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よみがえる伝説!今年の会計学基礎論、担当はまさかの後藤先生!! <経営>ついに、恐れていた事態が、現実のものとなりました。会計学基礎論の担当教員が、2002年以来、3年ぶりに後藤紘行先生に変更となったことが明らかになりました。筆者のころは、「後藤雅敏」というお名前でしたが、一身上の都合で改名し、現在は「後藤紘行」となっているようです。 ここ2年は、桜井久勝先生(2003年)、中野常男先生(2004年)と、指導力に定評があり、かつ人格的にも穏やかな方が会計学基礎論を担当されていましたが、今年はまさかの悪夢。かつて、数多くの留年学生を社会に送り出してしまった「後藤伝説」が、今、3年間の空白を経て、六甲台キャンパスによみがえろうとしているのです。 とはいえ、後藤先生が最後に会計学基礎論を担当したのが2002年。したがって、現3回生以下は、あの伝説を知らないことになります。別に新入生のみなさん、再履修のみなさんを脅かすつもりはないのですが、筆者が目の当たりにした伝説の一部を、ここに列挙しておきましょう。 ・「簿記3級で合格できます」と言うが、内容は完全に2級+財務諸表論 ・参考書の問題集2冊を「宿題」として提出を求めるが、一切採点に関係なし ・クリスマスイブに補講、しかも出席を取る、だが一切採点に関係なし ・大問3題捨てた受講生が「優」で通る(配点的にありえない) ・さらに、仕訳の意味さえ分からない学生が「良」で通る ・その一方で、会計士になる気まんまんの簿記2級1回生が、2年連続不合格 ・その男、現役で会計士試験に合格、現在は某4大監査法人の1つに勤務 ・某超優良企業に内定の学生が、まさかの4年連続不合格→内定辞退 …今、思い出しても、本当にゾッとする授業&試験でした。 とにかく、この先生の特長を理解する上で、重要なキーワードは「理解不能」です。具体的には「理解不能な講義」と「理解不能な試験問題」と「理解不能な採点基準」、この3点に集約されるでしょう。 特に多くの学生を振り回しているのが、採点基準にかかる件。全く簿記を知らない人間が(一部とはいえ)通る一方で、きちんと勉強している人間が落ちてしまう現実は、受け入れがたいものがあり、筆者の受講2年目には「後藤は解答用紙を紙飛行機にして飛ばして、飛んだ距離に応じて成績が決まる」という噂が、「真実」として各所で語り継がれていました。 そんな会計学基礎論のシラバス、ちょっと見てみましょうか。相変わらずテキストは、あの無味乾燥なハードカバー本ですか。ただ、後藤尊師は、問題集をテキスト・参考書として使用するという、ちょっと変わった特徴があります。私の年は、この問題集3冊(3級、2級商業簿記、2級工業簿記)が、宿題として提出を義務づけられたのですね。ま、提出しても、何にもなりませんでしたけど。 で、肝心の授業計画に目を通します…が、こりゃあひでえ。 第1回、第2回は、まあどうでもいいです。肝心なのは3回目、4回目。「決算(I) 、決算(II)」。え、日々の取引の話はしないんですか? 仕訳とかはなしで、いきなり期末処理の話からしちゃうんですか!? それはちょっと無理がありますよ、先生。百歩譲って、「決算」の部分で、決算以前の各種会計処理の説明をするにしても、たった2回で、「仕訳→元帳転記→試算→決算」のすべてを講義するのは、絶対に無理ですって! それから、第5回もすごいですな。「第二章の§4以降と第四章 , 第五章, 第六章, 第八章」。こんだけの内容、90分で全部するんですか。はぁ…。 不幸な新入生のみなさん、それから再履修のみなさん。お気の毒ですが、決まった以上は仕方がありません。意味不明な採点基準は確かに気になりますが、それでも私たちにできることは、あの分かりにくい授業内容をきちんと理解することしかないのです。 神戸大学ピンク・シラバスは、不幸にして後藤先生の会基礎を受講することになってしまったすべての人が合格できるよう、心より応援申し上げます。 4月5日 ウラ講を一部更新しています <更新記録>履修登録に備え、手元のウラ講を一部更新してあります。今回の更新分は「英語」「教養原論」「経済学部」です。当該科目を履修する方および経済学部の方はラッキーでしたね。それ以外の科目・学部についても、できるだけ早いアップを目指していますので、ご期待下さい。 1月25日 ウラ講、過去問などを一部更新しています <更新記録>試験が近いということで、経済学部と経営学部の過去問を追加してあります。また、いただいたウラ講も、この機に一斉に公開しました。今後の試験対策、ならびに来期の履修に備えてご活用下さい。 9月22日 ウラ講が続々と到着! 引き続き投稿を募集しています <その他>9月21日ごろから、各学部で続々と成績発表が行われております。これに伴い、数多くのウラ講が当サイトに寄せられ、担当者は嬉しい悲鳴を上げております。 悲喜こもごものウラ講を読むのは、サイト管理者としても非常に楽しいものですが、それと同時にこの情報を数多くの方と共有し、大学生活を要領よく送りたい人、良質の授業を履修したい人の双方の皆様のお役に立てることは、より大きな楽しみであります。 成績表を見て、何か一言言わずにはいられない方。いい授業の情報を、多くの人に知ってもらいたい方。当サイトは、そんな皆様の心の叫びを大歓迎いたします。 ウラ講投稿は、こちらのフォームからすることができます。皆様の楽しい投稿を、心よりお待ちいたしております。 8月1日 【お知らせ】ウラ講投稿システムに不具合、現在は復旧済みですが… <その他>当サイトで運用している「ウラ講投稿システム」が、2004年7月23日から同29日まで、機能していなかったことが分かりました。記入内容の受け取り先であるサーバーがダウンしていたことが原因と見られています。 2004年7月30日にシステムの不具合を解消しましたので、同日からのウラ講は受け取ることができていますが、不具合期間中にもしウラ講を送られた方がいらっしゃいましたら、私たちのもとには届いておりませんので、まことに申し訳ありませんが、再送をしていただければ幸いです。 せっかく投稿していただいたウラ講を、システム管理の不徹底で反映することができないのは、ウェブサイト管理者として痛恨の極みであり、深くお詫び申し上げます。今後は再発防止に向けて努力を続けていきますので、これからも、皆様からの積極的な投稿をいただけるよう、よろしくお願い申し上げます。 3月30日 【速報】会計学基礎論の担当は中野先生、後藤先生またも無念! <経営>経営学部の2004年度前期の時間割が30日、経営学部のウェブサイトで先行公開され、注目されていた会計学基礎論の担当教官は、昨年度まで経営学研究科長を務めていた中野常男先生が担当することが明らかになりました。これにより、一昨年までの長い間、同講義を担当していながらも、学生から「降ろせ」コールを浴び続けていた後藤先生は、2年連続で担当を外されることになりました。 今年度から、会計学の各講義で高い指導力を発揮されてきた桜井久勝先生が経営学研究科長に就任することにより、講義の後任担当者の人選が話題になっていましたが、経営学部生の命運を左右する会計学基礎論は、2年連続でベテランが担当することで一応の決着を見たことになります。また、会計プロフェッショナルを養成する目的で開講されている「上級会計学」は、桜井先生から古賀先生へとバトンタッチされています。 3月16日 2004年度教養原論、「数理の考え方」桑村さんの魅力に迫る <一般>まだ後期の成績発表もされていないのに気が早いですが、大学教育センターではすでに来年度(2004年度)のシラバスが試験運用という形で公開されています。なんだかデザインもかっこよく、さまざまな条件での検索ができるなど、使い勝手もよさそうです。 さて、多くの人が大学教育センター開講科目で気になるものといえば「教養原論」ではないでしょうか。自分の専門とはまったく異なる分野の単位を、各分野ごとに6〜8単位取らなくてはならないというこの授業。どの科目を履修するかの選択権は(抽選という制約があるものの)私たち学生の方にありますので、「どの授業なら、単位が楽に取れるかな?」ということをよく吟味することができます。「教養原論なんて、できるだけ少ない労力で単位を取りたい」。これが、多くの学生の間で一致する意見でしょう。 そんなことを思いながら、シラバスをぱらぱらと見ていきます。筆者の目にとまったのは、おそらく人文系・社会系の学部の人が苦しむであろう「教養原論・数理の考え方」です。 この科目は、大学教育センターの数学教科集団に所属する先生方で持ち回りをされているようですが、今年は桑村雅隆先生が担当されます。桑村先生といえば、当サイトのウラ講をご覧になっていただければ分かる通り、比較的採点の甘いことで知られる先生です。 桑村先生の授業は、筆者も受けたことがあるのですが、何というか、全体的に脱力感の漂う授業です。喜怒哀楽を一切表情に出さず、メリハリのないしゃべり方で、でも黒板1枚を5分で使い切るという高速さを放つなど、不気味さ全開の講義なんです。 でも、桑村さん、どことなく憎めない雰囲気の先生なんですよね。「のび太くんをそのまま30代後半にした」ような風貌は、下手をするとTAに見間違ってしまうほどの威厳のなさ。携帯電話を時計代わりに使うなど、学生のような行動パターンもお持ちです。 そうそう、こんなエピソードもありましたね。襟にマイクを差したまま、しゃがんで黒板消しクリーナーの電源を入れたところ、マイクが黒板消しクリーナーの音を拾って教室中に「ぶおおおおーん」という音が響き渡ったんです。その音に一番ビックリしたのが、他ならぬ桑村先生本人で、「うおおおっ!」と言いながらずっこけそうになったりするなど、ちょっぴりドジな一面もあったりするんです。 そんな微笑ましい桑村先生が担当する教養原論。果たしてどんなもんなんでしょうか。ちょっとシラバスを引用してみましょう(引用元はこちら)。
なんというか、いきなり「僕、やる気ないです」ムードが全面に漂ってますよね。いきなり教養原論というものについて「趣味的で冗長なものに終わる可能性もある」ものだという、とてつもない定義を炸裂させるなど、ただ者ではない予感をにおわせます。というか、これ、大学教育センターにケンカを売ってるのではないかという不安も頭をよぎりますが、ここでは考えないことにいたしましょう。
「その日に思いついた個人的に興味のあることについて述べる」って…。ひでえっすよ、先生。もし前日、プロ野球で阪神が巨人にボロ負けしたことについて先生が一言おありなら、延々とそれについての愚痴を聞かされることになってもおかしくない、ということにもなりかねません。
…もう、投げやりすぎて、涙が止まりません。先生自ら、この授業には「くだらない」「つまらない」というクレームがつきそうであることを予見しているんですもの。この、露骨なやる気のなさは、何を根拠にわいてくるのか…。でも、ここまで言われると、逆にどんな話が聞けるのか、興味津々になってくるから、不思議なものですよね。 ちなみに成績評価は期末試験によるんだそうですが、この「桑村流徒然草」を踏まえて、どういう試験をするのか…その点にも注目が集まります。 そんな、桑村先生の「教養原論・数理の考え方」は火曜4限、六甲台3学部を対象に開講されます。無気力さ、若さ、高速さ…こうしたものが複雑にからみあう、不思議な「桑村ワールド」。ぜひ体験してみてはいかがでしょうか。 |