1999年8月21日〜31日




8月31日(火)

_ 「私と月につきあって」(野尻抱介、 富士見ファンタジア文庫)を読む。 シリーズ前作のことをほとんど忘れてたのだが、なかなか良かった。 各登場人物が持ち味を生かしてきちんと自分の役割を果たしているところも良い。 どんなピンチの時も絶対あきらめない♪というわけで、 「自分で考えて」打開策を見いだそうとしてるし。 ある意味で型どおりな展開だと思うのだが、意味もなくご都合主義だったりはしないので、 読んでいて気が楽。 素直な気持ちで読めば、素直に嬉しくなれる、気持ちよい話だと思う。 茜がお気に入り(別にキャラ萌えな話ではない)。

_ 「スーパードール・リカちゃん」を見る。一応盛り上がっているはずなのだが、面白くない。 リカちゃんも「お姉さん、助けて」とか言うだけで全然役に立たないし。 自分で何とかしようという気概はないのか、と思う。 そりゃ子供だし、仕方ない面もあるけど、主対象の子供たちもあんなのでは感情移入できないのではなかろうか。



8月30日(月)

_ 「Keyみんなの掲示板を考える」が少し名前が変わって 「みんなでKey掲示板を考える?」になっていた。 最近の話題の中心はネタバレ掲示板 だから変わっても不思議はないといえば言えるけど。

_ 今日は思考がまとまらない。 というかあるMLのメールで、以前の議論をむしかえしてくれたものがあって、 またまたケンカを売るような内容・書き方であったために怒りが何度もリフレッシュしてきてしまうのである。 修行が足りない、といえば言えるのだが、この人のメールがまたうまく怒りのツボをつくというか、 なめてるというか神経腐ってるというか、とにかくむかついてしまう。 反論しても以前と同じ議論の繰り返しになるだけだし、 しかも正面から議論しないで論点をずらしまくる人なので、反論する気にもなれない。



8月29日(日)

_ やっぱりそろそろ文末表現を変えてみようかな、とか思うので今後部分的にいきなり丁寧な文体になるかも。 というか自分の文章としてならまだしも他人の文章として読むと、この日記ってかなりきつく読めるし… (内容については、まあこんなものだと思う)。基本的には変わらないはずだけど。

_ 悪霊シリーズに関しては 多分想像されてるのと違うと思います。 しかもシリーズラストまで読まないと私が読んでほしいと思った理由となる部分は出てこないですし、 刊行順に読まないとせっかくの伏線が生かされないので面白みが半減してしまうというネックもあります。 文体的にもつらい面もあるでしょうけど(小野さんも苦労されてたようで)、 でもやはり最後まで読んでもらえると嬉しいです。 そこまでいくと「これがフェイの言いたかったことなのか」と気づかれると思います。 ちなみに雑記帳 indexからの8月の e への リンクが誤ってるような気がするのですが…。

_ 今まで「ONE」小説について書かれた文章で 視点の問題 ということに言及していたものをほとんど読んだことがなかったのでちょっと嬉しい。 ゲームを先にプレイしている人の場合、その手のヘンな文章は無意識に読み飛ばしているのかもしれないが…。 でも先に小説版を読んで感動している人もいるわけだし、 やはりそんなの気にならない人も多いと考えるのが妥当なのか。 実際にどうやって読んでいるのかは分からないにしても。

_ 「WHITE ALBUM」はるかシナリオリプレイ。 途中で「どうしてこうなっちゃったんだろうね」みたいなセリフがあるのだが、それはこっちが聞きたい。 お前いつのまにはるかのこと好きになったんだよ、というのもあるし、 そんなにはるかのこと気にしてたんなら由綺とつきあわなければ良かったじゃないか、とかいうのもある。 それは言い訳はいろいろできるのだろうけど、 例えばエピソードや主人公の心理描写での説得力ははっきり言って全然ないと思う。 相変わらず由綺に対しての罪悪感はほとんどないし…。

_ Keyみんなの掲示板を考えるは相変わらず楽しい。 ここここを合わせて読むと 2倍楽しめるけど。人間って素晴らしい、ということを今日も実感させてもらった。



8月28日(土)

_ 「CCさくらを観に行こうOFF」に行く。というかそんなもののためにわざわざ出かける私もあほだが、 イチゴサンデーを食べに行く、という名目もあったし、ちょっと受け渡ししたい物もあったということで、 まあいいということにしよう。

_ 行き帰りの電車でひまなので小野不由美さんの「屍鬼」を読もうとしたがさすがに無理だった。 電車の中なので読みにくいというのもあるけど、上下各3時間はかかるはずなので(細かく読むともっとかかる)、 はじめから無謀な計画だったという話もある。 普通のヤングアダルトものなら3冊読んでもまだ時間があまるというのに…。

_ 待ち合わせ場所の新宿へ行ってまず最初にしたことは紀伊国屋チェック。 いきなりハードカバーの本を買ったりなんかして当然のごとくますます荷物が重くなる。 とりあえず買いすぎないうちに新宿駅へ戻って時間までちょっと待つ。

_ 待ち合わせにはちょっと遅れそうな人が出た模様だったが、時間がないので移動して食事。 ワッフルを買おうとしたら「どっちの料理ショー」でのワッフル勝利の記事が貼ってあった。 でも昼食はカレー。バイキング形式で 980円だったけど、時間もなかったしワッフルも食べていたので、 それほど食べられなかった。ヨーグルトが妙に甘くて良かった。でも枝豆はまずかった。

_ 「CCさくら」自体は特にダメ、ということもないけど特に良くできているというほどのこともない。 小さいお友達向けなのか分かりやすい展開でオチも簡単に読めるし。 そのこと自体を責める気は特にないが、問題はクライマックスでの演出がいまいちというところか。 もうちょっと盛り上げてくれないとカタルシスが…。

_ その後はゲーセンに行ったりゲーマーズに行ったりイチゴサンデーを食べに行ったり。 でもみんな(11人いた)でイチゴサンデーを頼んだせいで「イチゴがもうない」とか言われて、 結局イチゴサンデーは食べられなかった。 かわりにチョコパフェを食べたけど、そんなのどこででも食べられるし…。 許すまじタ○セ(だったっけ)。

_ 結局 18 時〜 20 時くらいまで飲み会をして解散。 帰りの電車中で他の人が買った「Kanon」トレカを見せてもらう。 天野美汐と香里と佐祐理さんはうらやましいかも。でも「ONE」に比べればはるかに優先順位が落ちるわけで、 そんなものに何千円(か何万円か知らないけど)も費やしたくない。 ちなみに「With You」トレカは出来がいいらしい。 さらにちなみにさくら銀行で(綺堂)さくらカード、とか出してくれたらいいのに…という話をした。 木之本とか真宮寺でもいいけど。というか色々出して選択制にすれば顧客も増えるし(一部で)イメージが上がるし、 せっかくの「さくら」という名前を利用しない手はないと思うのだが。



8月27日(金)

_ 好みの問題と言われると、 話が終わってしまうけれども、個人的には「ONE」小説は「恋愛小説として」面白くない、と思う。 恋愛ものとして面白ければ、少しくらい文章が下手でも私も気にしないのだが…。 しかし、この場合はそうではなく、恋愛ものとしての重要なポイントである感情の描写が 十分に出来ているとは言い難い、というか読んでいて感情の動きが納得できなかった(ような記憶がある)。 端的に言うと感情移入が困難というか違和感があるというか。 だから単純に文章が下手というだけでなく、そういう部分も含めて下手だ、というわけで、 私としてはやはり評価のしようがない。

_ もちろん文章的に下手なことを認めた上で、趣味の問題としてああいうのが好き、 というのであればそのことをどうこう言っても仕方がない(というか言えない)けれども。 恋愛ものとして評価できるというのは個人的には納得できないけど…(^^;

_ ちなみにこの辺 で私の言いたかったのは、雪駄さんと私の考え方が同じかどうかということでなくて、 あの文章で雪駄さんが言いたかったことを私が本当に把握しているかどうか、ということなんだけど、 視点さえ分かって貰えればそれでいい ということであれば、それでいいのかもしれない。本当に理解できたかどうかなんて実証できるわけではないし…。

_ 「コレクターユイ」”ユイのプリンセス修行”を見る。 「プリンセスネット」とかいうので「ローマの休日」みたいなものかと思ったが、 全然そんなことなかった。しかもわざわざあんな修行までさせれるのではお客が集まらないのでは…。 ということはどうでもいいとしても、 何か妙に胸が強調されてる絵が多かったような…というか全体的に顔が崩れているような気がした。 お話自体はまあ普通というか特に面白いということもなかった。 ラブコメ的な魅力は全くない作品になってしまったので、 隣のお兄さんがどうとかいう話にも全然興味が持てないし。



8月26日(木)

_ 昨日「殺人供与」の話は、 さすがに本人も気づいたらしく修正されていた。良かった。

_ 五代ゆうさんいえば SF 大会の創作講座 (久美沙織さんの)で、たまたま指名したらプロの作家だった…というエピソードが忘れられない (HAMACON か DAICON VI の時だったかな)。 「機械じかけの神々」はラストが個人的にアレだったので忘却の彼方に追いやってそれっきり、なんだけど。

_ 意図は伝わってるかどうかは、 結構不安だったりする。あの話をファンタジーでなくすると精神病の話になる、というのは私も考えたことなのだけれど。 「伝えたいこといっぱいあるの」とか言いつつ、言葉にできない部分ってあるし、 言葉にしても伝わらないことも多い。書き手と読み手の齟齬、なんてのはいまさら言うまでもないし。 でも私のコメントを読んで意図が伝わってると判断されたのなら、きっと間違った読み方はしてないのだろう。 ということにしておこう。って何でいちいち私はこんなことを考えているのだろうか…。 ちなみに「表情」に関しては「ONE」の茜に比べると「Kanon」キャラは微妙さに欠ける気がしないでもない。

_ 「ONE」小説の感想については「わっふる同盟」こことかで書いているわけだけど、 あの文章は立場上かなりおさえて書いているつもり。だから、 作者の力量が酷い に該当すると思うんだけど…許容範囲が広いのかな。 少女小説を大量に読んでた(最近はあまり読んでない) 関係上恋愛小説に関して厳しいという面もあるかもしれないけど、 それにしてもあの小説は下手だと思う。

_ もちろん、どんな作品に感動しようと自由なのかもしれないけど、茜シナリオが好きで、 なおかつあの小説をほめるのであれば、茜シナリオのどこが気に入ったのか、あるいは茜のどこが好きなのか、 問うてみたい気はする。私的にはあれは茜シナリオの魅力を減退させたものとしか思えないので。

_ というか世の中には「久遠の絆」の文章の下手さも気にならない人もいるみたいだし、 文章が上手だろうと下手だろうと気にならない人も存在するのかもしれない(別にいちせさんのことではなく)。 まあ私も少しくらい下手でもそれほど気にしない方ではあるのだが (例えば「TLS2」の小説とかはそれほど気にならない。積極的に評価しようとは思わないけど)、 「ONE」についてはこだわりがあるだけに、改悪するのなら小説化なんてやめてほしかった気がする。 少なくとも実力のない作家を評価したくない。

_ ちなみに「ダメ人間度チェック」は 140.8% ということらしい。選択肢で迷う部分があったので誤差はあると思うけど。 この手のチェックをしてしまうような人間としては平均より下だと思う。 統計をとったわけでもないので何とも言えないけど。

_ しかし今日の日記もまとまりがないというか何というか…。これで他人の文章の上手下手を言っても説得力がないか。



8月25日(水)

_ 掲示板とかで書いてると、「この人とは分かり合えないな」と思う瞬間があって何か寂しい。 もちろん意見が違う人はいて当然だし、それはそれでお互いに認めあえるのが普通なのだが、 根本的に違ってるのでは、とか、これ以上書いても伝わらないのではないか、とか思ってしまうことがあるわけで。 だから何なんだ、と言われると困るけど。 Tactics や Key 系の話ではないし。 というか(書いてはいないけど)某ネタバレ掲示板 の人たちとはきっと分かり合えないだろうとは思うけど。 しかしいくらなんでも 「殺人供与」はないだろう、 と思ったのは私だけだろうか(文脈からすると「殺人教唆」のことらしい)。

_ うわさの(?) 「センチメンタル=萌えるにょぱにょ〜ん!!!」。 結果は、1位 杉原 真奈美さん …ということで、全然納得できない (嫌いじゃないけど優先順位は低い)のでさんざんやり直したあげく、

1位 安達 妙子さん (*^^*) 「これからずっと、お味噌汁、作ってあげる!」

ということに。 確率で変わるとか書いてあるので、 何回か試したところ、晶、美由紀、千恵、ほのか、真奈美も1位になった。確率変動幅が大きすぎるのでは…。 晶、美由紀は好きなのでいいけど。実はひたいの広い女の子が好みだったりする。 晶は「素直になれない」ところが好き。 関係ないけど川原泉さんの作品にもみそ汁に異常な執着を示すキャラがいたなあ、とか思ったり。

_ やはり「とらハ2」を語る上で、 周囲の人たちや雰囲気 というのは欠かせないのか。でも読んだ限りでは愛さん&ゆうひがまだっぽいのは残念。 というか世間では愛さんは評価されてないなあ、と思ってたら、 この辺 ではゆうひ、愛さんが上位で嬉しい。ゆうひはわりと一般的にも人気があるらしい。 どうしてゆうひが好きなのか、みんなに聞いてみたい気もするけど… (美人だとか明るいとかプロポーションがとかいうのはもちろん×)。

_ 久しぶりに fj.rec.games.video.characters チェック。 <19990822111353.14707194.1295298744@news1.dti.ne.jp> で 「私的には小説の方が好きです。」と書いてあってしかも「茜シナリオが一番好き」? あまりの素晴らしさに今日も涙が止まらない。 おまけに <7ppbs9$fio$1@news2.dti.ne.jp> とかでも 「ちなみにCampusも良かったですよ。」とか「小説版2巻が一番好きですね。」とか書いてあったりなんかして、 あのレベルでほめられるのなら、やはりギャルゲーのノベライズ作家っていい商売だなあ、と思う。

_ 世の中なべて3分の1 とかいう話もあるみたいだけど、「踏み場がないほど」集めてるのは少数なのではないか、というのが個人的見解。 見るだけだったら大量に見ている人も多そうだけど(話を聞く限りでは)、「持ってる」となると話が別なので。 もしかしたら私が少数派(友人も?)なのかもしれないけど…。 というかそのかわり少女マンガが大量にあったりするからどっちもどっちなのか? 一応3人兄弟でオトコばっかりなんだけど。

_ ちなみにその手の物が床一面に散乱してたら、私も恋人としてはおつきあいしたくないかも(笑)。 それはまあ私もエロゲーとかしてるわけで、そのこと自体をどうこう言えないし、言われたくないけど、 やはり程度問題というか何というか…。 というか私は男だから友人としてはいくらビデオみてようと雑誌散乱させようと気にならないけど (もちろん実際に痴漢行為とかしてたら犯罪者だから別問題だけど)。



8月24日(火)

_ 今日も雪駄さんの 新解釈が出ていた。 後半部分は今まで見た「Kanon」系文章の中で一番納得できたかも (ファンタジーでもメッセージ性のある作品がないとは思わないけど)。 あとは例えばシチュエーションの魅力、とか。 「待っていた少女との再会(と別れ、さらに再会)」や「死が目前に迫っている病弱少女との恋愛」等々、 シチュエーションだけでも泣ける人は泣けるんだろうし、例えば「夜の公園でキスシーン」なんて、 確かに綺麗で印象的な気がする。 私の場合印象的なのは「香里が祐一を学校に呼び出して」や「夢を語る(?)美汐」だから、 やはり一般のプレイヤーとは感覚が違うのかもしれないが。もちろん PS 版「To Heart」の志保 ED のように、 シチュエーションと演出だけで感動できることもあるけど…。

_ 都築真紀さんのページチェック。 トップ絵キャラ・アンケートの中間発表を見ると、 小鳥が1位らしい。本当は愛さんに1位になってほしいけど無理そうなので、ゆうひに投票することにする。

_ ついでに ivory のページで とらはスクリーンセーバー サンプル版をダウンロード。 何となく使わないような気もするけど。実際この手のアクセサリ系ってほとんど使ったことないし…。 すべてが茜なデスクトップアクセサリ集とか出たらまた話が違うんだろうけど。



8月23日(月)

_ 今日のすごい書き込み。 というかもともとはまっとうな注意の書き込みだったのだが反応の仕方が普通じゃないというか…。 まさか「ネタバレ掲示板」で「ネタバレでないものはダメ、とは書いてないからネタバレでなくてもいいのでは」 とかいうむちゃくちゃなことを恥ずかしげもなく書く人間が存在しうるとは思わなかった。 私もまだまだ甘いのか。「常識」なんていう言葉のむなしさを痛感してしまった。

_ 都築真紀さんの 日記ページを見ると、 Tacticsみんなの掲示板をチェックされてたらしい。 愛さん好きがいることをもっとアピールしなければ…。 というか個人的には愛さんの誕生日がどうして変更になったのかぜひぜひ知りたい!

_ それだけ読んでれば ファンタジーがそんなにご都合主義的な物語ばかりではないということは理解されてると思うんだけど。 というか理解されてるようなのだが…。うーん。 実際「自己正当化のために物語を曲解する人達」というのはいそうなんだけど、 そういう人たちがいるからという理由でファンタジーであることをやめた方がいい、というのはやっぱりどうかと思うわけで。 まあ新しい 解釈も書かれてるみたいだし、 古い文章に今さらああこう言っても仕方ないんだけど。

_ ちなみに新しい解釈については、 なるほど、こういう見方もあるのか、という感じ。出来事そのものには意味はなく、 そこに意味を見いだす(あるいは付加する)のは人間である、ということを考えればその通りなのかもしれない、とも 思う。 しかし、そういう「よかった探し」みたいな話が面白いのかな… と思ったら「特別面白いとは思ってないです」とか書いてある(^^; もっとも、 「製作者が表現したかったのはエピソードによって語られるメッセージではなく、ゲームによって表現される日常そのもの」 だったとしたらその日常の描写レベルで「ONE」に劣る「Kanon」はそれだけで評価が下がってしまうことになる。 ただ、少なくとも私の思考はかなり祐一とは乖離しており、「一体感」はなかった、と思うので、 やはり解釈が違うのかなあ、とか思ったり。 ちなみに「奇跡」解釈も麻枝さんと久弥さんで違ってるような気がする。 (しかし逆接ばっかりでヘンな文章…)

_ というわけで「ときメモ2」のヒロイン チェック。とりあえずどうでも良さそうな予感。でも出たら買うのではないかと思う。 虹野さんの後継者がいればいいんだけど…。



8月22日(日)

_ 「ペリペティアの福音(下)」(秋山完、朝日ソノラマ文庫)を読む。 確かに面白いけど、お話の中の要素が色々ありすぎてうまくまとまってない感じもする。 もう1回読み直してみないとちゃんとした感想は書けないかも。 ちなみにキャラ的には冒頭に出てくる女の子とかは魅力的に描けてて良かったと思う。 こういう「きちんとした」子って好き。

_ 何となく久しぶりに「WHITE ALBUM」美咲さんシナリオリプレイ。 何の躊躇もなく学園祭の手伝いとかする主人公。素晴らしい。 心変わりとか裏切りとかそれ以前にお前由綺のこと好きでもなんでもないだろ、と言いたくなる。 由綺という存在がなければ、 まあ美咲さんのこと好きになっても不思議ではないと言えないことはない展開なんだけど (そのためにはちょっとイベント少なすぎるか)。

_ 私が管理者している某 Mailing List の人から退会方法をたずねるメールが来た。 ML で一度も発言したことない人の場合、せめて何の ML についてなのか書くとか、 その程度のことは考えてくれてもよさそうなものだが、無理な注文なのだろうか。 というかその程度のことは最初の Welcome メールにも Help にも書いてあるはずだから、 それも読んでくれないような人には期待するだけムダということなのかもしれない。 まあ質問されればその都度答えてはいるけど。



8月21日(土)

_ 私の勤務する会社の労働組合の行事でバーベキュー。それなりに楽しいけど雑用もさせられるので面倒くさい。 本来は組合行事だからどうでもいいように思えるけど、人事担当者なので仕方がない。 ということで「うぐぅ」と言いながらあゆの塩焼きを食べたり、「あぅー」とか言いながら焼きそばを食べたりする。 しかし鮎とニジマスの見分けがつかないとは…やはり都会の人はこういう時ダメだと思う (私は田舎の人なので見間違えようがない)。

_ 今年の夏の高校野球は桐生第一が初優勝。 あの「がおか」がここまで来るとは…と思うと感慨深い(昔「桐ヶ丘」とかいう名前だった、と思う)。 群馬代表の高校では優勝は初めて、ということでやはり嬉しいけど、 私の母校が甲子園に行けた方がもっと良かった。 ついでに言うと高校総体ではフェンシングが3位だったらしいのだが、 こちらはあまり話題にならなくて悲しい。

_ 反応があるのはいいこと…なのかな。 谷山由紀さんについては「天夢航海」は読んでないけど、「こんなに緑の森の中」は読んでたりして、 個人的には評価できないなあ、と思ってたりもする。 ちなみに「十二国記」とは全然違うのではないかと思うけど「天夢航海」は読んでないので断言はできない。 さらにちなみに「みさき先輩の心と実際の行動の剥離」は 「乖離」の方がいいのではないかと思ったりもするけど、それこそ余計なお世話か。

_ 現実が共有幻想であるということについて言えば、つまりそれだけ「現実」なるものはあやふやである、 ということなんだけど。 そういう意味では「共同幻想」と「共有幻想」ではちょっとニュアンスが違うかも。 「共有幻想」と言いつつも実は「共有」されてるのはほんのわずかな部分なのかもしれないし、 だとすればどこまでが「現実」と言えるのかもあやしい。 アメリカ人の多くはUFOが来て云々とかいうトンデモ話を信じてるらしいけど、 彼らにとっての「現実」はそういうものなのだろう。 だから、彼らの「現実」は私にとっての「現実」と違う。 というわけでみんなで共有してる「現実」なんてどこまであるのか、 そもそも共有してるということ自体幻想で、 実はそれぞれの幻想のぶつかりあいで社会が成立しているのではないかと思ったりもする。 まあ多分に言葉遊び的な部分も多い気もするし、私の言説自体あやふやなので何だけど。



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"Fay"  felicity@misao.to

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