| DIALY(という名の自己中記) |
04/12/12 「天は二物を与えず。ただ、荷物を与えるのみ」の巻 ■時が経つのがやけに早い。きっと目標が設定されていないので、印象に残らないのだ。いやいや待ちたまえ。設定されていればいたで周りを見ることが無いので、相対的な時間感覚が麻痺して時間を早く感じるトラップに掛かるわけだ。 要するに「時は経つのが早い」、これが時の流れを歩むものの真実なのだね。もしくは未来の時間を長く感じていたいだけなのかも。 ■あるものを得ると、あるものを失う。それは当然のことのように思われる。その行為は日常に溢れており、日々の生活の中で自分が選び歩んだ道から、結果として受け止め、そして認識する。しかしそれは「選ぶ」という行為を自覚して行えば……の話? あるものを無意識に得ている場合がある。その行為(果たして行為と呼べるか)は、あるものを無意識に捨てていることと同意…になる。あるものを無意識に捨てているとすると、あるもの(自分の認識していない何か)を、無意識に得ていることになる…のだろうか。 世の中には「あるものを無意識に得させる」式がたくさんあって。捨てていることに気付きもしないのはとても不幸と共に幸せで。本当は表があれば裏もあることには気付くのに、どっちにも目を閉じて。無いことを嘆いて、得ていることを感じなくて。 自己中心的な世界を展開する私に対して、世界が私を中心に据えて置いてやるだけの懐を持った寛大な存在であることに、唯々感謝の気持ちを持つ。日が昇れば日は沈む。それでも、もう少しのあいだだけ、無意識に燃え上がって、その両手で掻き回せるだけの、小さくて広い世界を廻すのだ。 |
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