◇キャラメイク、成長、覚醒に関するルール◇


<キャラメイクに関するルール変更点>

 (1)特性値を「3d6+5」ではなく、「3d6」とする。従って、得られる命運も140点から特性値の合計を引いたものとなる。

 (2)初期命運と同量の背景情報ポイント(背景情報を得るためのポイント)が得られる。背景情報とはそのPCの特殊な背景を決定するものであり、特殊な社会的身分や、超常的な力の保持など、様々なものがある。背景情報ポイントだけでは足りない場合は、命運を消費して背景情報を選択してもよい。
 キャラクター作成時点の命運が最終的に5点以上40点以下の範囲にあるよう、背景情報を選択すること。


<キャラメイクの手順>

 (1)キャラクターのイメージを決める。
 まず、どんなキャラクターをプレイしたいか、おおまかなイメージをまとめることから始める。この作業がきちんとできていると、これからのキャラメイクも円滑にすすむと思われる。

 (2)年齢、性別を決める。
 年齢は15〜50歳までの範囲で決定すること。これにより年齢と同じだけのスキルポイント(一般技能を修得するためのポイント)を得ることができる。もしも、この範囲から外れる場合、1歳ごとに全ての能力値が1ずつ低下する。性別は装備に大きな影響を与える。男性、女性のどちらか決定すること。

 (3)系統と技能を選択する。
 メガテンTRPGには、ハイテク、格闘、魔界魔法、カルトマジック、超能力の5つの系統があり、それぞれの系統の下に個々の技能がある。これらの中から、好きな技能を1つ選択する。選択する技能によって、特技と装備、特性値修正が決定する。

 (4)特性値を決定する。
 6面ダイスを3個振り、その合計を記録する。これを10回繰り返して、10個の数字を作る。この合計を140から引いた数字が「命運」になる。命運が41以上になったり、5未満になったら、後述の背景情報を選択して5〜40の間にすること。また、命運と同じ値の背景情報修得ポイント(最大40)を得る。
 そして10個の数字を、特性値に好きなように割り振る。これに技能を選択した際に得た特性値ボーナスを加えた値が、最終的な特性値となる。

 (5)特技を修得する。
 特定の系統と技能を選択したら、選択した技能の技能レベルが1になる。例えば、格闘系統の空手技能を選択した場合、格闘総合レベル1(空手技能レベル1)になる。
 そして1レベルで修得可能な特技をキャラクターシートに書き写すこと。 

 (6)背景情報を選択する。
 背景情報は、そのPCの特殊な背景を決定するものである。背景情報には、特殊な社会的身分や、超常的な力の保持など、様々なものがある。
 背景情報ポイントを消費して、背景情報を選択することが出来る。それでも足りない場合は、命運を消費して背景情報を選択すること。

 背景情報に関する詳しいルールは、背景情報についてを参照。

 (6一般技能を修得する。
 キャラクターは作成時に、年齢と同じだけのスキルポイント(一般技能を修得するためのポイント)を得る。これを消費して、一般技能を修得することができる。また、命運を1点消費して、スキルポイントを2点獲得することもできる。

 一般技能に関する詳しいルールは、一般技能についてを参照。

 (7)装備を購入する。
 マスターの指示したGP(ゲートパワー:キャンペーンの進行段階)以下の装備を購入することができる。1レベルのキャラクターの通常の所持金は3万円で、シナリオの背景、PCの選択した背景情報などによって変化する。

 (8)そのほかのデータの決定。
 装備が決定した時点で、HP、MP、命中値、回避値、防御点、移動力、行動力などを計算してキャラクターシートに記入する。

 最大HP=耐久力+(耐久力B×レベル)+(強さB×レベル×1/2)
 最大MP=精神力+(精神力B×レベル)+(魔力B×レベル×1/2)
 格闘命中値=強さ+装備等の修正
 射撃命中値=器用さ+装備等の修正
 格闘回避値=敏捷性+装備等の修正
 射撃回避値=直感+装備等の修正
 魔界魔法回避値=(魔力+10、あるいは精神力)+装備等の修正
 カルトマジック回避値=(加護+10、あるいは精神力)+装備等の修正
 超能力回避値=(直観+10、あるいは精神力)+装備等の修正
 物理防御力=強さB+耐久力B+装備等の修正
 魔法防御力=魔力B×(覚醒段階+1)+加護B+装備等の修正
 移動力=敏捷度+装備等の修正
 行動力=(移動力、あるいは知力)+装備等の修正

 あと、覚醒段階は「愚者(覚醒レベルT)」である。
 経験値には0、NEXT経験値には10と記入すること。
 相性は人間の場合、聖「×」である以外、全ての相性は「〇」である。

 (9)宿命、属性を決定する。
 キャラ作成時の宿命には、命運を1点消費して1D3点の宿命を得る方法、修得した技能(カルトマジック、超能力など)や背景情報(愛する者、〜のコネなど)から宿命を得る方法、DMから与えられる立ち位置としての宿命などがある。属性は、ロウとカオスに任意に25点を振り分けること。ロウとカオスの差が20以上になったら数値が大きい方の属性になる。差が20以下ならばニュートラルである。背景情報で属性絡みのものを選択しない限り、キャラ作成時にライトとダークに属性を振り分けることはできない。

 宿命に関する詳しいルールは、宿命、命運に関するルールを参照。

 (10)名前を決める。
 名前は、自由に決めて良い(マスターの許可する範囲で)。現代に実在すると思われる名前であれば、命名方法は自由であるが、あまり非現実的な名前はゲームの雰囲気を損なってしまうので避けること。

 これで、キャラクターは完成である。


<キャラクターの成長>

 メガテンTRPGにおける、キャラクターの成長とは以下のようなものである。
 (1)宿命の変化
 (2)レベルアップによる成長
 (3)覚醒
 (4)そのほかの成長


<レベルアップ>

 経験点が次のレベルに必要な値に達すると、キャラクターはレベルアップする。レベルアップの際、以下の成長が行われる。
 (1)レベルが1上昇する。
 (2)4つの特性値を選び、1点ずつ上昇させる。
 (3)レベルと特性値の上昇により、HPとMPが上昇する。
 (4)命運が1点加算される。
 (5)技能の1つを選び、1レベル上昇させる。これにより、新たな特技が修得できる。
 (6)知力Bと同じだけのスキルポイントを得る。これにより、新たな一般技能が修得できる。

 特性値の成長:特性値の成長は、10個の特性値いずれに割り振っても良いが、重ねて成長させることは出来ない。あくまでも「4つの別々の特性値」を上昇させるのである。
 ▼覚醒の際、上昇するポイントは+5点(技能覚醒の場合)ではなく、以下の計算をもとに5回分計算する。現在の特性値の数値と(覚醒段階×10)を比べてみて、現在の特性値の方が21点以上低かったら+4点、20〜11点低かったら+3点、10〜1点低かったら+2点、それ以上なら+1点である。

 技能の成長:すでに修得している技能を成長させるときは、その技能のレベルを1上昇すればよい。しかし、同じ系統の他の新たな技能を修得する際には、その系統内のすでに取得している技能の種類の数が、知力B+覚醒段階より少なくなければならない。つまり、同じ系統内の修得できる技能の種類の数の上限が(知力B+覚醒段階)である。
▼覚醒していない系統の技能は成長させることが出来ない。


<覚醒>

人類は進化の階梯を登ろうとしている。彼らは自分の経てきた輪廻転生の中で獲得していた技能を「思い出し」て、前世でそうあったように、使うことが出来るようになる。同時に、輪廻転生の中で自分がどんな運命にあるのか、その一端を少しずつ理解していくのである。
 これを「覚醒」と呼び、覚醒の程度を「覚醒段階」と呼ぶ。覚醒によって得られる可能性は無限であり、いつか人は神になれる可能性を秘めているのである。

<覚醒の段階>(今後、ちょっと変更するかも?)

 (0)一般人(覚醒未経験、覚醒段階0)
  ごく普通の人。自らの存在意義に疑問を持ちながらも日常生活を続ける人々をさす。命運を持ってはいるが、その存在も活かし方も知らず無駄に浪費する事が多い。

 (1)愚者:(覚醒未経験、覚醒段階1)
  作成されたばかりのキャラクターは愚者で始まる。愚者は、まだ悪魔との戦いについてほとんど何も知らない。また、愚者は最初に学んだ系統しか持つことが出来ない。自らの無知を知り、行くべき道を模索する。愚者とは、自らの愚かさを自覚した「真理を求める者」の第一歩なのである。ただし、有り余る才能もしくは幸運により偶然この階梯にたどり着く者もいる。こちらは文字通り愚か者である場合が多い。
  5レベル以上になった愚者は、技能覚醒を行い、新たな技能1レベルを得て、異能者となることが出来る。

 (2)異能者:(技能覚醒1回、覚醒段階2)
  異能者は自分の内面に眠っていた特殊能力に目覚め、新たな進歩の階梯を登り始めた存在である。
  15レベル以上になった異能者は、技能覚醒をして達人になることが出来る。

 (3)達人:(技能覚醒2回、覚醒段階3)
  達人は自分の秘めたる特殊能力を充分に使いこなすことができる存在である。
  達人は、神族覚醒を行い覚醒者になるか、30レベル以上で技能覚醒をして超人になることが出来る。

 (4)覚醒者:(技能覚醒2回、神族覚醒1回、覚醒段階3)
  覚醒者は自らが属すべき神族を知り、この壮大な戦いの中での自らの役割を確認した者である。
  30レベル以上になった覚醒者は、技能覚醒を行い導師になる事が出来る。

 (5)超人:(技能覚醒3回、覚醒段階4)
  人間のまま人間を越えた覚醒段階。
  超人は、神族覚醒を行い導師になるか、45レベル以上で技能覚醒を行い求道者になる事が出来る。

 (6)導師:(技能覚醒3回、神族覚醒1回、覚醒段階4)
  人間としての限界を乗り越え、神性を得た存在です。
  導師は、転生覚醒を行い転生者となるか、60レベル以上で技能覚醒して天人になる事が出来る。 

 (7)転生者:(技能覚醒3回、神族覚醒1回、転生覚醒1回、覚醒段階4)
  神の転生であり、神の能力を得た存在である。いずれかの神の陣営に属して、黙示録の戦いに加わることとなる。
  転生者は、60レベル以上で技能覚醒を行い神人になることが出来る。

 (8)求道者:(技能覚醒4回、覚醒段階5)
  人間としての道を極限まで探求する存在。
  求道者は、60レベル以上で技能覚醒を行い真人になることが出来る。

 (9)真人:(技能覚醒5回、覚醒段階6)
  人間としての完成系である覚醒段階。
  ふさわしき偉業を達成することにより人々の心に永遠に生きる英雄となることが出来る。

 (10)天人:(技能覚醒4回、神族覚醒1回、覚醒段階6)
  神族を形成する眷属の一員として天界にあること認められた者
  ふさわしき偉業を達成することにより新たな神名を授かり神格として認められる。

 (11)神人:(技能覚醒4回、神族覚醒1回、転生覚醒1回、覚醒段階6)
  転生神として一個の自我を確立し、新たな神としての道を歩き始めた者。
  ふさわしき偉業を達成することによって新たな神となることが出来る。




<覚醒の発動>

 ゲーム中に、覚醒にふさわしいイベント(キャラクターシート参照)を体験したら、いつでも、覚醒チェックを行うことが出来る。ただし、必要なレベルに足りていない場合は、下回ったレベル×10%のペナルティが覚醒チェックに加わる。
 覚醒チェックは、スワップダイスで命運の特性値チェックを行い、成功すると、次の段階へ覚醒できる。失敗しても、1D6を振って、その数と同じだけ命運が上昇する。成功、失敗に関わらず、使用した覚醒イベント欄のボックスを塗りつぶすこと。
 覚醒チェックに成功したら、1段階上の覚醒段階に上がり、新たな技能を1レベル獲得して、その技能に応じた特性値ボーナス(計算の方法が、通常のレベルアップ時と異なることに注意)、装備品を得る。さらに、HPとMPが全快し、全てのバッドステータスは解除される。また、覚醒の時点で、好きな宿命を1つ消すか、新たな宿命を取得する事ができる。 

<覚醒の種類>

 覚醒には以下の3種類がある。

 (1)技能覚醒
  前世の記憶の回復、あるいは、運命の導きにより、新たな技能を修得し、特性値が上昇する。

 (2)神族覚醒
  この黙示録の戦いの中で、自らが神話世界のいずれかの神族に属していることを思い出す。これによって神族としての力を得る。神族に関わるイベントを体験する必要がある。

 (3)転生覚醒
  神族覚醒を果たした者が、神の転生としての力を得るための儀式的な覚醒である。これを行うためには、その神の事跡を追いかけるような様々な通過儀礼を行う必要がある。 
  転生覚醒は、神としての力の発現や肉体の変化など複数の段階をもっている。



 

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