オーパス表(白属性)

 

 

オーパス名
PEC ランク 特殊効果
オーパス説明
イーグルス
8
D
なし
 オーストリア皇后エリザベートに父が贈った銀の指輪。国章である双頭の鷲が彫られており、エリザベートは護符代わりに大切にしていたが、パリ外遊の際に盗難に遭ってしまう。以後、彼女の息子、恋人、妹が次々と命を落とし、そして彼女自身もまた暗殺という悲惨な末路を辿った。
シルバーラクーン
11
D
なし
 1835年、アラモの砦でテキサス州独立のためにメキシコ政府軍と戦った反乱軍のリーダー、デービー・クロケットが愛用していた、銀色のアライグマの帽子。メキシコ軍を再三にわたり撃破した反乱軍の活躍の中、この帽子は独立決意の象徴とされ、反乱軍の士気を高めたといわれる。
ポトシ・ティアーズ
14
D
なし
 1600年頃、スペインの銀職人が制作したチョーカー。材料となった銀は、ボリビアのポトシ銀山で採掘され欧州に持ち込まれていたが、現地の先住民は過酷な強制労働で死亡者が多数出た。このチョーカーは何人もの貴婦人の手に渡ったが、身体に異常をきたした者が大勢出たという。
チズル・ド・メディチ
16
D
なし
 ミケランジェロが愛用した彫刻用ノミ。彼はルネサンス時代メディチ家に保護され作品を制作したが、政治がらみの作品依頼に悩まされたりなど、波乱の人生を送っていた。しかしこのノミを手にしてからは不思議なインスピレーションを得て、ダビデ像などの名作を完成させたといわれている。
シルバー・レイ
22
D
なし
 中世最後の騎士と呼ばれたマクシミリアン一世が身に付けていたとされる銀の鎧。この鎧は着用者にまったく重さを感じさせなかったという伝説が残っており、白馬に跨り、軽やかに大地を駆けるマクシミリアン一世の姿は、サーガに歌われる騎士そのものだったという伝承が残っている。
グローリーシンボル
27
D
なし
 ナポレオンの妻ジョセフィーヌが、従姉妹のエーメに贈ったお守り。白く光る月丁石でできている。エーメは海賊の女奴隷から皇帝に見出されてハーレムに入り、後の皇帝を生んだ。その後お守りは、栄光を掴ませる力があるとされ、皇室の人間に代々受け継がれた。
フォルシス・ホワイト
32
D
なし
 アメリカでの赤狩りの風習のため、無実の罪で処刑された無政府主義者サッコが所持していた白いハンカチ。その後、処刑を下した人物が次々と謎の死を遂げる度に、死体の傍らに必ずこのハンカチが落ちていたため、人々は無念の死を遂げたサッコの魂が今なおさまよっているのだと恐怖した。
リラ・デルフォイ
43
D
なし
 1864年、フランスの考古学者によってギリシャの古代都市デルフォイから発掘された石像の竪琴部分。抱えている腕が女性の像の物らしく、女神アルテミスの伴であるニンフ像のものだとされ、女性の出産を助ける象徴だとされた。現在はアクロポリス博物館に展示されている。
フォルス・クロック
54
C
なし
 イギリス領マルタ島の教会では、16世紀から二つの時計を備える習慣が始まった。このうちわざと時刻を狂わせてある方の時計は、悪魔に礼拝時間を間違えさせて戸惑わせる効果があるとされ、悪魔払いにも使用された。この時計は今もなお、教会で狂った時刻を刻み続けている。
タントラ・タペストリ
65
C
なし
 18世紀、清の乾隆帝に献上された織物。タントラというチベット密教体系のシンボルが織り込まれ、見る者に生命エネルギーを吹き込むといわれる。皇帝は精力的に領土を拡大し、清の最盛期をもたらしたが、それもこのタペストリのおかげだったといわれている。
イーヴィリ
76
C
なし
 ナポレオンのロシア遠征の際、ロシア軍の焦土作戦の犠牲となったスモレンスクから司祭の一団が運び出し守り通した聖母像。その戦災で焦げてしまったものの、治癒の奇蹟があると信じられ、ボロディノ会戦では、総司令官クトゥーゾフがこの聖母像を掲げて、祖国防衛の祈祷式を執り行った。
ブライト・スワン
95
C
C
 15世紀の初めに作られ、ダンスタブルで発見された白鳥型のブローチ。ブローチは当時、装身具として一般人の間で流行していたが、ランカスター家の象徴とされている白鳥をかたどったこの品には魔除けの力があるとされ、これを所持した歴代の貴族は病気や事故に遭うことが無かったという。

退雲仏像

(たいうんぶつぞう)

114
C
B
 仏教伝来の頃、善信尼と呼ばれる尼が修行先の百済より持ち帰った仏像。帰国の船が嵐に遭い、当時の風習により幼い少女を海神への生け贄として海に投げ込むことになった。それを止めた善信尼が仏像に祈ると嵐が去ったといわれる。仏像は、その後善信尼ゆかりの尼寺に納められた。
バックワード
132
C
R
 リンカーンが長年愛用した、ホワイトゴールドの懐中時計。1865年、リンカーンは劇場で撃たれ、翌朝、息を引き取った。それ以来、時計は普通とは反対の方向に回り始めたという。当時その事が話題になり、リンカーンという偉大な人物を失って歴史が逆行するのではないかと噂された。
ランプ・オブ・リード
151
C
A
 スイスの宗教改革者、ツヴィングリが所持していた銀のランプ。ルターに強い影響を受けていた彼が聖書講会する際には、必ずこのランプを持ち歩いていたと伝えられている。彼の死後、ランプは所持者を正しく導くとされて教徒の間を巡ったが、旧教徒には禍をもたらすと恐れられたという。
スパイラルブレス
181
B
なし
 クレオパトラが身に付けていたとされる腕輪。二匹の蛇が絡み合う形で、目にパールが埋められている。この腕輪は異性を惹きつけるといわれ、事実クレオパトラは、カエサル、アントニウスという時の権力者を二人も虜にした。腕輪は現在、カイロ美術館の所蔵となっている。
ケルト・クロス
211
B
C
 イングランドのヘンリー8世は世継ぎの男子を望み王妃を次々取り替えたが女子しか産まれなかった。そこで王は、生殖のシンボルとして、ケルト人に太古から伝わる銀の十字架を手に入れ熱心に祈りを捧げた。十字架の効力は見事発揮され、その後まもなく王は待望の王子を授かったという。
ピラミッドクリスタル
241
B
B
 アメリカの探検家、レイ・ブラウン博士が1970年代にバハマ諸島近海で発見した水晶球。この水晶球には、見る角度によって黒いピラミッドの影が浮かび上がる不思議な構造をしているほか、トランス状態の深化効果や治癒効果もあるとされ、古代に滅んだアトランティスの遺産だと噂されている。

水晶念珠

(すいしょうねんじゅ)

270
B
R
 戦国時代の雄、武田信玄の大念珠。信玄は神仏に祈祷する時はもちろん、日常の生活においても常にこの念珠を身に付けていたと知られている。この念珠は神社に奉られており、己の力だけではどうしようもない障害を乗り越える際に、祈りを込めると、信玄公の借力があると信じられている。
デ・ロス・ミラー
314
B
A
 紀元前5世紀、ペルシアがテルモピレーの戦いでスパルタ陸軍を破った。その時玉砕したスパルタ王、レオニダスが、ペルシア軍に無残に殺されていく部下達を見て、最後の突撃を後方の味方に知らせる為に光を反射させて合図に使った鏡。非業の死を遂げる者が鏡に映るといわれている。
デュナン
357
B
H
 世界で初めて織られた赤十字旗。この旗にはナイチンゲールの救護活動に深く傾倒し、その救護に関する説で赤十字連盟設立のきっかけを作ったといわれる、スイスの銀行家デュナンと同じ名が与えられた。この旗には、負傷者を守る力があるとされ、多くの負傷兵の命を救った。
ミストレス
400
B
P
 ルイ16世の愛人、デュバリー婦人が国王にねだって手に入れたダイヤ装飾のネックレス。国王の死後、装飾されたダイヤはバラされ、各国へと売り飛ばされた。このダイヤを持つ女性は、必ずといっていいほど資産家から寵愛を受けたが、正妻に納まることはできなかったといわれている。
レクイエム
443
A
なし
 モーツァルトが書き残したという同名曲のスコア。灰色の服を着た謎の人物の依頼により、宮廷音楽家として活躍していたモーツァルトはこの曲の作曲に専念したが、それは自分自身の死を葬うためであったという。その数ヶ月後、モーツァルトは36歳の若さで変死した。
スペル・アンバー
503
A
なし
 16世紀、ウィーンでペストが大流行した時、ある医師が病魔除けとして身に付けていた琥珀。聖セバスチャンの名と「病魔よ退け」という意味の呪文が刻み込まれていたという。他の医師が次々死んでいく中でこの医師だけが感染しなかったことから、琥珀や呪文が一般の人々にも広まった。

水晶髑髏

(すいしょうどくろ)

562
A
なし
 英国の探検家F・A・ミッチェルヘルズが中米ベリーズで発見した水晶の髑髏。全体が一個のロッククリスタルでできており、その時代の技術でどのように研磨加工したのか謎とされている。研究者には、この髑髏が怪音とオーラを発したなど数々の神秘体験を報告している。
シャイン
622
A
なし
 フローレンス・ナイチンゲールが身に付けていた天使のブローチ。彼女は戦争の惨状に心を痛め、自ら志願して前線の病院で献身的な看護活動を行い「光を掲げる婦人」として賞賛された。彼女の胸元に光る天使のブローチは、怪我人の痛みを和らげたとして長く語り継がれたという。
ヌール・ジャハーン
700
A
なし
 17世紀のペルシャ王、アッバース1世が、ムガール帝国との戦いに勝利し奪い取った「世界の光」と呼ばれるダイヤ。このダイヤの所有者は、栄光を手に入れるといわれており、その事実通りにアッバース1世は国に繁栄をもたらし、国民から「大帝」の名を捧げられた。
ロマノフ・イコン
778
A
C
 1918年に処刑されたロマノフ一家の皇女アナスタシアのイコン。一家は銃殺されたが彼女は軽傷で、息があると気付いた味方兵が彼女を国外へ逃がした幸運も、このイコンの守護だといわれている。国外に逃亡した後も守護の力は健在で、いかなる時においても彼女を守ったといわれている。
ヌート・アノン
857
A
B
 女性でありながら自ら軍を率いてローマと戦った、パルミュラ帝国の女王ゼノビアが身に付けていたといわれる純白の鎧。美しさと聡明さ、そして強さを兼ね備えていた彼女がこの鎧を着て戦場に立つだけで、兵達は奮い立ち、パルミュラを何度も勝利に導いたといわれている。

賢者の石

(けんじゃのいし)

957
A
R
 18世紀、フランスのサン・ジェルマン伯爵が持っていたといわれる石。その上に置いた銅貨は金に変わったという。人々はそれが卑金属を貴金属に変えるといわれた奇跡の石、伝説の賢者の石であると噂した。まもなく伯爵はフランスを去ったが、石の行方は杳としてしれない。
コーイヌール
999
A
A
 その所有者は世界を征服し繁栄をもたらすといわれている巨大なダイヤ。しかし、それは女性に限った話で、それを手に入れた男性の征服者はすべて悲惨な最期を遂げている。イギリスのビクトリア女王が手中に納め大英帝国の女王として世界に君臨した。現在はエリザベス女王が所有している。
ライトハウスレリクス
999
A
H
 1995年にフランスとエジプトの共同海底調査により発見されたアレキサンドリア大灯台の遺片。紀元前3世紀ごろファロス島に建設され、14世紀の大地震により海に没した。人を正しい道に導く力があるとされ、研究材料に使われたもの以外は、かなりの高額で売買されている。
リージェント
999
A
P
 ルイ15世、マリー・アントワネット、そしてフランス皇帝ナポレオンが愛した、世界で最も美しいとされるダイヤ。しかしこのダイヤは、その美しさと同時に所有者にかなわぬ夢をささやく魔のダイヤとしても知られている。現在フランス国宝としてパリのルーブル博物館に展示されている。
ヘヴンズ・キー
CO
B
 イエス・キリストが、12使徒の一人であるペテロを自分の代理として初代教皇に定めたときに手渡したと言われる錫杖。先端部に大きく翼を広げた天使が装飾されていることから、天使が姿を変えた杖と信じられている。後に、ローマ皇帝ネロに奪われ所在が不明となっていたが、近年ポンペイにて発見され、現在はバチカンに保管されている。
パペット・クロウ
CO
R
 20世紀初頭、コロラド州の鍛冶屋、ハンク・リチャーズが制作したカギ爪状の武器。彼はこれを自分の手に装着し、己の家族を含めた13人もの人々を惨殺し、現地の警官に射殺された。ハンクの死後、この武器は地元警察に保管されたが、何度も盗難に遭っては殺人に使用されたため、後にFBIの保管庫で厳重に管理されるようになった。
オーパス名
PEC ランク 特殊効果
オーパス説明

※「CO」はセンター・オーパスの略

※オーパスの説明についてはゲーム内でのフィクションであり、史実と異なる解釈を加えてある場合があります。

 

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