管理人のコミケ日記

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コミックマーケット76(2009年夏コミ)
前日一日目二日目三日目後日談

〜前日〜

 今回色々バタバタあって交通手段確保に動き出した時期が遅く、 コミケまで残り2週間を切ってからみどりの窓口に行くと、狙っていた寝台特急がもう満席。 はくたかに切り替えるか、高速バスにするか、前日入りするか当日入りするかまで、 あれこれパラメーター調整をやっていたところ、 行きの寝台特急にキャンセルが出て、 帰りのいい時間にはくたかの臨時列車運行が決まりましたと言う事で、 それでお願いします、とJRに決定。 コミケ直前までこれだけ交通手段にヤキモキするのはもう勘弁。次はもう少し早く動こうかと。

 と言うわけで今回は、首都圏往復フリー切符で寝台特急当日入りの、はくたかでの3日目帰り。 駅のホームは相変わらず、目的地は同じですというオーラを発する方々ばかりなのですが、 その中にカメラを下げた人がちらほらと。 あれ?この方々は一体…、と思っていたら、列車到着と同時にカメラをパチリパチリ。 あ、鉄道系の方でしたかこりゃどうも。

 寝台特急の中は、東京に遊びに行く家族連れや老夫婦の二人旅なども見られ、 そんな中大荷物な自分が結構浮いているんですが、今更減らしようもないもので、 すいませんちょっと失礼、と馬鹿でかい荷物を運び入れ、ベッドメイキングをしたらすぐ就寝。 一路東京に向かいます。

〜一日目〜

 上野駅に着いた寝台特急を、鉄道系な方々が一生懸命撮影するのも毎度の光景になりつつ、 そのなかに女性の割合が大きくなってきているのに驚きつつ、その様子を傍目で見ながら 今回宿を押さえた蒲田に向かいます。
 オンリーイベントやらコミケの宿やらで何回か訪れている蒲田。 あー大丈夫分かる分かる、こっちでしょ? と、ホテルの地図もろくすっぽ見ずに、蒲田PIOの方に向かって歩き始めたところ、

…ホテルが見つかりません。

慌てて地図を取り出し、現在の地形と照らし合わせてみて、多分こっちだと歩いてみても、

見つかりません。

こっちへしばらく行ったら目印に神社があるはずだ!と地図で確認して進んでみるのですが、

見つかりません。

 なんだこの地図間違ってるぞ、一体どうなってるんだコンチクショウ! といい加減涙目になってきたところで、とりあえず落ち着くために目の前のソバ屋に入って朝ごはん。 その後、近くのコンビニに入って、 「東京23区道路地図」と照らし合わせてホテルを探してみると、

………………

…………

……

電車降りたら、蒲田PIOとは逆方面に出ないといけなかったらしく…。


 かっ、勘違いしないでよねっ!
朝ごはん食べるところを探していただけなんだからねっ!(1時間ほど)



 駅の逆側に出ると10分もしないうちにホテルは無事見つかって、荷物を預けて身軽になったら一路ビッグサイトへ。 列がなくなる頃にビッグサイトに着くよう調整して電車に乗ったところ、 りんかい線はコミケ参加者以外に家族連れも多く、家族旅行な方々は東京テレポートで一気に下車。 …ガンダムでも見に行くんですか?あれ、ガンダムってここで降りるのでいいんだっけ。
 国際展示場駅の前で、幸福実現党がウチワを配っていました。 何かのネタに使えそうだったので、何個かもらっておきました。


 特に目当てのジャンルもない1日目なので、入場してからは知人のスペースをを回ったり、 あちこち知らないジャンルをブラブラ回ったり。
 お昼からは今回鳴り物入りのシンポジウムに参加するため、初めてビッグサイト7階、中央の逆三角形のところに上ってみたのですが、 下の暑さ、喧騒とはもう完全に別世界の涼しさ、静けさで、 シンポジウムではBLの壁大手に並んできたというヲタクな大学教授のヲタクな話を聞いて、 お土産に、ヲタク以外に絶対あげられなさそうなお菓子をもらい、 この日は撤収。


 夜は、前々から夏の時飲もうかと話していた方に、せっかくだからと巻き込んだ計5名で、新橋で飲み会を行い、 気がついたらお店の閉店時間でした、次の日サークル参加だけど後悔はしていません。

〜二日目〜

 ホテルの部屋に戻ってきた所までは覚えているのですが、いつ寝たのか記憶がありません。 朝目覚めると、夕べの酒が抜けていなくて軽く二日酔い状態です。 1リットルぐらい水を飲んで、熱めの風呂に朝からつかって体内のアルコールを追い出しにかかるも、 途中でのぼせてしまい、抜け切りません。
 その後、お食事中の人とかがおられたらアレなので詳細は書きませんが、 考えつくありとあらゆる方法で体内のアルコールを追い出しにかかり、 かなりの体力消耗と引き換えに、どうにかまともに動けるように。

 サークル入場時間は刻々と迫ってきて、自分はこの時点で既にヘトヘトなんですが、 こんな下らない理由でサークル遅刻したり欠席したりしたら、 それこそ今回落選した15,000サークルに呪われ、祟られてしまうと、 サークル荷物を持ってホテルを出発します。
 目の前のコンビニで、飲み物だけは忘れずに購入。 歩いている途中で二日酔い時特有の、まとわりつくような「嫌な汗」が出てくるのが 非常に不快で不安です、いろんな意味で。


 大井町駅で乗ろうとしたりんかい線は、これ以上もう入らないというくらいの乗車率で、 絶対乗れない、入らないと判断して次の電車を待ったところ、 次の電車はガラガラ。急がば回れ、残り物には福がある。
 サークルチケットで入場して、サークルの設営を終え、一般入場開始前に何度かお手洗いに行って、アルコール抜きを図るも、 この時点ではまだ少し「嫌な汗」。その後、今朝東京に着いたばかりの相方と合流して二日目の開始です。


 午前中のまだ暇なうちに、東にぱぱっと行って同人ゲームの方を見てこようと思ったのですが、 東へ向かう列が詰まって動かず進めません。途中で離脱してちょっとインチキくさいルートで 東→西の流れに乗ると、こっちはスムーズに流れており、結局西館から動けない状態。
 その後、人の列は解消されるどころかさらに大きくなり、 西1ホールと2ホールの間の通路をシャッター外に向かって「企業スペースはこちら↑」という謎の導線ができたりして、 不安を感じたコスプレ参加の相方が、早めに切り上げようと西館出口の先にある更衣室に向かうも、その後数時間音沙汰なし。

 東からやってきた知り合いが「東でひどい目に遭った」と叫び、 スタッフやってる知り合いが「東ヤバいですよ、こんなにヤバいの初めてです」と話し、 大体「嫌な汗」が出切って、体力も回復して二日酔いモードから通常モードに移行したところで 相方から電話「ごめん、今、救護室」。


 相方迎えにサークルの方を急遽撤収し、救護室へ。 15:20頃でしたが、この時点で西ホール出口はスムーズに流れており、「ただいま入場規制を〜」という看板をスタッフさんが片付けていたのが チラッと見えたんですが、この時点では何のことか分からず。
 救護室の中で救護のスタッフさんから、東ホールに入場規制がかかって、それでこの列がほとんど動かなくなってしまい、 多くの人が救護室に運ばれた旨を聞きまして、相方が動けるまで回復してからお世話になりましたとお礼を言って、りんかい線で宿まで直帰。無事に帰れただけでもありがたい。
 これだけ(自業自得分含めて)波乱万丈なコミケは初めてです。

〜三日目〜

 一晩寝て回復した相方が、今日もコス参加したいと言い出しひと波乱。 朝からひと悶着あったわけですが、最終的には

「救護室のお世話には絶対ならない、少しでもヤバくなったら即帰る」

との条件でしぶしぶOK。


 外に出ると、雲ひとつない青空、照りつける太陽、益々不安が膨らみます。
 何が不安って、相方だけじゃなく自分も合わせでコスする事になっていたのと、 今日が3日目だって言うのと、目当てのサークルがいくつかあるんだけど買い物に行く時間あるの?というのと色々と。


 サークル入場〆切った後に乗った行きのりんかい線は結構ガラガラで、

「3日目に参加するのにこんな時間に列車に乗るなんて遅すぎる!」

という無言のメッセージのようにも見えましたが、 自分はそこまで壁大手や限定同人誌を買い漁るわけではないのでどうでもいいです。 むしろ電車が空いてて快適です。
 東の一般列に並び、10時直前に並んで10時20分頃には入場し、 あれ、早くない?と驚きながら、なにはともあれまずは目当ての本。更衣室?後でいいそんなもん。 まだそんなに酷くない男の人波をかき分けて、目当てのものを無事ゲット!


 その後男子更衣室に入り、 女装コスが結構いて、スタッフさんが「女装も盗撮されるから対策を。一言スタッフに相談を」を訴えていたのと、 後から後から人が入ってきて、スタッフさんが「お願いだから早く着替えて」と訴えていた中で着替え、 外で相方と合流し、東西と知人友人のところを回ります。一通り知人友人を回って買いたいものを買ったらコス広場へ。
 日差しをさえぎるものが何もない屋上は、長袖長髪(カツラ)のコスプレイヤーには非常に苛酷な環境で、 正直熱がこもってこもって、水分を取る取らない以前の問題で、体温がなんだかもうヤバい感じ。 日差しに耐えられず30分で屋上断念。順番待ちができるほど混雑状態の更衣室で着替えて、ビッグサイトを後に。


 帰りのりんかい線は当たり前といえば当たり前ですが男だらけで、 一番先頭の「女性専用車両」が
「ドキッ☆男だらけの女性専用車両」
になっていて、いや、まぁ各人が抱えている本の中の(二次元の)女の子を含めれば、 圧倒的女性用車両だよと馬鹿なこと考えながら帰路に着きました。


 帰りの列車は最終便の少し前の空いた時間に急遽ねじ込んだような臨時特急列車で、 最終便で帰るよりは早く帰れそうだと見込んでいたら、 特急降りた後の在来線の接続が上手くいかず、 結局家に帰ったのは、最終便使った時と同じ、日が変わる直前でした。 めでたしめでたし。

〜後日談〜

今回のコミケ経費(2泊3日)総合計概算
JR往復-------:22000
宿代---------:15000
都内交通費---: 800
食費---------:10100
____________
計-----------:47900
      +ビックサイトで使った金
 都内交通費は、2日目の帰りにタクシーを使用したときのもの。

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