C's ware

DIVＩ-DEAD、Re-ｌｅａｆ、luv wave、散櫻、かぜおと､ちりん、fugue、Desire
計７本

DIVＩ-DEAD

主人公響谷蘭丸は子供の頃奇病を患い何度と死にかけていたがある日を境に回復・安定した。１７才の時、叔父の学長の指示により人里離れた山奥の全寮制の「狩野山学院高等部」に転校した。そこで叔父から学院の内部調査を言い渡される。調査と共に、異常とも思える生徒たち、学院に広まりつつある「香」の存在が明らかになってくる。さらに主人公にも、奇妙な事が起き始めていた。奇病の再発を思わせる発作の前兆。夜毎にみる奇妙な夢に、白昼夢。やがて主人公は過去から続く狂気を知り、そして・・・。
というあらすじだが、どうにもゲームシステムが良くない。学院の各所にいる人に出会うなどしてフラグをたてストーリーを進めるのだが（ＥＶＥやＤＥＳＩＲＥ系と同じ）、これがとにかくめんどくさい。ヒントがあるわけでもなく、人に出会ったら次のフラグ目指してまた学院を一通り周らねばならず、これが延々と続くのでたまったものではない。それにストーリー上の謎がよくあるのだが、この謎がラスト付近までほとんど明かされない。おかげで後半まで、よくわからないストーリーでフラグたてに学院を奔走する、おかげで盛り上がりに欠けて単調作業な感じだった。ストーリーが良ければフラグたてもいいが、引っ張った割にはいまいちだし・・・。演出もちょっと・・・。
あと、フラグたてのゲームだがエンディング数が４種類（５か？）もある。選んだ選択肢の数で決まる。一応梓エンディングだが、どうも条件もれのエンディングなので謎が全て明らかになってない。・・・厳しい。
キャラはほとんど喋るし、へたではないので良かった。キャラの中でイイ感じが、美樹。声がイメージ通りで良かったし、あの性格であの髪型には弱い・・・。優子さんもよかったけどね・・・・。
どうしても、わからない人やフラグ立てがめんどくさい人は、シーズウェアのＨＰを見よう。ヒントペーパー（というか攻略）があるよ。

Re-ｌｅａｆ

このゲームといえば、何よりも有名なバグ。パッチを当てないとかなりの不都合があるらしい。それも半端なバグではないらしい。ただパッチ当てても、まだ多少のバグが残っているみたい。後、誤字もなおして欲しかった。ちょっとひどい誤字が多いし。パッチを当ててからゲームしたので知らないけど、イベントすっ飛ばしや、同じイベントが何回も起きたりとフラグ関係に問題があり、クリアどころか普通に進めるのも困難らしい・・・。ちなみにパッチはVer1.01でゲームしました。最終はVer1.02がでてます。多少のフラグの不都合が改善されているみたいです。
主人公の郁美は内気な高校生で、この街に転校したばかりでまだ友達も少ない。しかしある日、郁美の体にもう1人の主人公である鬼の良門が入り込んでしまった。それから時々、体を入れ替わる事によって、郁美の生活に微妙な変化をもたらし始めていた・・・。
バグのせいで、ろくな評価がされてないゲームだけど、かなりおもしろかった。暇なことをいいことに４日でクリアしてしまったぐらいだし。まず、キャラクターがかわいい上に、表情が豊か。どのキャラも魅力的。今じゃ売れっ子だけど、ＣＡＲＮＥＬＩＡＮさんの絵は可愛いよな。文章というか、テキストもかなり面白かった。各キャラの性格をうまく書いてたし、どのキャラも魅力的。音楽も和風的で良い。ただ単純な漢字変換のミスなど誤字がひどかったけど。後、演出はかなりかっこう良かった。シナリオは、至る所に伏線がはられてて、何度もやってくと繋がってきて面白かった。ただ、謎の一部が明かされていない・・・。？？？もあれだけだと、何だか物足りない。おまけＣＤ作ってほしいな。（少し後、本当におまけCDがでたけど、そこでも謎は解かれて無いらしいが）ただ、悔やむのがＣＧが１枚足りない。どうも、エンディングの最後のあの絵のだと思うんだけどな・・・。根性が足りないのか、バグなのか・・・。どの絵も気に入ってるがお気に入り絵は押入れ（？）に隠れるの桜と鯰。面白すぎ。

各キャラ感想。
沙夜子編：素直にかわいい。ストーリー的には一番簡単と思われる。
茜編：イベントがランダムなど１番の難易度だが、シナリオ的には１番。結構悲劇だったが良門のおかげで幸せ・・・なのかな？この3人の中では、一番好きなキャラ。玲も一目置くぐらいの委員長なのに、家は貧乏でそれを支えるお姉さんぶりを発揮してるし。事件後の抑圧されていた気持ちが出てきて、楽しすぎる。ただ良門曰く「印象が変わった・・・というか変わり過ぎだ」まさに変わりすぎ、もう別人だがでもかわいい。しかし事件の翌日にこれとは・・・恐るべし生徒会長の底力。ただ、ＳＭはちょっと。どろどろとした関係作るし・・・（＾＾；）、もっと普通の関係の方が・・・
玲編：ただただ怖かった。一方的に虐められ続けるので・・・。
ナジ：最高。表情が良かったし良い味だしてた。でも謎が残ってるな。
アンナ：にゃんにゃんとしててかわいい。お気に入り。でも虎なんだよね・・・。同じ猫科とはいえ・・・
桜：これもかなりかわいい。お気に入りは、頭を撫でられ、悔しいが嬉しがってるところ。
風子：マイクの２本持ちが決まってる・・・。
でも１番のお気に入りは「良門」。女の体で、男達を殴りたおしていくところが爽快。腰に手を当ててる姿がカッコイイ。

このゲーム、絵が可愛いのもあるけど、システム的にも郁美、良門と入れ替わる事によって、その日の出来事ががらりと変わるのが面白かった。ストーリーも伏線がうまく張られていたし、獏の界が終った時は本当わくわくした。音楽もかっこいいしキャラも魅力的で、評価は高いゲーム。

luv wave

近未来SFの世界感で、絵もカッコイイ。ムービーも入ってるし、多少重いのもがまんしたけどね・・・しかし、別にストーリーが面白いわけでもなく、ぐるぐるとマップを回らねばならず徐々にやる気が減少。どうもこのゲームとは相性が悪い様子。
「薫さん、私をメンテナンスしてください」あほかてめえ！！と本気で思ったぐらいだし・・・本当あほだな・・・。
後、バグありまくりで、音声がずれてて怖い。怖すぎる演出だなと最初は思っていたら、ただのバグだったし。シーズまたか・・・。
格好良い作りだが、いかんせん重い。さらにテンポの悪さであまりやる気が起きない。
というか断念。さようなら・・・。

散櫻-禁断の血族-

主人公は華族の館、櫻御殿にやってきたが、そこで次々起こる謎の殺人に巻き込まれていく。主人公はその事件に関わっていくうちに、殺人の裏にはある秘密が隠されている事に気付き始める・・・
というストーリー。華族が残るまだ大正の時代のストーリーで、良い雰囲気を出しているが、システム的にはこれもぐるぐるマップを回るタイプ。今回は人がいる所がわかるので、楽に遊べたので、クリアする気になった。華族という身分高き人々の過去にある暗部というストーリーで、面白かったが、絵も好きじゃないし、まあ良くも悪くもある普通のゲーム。ただ雰囲気作りのためか、なんか無理して古い単語を使っていたという印象。読めない単語もあったし、なんかそこまでわざとらしく使わなくてもね・・・

かぜおと､ちりん

主人公は夏休みに友人と風鈴町を訪れ、そこの旅館で無賃宿泊をしていた。ある日、妹達が兄を追いかけて風鈴町に来た。秋分まで1週間という時、人が消える事件が起きる。神隠しかと友人と共に事件を調べだすが、次第に主人公の周りの人間すら消え始めた・・・
次第に消える人々と、ミステリアスで緊張感があるストーリー。ただ期間的に、1週間なのにクリアまでに時間がかかる、かかる。文字量多すぎ・・・。雰囲気醸し出すのに、良いけどだるい。あと、意外とフラグがどうでもいい所で決まるのも止めて欲しい。6人のキャラをクリアすると、ようやく謎がとけるのだが、そこまで行くのにへばってしまった。消える人など、面白かったストーリーだが、ちょっとだるいシステムだった。

fugue 〜きみとぼくのうた〜

ひょんなことから、田舎の廃校舎で共同生活をし始めた5人。ストーリーはこの校舎に再び戻ること願った双葉を中心に進む。意外と、面白かった。なんかのんびりと進んで、セリフを良い感じにつっこむし。でも案外短いストーリーで、ちょっと後半をもう少し欲しかった。後半は一気に進んでしまった印象。絵的にはいまいちだけど、なかなか良い感じの雰囲気のゲームだし、良かったと思う。ただ、システムが、セーブロードのみとシンプル過ぎる作りで唖然・・・。文字飛ばしぐらい欲しかった・・・。シンプル過ぎ・・・。
まずは双葉でクリア。夕穂があんなキャラとは・・・。過去への逃避から、少しだけど前進して良かったと素直にほっとできるラスト。でもちさとちゃんの姿がないんですけど・・・。
というわけで、次はちさと編。途中から、かっ飛ばして進める。犬のせいという理由でちさとらしい抜けたストーリーだけど、このゲームらしい。でもちさとはいくつなんだ・・・。
今度は、ちょっと印象が違ってた夕穂編。意外と女王様だった夕穂だが、進むに連れ可愛いキャラと判明。極度のブラコンという問題があったけど、子供っぽい強がりを見せているという可愛いキャラで、面白かったストーリー。
さてこれで、攻略キャラは全てクリアだがこう見ると意外とボリュームが少ないゲームだけど、案外面白かった。絵はちょち下手だけど、悪くはないしなかなか良かった佳作というべき印象。

DESIRE

サターン版をクリアしてからもう４，５年だろう。PC版での完全版をいつかやろうと思っていたが、ついにクリア。あの悲しすぎるラスト。続く螺旋の運命。でも、PC版ではティーナ編が追加。ハッピーエンドが追加されていた。すべてアニメというのは驚いたが、すでに作るべき人がいないのだから、しょうがない。しょぼいアニメと矛盾したラストの場面だが、あれでも良いだろう。ハッピーだし。
サターン版では、不可解なストーリー展開と場面が多々あったが、それがHシーンが含まれてたためであったことがわかる。PC版ではストーリーが流れて、納得できる展開。マコト編は当時は理解できなかったが、今回は少し納得。悲しい奴である。でもラストのキーパーソンだったとは。でもやっぱしダメキャラ。

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