みたいな気持ちには共感できないので正直いまいち (そういう意味では「魔性の子」も共感できない)。 こういうのが好きな人には面白い話なんだろうな、と思う。 実際に別世界に行ってしまうわけにはいかないし、現実にもいいところはある、 とか実は現実を捨てられない、とかそういう話になるしかないわけで、 その描き方としてはそれほど悪くないし。

_ そういう意味で言えば「魔性の子」や「風の海 迷宮の岸」はやはりすごいと思う。 さらにその先、を描いているわけだから。



10月13日(金)

_ 「フィールド・オブ・スターライト 砂漠の花嫁」(鷹野良仁、角川スニーカー文庫)を読む。 主人公は前作でヒロインにふられた人、キング。 しかし、どうもエピソードが薄っぺらな感じで、上手く感情移入できなかった。 サトミとかもせっかく出てきたのはいいけど、 ちやほやされてるだけで特に魅力を感じさせるものはなかったし (表面上は確かに活躍してるのだが)。

_ まあレジスタンスものは難しい、というのはあるかもしれない。 前作はヤングアダルトもののパターン的な作りだったのでそれほどあらが目立たなかったが、 それをはずれてまで面白いと思わせる実力はなかったということだろうか。 お話としての魅力はないのだから、キャラの魅力を見せないとどうしようもないのでは、 という気がする。

_ ニュースを見てたら俳優の中村繁之とかいう人に娘が生まれて、名前が「琴音」 らしい。 まさかギャルゲーをしてると思えないので、一般的にも「琴音」というのはそれほど変ではない名前なのだろうか。 そういえば某 ML で娘に「彩理」とかつけてた人がいたなあ、とか思ったり。

_私が見たいのは家ではなく、人」 というのは私も思い切り同感です。 かといって 「銀色」がそれほど上手く人を描いているというわけではなく、 「AIR」 がそれほど上手く世界を描いているわけでもない、と思っているのですが (そういう意味で見ればもっと魅力的な世界を描いている SF 、ファンタジーが沢山あると思います)。 さらに言えば人の「関係」が魅力的に描かれてる作品が好きです。

_ 部分と全体 ということで言えば、確かに 「AIR」 は場面演出にだまされている人も多いような気がしますが、 日記系とか見ている印象だと論理的な構成として面白い、みたいな評価をされてるような気がします (物語を魅力的に見せるための構成としては上手くないと思うのですが)。



10月12日(木)

_ 「NAGA  蛇神の巫」(妹尾ゆふ子、ハルキ文庫)を読む。 「神」というものについての考え方は悪くはないけど、全体的にはそれほどでもなかった。 こういう話だと、もう少し恋愛方面に傾斜しないとやはり駄目な気がする。 構成の仕方とかはわりと面白い気もするのだが、それほど有効という印象も受けなかったし。



10月11日(水)

_ 今日は会社で英会話教室。 大学入学以来英語にはほとんど接触してないのでやめてほしいのだが… (外国語は独語と仏語だったので)。 とりあえずどれくらい自分が英語が話せないか、ということだけは確認できた。 先生がゆっくり話してくれることもあり、ヒアリングはそれなりだったけど。

_ 「上と外」(恩田陸、幻冬舎文庫)の1、2巻を読む。 薄い(ページ数が少ない)のが残念。 主人公は中学生の男の子で、両親は離婚しているのだが時々4人(妹は母親と住んでる)で会ったりする …というような普通の話だと思ったら2巻はかなりの急展開だった。 普通の話のままでも十分面白いけど、今後はますます面白くなりそう。 というか続きを早く出してほしい。



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