第四部ー東方リー助 〜白馬に乗った王子様〜
第4話 「山岸霧亜は恋をするの巻(前編)」
はたから見るとちんちくりんな少年、広瀬康プニ。
そんな彼が人生の転機に出くわしていた。
山岸霧亜「あたし、康プニ君の事が好きなんです」
「なんだってェーーーーッ!?」
思わず、影で聞いていた虹村ゴリ安(ライザー)が声を出す。
その口を押さえ、行方を見守る東方リー助。(リーベル)
「あの・・オレの事、からかってるんでげっちょ?」
「からかってなんていませんっ!私の事好きですか?嫌いですか?どっちなのよッ!(怒)」
「霧亜さんって乳はでっかいでげっちょ気が短か・・ゲフッゲフッ!!」
なぜか康プニの飲んでいたコーラに髪の毛が大量に入っていたのであった。
---ゴルフコースにて---
「昨日のあの霧亜って人、なんか怖かったでげっちょ。まさかこの大会までは見に来てねぇべな・・(怖)」
(ギャラリーにまじって)
山岸霧亜「今回の大会には私の彼氏も出るのよ・・なーんてね・・・フフフ・・」
ちょっとイッちゃってる霧亜が周りの人に言いふらしていたのであった。
さて、ゴルフの試合は滞りなくすすみ、決勝に残ったのは空条ランスロー(四部バージョン)、学級委員の裕美子だった。
途中で雨が降り出し、康プニが裕美子に傘を差し出すという一コマも見られた。
ゴゴゴゴゴゴ・・・・
「(あの泥棒ネコめ・・・私の康プニ君とあいあいガサしようだなんて・・・)」
---試合後---
ランスローの胸で負けた悔しさで泣く康プニ。
そしてその頃、学級委員の裕美子は・・・。
「ちょっと、あんた何なのよ!」
「あたしにはわかるのよ!だってあんたから泥棒ネコのにおいがプンプン匂って来るんだもの・・」
「二度と康プニ君のまわりうろついたりしたら・・あなたタダでは置かないからね・・あたし、ヘビ年なんだよねぇ・・」
霧亜が不適に微笑むッ!
「一体なんなのよっ!まさかあいつ、プニ助の事を好きなわけ?きっといい年してるから焦ってんのね、キャハハハ」
次の日、裕美子は焼却炉の中から焼死体で発見されたのだった。
次回・康プニ監禁編へと続く。
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