1999年11月11日〜20日




11月20日(土)

_ 京都 SF フェスティバルの日。 朝いきなり寝過ごした上に、高崎で電車の扉が目の前で閉められてしまい、さらに遅れる。 京都駅ではうろ覚えでバス停に行ったら、206系統の来る位置が変わっていた。 その上観光シーズンのせいか、やたらと混みまくり、会場の芝蘭会館についたのは 14:00 ちょっと前といったところであった。

_ とりあえず「活字消失〜印刷と出版の未来」(というような感じの名前だったと思う)を聞く。 司会の岡田くんの話のまとめ方がむちゃくちゃでかなり笑えた。 本が絶版になるのは仕方ないが、電子データでも買えるようにしておいてほしい、 という大森さんの意見はまったくもってその通りだと思った。 ちなみにメンバーは岡田くん以外にナカニシヤ書店の中西さん、創元の小浜さん、大森さんと志村さん。 印刷業界には SF ファンが多いという話には笑えた。

_ その後は「YA総括」。司会が仲澤くんで、喜多哲士さんと三村美衣さん。 結構メモもとったけどまとめるのが面倒なのでとりあえずパス。 ヤングアダルトというのは同一の記号を共有している人々が読み書きしているものであり、 それを共有している間は楽しめる、という話だったような気がする。 「老婆はおそろしい顔で笑った」という文章が気になるかどうかがポイントの一つらしい。 キャラが記号化している(眼鏡とか妹とか巫女さんとか…)という説には納得。

_ 本会最後の企画は笹本祐一さんと野尻抱介さんの H2 ロケットレポート。TV とかで全然見てなかったので、 良かったと思う。「星のパイロット」は星雲賞で増刷されたが特に売り上げは増えてないらしい。 「裏山の宇宙船」とかと同じくらいの部数らしいから、読者層も同じということなのだろうか。

_ 企画が終わった後は芝蘭会館を出て「さわや」へ移動。荷物を置いて食事に行く。「ビィアント」でカレー。 当然のごとくカツカレーを注文する。みさき先輩の偉大さを確認しつつ宿に戻り、うだうだ。

_ 恒例の OP クイズでは「クイズ歳の差なんて」というのをやっていた。 若者チームは京大、名大、東洋大、お茶大から女性会員各1名、 お年寄りチーム(失礼)は牧野修さん、志村さん、水鏡子さん、喜多哲士さんだった。 でも野田さんは若者とは言い難いような気もするような…(森君と一緒くらい?)。 ちなみに笑えた問題は「ヒューゴー賞の由来となった作家のフルネームを答えよ」。 野田さん以外は結局不正解だったのだが、東洋大の田中さん(だったっけ)の質問は 「ネビュラさんの名字って何ですか?」。素晴らしい。

_ その後はロビー(?)で OB の人たちとおしゃべり。相変わらず小浜夫妻の記憶力はすごい、 と思うのは私だけなのだろうか。総じて年長の方の方がいろいろな事を良く覚えているという気もするが。 ちなみに「年寄りの部屋」とかも行こうと思ったのだが、だらだらしているうちに時間がすぎてしまい、 行き損ねてしまった。おかげで桑山さんにも会えたし、良かったけど、 「SFコンベンションの部屋」にも行き損ねたのはちょっと残念。

_ 大広間とスタッフ部屋では鍋をやっていた。きのこが入ってるみたいだったので、 私は食べなかったけど、勝手にあんなことをやっても良いのだろうか。旅館の人は黙認といったところか。

_ せっかくの合宿でどの企画にも行かないのもどうかと思ったので 「E.G.コンバットの部屋」に行く。ただ、みんながほめてる意見ばかりで気持ち悪かった。 もちろん私も面白いと思うし、評価してるからそういう企画の部屋に行ったわけだけど、 そこまで高く評価するのもどうかなあ、という気もしないでもない (実を言うと大好きな小野不由美さんの場合でさえ、 純正ファンばかりで皆がほめていると面白くなかったりする。「主上」とかいう呼び方も苦手。 別のコミュニティとかでほめてる人がいたりするのは嬉しいのだが。) でも「GARP派」と「ペスカ派」と「カデナ派」に参加者が分かれたのはちょっと笑えた。 「カデナ=E.G.コンバットのガン」説というのもなかなか面白かった。 「E.G.コンバット」のメインはルノアとルノア隊であり、カデナがからんでくることで、 それがそこなわれた、という趣旨らしい。言いたいことは分からないでもないのだが、 カデナを描くことでルノア隊の優秀さをより強調してるのではなかろうか、というのが個人的見解。 まあカデナは「銀英伝」でのユリアン的キャラ(万能で優秀だけど、どの技能でも専門家に負ける) なのでちょっとかわいそうというか、損な役回りというかそういう気がするのも事実だし、 カデナはもうちょっとむくわれて良いのではないかとも思っているけど(だから私はカデナ派)。

_ 笹本祐一さんは第4巻ですべての決着をきちんとつけられる力量を作者は持っているのではないかと期待している、 というようなことを言われていたが、個人的には敵の謎解きくらいがせいぜいかな、という見解だったりする。 ちなみにルノアが最後に見た映画が「猿の惑星」であることが気になっているのは私だけなのだろうか。 さらにちなみに今度秋山瑞人さんのオリジナル小説も出るらしい。

_ その後はロビーに戻ってギャルゲーの話をしたりして、少し寝る。 大野さんは「Kanon Rogue」を作るかも、という話をしていて、「すずうた」はどう?と聞かれたので、 やめた方がいいですよ、と答えておく。ついでに「ONE」のドラマCDの話も出たので、 買ってまで聞くほどの出来でもないらしいことを伝える。個人的には茜編くらいは買おうと思ってるけど。

_ 聞いた感じではやはり最近はこれといったゲームはないようだ。 岸場さんは「Prismaticallization」をほめていた。クソゲーだけど志が感じられる、らしい。 そういえば「ヒロインドリーム」も昔すすめられたけど、結局買ってない。



11月19日(金)

_ 素朴な疑問。日記を書く権利を持たない人って世の中に存在するのだろうか。 日記を書いた時点で日記書きだと言えるだろうから、 「日記を書く権利が日記書きにはあります」 というのはある種のトートロジーのような気がする。 まあここを読んで思わず笑ってしまった、 というだけなのでどうでもいいけど。

_ 今度「ゆとり休暇推進フェア in 群馬」(主催  前橋市労働基準局、前橋市、群馬労働基準協会連合会)というイベントで大桃美代子が来るらしい。 仕事にかこつけて見に行こうかと思ったが、行かなくていい、と言われてしまった。残念。

_ 明日は京都 SF フェスティバルで、 次の日にはSF研の20周年記念パーティ。 まあそれはいいのだが、遅くなると帰れなくなるから早くして、 と言ったにもかかわらずパーティの時間が17〜19時というのはちょっとむかつく。 しかも会費8,000円とか書いてあったりなんかして、なんでそんなに豪華なパーティにするんだ、と思ってしまう。 パーティと言っても基本的には内輪だけだし、フォーマルなものではないはずなのだが。 スーツとかも着ていくつもりないし。

_ NF はついでだからちょっとくらい見ていくのだろうか。でもどうせ京フェスで寝てないし…。 今ふと思ったのだが、記念パーティの開始時間が遅いのは NF のイベントに現役生が行ってるから、 という可能性もあるのではなかろうか。でもパーティの受付開始が 16:30 ということを考えると、 現役生はそんなにゆっくりできないはずだし、そうでもないか。



11月18日(木)

_ 「しし座流星群」を見ようと思って夜中に起き出して見たのだが、曇っていてみれなかった。 残念。個人的にはやはり「ペルセウス座流星群」に思い入れがあるわけだが、 その時期は毎年お仕事が忙しかったりするので全然見れてない。うわさの ぐんま天文台にも一度行っておかないと、と思う今日この頃である。

_ そんなわけで「セラフィムコール」柊彩乃の話。 センチJの京都の話よりはるかに分かりやすいし(その分むちゃくちゃさが薄れて残念という話もあるけど) 悪くないと思う。子供時代もかわいく描かれてたし。 個人的には高校の英語教師はやはりもったいないと思う。 あの時代の教師の役割は少なくとも高校以下ではあまり重要ではなさそうだし。



11月17日(水)

_ 「無限のリヴァイアス」を見る。悪くない…というか三角関係(四角関係?)とかはなかなか楽しいのだが、 周辺(よく分からない敵とか)の描き方がやっぱりいまいち。 三角関係の清算の仕方次第では気持ち悪いだけになりかねないだけに、その辺を上手く処理できるといいなあ、と思う。



11月16日(火)

_ 今度の冬コミはこの辺によると当選したらしい。 しかし全然準備ができてないのでこれからがんばらないと…ってこんなことで大丈夫なのだろうか。



11月15日(月)

_ 「おジャ魔女どれみ」を見る。どれみが不合格になったのは仕方ないとしても、 不合格のなり方がちょっと納得行かなかった。食べてる間に時間切れで…とかいうならまだしも、 あれでは出題者の意図に沿わない行動をとったらそれでダメ、という風にしか見えない。



11月14日(日)

_ 結局宿でだらだらした後、お別れして群馬へ。まだ渋滞もしてなかったのでわりと順調に帰ってこれた。 あやしげな写真を撮影したり「馬車道」で食事した後、関東組とも別れて家に帰る。



11月13日(土)

_ Tactics 系の「第2回温泉オフ」に行く。今回の行き先は軽井沢。参加者は10人。 と言っても基本的には Tactics 系オフで会ってるようなメンバーばかりなのでそれほど目新しさはない。 楽しいのは楽しいけど…。

_ なんか妙に暑かったが、とりあえず駅前をぶらぶらしたり、温泉に入ったりした後に宴会。 風邪のこともあり、お酒は控えめに。でも3時過ぎまで起きてたのであまり意味はなかったかもしれない。



11月12日(金)

_ 「グイン・サーガ68 豹頭将軍の帰還」(栗本薫、ハヤカワ文庫JA)を読む。何か全然面白くない。 話自体は特に意外性もなく予想通りだし、イシュトは相変わらずバカだし、 特に変わったところもないような気もするのだが…。 マリウスの言動がむちゃくちゃなのがいけないのか、オクタヴィアがグインに頼りっきりなのがいけないのか、 グインがシルヴィアを甘やかしまくるのがいけないのか、理由はよく分からないけど、とにかくいまいちであった。



11月11日(木)

_ 「セラフィム・コール」を見る。村雨(妹)の話。といっても先週の話の裏返しみたいな演出なので、 こういうのも嫌いではないけど、「なぎさボーイ」「多恵子ガール」並に認識が違っているわけでもないし、 ちょっと残念な気がした。時間がなくてまともに見てないのでオチはよく分からなかった。 あのヘンな装置を使った仮想現実のつもりだったけど、本当の現実だったということなのだろうか。 そもそもキスしたからと言ってそれが現実かどうかどうして分かるのだろうか。 ラブレター云々の話は予想通りだったし、面白くもないのでどうでもいいけど。

_ 「星くず英雄伝(7) ファニージュエルふたたび」(新木伸、電撃文庫)について。 読んだのはしばらく前だけど、 ちょっと書いてるがいたので反応。 といっても基本的には同感です、というだけだけど。シリーズ的にはアニーが本命ヒロインという感じだけど、 個人的にはラセリアの方がお気に入りだったりするし。ヒロインを増やすのもそろそろ限界だろうから、 綺麗にオチをつけて終わってほしい、というのが本音ではある。



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