オーパス表(赤属性)
オーパス名
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PEC
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ランク
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特殊効果
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オーパス説明
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エクスキューショナー
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8
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D
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なし
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娘二人を殺されたエディス・フォイが、仇であるバジル・グラントを撃った際に使用した散弾銃。
バジルは両足を撃ち抜かれたが、即死には至らず、数日後に発熱とそれに伴うショックで死亡した。
以来この散弾銃には2人の娘の怨念が宿るとされ、人々から恐れられている。 |
包庖刀 (ほうほうとう) |
11
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D
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なし
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山東省の遺跡から発見された刀。後の調査により、これは梁の恵王に仕えていた料理人、包の使っていた庖刀ではないかという説が有力となった。この刀は19年間一度も研がずに、数千頭の牛を捌いたとの伝承が残っており、数千年の時を経た今でも、その切れ味は健在であった。
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アルフレッド
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14
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D
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なし
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1969年にアメリカで起きた、史上最悪の交通事故「ビリィロード事件」で、17人を轢き殺した車。運転手は酒を一滴も飲んでいなかったにも関わらず、なぜか泥酔状態にあったといわれている。以降、この車は乗る者に事故を引き起こさせる車と噂され、イギリスの好事家に引き取られた。
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紅羅漢 (こうらかん) |
16
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D
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なし
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赤黒く染まった銅貨。この銅貨はアメリカ大陸に渡った中国系の暗殺者達が用いていたと言われており、彼らの手により弾丸より早く撃ち出されるこの銅貨は、標的を必ず死に追いやると、人々から恐れられた。この銅貨が赤いのは、被害者の血が染み付いているからだと信じられている。
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フレア・アイ
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22
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D
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なし
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自らの夫を神と信じ、7人の子供全てを道連れにして殉死しようとしたアメリカ人女性、ラクゥエルが何よりも大切にしていたという紅水昌。夫婦はこの紅水昌から「神の声」を聞いていたという。事件の後、唯一人生き残った娘の治療費のため、紅水昌は売りに出され、行方不明となった。
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サラマンダーシールド
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27
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D
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なし
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フランスのフランソワ1世はミラノ公国を攻める時サラマンダーの紋章の入った盾を使った。当時、ミラノは無敵の傭兵に守られていたが、フランスは王の勇敢な戦いにより勝利をおさめた。その後、盾は王家の宝として伝わり、盾の安置された城は絶対に火災に遭うことはなかったという。
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アルドゥール
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32
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D
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なし
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1572年、サンバルテルミーの虐殺の犠牲となった新教徒派首領、コリニーが所持していたという紅い水昌球。光を当てると炎が燃えるように内部がゆらめき、所持者の末路を導き出すといわれた。コリニーは、それによって自分の死と、その後の宗教戦争の深刻化を予期していたという。
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火龍鞭 (かりゅうべん) |
43
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D
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なし
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中国宋代の武術家、双飛が好んで使っていたとされる銅鞭。彼の振るうこの銅鞭からは、常に紅き炎が吹き出ており、敵を打ち据えると同時に火傷を負わせたといわれている。現在この銅鞭は沈黙したままだが、ふさわしい所有者が握れば、鞭は再び炎を吹き上げると信じられている。
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コーラル・ビーズ
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54
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C
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なし
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中世ヨーロッパの人々は紅サンゴが病魔除けになると信じていた。13世紀フランスの貴族、ブルゴーニュ家では生まれたばかりの子供が次々亡くなるという不幸に見舞われた。そこで、紅サンゴの数珠を、生まれた赤子にかけたところ、その子はすくすく育ち、立派な後継ぎになったという。
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レイジ・ハンマー
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65
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C
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なし
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ある貞淑なイギリス人女性が、自分の母親の頭蓋を叩き割った際に凶器として使用されたハンマー。これを新米警官が調べようとしたところ、突如激しい怒りに襲われ、危うく同僚を殴り殺しかけた。以来、ハンマーは持つ者に怒りをもたらすと噂され、今も現地の警察の保管庫に眠り続けている。
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マッドリッパー
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76
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C
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なし
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イギリスで13人の女性を殺害し逮捕された男が持っていたJの刻印の入ったナイフ。もともと切り裂きジャックが持っていたナイフだとされ、ナイフに宿るその魂が、気のいい運転手を殺人鬼に変えてしまったのだと噂された。
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輝光護蓑 (きこうごとう) |
95
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C
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C
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5世紀初頭に高句麗を全盛期に導いた長寿王の羽織っていた衣。数百回に渡る戦に於いて彼は常に無傷であり、その身を覆っていた衣は常に紅く光り輝き、兵の士気を高めたという。王の死後、この衣は王家を守護する宝として尊ばれ、長きに渡り高句麗を守ったと伝えられている。
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フェイス・レッド
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114
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C
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B
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18世紀に発掘された、古代マヤ神官の仮面。生きた人間の心臓を神に捧げるという儀式の際に使われたこの仮面は、表面が赤黒く血に染まっており、身に付けた人間の恐怖心を闘争心に変えるといわれている。現在この仮面は、スミソニアン博物館に保管されている。
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ダスト・ネックレス
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132
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C
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R
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チェコに独裁政権を敷いたチャウシェスク大統領の妻、エレナの愛用していた緋色の首飾り。夫妻が処刑された後、首飾りはある資産家の手に渡ったが、この資産家が原因不明の自殺を遂げた為、首飾りには夫妻の怨念がこめられているという噂が広がり、全国民を恐れさせた。
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火炎冠 (かえんかん) |
151
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C
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A
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1514年ハンガリー農民軍の反乱の際、指揮を執った貴族ギェルギ・ドージャが処刑される時に頭に載せられた熱く焼けた鉄の王冠。この王冠は7万人以上の報われない農民、貴族の犠牲者たちの情念により決して錆びることはなく、被った者に不屈の闘争心を与えるという。
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アンラッキー・スター
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181
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B
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なし
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1960年代のブリティッシュ・ポップ界に多くの金字塔を打ち立てたレコード・プロデューサー、ジョー・ミークが愛用していた星型のタイピン。彼は1967年に女性問題でショットガンによる自殺をしたが、彼のラジオ番組にちなんだこのタイピンに付着した血は、未だに拭い取れないという。
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カース・ブラッド
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211
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B
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C
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無実の罪で火刑に処された騎士、ジャック・ド・モレの鎧。彼は処刑される直前に、自らを陥れた者に呪いの言葉を吐いた。処刑より一年後、彼を陥れた者は全て不慮の死を遂げ、遺族に引き取られた彼の鎧は、まるで彼らの血に染まったかのように、赤色に変色したといわれている。
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虎鉄 (こてつ) |
241
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B
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B
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新撰組組長、近藤勇が愛用していたといわれる虎鉄銘の剛刀。実際には長曾禰虎鉄徹入道興里の作ではなく、贋作というのが定説となっている。刀の真贋は別として、近藤の愛用したこの刀は、実戦において勇猛果敢な攻めを生むといわれ、後生に多くの伝説を残している。
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ダブル・リング
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270
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B
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R
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16世紀のイングランドで、薔薇戦争を終結させたランカスター家のヘンリー7世はヨーク家の王女と結婚した。その結婚指輪は両家の象徴の赤薔薇と白薔薇が束ねられたもので、ダブルリングと呼ばれた。これは力と平和の象徴であり、以後安定と繁栄の時代が続いた。
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バトリ・コーム
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314
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B
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A
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ハンガリーの侯爵未亡人エリザベス・バトリの櫛。彼女は650人もの若い女性を殺害し、その血の風呂に入り続け、この櫛で真っ赤な髪をとかし、若さを保っていたという。櫛は永遠の若さと引き換えに持ち主を狂気と破滅に陥れるといわれ、その赤い色で人を魅了し続けている。
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ブラッドサッカー
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357
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B
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H
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大オスマン帝国を築いたセリム1世が、エジプトのマムルーク朝を滅ぼした時に入手した、豪華な装飾が柄部分に施された鞭。後にセリム1世の息子スレイマン大帝が、多くの人間をこの鞭で打ち据えた為、この鞭を持つ者は血を欲するようになると恐れられ、王宮の奥深くに封印された。
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ラ・ファラ
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400
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B
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P
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アスワンハイダム建設時、上流で水没する遺跡を救うため、遺跡アブシンベルの神殿を移動、復元させたが、その時ファラオの象徴を柄に象った短剣が発見された。これは、所持者に様々な災いをもたらしたとしてナイル博物館に寄贈されたが、後に盗難に遭い現在は行方不明になっている。
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セイント・ローズ
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443
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A
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なし
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アンリ2世の妃、カトリーヌ・ド・メディチは長らく不妊に悩み、魔術師や占星師を多数、呼び寄せた。そのうちの一人が王妃に渡したのが、かつて生殖を司るとされた薔薇の十字架である。それを枕の下に置くと、間もなく王妃は身篭り、結婚11年目にして待望の王子を産んだという。
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ラール・キラ
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503
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A
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なし
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ムガール帝国の皇帝シャー・ジャハーンが、城の王間に飾った城と同名のガーネット。その輝きは富と繁栄をもたらすといわれ、伝承通り帝国は最盛期を迎える。しかし次代の皇帝が領土拡張の戦費に充てるためにこの石を売り払ったため、帝国は分裂状態に陥り、急速に衰えてしまったという。
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ラスト・リゾート
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562
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A
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なし
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メソポタミアのウルク神殿から出土した、赤いカーネリアンの石版に女神の浮き彫りを施した石版。記録によるとシュメールの英雄、ギルガメッシュが永い探求の末、遂に突き止めた不老不死の儀式を記してあり、手に入れた者だけがその秘術を知ることが出来るらしい。
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雷公招槍 (らいこうしょうそう) |
622
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A
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なし
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雄略天皇の随身で、祭事を司っていた侍者小子部栖軽が、天皇の命により雷を呼ぶ際に使ったとされる槍。栖軽がこの槍を持ち一度念じると、にわかに黒雲が沸き立ち、無数の雷光が諸越の町に降り注いだという伝承が残っている。彼の死後、この槍は遺体と共に、雷の落ちた場所に埋葬された。
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神眼 (しんがん) |
700
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A
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なし
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インド南部の寺院に何世紀もの前から伝わるシヴァ神像の、第三の眼に嵌められた大粒のルビー。ある時、一人の盗人がこのルビーを盗み出した所、雲一つない晴天だったにもかかわらず、雷に撃たれ死亡。以降、この石にはシヴァ神の力が宿るとされ、信者からは敬われ、盗人からは恐れられた。
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バビロニアン・ローズ
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778
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A
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C
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古代バビロニアのネブカドネザル王が、ソロモンの神殿を破壊し、奪い取ったとされる真紅のルビー。この石は後に王座に飾られたが、まもなく王は発狂し、不幸な最期を迎えたといわれている。王の没後、ペルシャの侵攻を受けた際に王座は破壊され、ルビーは行方不明になった。
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ランス・アトロシティ
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857
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A
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B
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15世紀後半のワラキア君主ヴラドが使用した槍の矛先。彼はオスマン帝国に立ち向かった勇敢な武将だったが、人を串刺しにするのを好み、四万人もの兵士を長い棒に刺して処刑した。戦の折この槍で敵兵を貫いたときに彼の心に残虐性が芽生え、棒に串刺して処刑することを思いついたという。
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トリーズン
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957
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A
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R
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古代ローマ帝国の皇帝ネロが、母である皇太后を暗殺する際に使用した剣。皇太后はかつてネロを宿した腹部を刺されて絶命したという。実の母の命を奪った剣は遺灰と共に埋葬されたが何者かに掘り起こされ、現在は大英博物館に収められている。
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村正 (むらまさ) |
999
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A
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A
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徳川将軍家を呪うと恐れられた、村正銘の入った短刀。この短刀は、幻の五代目村正の作といわれている。この銘の入った刀は、家康の祖父清康、嫡男信康などを殺害した刀として知られ、妖刀として恐れられると同時に、優品揃いという事もあり、大名達に密かに珍重されたといわれている。
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オデム・シール
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999
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A
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H
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フランス皇帝ナポレオンが、肌身離さず所持していたカーネリアン製の印章。古よりカーネリアンには全ての願いが叶えられるという伝承があり、ナポレオンに「余の辞書に不可能という文字はない」といわしめたのは、この印章を持つ真の力を知っていたからともいわれている。
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サンシー・ダイヤ
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999
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A
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P
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「所持した者は、必ず紅き血にまみれる」と恐れられた、桃の形にカットされたダイアモンド。エリザベス女王やルイ16世など、世界の名だたる王家の間を渡り歩いたが、これを所持した者やその親族が殺されるという事件が相次いだ為、次第に忌み嫌われるようになり、表舞台から姿を消した。
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ラ・ピュセル
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−
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CO
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A
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ジャンヌ・ダルクを処刑するため、使用されるはずであったが、いざ彼女を貫こうとした瞬間、槍は自ら折れ曲がってしまった。結局、ジャンヌは槍では貫かれず、神の加護で苦しみを感じることなく火刑に処されている。後に殺人鬼ジルを処刑する時にも同様の現象が起きたが、神の加護を持たないジルは地獄の苦しみを味わったといわれる。
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クイーン・デッド
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−
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CO
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不明
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1793年にフランス国王ルイ16世の王妃、マリー・アントワネットが処刑される時に使用されたギロチンの刃。フランス革命後、ギロチンの刃は、街の鍛冶屋に引き取られ、複数の刀剣に加工された。これらの刀剣は、ルーブル美術館所有の「アントワネット」と呼ばれる有名な小型ナイフ以外、ほとんどが行方不明になっている。
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オーパス名
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PEC | ランク | 特殊効果 |
オーパス説明
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※「CO」はセンター・オーパスの略