ずいぶん前に見たTVで北京が特集されてました。今の北京の土台は永楽帝がつくったもので云々という説明とともに一部CGになぜか大モンゴルの場面が使われていました。(笑)そういえば「時宗」にも一部使われていたような・・・大都の説明で。もともとの土台はフビライが作ったものだからかもしれませんが。それから教育TVで梅蘭芳の舞台 素人の私にはどこがいいのかさっぱりで・・・(泣)ちなみに演目は「貴妃酔酒」で玄宗を待つ楊貴妃が飲酒していて、だけど彼は梅妃のもとにいっててこない。それをひたすら高力士がなだめるという話です。 話変わって田中氏の児童向け「運命 二人の皇帝」を読みました。(原作の露伴はいまいちわかりにくいので)皇さん描くところの永楽帝は何故か悪役モードはいってます(中国帝王図では善人というかんじなんだけど・・・)皇さんてやっぱ永楽帝のこと嫌いだからなのか帝位を奪ったからなのか真相は如何に?
こんばんは。さっそくの変更、ありがとうございます。
表紙も中国っぽくしぶくなりましたね。
私は、司馬作品をあまり読んだことがありませんが、もっと中国史小説を書いてもおかしくなさそうなので、勿体無い気がしまして。
中国史小説を書く暇はなかったのでしょうが。
また昔は、今ほど中国史小説がメジャーじゃなかったこともあるかもしれませんね。
HPの表紙のデザインをすこし変えてみました。
中身の更新がどうにも進まないので、気分転換です。
>鹿角さま
気になさらないでください。
僕もその手の失敗はよくやりますので。
あらためてのご陳謝はいりませんよ。
>きいわこさま
お引っ越しご苦労さまでした。
ウチからのリンク先アドレスも変えておきましたよ。
僕も司馬遼太郎が中国や大陸を扱った作品をあまり知らなかったので、
ああこんなの書いてたんだ…と感心しました。
しかもなにやらいつもの司馬作品のイメージとかなり違うのにも驚きましたし。
司馬さんの中国ものというと、「項劉」のほかというと、「街道をゆく」で3冊
ほど書いてたのと、集英社「人物中国の歴史」シリーズで監修してたくらいですか。
…どちらも小説ではないですね。
ほかになにかありましたっけ?
こんにちは。ご無沙汰してすみません。
このたび、自分の引っ越しとともに「きいわこの館」を引っ越しました。
お時間のあるときに、リンクの変更をしていただければ、幸いです。
司馬遼太郎の中国史小説って『項羽と劉邦』だけじゃなかったんですね。
ときどき、この方が三国志を書いたらどうなるんだろう? と思ってしまいます。
(みんな、いい人になってしまいそう・・・)
引っ越したばかりで生活に慣れず、読書と歴史ある生活! を早く取り戻したいと思う日々です。
こっちの掲示板では初めての書き込みになります。
>管理人様
手間を取らせてすいませんでした。だっていきなりエラー表示が出た途端頭の中が真っ白になっててっきりそちらに意見がいってないと思ったものですから・・・・確かめればよかったですね。今度から気をつけます。(恥の上塗りはしたくないので)
最近、こちらの掲示板はあまり書きこみがありません。
(率直に言ってさびしい。
1.管理人がよそさまへの義理を欠かしているのがいけない
2.更新してないのがいけない
3.管理人の人格に問題がありすぎるので、みな敬遠している
(さてどれでしょう?)
まあ、もうひとつの中国史専用のほうが活発なのでまだいいんですが。
見たい映画が目白押しでいけません。
とりあえず「ロード・オブ・ザ・リング」と「WXIIIパトレイバー」は見たんですが、
台湾の「聖石伝説」は松山ではやらないし。(ぶつぶつ)
そのうち「ゾルゲ」とかあるし、夏は「スターウォーズエピソードII」か。
中国史ネタ2題。
■陳舜臣選『黄土の群星』(光文社文庫)という短編集を読んでたのですが、
その中に司馬遼太郎「戈壁の匈奴」という一編がありました。
題に匈奴とあるけど、匈奴の話じゃなくてモンゴルの成吉思汗の話。
なんともいえないいやらしさと野性味が横溢してるし、
現代作家じゃ書けないだろーあぶない差別表現連発してるし、
大御所になる前の司馬の初期の実験的作品だからこそなんでしょうが。
それはさておき、この短編の最後に西夏の最後の国主の李[目見]という人物が
出てくるのです。作品中で西夏はモンゴルに降伏し、彼女はすでに老齢
の鉄木真(成吉思汗)の引見を受けるのです。さらにカラコルムに連れ去られて、
窩闊台汗の夫人にされてしまうのです。
さて、僕が何に引っかかったかというと、李[目見]って、女性だったかな?と
いう基本中の基本のこと。それも調べないとはっきり断定できない自分の蒟蒻ゼ
リー状の記憶も情けないが。
調べてみたら、西夏の最後の国主(末主・末帝)の李[目見]はやっぱり♂でし
た。しかも、降伏直後にモンゴル軍に殺されてました。ああ、でも女性だったら、
烏孫公主や王昭君や蔡文姫に勝るとも劣らぬ悲劇のヒロインだったろ〜に。
いやー、妄想をかきたてられましたぞ。
司馬さんのことだから、どこかに元ネタになる文献あるんじゃないか?
まだ疑ってます。
■陳舜臣『東眺西望』(講談社文庫)というエッセイを読んでいたら、
P232に成化帝に仕えた劉大夏が鄭和の大航海の記録を破棄したうんぬんのことを
書いてました。
そうか!田中芳樹の書いてたことは、ここらがネタ元か。
陳さんがエッセイで書くということは、さらに淵源がある可能性は高いけど。
今日から新年度。
今日はエイプリル・フールですが、格別のネタはありません。m(_ _)m
「与那国島沖海底遺跡から親魏倭王の金印発見−邪馬台国は海底にあった!」
とか低レベル放射性廃棄物なネタを考えていたのですが、体力がなくて被撃沈。
まあ、最近HP本体の更新をろくにやってないのに、そんなことに力入れてる
場合ぢゃないだろーと。ここ2、3カ月はリンクと過去ログ以外更新してない
しなあ・・・。
シソも甜茶もいまいちなので、いっそ腹の中に寄生虫でも飼おうか。
花粉に悩む管理人です。
>かっしいさま
>実は引っ越ししたのですが、その時HDが飛びまして、しばらくネットにつないでおりません
>でした。
うーん、それは。
バックアップ取ってあってもとの環境に戻ればよいのですが。
…そういう話で平身低頭なさらんで下さい。早くご復活を。
>4月以降にまたお付き合い願えますでしょうか?
明篇は4月からくらいでよいでいすか。
こちらも中公のシリーズがようやくその辺にさしかかるのでちょうどよいです。
(激遅!)
>島津凌雲斎さま
こちらこそはじめまして。
リンクありがとうございます。
貴網頁「閑行庵」をのぞかせていただきました。
日本史(戦国・島津)と中国史(三国)中心のページのようですね。
僕はどちらも多少知ってますし、銀英伝ファンでもあるので。
好きな歴史上の人物にはニヤリとしました。
あとでこちらからもリンクをお願いにまいります。
よろしくお願いします。
はじめまして、島津凌雲斎と申します。
ゲーム等で新武将を作成する際に枕流亭樣の「中国史人物事典」
を使用させて頂いています(笑)
先月、僕も未熟ながらHPを作ったのですが、その際に枕流亭様
の方にもリンクを貼らせて頂きました。
報告が遅れてしまって申し訳ありませんでした(汗)
それでは、人名辞典の方も含めて、HPの更新の方を楽しみに
しております(^^)
また音信不通になってしまい、申し訳ありません。m(__)m
実は引っ越ししたのですが、その時HDが飛びまして、しばらくネットにつないでおりませんでした。
中国人物評も続ける気はあるのですが、プライベートと仕事が共にアクシデントの連続で、いままともに動けませぬ。
4月以降にまたお付き合い願えますでしょうか?
ほとんどひと月こちらに顔出してなかった管理人です。
(いったい何を管理しているのやら?)
別に仕事が忙しかったわけでもないし、
HP更新の準備をしていたわけでもなく、
またなにかパワーを充電していたわけでもなく、
だからといって遊び回っていたわけでもないんですけどね。
まあ書きこみがなかったので、なにやらそのままにしてたのですね。
ありていに言えば。
東京から帰ってきてやったことといえば、
指輪映画見てサウロン様の軍隊カコ〜イイと叫び
辻元清美のファンであることを告白してヒンシュクを買い
原付がパンクしてタイヤ交換5500円
椅子が壊れて約3000円
積ん読本の冊数が×〇冊もあるのにウザ〜リし
3年前に作った某シナリオをなにやら手直し
『新唐書』列女伝を読もうとし始め
脈絡もなく李卓吾の本を注文し
うっとえとあと仕事は…?
考えたくない。
全く牧歌的で一貫性のないひと月の生活ぢゃな。
3月危機は回避したが、来月からはペイオフ解禁ぢゃよ。
危機感のないやつめ!
そういえば全然関係ないですが、
正月ごろに酔いにまかせて余った葉書で送った「しにか」のクロスワードが
当選したらしく景品が送られてきました。
何が入ってるのかな?と思ったら、短冊一冊と絵はがき3枚でした。
絵はがきの一枚は、三星堆の青銅人面像だったので、これだけちょっと中国
っぽい。
それだけでした。
こんなページが…
http://homepage3.nifty.com/hirorin/
「と学会」ファンとしては、チェックしなくてはなりません。
>かっしいさま
>凍りついたヴォルガ河を渡るモンゴル軍とか、カッコイイでしょうねぇ。
>映画にでもならないかなぁ。
チンギス・ハーンものはいくつかあるみたいですけどね。
バトゥものは見ないなあと。
「タタールのくびき」は、欧露のタブーなんでしょうか、今でも?
>中身のウワサはよく耳にしてますが。(笑
耶律楚材の評価の低さとか、明朝暗黒帝国論とか、中国史屋に喧嘩を売るよ
うな言説が多いので、物議をかもすんでしょう。
知識のない僕なんぞが読むぶんには、充分面白いんですけどね。
>でも、ホントに『集史』の翻訳やってらっしゃるんですか?
杉山正明『モンゴル帝国の興亡・下』(講談社現代新書)のあとがきでは、
『集史』の最古の写本(イスタンブール本/トプカプ宮殿博物館)をもとに
校訂・訳注をおこなっているというようなことが書かれてます。
10年かかって、まだゴールは見えないとおっしゃってるようですが。
まあ、書いてあることを信じるなら、やってらっしゃるんでしょう。
>私も社会人になってから急激に積読本が増えましたねぇ。
学生時分も10冊〜20冊くらいは平気でためてたんですが、
倍以上になってますね。読書量じたいも落ちてますし。
久しぶりにぐうたらしてみたり。
>永一さん
>コンプレックスを持っていたのかどうか。
>チンギス・ハーンの息子たちの中では、人生の裏道を歩いているような印象のある人ですよね。
おそらくコンプレックスのかたまりだったのではないかと思います。
弟のチャガタイにまで言われて喧嘩しているくらいだし。
>不謹慎ですけど、バトゥの西征って、歴史映像にしたらすごく絵になるだろうと思いますね。
凍りついたヴォルガ河を渡るモンゴル軍とか、カッコイイでしょうねぇ。映画にでもならないかなぁ。
最初はロクな領地を持たない、皇族の中でも最弱の君主だったバトゥのサクセスストーリでもありますし。
>>ある本で読んだのですが、トゥルイの死因はオゴタイと一緒に飲んでいた質の悪いお酒だっ
>>たらしいとか。
>トゥルイの死も物議をかもしそうな話ですね。兄の身代わりになるとかいうのも出来過ぎた
>話ですし。
『モンゴル帝国の戦い』(ロバート・マーシャル)の中で述べられているのですが、
質の悪い酒というのは作者の推測のようです。失礼しました。
ただ、兄の身代わりになるというのは確かに胡散臭いですよね。
トゥルイの子孫が広めた伝説であろうと言われてますが。
>杉山正明さんがそういうことをやってるようなことを著書のあとがきかなんかで書いてません
>でしたかねえ?
この人の著作はまだ読んでないです。中身のウワサはよく耳にしてますが。(笑)
でも、ホントに『集史』の翻訳やってらっしゃるんですか?
どうせ自分には細かい間違いは解らないでしょうから、物議をかもしても出版されて欲しいですねぇ。
大筋が間違っていなければ十分です。かなり高価でも、多分頑張って買っちゃうなぁ。
>いろいろ計画はあるんですが、ち〜っとも前に進まない。
>積ん読本も増えるばかり。
私も社会人になってから急激に積読本が増えましたねぇ。お気持ちはよ〜くわかります。
平日は仕事、休みも雑事に追われる事が多いです。
歴史への興味は広がりつづけているんですけどね。
「復刊ドットコム」での吉川忠夫『侯景の乱始末記』(中公新書)の投票が
目標の百票を越えました。(現在101票)
協賛者のひとりとして、投票下さった方々に御礼申し上げます。(拱手頓首)
復刊交渉開始ラインの票数を越えたとはいえ、http://www.fukkan.com/
の対応をみる限り、まだ時間がかかりそうですが…。
実際の交渉開始ラインは、現在170票くらい…??
追越の投票は大歓迎です。まだ投票されてないかたには、宜しくお願いします。
最近まともな更新をしてません。m(_ _)m
WEB管理人として恥じいるばかりです。
いろいろ計画はあるんですが、ち〜っとも前に進まない。
積ん読本も増えるばかり。
風邪ひいて 今は花粉だ 鼻イテぇ
みなさん、体調には充分気をつけましょう。
日常、日常、にちじょうに追われてると
ハメを外したくなります。(そんで益々評判が悪くなる)
毎日さびしく酒を飲んでたりしてはいけません(悪例:某自分)。
旅がしたいなあ〜。って、来月東京行くけど…。
いやそうじゃなくて、海外行きたいです。
今、行きたいのが、台湾。
台湾・故宮でもまるまる一日ゆっくり見れるようなコースが希望。
かねくれ〜。きぶ み〜 まに〜。(金がないのは不況とは関係ない)
あと、別の次元の話ですが、死ぬまでに行っておきたいとこがあります。
大英博物館とシルクロードです。
このふたつを見るまでは死ねません、わたくし。
あと、できればスミソニアン博物館も…。ええ、宝くじでも一発当てんと。
100円ビデオレンタルは、貧乏人の友です。
最近のホラーは怖いというより、気持ち悪いのが多いね。「回路」「富江」。
「ハンニバル」、脳味噌がのうみそが〜。
韓国映画でしみじみ、「JSA」。シュリほどのアクションはないけど、
テーマは同じなんだろうな。南北分断の悲劇。当たり前に馴れあえない友人たち。
ベタベタすぎて退いたぞ。「恋に落ちたシェークスピア」。映像的には面白かった
けど。さて、次はナニ借りようか?
3月頭に東京に行く予定です。ハイ
神田神保町に寄るぞ。東方、内山にも寄るぞ。
四国なんぞに住んでると、なかなか都会に出れませんので。
3月になれば、指輪映画が公開ですか。
「ロード・オブ・ザ・リング」
もー、小説で読んだのも忘れてしまいました。トールキン。
ライトファンタジーファンとしては、見なくてはいけません。(義務)
下のつづきです。
>茶音之さま
メールいただいたのに、返信しておりませず。
頓首陳謝!です。m(_ _)m
童漢臣については、中根さんと門田さんが適切なレスを下さってますので。
手がかりになればと
中根さんが挙げてくださった『西湖八社詩帖』ですが、
書虫とかで検索しても、出てきませんね。
よほどマイナーな詩集なんでしょうか。
>清代の李巻、許賽[白皐]は、やはりかなりマイナーな文人のようで、福建省崇安県内のみ
>有名な地方文人なのでしょう。中国台湾サイトにも行ってみましたがめぼしいものはあり
>ませんでした。その手の文献を探してみます。謝謝!
僕も中国・台湾系のヤフーで検索してみましたが、見当たりません。
『崇安県新志』という文献じたいが数件しかかからないありさまのようで。
よほどマイナーなんでしょうね。
>今、烏龍茶ブームが来て久しいです。安渓鉄観音、武夷岩茶、台湾の傑出したお茶たち、
烏龍茶ブームですか。『ギャラリーフェイク』にそんな話があったような。
僕はジャスミンやプーアルのほうが好きなタチですが。
味のちがいも分からないので、なかなか。
お茶の趣味も奥行きが深いようで。
>再びかっしいさま
>でもオゴタイの気前のよさは、誰彼かまわず財産をばらまいたような印象があって、今一つ
>贔屓になりきれません。
これはたぶん当たってますよ。
おかしな対比かもしれませんが、遊牧民のモンゴルと農耕民の漢民族とでは、公平な分配の
感覚に違いがあるのでは、と勝手に思ってるんですが。なにやら分配方法も大ざっぱな気が
するんですよね。
>ある本で読んだのですが、トゥルイの死因はオゴタイと一緒に飲んでいた質の悪いお酒だっ
>たらしいとか。
毒殺ではなくてですか。メチルでも飲んだのかしら…;
トゥルイの死も物議をかもしそうな話ですね。兄の身代わりになるとかいうのも出来過ぎた
話ですし。
>四駿四狗の一人一人の名前は分かりません。(恥)
僕は名前くらいしか知りません。(恥)
「四駿」は、ムカリ、ボオルチュ、ボロクル、チラウン
「四狗」は、ジェベ、スブタイ、クビライ、ジェルメ
詳しくはシンドウ243さんのページで
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Oasis/4446/mongoru.htm
>でもジャラール・ウッディーンは、モンゴルへの抵抗中に、モンゴルに負けず劣らず民間人の殺戮を行っているようです。
それを言われると弱いですね。やはり生まれながらの王子さんだし。
なにやら死に様が明智光秀みたいなとこが…(爆)
>ラシードの『集史』が日本語訳されないかなぁと昔から切望しているんですけど、無理かなぁ。
杉山正明さんがそういうことをやってるようなことを著書のあとがきかなんかで書いてません
でしたかねえ?
でも出たら出たで高いんだろうし、また物議をかもすんだろうな。
>史天沢、郭侃、張弘範、郭守敬、蒲寿庚、ククティムールといったあたりでしょうか。
たしかに僕も興味がある面子です。『元史』の伝を見てみたいかも。
だめだめ管理人です。
いつもながら亀レス(しかも無駄に長い)申し訳ない。
長いので分けます。
>かっしいさま
>チンギス・ハーンの第一子だが、終生「実子ではない」と陰口を叩かれた。
コンプレックスを持っていたのかどうか。
チンギス・ハーンの息子たちの中では、人生の裏道を歩いているような印象のある人ですよね。
>副将スブタイと共に西方ステップやヨーロッパを蹂躙し、ついにキプチャクハン国を拓いた。
不謹慎ですけど、バトゥの西征って、歴史映像にしたらすごく絵になるだろうと思いますね。
オゴタイが若死にしなかったら、どこまで進軍していただろうかと思うと、恐ろしいような
興味深いような。
>チンギス・ハーン、オゴタイに信頼され、モンゴルの無軌道な破壊を和らげた。
最近は杉山正明氏あたりにけなされてますが、宰相としては五代の馮道とかと似たタイプな
のかもしれません。最善を尽くしてはいるんだけど、派手さはないし、どうしても業績が過
小評価されてしまうのかも。
>『遼史』『金史』『宋史』の編纂事業を取仕切った元末の名宰相。
元末に宰相として専権をふるった伯顔の甥っ子ですね。
(伯顔は元初と元末にふたりいるからややこしい。いや3人かも?)
伯父を追い落としているようですが、なにやら肉親の愛憎みたいなものを感じます。
ここらへん知らないのですが、ドラマがあったのでしょうか。
>中根東竜さま
>「元好問は史実を集めてメモを取り、百余万言に及んだ。『金史』は多くこれに
>基づいている」とあります。
陳舜臣さんの書いておられるとこでは、元好問の資料のそのままの引き写しも
多いとか。
>僕はあれかな、趙子昂かなあ・・
>この人の字が大好きなんですよ。非常に重々しい、落ち着いた良い書を書いています。
奥さんの管道昇とふたりして、詩書画に通じた人のようですね。
書画は「天下第一の絶品」とか。見てみたいなあ。
>一度節を屈して広漢和辞典(これはひょっとすると『大漢和辞典』より内容は
>上かも知れないので・・)を買おうかとしましたが、これも15000円は
いま無謀にも『新唐書』とか読もうとしてるんですが、
手元にある諸橋大漢和の小さい版の『漢語林』では、出てこない単語とかありますしね。
>確かに検索力は寒泉は良いですね。
僕の気のせいじゃなかったですか、やっぱり。
ちなみに故宮【寒泉】古典文獻全文檢索資料庫は、
http://210.69.170.100/s25/index.htm
です。<茶音之さん
>門田鳳雛さま
諸橋大漢和の引用ありがとうございます。
アルタン・ハーンと戦ったり、権力者と衝突して左遷されたり、倭寇を撃退したりと、
忙しい人みたいですね。<童漢臣
>永一さん
>「財宝があっても死を免れることはできない。大切なのは人民の心の中に
>財宝を蓄積することだ」といって財宝は気前よく分配。
>これ、これですよ。かっこいい。
同感ですねぇ。
そう言えばこれと同じような科白が、宮城谷氏の『孟嘗君』にも出てきました。
曰く、「真の富者は、その財を倉に積まず、人に積む」(ちょっとうろ覚え)
こちらもかっこいい。いつかキメ台詞に使いたいくらい。^^;
でもオゴタイの気前のよさは、誰彼かまわず財産をばらまいたような印象があって、今一つ贔屓になりきれません。
まぁ、勝手な印象なんですけども。
>そして毎晩酒を呑んでは、耶律楚材に叱られるのです。(^^;)
>いやあ、大人の男の背中とは、こうあるべきものです。
さすが永一さんらしいお言葉…。
ある本で読んだのですが、トゥルイの死因はオゴタイと一緒に飲んでいた質の悪いお酒だったらしいとか。
>チンギス・ハーンや四駿四狗は、〜
ジェベとかムカリとかスブタイとかボオルチュとか、名前はよく聞くんですけどねぇ。
四駿四狗の一人一人の名前は分かりません。(恥)
興味はあるんですけど。
>おまけですが、チンギス・ハーンのライバルにあたるアンダのジャムカと
>か、ホラズム王子のジャラール・ウッディーンとか、
ジャムカはなかなかナイスなキャラクターだと思います。
テムジンとの友情は戦いのいきさつは、そこらの冒険小説よりも面白いですな。
でもジャラール・ウッディーンは、モンゴルへの抵抗中に、モンゴルに負けず劣らず民間人の殺戮を行っているようです。
こちらはあんまり好きではなかったり。
>まあ、モンゴル・元朝時代の素晴らしさは、ボーダレスなところにありと
>いうことで。
それは全くその通りだと思います。
でもそれだけに研究が難しくもあり、中国史からのアプローチじゃ見えない部分が多いですよね。
ラシードの『集史』が日本語訳されないかなぁと昔から切望しているんですけど、無理かなぁ。
その他この時代で興味がある、或いは好印象の人物としては、
史天沢、郭侃、張弘範、郭守敬、蒲寿庚、ククティムールといったあたりでしょうか。
特にククティムールは、朱元璋が配下の常偶春を差し置いて「天下一の勇者」と誉め、モンゴルの平原で徐達を破った名将ですし。
>中根様。
間違えていました。下レスの台湾中央研究書に「四庫全書総目提要」
というのは、ありません。間違った情報です、すみません。
おはようございます。
>NAGAICHI Naoto様
このように返信するのですね。せっかちなメール、失礼いたしました。
やはり下レスの文人達はいくら調べても分らない…と思っていたのですが
>中根様。ありがとうございます!
>門田鳳雛様。ありがとうございます!
しらみつぶしに探していたのですが、中根様がお調べくださったのは台湾中央研究所ですね。自分には漢字羅列が少々きつくて…(笑) 四庫全書総目提要にありましたか、見落としていました。寒泉というのも電子文献なのでしょうか? Kanhoo!のリンクにあるのかな…?
しかしやはり童漢臣の詩集はむずかしそうですね。門田様の情報では字が分るのですが、
ためしに国会図書館支部で検索しても出てこないと言う事は、詩集自体見つけるのは困難なのかもしいかもしれません。明詩の選集から探すという気の遠くなるような作業が、最後の手段のようですね…。陳舜臣さんに聞く…いやいやそれはあまりにも…(笑)
中根様の情報から「西湖八社詩」と、西湖…詩集とかを探してみます。
清代の李巻、許賽[白皐]は、やはりかなりマイナーな文人のようで、福建省崇安県内のみ有名な地方文人なのでしょう。中国台湾サイトにも行ってみましたがめぼしいものはありませんでした。その手の文献を探してみます。謝謝!
>中国茶
今、烏龍茶ブームが来て久しいです。安渓鉄観音、武夷岩茶、台湾の傑出したお茶たち、
こちらへ行ってみるとおもしろいですよ↓ 自分は中国茶から中国史に入りました。
http://www.asahi-net.or.jp/~RU4K-HRT/main.html
>元好問
少し前、たまたま集英社「漢詩体系−元好問」を読んだのですが、この人がいなかったら、金史は存在していません。人間的には繊細でとても役人には向かない心の優しい人だったようです。英雄や豪傑ではないですが、心温かい詩をたくさん残しています。中国でも明・清代まで完全に忘れられた詩人でしたが、今では宋の蘇軾、陸遊と並ぶ人になっています。
では、
諸橋大漢和に載っていました。
童漢臣 ドウカンシン
明、銭塘の人。字は重良。嘉靖の進士。御史に擢んでられ、諸将を督して俺答を撃退す。
厳嵩を劾して、貶謫にあひ、嵩が敗れて後、知泉州府・江西副使に至り、倭寇を禦いで功あり。
[明史、二百十][萬斯同明史 二百九十八][明史稿、百九十四][蘭臺法鑒録、十六]
とあります。明代は全く知らないのでここまでしか判りません。
他の二人は載っていませんでした。(^^;
5年前に七万五千円もかけて買っちゃいましたので、少しは利用しないと・・・(笑)
紫堂恭子はやっぱり「辺境警備」が最高だなあとか呟きつつ・・・
贔屓の人物・モンゴル編行きましょう。
僕のひいきは
第2代ハーンのオゴタイですね。
「財宝があっても死を免れることはできない。大切なのは人民の心の中に
財宝を蓄積することだ」といって財宝は気前よく分配。
これ、これですよ。かっこいい。
そして毎晩酒を呑んでは、耶律楚材に叱られるのです。(^^;)
いやあ、大人の男の背中とは、こうあるべきものです。
モンゴル初期は、かっしいさんの挙げてくださってるトゥルイとソルカグ
タニの夫婦も好きですかね。チンギス・ハーンや四駿四狗は、真正面から
見るとまぶしすぎるし、血なまぐさすぎるってのが、好きと言うには引い
ちゃいますね。
おまけですが、チンギス・ハーンのライバルにあたるアンダのジャムカと
か、ホラズム王子のジャラール・ウッディーンとか、モンゴル陣営の人々
よりむしろこちらが好きなんですよ。
さて、元朝の人物を考えていたんですが、挙げられませんでした。
あまりよく知らないんだなと、つくづく。
↑のような惨状で、中国史人物を挙げたといえるのかどうか。(恥)
まあ、モンゴル・元朝時代の素晴らしさは、ボーダレスなところにありと
いうことで。
ええと、かっしいさん、中根さん、レスはまた今度ということで、失礼さ
せていただきます。
夜も更けた〜。
ああ、すいません、永一さんへの前回のレスをしないうちに送信してしまった・・
もう一度書き込みます。
>なるほど。諸橋大漢和は、僕も欲しい大部冊の本のひとつなんですよね。
>ただ先立つもの(カネ)はないし、置く場所もないんですけど。
僕もいつかは欲しいのですが、買えていません・・
古本屋だと三万円くらいで古いバージョンのモノが買えるのですが。
一度節を屈して広漢和辞典(これはひょっとすると『大漢和辞典』より内容は
上かも知れないので・・)を買おうかとしましたが、これも15000円は
するので断念しています。無念。
なお、僕も『大漢和辞典』をおく場所はありません・・
>講演のテープ起こしじゃ、それは難しいかと。
確かにそうでした。すいません。
>そういや正史とか引く場合、台湾中央研究院より寒泉のほうが検索力が強
いように思うのは、僕の気のせいでしょうか。
確かに検索力は寒泉は良いですね。
最も、中央は原文を通して読めるので、検索はさほど重視していないのかも・・
どうもこんばんは。中根です。
>永一さん
>この人の金史の資料蒐集がなければ、『金史』の記載は貧困なものに終わった
かもしれない。シブい人であります。
元好問の資料収集はかなり『金史』に関係しているようですね。今『四庫全書総目提要』
を読むと「元好問は史実を集めてメモを取り、百余万言に及んだ。『金史』は多くこれに
基づいている」とあります。
>元の人物
僕はあれかな、趙子昂かなあ・・
この人の字が大好きなんですよ。非常に重々しい、落ち着いた良い書を書いています。
最も歴代の評は芳しくないですけどね。
この人に関しては書以外に余り知らないので、一度調べてみようと思っています。
>茶音之様
はじめまして。中根と申します。漢文好きの技術屋です。
中国茶がご趣味ですか・・良い趣味をお持ちですね。
僕はそっちは全然疎いのですが、横浜中華街の三希堂で味わった中国茶の味は
忘れがたいですねぇ。
>童漢臣
著書があるということで、漢籍解説書『四庫全書総目提要』を検索すると・・
出てきました。
『四庫全書総目提要』集部・巻一九二に以下のような記述があります。
書き下しは僕がやりました。
【西湖八社詩帖】(無卷數 浙江范懋柱家天一閣が藏本なり)明の嘉靖壬戌、閩の人、祝時泰、杭州に於いて游び、其の友と詩社を西湖上に結ぶ,凡そ吟に会する者は八なり。紫陽社といい、湖心社といい、玉岑社といい、飛來社といい、月巖社といい、南屏社といい、紫雲社といい、洞霄社という。時に泰と光州知州・仁和の高應冕、承天府知府・錢塘の方九敘、江西副使・錢塘の童漢臣、諸生・徽州の王寅、仁和の劉子伯、布衣・仁和の沈仕等、分主之,所作を以て唱和するところの詩集を此編と為す。(以下略)
「分主之」ってどう読めばいいんでしょうね。まあ、しかし嘉靖壬戌の頃の詩人だったということしかわからん記述だなー。
他のお二方はさっぱりわかりませんでした(『四庫全書総目提要』にも記載なし)。
地方誌に掲載されるクラスの人物だと、なかなか探しがたいものですね。
『大漢和辞典』を引くぐらいしか、後は思いつかないです。
それではさっそく。
ジュチ:
チンギス・ハーンの第一子だが、終生「実子ではない」と陰口を叩かれた。
が、父には信頼されて一軍を任されることが多く、彼もその期待によく応えた。
彼が父に先立って病死したとき、チンギス・ハーンは悲しみに暮れて何日もテントから出てこなかったと言う。
…あまり詳しい事績を知っている訳ではないのですけど、なぜかこの人が贔屓ですね。
バトゥ:
ジュチの次子だが兄に代わってジュチ家の棟梁となる。
ジュチ家は帝国西方のボルガ河下流域を所領として与えられたが、実際にはまだ征服されていない土地のため、
その所領を継承するために、モンゴル征西軍の総司令官に選ばれる。
副将スブタイと共に西方ステップやヨーロッパを蹂躙し、ついにキプチャクハン国を拓いた。
カ、カッコイイ…。モンゴル軍が多くの人間を虐殺したのは認識しているんですけど、
軍記物を読んでいるような感覚でつい惹かれてしまいます。
ちなみに、モンケとは西方遠征のときからのマブダチ。
耶律楚材:
チンギス・ハーン、オゴタイに信頼され、モンゴルの無軌道な破壊を和らげた。
よくよく考えれば、この人も結構数奇な人生を送ってますねぇ。
チンギス・ハーンに見出されて以来、自分の意思と関係無くめまぐるしく変化する状況の中で、
特に取り乱すでもなく常に最善を尽くしていたように思います。尊敬。
ソルコクタニ・ベキ:
チンギス・ハーンの末子、トゥルイの奥さん。
敬虔なキリスト教徒だが、他の宗教を排斥する事はなく、ブハラのイスラム学院にも多額の寄進をしている。
モンケ、フビライ、フラグ、アリクブカと優秀な息子達を育てた。
脱脱(トクト):
『遼史』『金史』『宋史』の編纂事業を取仕切った元末の名宰相。
のち、反乱軍討伐の司令官として紅巾軍を次々と平定するも、張士誠を討伐する為に出向く途中で
讒言に遭って流刑になり、毒を仰いで自殺した。
名将でかつ名宰相の、何でも出来る人。
と、ここまでが贔屓の人物です。
元朝というよりモンゴル帝国からの人選が多いですね。
その他、ちょっと捨てがたい人物も何人かいますが、それはまた次に。
>かっしいさま
>自分からネタを振っておきながらなかなか定期的に書込めず、恐縮しております。
うーん、かっしいさんが罪深いなら、ぼかぁ腹を切らなきゃいけないです。
最近管理人のおつとめを果たしていないので。介錯をたのみますぞ、グシュッ!
>私の中の彼は今でも厳酷なイメージですけど。
うーん、僕としては権謀家より補佐役・助言者であり、オーベルシュタイン
よりヒルダだと言いたかったのです。オーベルシュタイン的要素もあるんで
すが。
>次のモンゴル編に行きますか?
そうですね。
モンゴル・元朝編に行きますか。
気力と体力があれば、明日ぐらいには幾人か挙げときます。
>強いて挙げれば元好問くらいでしょうか。
元好問は陳舜臣さんの『中国の歴史』で褒められてますねえ。
自身が「滄海横流」哀情のあふれる詩人でありますし。
『中州集』を編んだことで、金代の詩の多くを亡佚させずにすんだし。
この人の金史の資料蒐集がなければ、『金史』の記載は貧困なものに終わった
かもしれない。シブい人であります。
>茶音之さま
はじめまして。
いや、あの[書き込み上の注意]は魔除けみたいなものでして。
学校の宿題とかレポートとかに使うために、一時しのぎで、一方的に他人を利用
しようという人たちに向けて書いてるんですよね。
自分も興味本位、趣味本意の人間なので、歴史上のこういうところに興味がある
んだという質問なら、どれほど難解な質問でも、逆に初歩的な質問でも歓迎なん
です。ただ、管理人の知識が追いつかないことが多くて…。(^^;)
お答え…になってないんですが。
>1、明代―童漢臣、杭州銭塘出身、倭寇を防いだ名臣?
Googleで検索すると、正韻便覽ってのが出てきましたが、著書なのでしょうか。
正史の『明史』の列傳第九十八に伝があります。字や号の記載が見えないです。
--
童漢臣,錢塘人.由魏縣知縣入為御史.寇大入宣府、大同,總督樊繼祖等
掩敗,三以捷聞.漢臣等劾之,得罪.其按山西,督諸將撃?俺答之薄太原者.
會方劾嵩觸其怒.明年,漢臣與巡撫李?覈上繼祖等失事?.章下吏部.漢臣
前劾嵩並劾吏部尚書許讚,讚亦憾漢臣.因言漢臣劾遲延,宜並論.嵩遂擬
旨鐫?一階留任,謫漢臣湖廣布政司都事.舉朝皆知為嵩所中,莫能救也.
久之,為泉州知府.倭賊薄城,有保障功.終江西副使.
--
>2、清代―李巻、?
>3、清代―許賽[白皐]?
このふたりはさっぱり分かりません。
『清史稿』では、検索に引っかからなかったので。
はじめまして。中国茶ブームの波に乗ってその文化に興味を覚えここまで来ました(笑)。
[書き込み上の注意]をまず拝見して躊躇したのですが、一週間ほど悩んだ末、やはり思い切って(ルールにのっとって)お尋ねします。
〈質問〉下記の人物の字や名、号、著者など何方かご存知ないでしょうか?
1、明代―童漢臣、杭州銭塘出身、倭寇を防いだ名臣?
2、清代―李巻、?
3、清代―許賽[白皐]?
いずれも文学活動のあった人のようで、分かっているのはこれだけ、色々図書館などで調べてはみたのですが、探しきれませんでした。(´∞`)
〈目的〉彼ら著作の、詩集名もしくはその著書名を知りたいのです。
1と2は陳舜臣さん著「茶の話」に、3は「崇安県新志」という文献に紹介されていました。尚、全く個人的な趣味の範囲です。
調べる際には、少なくとも名、字、号が分からなければ調べようもなくこちらに駆け込んでしまってますが、 (´ヮ`;) 彼らの字や名、号、著書など情報お持ちの方、返信お願いします。
>永一さん
こんばんわ、かっしぃです。
またまた間が開いてしまい、申し訳ないです。m(__)m
自分からネタを振っておきながらなかなか定期的に書込めず、恐縮しております。
これだけ間が開くと前回まで何を話していたか忘れてしまいました。(汗)
え〜と、なんだっけ…。
そうそう、趙普のイメージと歴史上のカップルの話でしたっけ…。
今更レスするのも気が引けて…。
でも「男のヒルダ」は成る程と思いました。
私の中の彼は今でも厳酷なイメージですけど。
次のモンゴル編に行きますか?
或いは宋代の人物をもう少し見てみましょうか?
今度は話の途中で御無沙汰にはなりませんので、いかがでしょう。
そういえば私の贔屓の人物で遼と金の分を出していませんでしたが、知識が乏しくていないです。
強いて挙げれば元好問くらいでしょうか。
>太白さま
>すいません、もうこのネタこの辺で。(^^;
この辺で…というと、仕事の話でしょうか、ムネオの話でしょうか。
まあお言葉どおり、、
−−両方終了−−
うちはそっち系のDMは来ませんねえ。
アダルト系スパムばかりで。毎日うざいです。
あと相変わらずBADTRANS.Bワームつきのメールが一日何通か来ますね。
>中根東竜さま
ごぶさたしてます。
>うってつけの本がありますよ。諸橋轍次『大漢和辞典』の語彙索引です。
なるほど。諸橋大漢和は、僕も欲しい大部冊の本のひとつなんですよね。
ただ先立つもの(カネ)はないし、置く場所もないんですけど。
「語彙索引」って、最近出た巻じゃなかったですか〜
と思ったら、1990年か、もう十二年も経ってました。
でも旧版の13巻本しか置いてない図書館ならアウトですな。
ウチにとは言わない。15巻本が近くにあれば…(^_^)
>原文がわかればそれで調べが付くかも知れません。
講演のテープ起こしじゃ、それは難しいかと。
それはさておき、漢詩に限りませんが、原文が分かれば検索できるという
のも便利のいい時代になりました。ネット時代万歳です。
ただ検索力の強い弱いはあるので、なるべく複数の検索エンジンやデータ
ベースに当たるべきでしょうね。検索方法もいろいろ工夫してみたり。
検索エンジンならGoogleが日中両方を引っかけて最強でしょうけど。
そういや正史とか引く場合、台湾中央研究院より寒泉のほうが検索力が強
いように思うのは、僕の気のせいでしょうか。
>門田鳳雛さま
>7世紀頃の皇帝の名としては出てこないような気がします。
たぶん発音がかなり違うか、文脈の解釈に誤解があるんだろうと思います。
僕もむかしテープ起こしをやったことありますが、あれは時間がかかる上
に難しいです。慣れてないと一時間起こすのに六時間以上かかったりしま
す(実話)。
じっさいに話を聞いていて概要を理解していてすら、あとでテープ聞きな
がら細かいとこを取るのに悩んだりします。(だいたい雑音が入って録音
状態もよくないことが多いです)
専門用語が分からなかったりすれば、もっとひどいかもしれません。
しかし、何でしょう、センジ?
戦時、千字、宣旨、・事、僉事、…人名じゃないのは思いつくんですけど
ね。近い発音で詩を書いた人物いたかな。
まあ、どうしても必要なら講演をした本人に問い合わせるのが一番です。
(逃げ)
横レスで恐縮ですが・・・
>うってつけの本がありますよ。諸橋轍次『大漢和辞典』の語彙索引です。
中根さんの仰る通り、私もこれを思いついたので調べてみましたが
「宣尼」:孔子をいう。漢の平帝が孔子を追諡した号。
「銭時」:人名。1.宋、淳安の人。2.明、桐城の人
「銭[金慈]」:人名。明、嘉定の人。
7世紀頃の皇帝の名としては出てこないような気がします。
お久しぶりの中根です。どうも、こんにちは。
>永一さま
>jucohさま
センジ・・というと僕も思い浮かばないのですが、こういうのを調べるのに
うってつけの本がありますよ。諸橋轍次『大漢和辞典』の語彙索引です。
これは何かというと、日本最大の漢和辞典『大漢和辞典』(中国史百科事典を兼ねる)を、50音引きで引けるようにしたものです。
この辞書は項目数も相当多いので、おそらくセンジという言葉もこれには出ていると思います。
図書館などには大抵置いてあるので、調べてみてはいかがでしょう。
あと、jucohさま。そのセンジなる詩人?は漢詩を詠んでいるとのことですが、
漢詩の原文がわかればそれで調べが付くかも知れません。
なぜなら、唐詩であれば『全唐詩』という唐代の詩全部を集めた本があって、
そこから調べられるからです。現在は『全唐詩』のデータベースもあるので、
漢詩の文句で検索をかければ一発で分かる可能性もあります。
やっぱどこも一緒なんですね(笑)。
って、じつはウチはムネオの勢力地に近いところなので、先日なんかムネオの事務所からの
DMがそれはもう山のように山のように・・・(笑)。
すいません、もうこのネタこの辺で。(^^;
マキコの次の外相はムネオにするのがスジだと主張してヒンシュクを買う。
えっ、嘘ついたほうを更迭したんじゃないの?(笑)
>そらかけるさま
田中芳樹訳は、僕は読んでないんですが…。
『運命』原作は、靖難の帥の展開を細かく描いてますし、
建文帝落人伝説をうまく使ってたりして、名作だと思います。
>jucohさま
皇帝でないとしても、詩人で「センジ?」が思いつかないので…。
音が近いところで、大暦十才子のひとりの銭起(せんき)とか?
でも8世紀の人ですしね。
7世紀というと、沈佺期(しんせんき)とか。
苦しいかな。
詩からの連想が浮かばないのが、いけないですね。役立たずで申し訳ない。
>太白さま
某所ではお世話になってます。
おおっ、なるほど。
仕事のグチは、僕もなるべくネットではやらないことにしています。
最近の代理は…とか、うちの区分機械の読みとり率は…とか、VCS打鍵は…とか、
言っててもつまんないですしねえ。
まだ職場に対する雑言ならともかく、そのうち筆がすべって×××への暴言になっ
たらダメですし。
郵便ポストはゴミ箱でも灰皿でもねえ!××とか
葉書の7桁番号は、電話番号をかくんじゃねえよ、××!とかね。
>削除(あぼーん)
「2月 1日(金)19時35分04秒」付の「投稿者:管理人」さんの書きこみは、
都合により削除させていただきます。管理人と名乗っておられますが、管理者(=僕)
とも掲示板レンタル元(=teacup)とも関係ないかたのようです。
お久しぶりになりますね。
実は去年の十一月から、永一さんと同じ職になっていたりするんです。(^^;
ただ、ネット上では浮世のことは忘れていたい(仕事上の愚痴をウダウタ書き連ねても
つまらないでしょう(笑))ので、いままで言う機会がなかったもので・・・。
休みが不定期なので、頻繁には来れなくなりそうですが、たまに覗かせてもらってますよ。(^^)
管理人様
ぶしつけな質問にお応えいただき、ありがとうございました。実は書き込んだ後で
掲示板の使用上の注意を読み、冷や汗をかいておりました…。
>前後の文脈を数行くらい引用していただけないものでしょうか?
…重ね重ねありがたいお言葉ですが、どこまで引用すべきか判断に苦しむ部分(固
有名詞も多いので)があります…。しかし、ご指摘を受けて、よくよく読み返して
みましたところ、皇帝ではなく、皇帝が好んだ詩人ととれなくもないです。
四言絶句?には「松のごとく盛んにして、蘭のごとく香り高し」というフレーズが
あるということなので、この辺りをヒントにまた調べてみます。
どうもお手数をおかけしました。
運命……わすれてました、あったってこと。
わたしは少年少女世界文学館田中芳樹訳「運命」をよみました。
あれはイラストが皇なつきさんだったのですきでした。
皇なつきさんの漫画本はもってますよ〜v
中国の歴史5.6巻にのってるんですね?
しらべてみます〜ありがとうございましたv
すみません、まず自己レス、フォローを。
>それから、四言絶句という用語はありません。
なんて、すぐ下で書いてしまいましたが、四言絶句という用語はあるらしいです。
ただあまり一般的な漢詩用語ではないらしいですけどね。
>そらかけるさま
はじめまして。
まず、大きめの書店なら手に入りやすい、明時代の資料というと。
陳舜臣『中国の歴史(五)』『中国の歴史(六)』(講談社文庫)
三田村泰助ほか『中国文明の歴史8明帝国と倭寇』(中公文庫)
愛宕松男・寺田隆信『モンゴルと大明帝国』(講談社学術文庫)
ちょっと探さないといけないかもしれませんが、
寺田隆信『永楽帝』(中公文庫)
宮崎正勝『鄭和の南海大遠征』(中公新書)
などもいいかなあと。
漫画は、
皇なつき『黄土の旗幟のもと』(角川書店)くらいしか知りません。
李自成の乱を扱ったものです。
あと、むかし手塚治虫監修の学習漫画『中国の歴史』シリーズの何巻かで、
鄭和の大航海を扱っていたと思いますが、正確なことを思い出せないです
し、入手も困難だと思いますので。(内容もさしたるものではなかったと
思います)
小説というと、僕は
幸田露伴『運命/幽情記』(講談社文芸文庫)がイチ押しなのですが、
ちょっと文体が古くて難しいかもしれません。
ほかにも堺屋太一氏の朱元璋ものとか、伴野朗氏の永楽帝ものとかが小説と
はしてあるようです。
>jucohさま
はじめまして。管理人の永一です。
最初に確認しておきますが、日本語の講演ですよね。
7世紀の中国の皇帝で「センジ?」ですか。率直なところ心あたりがないです。
本当にその時代の皇帝の名前か称号かで間違いありませんか?
文脈を読み違えているということはありませんか。
とりあえず7世紀あたりの中国の皇帝を列挙すると
[隋]
文帝 ぶんてい(楊堅 ようけん)在位581〜604
煬帝 ようだい(楊広 ようこう)在位604〜618
恭帝 きょうてい(楊侑 ようゆう)在位617〜618
越王 えつおう(楊侗 ようとう)在位618〜619
[唐]
高祖 こうそ(李淵 りえん)在位618〜626
太宗 たいそう(李世民 りせいみん)在位626〜649
高宗 こうそう(李治 りち)在位649〜683
中宗 ちゅうそう(李顕 りけん)在位683〜684,705〜710
睿宗 えいそう(李旦 りたん)在位684〜690,710〜712
武則天 ぶそくてん(則天武后 そくてんぶこう,武照 ぶしょう)在位690〜705
…通称で考えられるのは、こういった人たちです。
これらの皇帝たちにも、他に別号があるのですが、煩瑣なので省いておきます。
あと、隋末唐初の動乱期に皇帝を名乗った人たちがいるのですが、これも省いて
おきます。(いちおうは考えましたのであしからず)
それから、四言絶句という用語はありません。
五言絶句か七言絶句の間違いでは、と思いますが。
こちらからでも、ちょっと見当がつきません。
もし問題がなければ、テープ起し途中でも構いませんので、
前後の文脈を数行くらい引用していただけないものでしょうか?
下の周瑜と小喬さんの詩をみて、さけんでしまいました。
はじめまして、そらかけるともうします。
私はいま、明時代のことをしらべたいとおもっているんですが、いい小説か、漫画、資料をおしえてください。
……はじめてなのに、しつれいかな?
はじめまして。調べ物をしていてこのサイトにたどりつきました。
実はある講演のテープ起しをしているのですが、話の中に7世紀
頃の中国皇帝でセンジ?という人がでてきました。漢字が分らな
くて困っています。センジ?と聞こえるのですが、正確な発音は
不明です。松と蘭が出てくる四言絶句を読んでいるそうです。
この掲示板の方ならどなたかご存知ではないかと思い、質問させ
ていただいた次第です。どうかよろしくお願いします。