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怪盗アプリコット |
主人公は街を騒がせる自称、怪盗アプリコット。
何かを盗んだ前歴がないので、実際には怪盗ではない。
さてここで問題です。彼女は何故、世間で騒がれてるのでしょう?
答え。夜な夜なグライダーで街を徘徊する変人だからです。
ともかくのっけから無理のある設定が続くADV。
貴方のハートを頂きますと予告状を出したものの、
やってることはただの世間話。全年齢の限界か、それとも女性向である故の縛りなのか。
怪盗というモチーフをもう少し真剣に捕らえれば
シリアスな面白いシナリオになっただろうにと非常に残念。
話の盛り上がりもそれぞれ準備されているものの、
どうしても甘い人物描写が邪魔をしている印象。
表の顔と裏の顔を使い分けるヒロインというのが新鮮だっただけに、
アイデアを活かしたハードな展開もほしかった。
システム周りはしっかりしていて、PCゲーの中でも快適に楽しめる方だろう。
ほのぼの恋愛に軽ーいシリアスタッチ、という風味を楽しめる方にはお勧め。
かえるの絵本〜なくした記憶を求めて〜 |
簡単に言うと主人公が男女選べるファンタジーRPG。
キャラデザはクリィミーマミやパトレイバーの高田明美。
主人公の職業は戦士・盗賊・魔術師・吟遊詩人・精霊使いなど10種類の中から選択可能。
主人公はさっぱり喋らないので「女キャラでプレイしている」という実感は薄いですが
メインシナリオBに進むと、一番好感度の高いキャラとかなりラブラブなイベントが発生する。
個別エンド有り。
メインシナリオCに進むとその国の王子とのイベントが起き(PC男だと姫)
ベストクリアで王子に告白され、OKすればベストエンドだが
あえてそれをフッて冒険仲間を選ぶ事もできる。
仲間は冒険の度にパーティーを組みなおせる。落とせる男キャラは
戦士(熱血・子供好き) ・魔術師(天才・生意気?)・ 神官(真面目・穏やか) ・吟遊詩人(謎)
・騎士(誠実・美形) ・戦士(ドワーフ・無骨) ・レンジャー(エルフ・美少年)の計7人。
小僧系がいないのが惜しいが、ほとんど小僧口調のホビットの女の子がいる。(一人称おいら)
学園都市ヴァラノワール |
タイトルをユリブランにしろと言いたくなるような百合ゲーム。
……と言うのは冗談で、男子生徒と仲良くするとノーマルです。女の方が多いけど。
主人公の女の子は勇者に憧れていて、勇者育成学部(うろ覚え)に編入。
そこでは定期的に試験を行っており、成績の悪い順に落とされていきます。
バトロワよろしく、皆が落とされていく中で最終試験に合格するのが目標。
ここで仲のいいキャラとEDを迎えるんだけど、イベントを見るのはともかく、
どのNPCが試験に落ちるかはランダム。ロード必須。攻略情報も必須。
ついでに試験内容ってのが「地下50階のダンジョンに潜って来い」みたいなので、
1階降りる毎にパーティ組んだキャラ(ダンジョン内でスカウトする)との親密度が
上がるんだけど、このときのキャラの出現がランダムなので、またもやセーブ&ロード必須。
試験に合格するよりもセーブ&ロードで時間食って先に進まないことこの上ない。
絵は綺麗で、キャラも立ってるし、萌えもあると思う。
でも内容は他の恋愛ゲームと比べると薄い。バグもあったような気がする…
個人的には結構好きなゲームなんだけど、一周するのに凄く時間がかかるし
単調なやり込みが苦にならない人向けだと思う。ここのゲームはいつもこうだね…
火竜娘 |
「かりゅうじょう」と読む。
女・男両方の視点からプレイできる、という2枚組ディスク。
最後にはそれでプレイヤーの相性診断できる、筈。
カップルでプレイとか、気になる人にプレイさせろ、という触れ込み。
藤水名子の「色判官絶句」が原作。
原作者の名を冠し、大々的に宣伝しようとしたが、ゲームの出来を見た
原作者が名を出されることを嫌がった、という伝説のゲーム。
尚、攻略本は出ていないが、原作を攻略本代わりにした猛者も
広い世の中にはいるらしい。
ポリゴンでさ、街の人に話しかけようとしても全然つかまらんのよ。
やっきになって腱鞘炎になりそうなくらいコントローラを駆使したが
つかまえられないまま1日経過(ゲーム上)して、私は灰になった。
それ以来放置している恐るべきゲームなのである・・・!
Kiss×Kiss 星鈴学園 |
月刊少女漫画誌ちゃおに連載されていた漫画が原作のGBA用ゲーム。
「KISS」と呼ばれるイケメン生徒会役員5人組にくわえ、
担任の先生、不良の先輩など他5人が攻略可能な模様。
(男性キャラは他にも駅員や喫茶店のお兄さんなどもいるが落とせるかは未確認)
主人公の名前は変更可能、顔は一切でてこないが無個性なわけでなくかなりキャラは強め。
ゲームの流れは
・弁当を作る。
(スロットでおかずが決められる。
好きなおかずをいれて、昼に弁当をあげると相手は喜ぶ)
・午前中とお昼は学校、午後は学校・外を動き回ってキャラを探し、会話する。
をひたすら繰り返すだけ。
セーブは夜寝る前にしかできないので、かなり不便。
キャラクターが現れる場所は、それぞれ好きな場所があり大体決まっているものの、
時折普段いない変な所にいて会えない事もある。
会話していると、選択肢が現れる時があるがグッドやバッドが分かるようになっている。
グッドの場合、周りに花が散ってポワヤーンみたいな明るい効果音、
バッドの場合青い縦線が出て、ズガガンといういかにも失敗、な効果音が入る。
しかし間違ってもすぐリロード出来ないので微妙。
低年齢向けなので恋愛要素は濃いわけではないが、かなり甘め。
仲良くなると相手からメールが来たり、アイテムを貰ったり
あだ名で呼んでくれるようになったりするしお弁当のレシピが増えるなど
攻略キャラが多い+GBAのわりに細かい造りになっていると思う。
ただ、メールは毎朝毎晩同じ内容のが来るのでちょっとウザイ。
(朝は「おはよう」メール、夜は「おやすみ」メールが毎日来てストーカーチック)
同じ事の繰り返しなので後半はだれてくる。
股がけについては、二股どころか三股四股五股と股がけし放題。
しかしそうするとおはよう・おやすみメールや、イベントの際のメールが半端ない。
GBAにしてはよく出来てる方なので中古で安く売っていたら買い。
こんなものかなー、結構長くてだれるから2周しかしてない。
補足とかあったらお願いします
攻略対象は生徒会5人+同じ学校の生徒5人+隠しキャラ2人の12人
(先生2人、喫茶店のマスター、駅員さんもEDあり。ただしCG無し。基本的におまけ)
攻略キャラのことを好きな(含・元カノ)ライバルキャラが居て、
親友やライバルたちの好感度を上げることも可。
イベントの選択肢でキスを選べるので、股掛けで見ると微妙な気持ちになれるかもしれない。
きせかえ物語 |
ほぼ>>258(新作)と一緒くさい。
だが、私は新作プレイしてないんで一応流れをレビュー。
おしゃれセンス皆無の魔法少女マリ(名前変更化)は、
相棒の魔法猫ミミ(変更化)と共に人間界に一年間修行に出る。
お得意の魔法で高校生ぐらいに変身。しかし学校には行かない。
洋服の作り方は、とあるきっかけでひらめく。きっかけについては下。
ひらめいたらミミタンに頼んで魔法でボン→完成。
期限は一年。季節が春夏秋冬あって、全て四週で行動は朝昼夕夜すこし遅い夜真夜中とぶっちゃけダルい。
季節の移り変わりにバイト・習い事変更可能。けど数は少ない。
日常ではバイトしたり習い事したり、たまたま店や公園とかで会った女友だちに男を紹介してもらったり、
店で買い物したり、夜のファッションコンテストに出たり。
取り合えず色んなとこ行っておしゃれスキルを高めて、ポイントをかき集める。
たいりょく、ちしきなどポイント欄は数種類。どれをかきあつめるかによって、ひらめく服の種類も違う。
服の種類もカジュアル、セクシーなど9種類くらいある。その中のスペシャル以外はほぼポイント越え。
スペシャルはバイトの服からコスプレまでよりどりみどり。水着の種類も5種類くらいあった。
で、肝心の恋愛要素だが、お子様向けだからか正直ヌルい。
攻略キャラは新と同じの三人だが、
ぶっちゃけディト時にその男の女友達もひっついてくること多数で要注意。決して女友達に悪意はない(はず)。
お坊ちゃんに関してはデートコース自体にムードなし。ボートに乗って鳥を見てキャーキャー言ってるくらい。
それぞれデートコースは美術館やらライブやらカラオケそのキャラの特性にあった場所をチョイスしてある。
無難にデート(?)をこなしていると、唐突にいきなり秋の三週目辺りから急展開。
詳しくは書きませんが、正直急展開すぎて( Д)゜゜こうなる。
しかし燃え上がった恋は主人公の里帰りで一気に終幕にかかる。
一旦涙のお別れだが、そのあととある事情でまた人間界に戻ってくるので完璧な悲恋ではない。
そして最後には、落としたキャラの名前にちなんだ○○(キャラの名前)ウェディングというドレス作成可能。
最後に、元はGBAだから絵はドットくさいがシュールでいい。
新作より旧作の絵がいいと思う人も多いはず。
乙女ゲープレイとしての価値はほぼ無いが、かなりのやりこみ型なので、やりこみとしてはまずまず面白い。
レビューやったことないけどこんなんでいいのかな。長くなってゴメン。
きまぐれストロベリーカフェ |
海外旅行に行ってしまった両親の代わりに
1年間喫茶店の店長務めることになった女子高生がヒロインの乙女ゲーム。
基本システムは
週末の夜に1週間のスケジュールを決め、そのスケジュールによって
パラメーターが変化するありきたりなパラ上げ育成SLG。
デートイベントが定期的に発生し、そのイベントで誰と過ごすか毎回選択肢が出るので
お目当てだけを選び続ければ恋愛EDを迎えるのも簡単。
主人公のキャラが立ってるせいか
男キャラが自分(PC)に語りかけてくる感はなく、主人公と男キャラとの掛け合いを眺めてるタイプ。
甘いセリフはそれほどない。
逆に主人公と男キャラとの何気ない会話で萌えたい人には丁度いいかも。
EDがわりと長めなのと、この手のゲームには珍しく
主要キャラが揃うEDがあるのは良いと思った。
ただ、ここがよかった!とか、このゲームだけの魅力というものは特にないのが残念というか…
良くも悪くも地味で平凡。
主人公のキャラ自体が一番の特徴かもしれない。
セーブ数の少なさ、システムデータの管理し辛さ、PS2にしては粗い塗り。
この3つの欠点がなければ、初心者に薦めやすい乙女ゲーだった。
金色のコルダ |
<ストーリー>
音楽の妖精リリにヴァイオリン演奏の才能を見出され、魔法のヴァイオリンを渡された主人公は
学院主催の音楽コンクールに出場することに。
コンクールはゲーム期間中数回あり、毎回優勝するなど
常にいい成績を出してると総合優勝となる。
<ゲーム内容>
プレイヤーがやらなければならないのは主に3つ。
・演奏を繰り返し、技術レベルを上げる
・演奏すると一定時間出現する妖精を捕まえ、新しい楽譜をもらう
・隠れている妖精を見つけ、別の解釈を覚える
妖精捕まえようとダッシュしてる最中に、強制ミニイベントが発生しておじゃん…
なんてこともあるので、行き当たりばったりプレイでコンクール優勝することは難しい。
でも、ちゃんと計画を立て、効率よくプレイすれば優勝も無理じゃない。
<攻略対象>
主人公と一緒にコンクールに出場するキャラ6人と、先生、OB、同級生の女の子の計9人。
コンクール出場キャラにだけ親密度の他に「ライバル度」があり、この数値によって
発生するイベント内容が変化。男キャラには2種類の恋愛EDがアリ。
お昼に遭遇したり、一緒に下校したりとか
会話等は普通の高校生っぽさが出てる。
でも会話内容のほとんどが音楽関連なので、恋愛度は低い。
最後の告白シーンですらハッキリ好きだと言われないし…
さわやかなのが悪いわけじゃないけど、正直「恋愛」シミューレション???と首を捻りたくなった。
(相手が主人公のことを意識してるんだと伝わる描写はあるけれど)
ゲームとして完成度は高い反面、恋愛要素は他の乙女ゲーに比べて薄い。
システムを把握して飽きるまではかなり熱中するが、一旦飽きを感じるといろいろ面倒に感じてしまいやすいのが欠点かな。
2周目以降のプレイでは、お役立ちアイテム引継ぎでプレイしたかった。
乙女ゲーは難易度がヌルいのばかりで退屈…だという人、
主人公は選択肢以外一切喋らず、グラフィックも出てこないから
無個性主人公を求めてる人にオススメな作品。
高機動幻想ガンパレードマーチ |
プレイヤーは学徒出陣の兵士となり、人類を襲う幻獣軍と戦っていくゲーム。
1周目は男主人公で固定だが、2周目からはクリアデータ読み込みで女キャラもプレイヤーに選べる。
ゲームは学園モードと戦闘モードに分かれており、好きな人を追いかけたり訓練したりと
まったり学園生活を送っていると突然戦闘が起こったりする。
戦闘は慣れないとちょっと難しい。
最初のうちは仲間の陰に隠れてライフルを撃ってるといいよ。
シナリオらしいシナリオはないので自分でやってみたいことをやるべし。
学園モードでできることの例↓
・気になるあの人をストーキング
・告白する、される
・恋人を振る
・お昼を一緒に食べる
・デートに誘う、誘われる
・一緒に仕事、訓練をする
・むかつく女に喧嘩を吹っかける
・ウザイ男を殴り飛ばす
・ラブラブなあの人と2人っきりになってHな雰囲気に浸る
・貢ぐ、貢がれる
複数の異性にイイ顔してると「争奪戦」起きてきまずい雰囲気になるのでハーレムプレイはお勧めしない。
(ちなみにその場の空気は目に見えるようになっている)
恋愛がメインのゲームじゃないのでそればっかりを期待してプレイするとがっかりすると思う。
けど猫と恋人になってみたい人はやってみるといいかも。