2000年3月1日〜10日


Last-Modified: 2000/03/10 21:30

3月10日(金)

_ どういたしまして。 こんな日記でもチェックしてくれる人がいるだけ嬉しいです。 ふだんは他人に読まれることを意識せずに(つまり独りよがりな)文章を書いてるだけですし。

_ で、しつこく「Moon Light 〜おもいでのはじまり〜」の話ですが、 なぜ「洋月光」なのかはやっと理解できました。 シナリオ的に一番出来が良いのは、確かに言われる通り汐音かもしれません (「星の瞳のシルエット」とか「チャイム」とか連想したのも事実ですが)。

_ ちなみに桃缶については、 単にわかつきめぐみネタだと思います(シナリオの方の一人は少なくともファンだったはずなので)。



3月9日(木)

_ なんで「洋月光」なのか分かりませんが、 とりあえずリンク。一般的には(?)どのキャラでも多分「萌える」ことはないだろうとは思いますが。

_ 「Moon Light 〜おもいでのはじまり〜」を ほめようと思うと実は結構困ってしまう。 シナリオ的に「素晴らしい」とほめるところがあるわけでなく、キャラ萌えに特化しているわけでもない。 お涙頂戴ものというわけでもない。「別れ」に関してもそれほどセンチメンタルに描かれてるわけではないし、 「とらハ2」のごとく家族的だったり、もしくはらぶらぶだったりするわけでもない。 クライマックスの盛り上げ方もそれほど上手いとは言えない。 最近のギャルゲーとしてはアピールポイントに欠けているのではないか、と思う。 むちゃくちゃさに欠けるというか、パワーがないというか、押しが足りないというか…。

_ ただ文体がわりとシンプルで読みやすく、素直なお話なので感情的に納得しやすい。 少なくとも「WHITE ALBUM」よりは納得できた。「Kanon」よりも読みやすい、 と書くと語弊があるかもしれないが(文体的には「ONE」の影響を強く受けてる気がするし)、 日常会話はこちらの方が上な気がする。

_ もちろん欠点をさがせばいくらでもあって、悠理シナリオのくっついた後は無理矢理「障害」を作り出してる気がするし、 沙祐璃さんのも納得できない部分がある(先輩に関しては一時の気の迷いのような気さえしてしまう)。 ただ、そういう問題があるにせよ、悠理や汐音との日常的やりとりとかは好きだし、全体的にはほめられても良いのでは、 という気がするのである。音楽については、 以前書いたけど、 それで気に入る人は気に入るだろうし、そうでない人はダメだと思う。 個人的評価は、並(ただしそういうセンスはないのであてにならないのも確かだが)。

_ ちなみにシチュエーション萌え ということについては、キャラの置かれた状況・関係(例:恋と友情の板挟み、とか)を楽しむものだと思うので、 感覚的にはちょっと違うような気がするような… (そういう意味では「幼なじみ萌え」とかはそのバリエーションなのかも)。 まあ「萌え」をいまいち理解してないのでこちらが間違ってる可能性も大ですが。



3月8日(水)

_ 「妖精作戦」の2作目「ハレーション・ゴースト」だったのですね。 「ラスト・レター」の終わり方がショックで記憶を封印していた…というわけではないのですが、 ばっちり忘れてました。 「ARIEL」よりもやはり「妖精作戦」シリーズの方が好きだったりして、新装版も一応持ってはいるのですが。

_ いちせさんが 「Moon Light 〜おもいでのはじまり〜」買われた らしいので感想はもう書かなくてもいいかな、なんてことを思いつつ…。 私は転がったり、心臓の鼓動が早くなったり、呼吸が苦しくなったり、ということはないので、 対茜感情も萌えではない ということが分かりました。

_ しかし最近少女マンガをあまり読まないでいるうちに傾向が大きく変わってしまったことを聞くと、 やはり寂しい気がする。元々私の好みはオーソドックスかつ古典的なタイプなので仕方ないのかもしれないけど。 でも「花ゆめ」でさえもあまり積極的に読む気になれない、というのは問題かも。 というわけで(?)今後のために にリンクしておいてみる。

_ 私的には自分もそうだから全然気にならないのだけど、 でも確かにそういう(少女マンガを読むような男は、みたいな)偏見はあるのだろう。 引用の元ネタに関して言えば確かに余計なお世話だとは思うけど (個々の人間に対してなら、その相手との関係によっては言っても許されるかもしれないが、 一般論として言うなら偏見をそのままに受容しているわけで、お世辞にもほめられた言説ではない。 極論すれば「お前は差別されてる存在なのだから、その事実を表明するな」と言っているわけだから)。 会社ではそういう趣味を持たない一般人を装っている人間が言っても説得力に欠けるかもしれないが…。



3月7日(火)

_ 「ダイ・ガード」を見損ねる。 単にタイマーを入れそこねただけだが、最近こういうことが妙に多いような気がする。

_ 「空飛ぶ馬」「夜の蝉」(創元推理文庫)、 「覆面作家は二人いる」「覆面作家の愛の歌」「覆面作家の夢の家」(角川文庫)、 「冬のオペラ」(中公文庫)(すべて北村薫作品)を読む。 確かに面白いのだけど、何かいまいち納得できない気がする話が多い。

_ 個人的には主人公が世間知らずだろうと、心の闇を直視しようとしない人物でも、 欠席裁判でも、論理が強引でも、あまり気にしない方だと思うのだが、 やはりミステリに向いてないのだろうか。 例えば「冬のオペラ」でせっかく好きになれそうなのに…というのが感情的にはあって、 どうせ情状酌量されるんだし、そういうエピローグをつけてもいいじゃないか、と思ったりもする。

_ ちなみに読んだ中で一番気に入ったのは「夜の蝉」。もちろんミステリとしてではなく、 ヒロインのお姉さんが気に入ったからなのだけど。 確かにこの作品で悪意ある人物は出てくるけど、それはどうでもいい、というのが本音。 もしその存在がなくても、多分似たような結末になったであろうと思うから。

_ 「覆面作家」シリーズについて言うと、ヒロインの2つの人格がどちらも妙に「薄い」ような印象を受けた。 魅力がない、とは言わないが2つの人格を持つことによる魅力みたいなのは特にないし、 特に元気な方について言えば、そういうところも好き、みたいに思わされるところもない。 あえて言うと、単に推理を裏付けるための行動を行わせるために作られた人格、という気がしてしまう。 元気な人格と編集者の人は最初対立してて、くらいな方が良かったのかもしれない (ラブコメ方面に偏った意見かもしれないけど)。



3月6日(月)

_ 萌え道段位認定試験

あなたの萌え力は 8215 ポイントだよ

段位に直すと2段だよ

だそうだ。

_ 「琥珀のティトラ 聖女さま、参る!」(霜島ケイ、角川スニーカー文庫)を読む。 プロローグで大体展開(というかオチ)は読めてしまうのだが、なかなか面白かった。 単純に言うと、この世界には「聖女フランセスカの伝説」というのがあって、 この度3人の少女が聖女として認定され、世界救済(?)の旅に出ることになりました、 というお話。

_ しかしこの3人の少女の性格、境遇、能力等はかなりむちゃくちゃで、 なおかつきちんとそれが作中で生かされている気がするので良い。 人間に対して上位存在であるらしい(でも人間社会への干渉はあまりできないらしい) 「精霊」がかなり「いい性格」してるところもポイント。

_ 物語として型どおりなので(その分展開が読めてしまうけど)きちんとカタルシスが得られた、 というのも良かった。もちろんむちゃくちゃ良かった、とか感動した、 とかそういうのではないけど、つまらないヤングアダルト作品が多い中、 これだけ書ければマシな方ではなかろうか。



3月5日(日)

_ 「おジャ魔女どれみ#」を見損ねる。「#」になってからは正直いまいち感が強いが、 ミスで見れないとなんとなくむかつく。

_ 「紅蓮の猟魔士 闇を喚ぶ紅の魔石」(対馬正治、富士見ファンタジア文庫)を読む。 タイトルから想像できるようなお話。誰が犯人か、というのも予想できてしまうし。 主人公ペアは普通こういうときは男女の組み合わせになることが多いと思うのだが (というか表紙イラストを見てそう思いこんでいた)、両方男なのは残念。 もっともこれについては今後への伏線っぽいので、 一応次巻以降に期待というところか。

_ ただ話の途中で増えた(中盤で登場して次作以降出てきそうに思える) キャラについては今後どういう役割が与えられるか見えないし、 ただうっとうしいだけと言う気もするのでちょっと不安。



3月4日(土)

_ 「混戦次元1 ブレイズ・ランナウェイ」(神代創、角川スニーカー文庫)を読む。 「ファンタジー世界が流出してきた」とかコピーに書いてあるけど、 「…‥絶句」や「妖精作戦」の2巻目みたいな話(タイトル失念)とはかなり違う。 実際に別世界があって、そことつながってしまった、という話なので。

_ しかしはっきり言うとむちゃくちゃつまらない。 以前にもこの作者の作品を読んでつまらないと思ったはずなのだが、 これを買うときに忘れていたのが敗因だった。 つまらなさの原因として、キャラ設定のアンバランスさ、というのがまず一つある。 筋肉質の格闘オタクで、女の子にはナンパしまくってて(しかもウケも良いようだ)、 なおかつちらっと見ただけの美少女に一目惚れしてその娘のために命がけになる、 というのは納得できない。 せめてヒロインの健気なところとか描写されてれば別だが、 そういう「意志」や「感情」のようなものはほとんど出てきてないので感情移入できない。

_ おまけにそいつと親友(なのか?) のアメコミ系オタクと気の強い剣道娘はほとんど全く存在意義がないし、 敵方のキャラもありがちというか表面的にそれらしいのを出しただけというかプロの割にやり方が甘すぎる。

_ ところで素朴な疑問なのだが、どうしてヒロインたち異世界の住人は日本語が話せるのだろうか。 異世界設定がむちゃくちゃ安易な気がする。 続きが出るらしいのだが紙のムダになりそうなのでやめてほしい。



3月3日(金)

_ 更新時刻がとれなくなったですか…。 というわけで対応してみました(つもりです)。上手くいってますように。



3月2日(木)

_ 高卒で配属後約1年、というのを対象として教育を行う。 基本的には「やめないように」というフォローが中心なので重要なのは飲み会だったりする。 のは良いのだが、ギャルゲーマーでイベントに始発で行く、とかいう子に出会ってしまって嬉しいような悲しいような (しかもその隣の子はトレカで何万も使ったとか言っていた。君そんな子だったの?と言いそうになってしまった)。

_ 久弥さんの本は初版と2版で裏表紙(だったかな)のイラストが違う、とか言われてショック。 というかそれはいいけど一般人の前で「ゲームをやって涙した」とか言うのは恥ずかしいのでやめよう。 一応私もフォローしたけど、 一般人とおたくの混じった場でそういう話をしたことで自分たちの会話の「ヘンさ」を再認識してしまった。



3月1日(水)

_ 「レジェンドオブドラグーン セルディオ争乱」(伊豆平成、ファミ通文庫)を読む。 「快刀乱麻 雅」のノベライズが 2冊 とも 結構面白かったので買ってみたのだが、こちらは全然と言っていいほど面白くなかった。 はっきり言うとキャラが立ってない。 ストーリー(と言っても大したものではない)のためにご都合主義的に動かされてる気がする。 「監修・新城カズマ」と書いてあるから、もしかしてこの人のせいかもしれないが、 つまらないコンピュータ RPG みたいな小説は書かないでほしい (もともとゲームのノベライズではあるのだが)。



わっふる同盟日記インデックス前次メール下さい


"Fay"  felicity@misao.to

PC用眼鏡【管理人も使ってますがマジで疲れません】 解約手数料0円【あしたでんき】 Yahoo 楽天 NTT-X Store

無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 ふるさと納税 海外旅行保険が無料! 海外ホテル