管理人のコミケ日記

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コミックマーケット68(2005年夏コミ)
前々日−前日一日目二日目三日目後日談

〜前々日−前日〜

 今回のコミケから財布の紐を少し緩める余裕ができたと言うか、 多少高い交通手段にも手が出るようになりました。今後はJR特急飛行機といったものの情報も、充実させていきたいと思います。

 今回のコミケは首都圏往復フリー切符を使って、寝台特急で前日入り。寝台車なのでベッドがあります。 バスと違って足を伸ばせます、横になれます。感激です。 B寝台、2段ベッドの下段に転がり足を伸ばし、大の字…とまではいかなくてもベッドで眠れる幸せを かみ締めつつ出発。ペッドには枕、シーツ、毛布、そして「JR」のロゴが入ったJR浴衣が置かれています。、 車内を軽く散策してみると、シャワー室(シャワーチケット\320)あり、個室あり。A寝台は入った瞬間それと分かるブルジョワジーな香り。 その風格に負けてすごすご退散し、自分のベッドでさっさと就寝。
 一晩ぐっすり休んで翌朝到着したホーム、仰々しいカメラを構えた兄ちゃんが一人二人と小走りで駆けていきます。 あれ、何でコミケ屋上…?とか寝ぼけ半分に思っていたら、寝台特急をカメラに収める鉄ちゃんの一団が目の前に。 この列車にロマンを感じるその気持ちはなんとなく分かるんですが…。即席の大撮影会が起きていたホームの一角でした。

 泊まるホテルにサークル用大荷物を預け、チェックインまでの間に一つ気になっている事を確かめに。 今回「首都圏往復フリー切符」を使ったので、コミケの間中JRには乗り放題な訳なんですが、 きっぷの「乗り放題区間」にりんかい線が含まれているようないないような…、 りんかい線に乗れればコミケの間中交通費いらないぞこれって事で、乗れると乗れないでは大きな差。 確かめてみよう、と言う事でその切符で山手線に乗り、大崎駅でりんかい線に乗り換えて、 国際展示場…まで行く必要もないんで次の大井町駅で下車。 これでピコピコ鳴ったら相当恥ずかしいなとドキドキしながら自動改札に切符を通すと…、

通ったぁ!

 これで今回のコミケ旅行、これ以上交通費は必要なし(地下鉄、ゆりかもめ使わない限り)! JRいい仕事しすぎ!首都圏フリー切符最高!小躍りしながら同じ電車の逆方面行きに乗って戻りました。

 ホテルにチェックインしてからは明日の準備。ホテルの部屋でまだできていないペーパーをひたすら製作。 電車男でコミケの話をやっているのを痛々しく傍目で見ながらひたすら製作。日が変わる前には完成。 これで準備完了。明日のためにもう寝ます。

〜一日目〜

 本日はサークル参加。準備万端、いざ有明!…と余裕持ったつもりで7時半にホテルを出たら、 現地到着はサークル入場時間ギリギリ。入稿〆切を1日ぶっちぎってしまった新刊が、 会場に直接搬入されているのかどうなのか、ただでさえ気が気じゃないってのにこれ以上ドキドキが増えなくてもいいんだってば。

 何とか滑り込みで入場し、スペースに着いて真っ先に机の下を見てみるも…、 あれ?ない?無い!? 他のサークルのようなうず高く積まれたダンボールが…、ない! 絶望感と虚脱感に襲われつつ目を落とすと、 薄くて平べったいダンボールがそこに。あ…、ひょっとしてこれですか。そうか…、薄いんだ(A5 20P本×100)。 印刷所から会場への直接搬入は、本当に心臓に悪いのであまりお勧めできません。〆切関係で後ろめたい時は特に。

 無事新刊も出すことができ、色々知り合いとも会ってコミケ1日目はつつがなく終了。 さて帰ろうか…と思って片づけをはじめると、搬入した新刊は持ち帰らなければならないという、 ひどく当たり前の事に今更気づいて、慌てて荷物を入れてきたスーツケースのスキマをチェック(宅急便の大行列に並ぶ気はハナからなし)。
今日の教訓:宅配搬入する時は、持ち帰る手段まできっちり確認しましょう。
 本がA5で薄かったおかげで何とかスーツケースのスキマに詰まり、恐ろしい密度と重さになったスーツケースを引いて、 会場を後にしました。か、階段が辛い…。

 コミケ終了後は池袋で打ち上げ。戦国BASARAとかゲーセンのガンダムSeedの話をしながら飲めや騒げ やしていると、 なんか知らないうちに翌日アキバのメイド喫茶に行くのに巻き込まれ…。そんなに「お帰りなさいませご主人様、お嬢様」と言われてみたいのかあんたら。 まぁコミケ2日目は特に目当ても用事もないのでいいんだけど。

〜二日目〜

 午前中は屋上コス広場で、着ぐるみのガチャピン&ムックを見たり、スタープラチナつきの承太郎(JOJO)を見たり、 自分の体型、髪型をそのまま生かして北の将軍様をやっている人を見たり。 特に将軍様は顔体型とも、本当にソックリで秀逸だったんですが、あまりカメラに収めたいとは…。
 更衣室出口あたりのスタッフさんがレイザーラモンのコスをしてました。 近くにいたゴスロリ姉ちゃんが思いっきり引いてた、と言うより逃げてました。気持ちはよく分かります。 「コミケ フォーーー!」とか言ってほしかったけど、頼みにいく気にはとてもならないこの矛盾。 その衣装はやっぱりハードゲイショップで買ってきたんですか?

 午後からは秋葉原のメイド喫茶、Cafe Mai:lishに物見遊山。 昼でコミケを打ち切って来たというのにもうすごい行列です。普段でも1時間待ちは当たり前らしいです。 ああ、挨拶は「いらっしゃいませ」じゃなくて「お帰りなさいませ」なのね。 男性客は「だんな様」で女性客は「お嬢様」なのね。 最初に結論だけ言っておくと、
ぼったくられることはありません、安心してお越し下さい。
ポットのレモンティーが600円、ケーキと合わせて約1000円。値段は普通の喫茶店。 ポットで紅茶を頼むと最初の一杯はメイドさんが入れてくれるんですが、…俺特にメイド萌えしないんだよなぁ。むしろお嬢様とかの方が…なんでもない。
 メガネの真面目そうなメイドさんがいたり、薄幸そうなメイドさんがいたり、 小悪魔っぽいのもいたり、ギャルゲー並にいろんなタイプのメイドさんがいます。 メイド服も一人一人違ったデザインなので、そういうのを楽しみたい方はどうぞ。

 帰り道、ボンネットに思いっきりギャルゲーキャラがペイントされているスポーツカーが 道路脇に停まってました。 道行く人は皆足を止め、ゲラゲラ笑いながら写メに収めてました。流石は秋葉原、この街らしいステキな車です。

〜三日目〜

 同人ソフトを縦断爆撃し、壁大手の島本和彦に並んだり、創作(少年)島中の知り合いを陣中見舞いしたり。 いつも通りの熱気の中、普段どおりに過ぎていったコミケ3日目、 本とCD-Rで一杯なったカバンを抱えつつ、このまま終わって後は帰りの列車を待つばかり…と思っていたら、 連れが「もう一軒、メイド喫茶に行きたい」とのたまい出し、再び秋葉原にいくハメに。 …昨日行ったじゃないかよ、メイド萌え属性がない人間には一軒でおなか一杯だよ勘弁してくれよ。

 メイド喫茶地図に載ってないようなちょっとマイナーな店に行ったんですが、店に入ると「お帰りなさいませ、ご主人様ぁ〜」。…なんかイライラしてきたぞ。 メニューを開くと「ご主人様とメイドで作るラブラブカフェオレ」…頭痛くなってきた。 店内はすごくシックで落ち着きある雰囲気なのに、何でこう、それ以外の部分が落ち着きがないんでしょうか。コーヒーだけ飲んでとっとと退散。
 「テーブル精算になりますので、お会計の際はメイドにお申し付けください」というのは面白いと思いましたが、真鍮の皿に乗って出てきたのは大手スーパーのような感熱紙のレシート。感熱紙の黒い文字より、少しかすれた青い文字のレシートがメイド喫茶の雰囲気には合うな、と思いました。

 夕食は、戦場のような2階フロアをたった一人で切り盛りする、猛者店員が戦う秋葉原吉野家(2階)で。店員さんの雰囲気に圧倒されて、お冷のお代わりも思わず躊躇するくらい。お腹も一杯になったところで、東京駅から新幹線で帰郷。先発に「Max とき」があり、その後発に「とき」。「Max」の方が当然早く越後湯沢に着くものだと思っていたら、先に着くのは「とき」の方らしく、「この列車は、乗り換えの特急が出た後で、越後湯沢到着です」とのアナウンス。聞いた瞬間思いっきり血の気が引いて、慌てて荷物をまとめ大宮駅で下車し、後発の「とき」に乗り換えました。「Maxとき」は何が「Max」なんだよ、Maxはただの接頭語?

 そしてそれから数時間後、ちゃんと帰れた喜びをかみしめつつ、今回のコミケ旅行は無事終了。ああ眠い、帰って寝よ。

〜後日談〜

今回のコミケ経費(3泊4日)総合計概算
JR往復-------:22000
宿代---------: 7500
都内交通費---: 0
食費---------: 8900
____________
計-----------:38400
      +ビックサイトで使った金
 首都圏往復フリー切符の恩恵を受けて、都内の交通費は0。今までの高速バス+都内交通費とそう大差はないのが素晴らしい。

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