神戸大学ピンク・シラバス
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あれこれトピックス(2003年8〜9月)
9月25日
 さあ成績発表!ウラ講の投稿も大募集中!!


 <経済・経営>経済、経営学部の成績発表は25日、各所で行われました。悲喜こもごもの声が周りに響きます。

 さて、ピンク・シラバスでは、学部を問わず、成績発表を踏まえたウラ講を募集しております。楽に単位が取れた科目、授業がとてもおもしろかった科目、採点が厳しかった科目、講義要項に「うそ・大げさ・紛らわしい」があった科目(例えば「わかりやすさがモットー」と書いてあったのに、あまり分かりやすくなかった、とか)…。こうした口コミ情報を、ぜひ教えていただければ、と思います。

 ウラ講の投稿は、こちらから行うことができます(各ウラ講のページからもリンクされています)。みなさんの思いの丈、ぜひこのピンク・シラバスにぶつけてみてください。また、いただいたウラ講は、随時アップロードしておりますので、ぜひご覧ください。


9月19日
 外国書講読の先生は、なぜか非常勤講師が多い


 <経営>後期の外国書講読の抽選会は、9月26日に行われます。それに先立ち、今回、外国書講読を開講される先生方をリストアップしてみました。

 今回担当される先生は、上林、福田(司)、小川(千)、石川、古田、頼、村上、丸山(雅章)、大竹の各先生方です。これを見て「なんじゃこりゃ。正直、ピンと来ないなあ…」という方も、多いんではないでしょうか。

 外国書講読を開講される先生方のうち、過去2年に大教室での講義を開講された先生は、上林先生(人的資源管理/経営労務)と村上先生(国際交通)のみです。

 残りの担当教官のうち、大竹、丸山雅章先生が今年からの新任スタッフなのですが、その他の石川先生は大阪市立大の助教授(昨年の外国書講読も担当)、古田先生は大阪学院大の教授、頼先生は滋賀大の教授、小川千里先生は近畿大の講師。ちなみにいずれも神戸大学大学院経営学研究科に、大学院生として籍を置かれていた方ばかりです。

 誤解を招かないように、ここではっきりと申し上げておきますが、本学OBの他大学の先生が、学部で授業を担当されることに文句があるわけではありません。むしろ、さまざまな方の教えを請えることは非常に有意義なことであると思います。

 ですが、なぜそれが外国書講読に集中してしまうのでしょうか? いや、ここで疑問に思うべきは、なぜ本学経営学部のスタッフが、外国書講読を担当されないのか、ということでしょう。たとえば、後期の経済学部の外国書講読は石黒先生が担当。その他、外書演習という科目では、山口三十四先生や植松先生といった大御所までもが講義を担当されています(その先生の講義が魅力的であるかどうかは、ここでは考慮しないことにします)。

 外国書講読というのは、相対的に少人数のクラスで行われる、多くの場合予習が必要である、2時限連続の授業であるなどの点から、学生にとっては肉体的にも精神的にも負担の大きな科目です。そんな科目を、我らが神戸大学の「世界の経営学をリードする教授陣」(経営学部ウェブサイト)がほとんど担当してくれないことに、一抹の寂しさを覚えます。

 もっとも、大事なのは先生の名前でも肩書きでも実績でもなく、授業内容であることは、今さら言うまでもありません(内部の先生の中に「トンデモ授業」をされる方がおられることは周知の事実です)。外部の先生と新任スタッフによるクラウディング・アウトが結果として「良かった」と言われるものであることを、今は祈ることにしましょう。


8月27日
 中西師匠、図書館報で「国際経済理論」を語る


 <経済>神戸大学付属図書館のウェブサイトに掲載されている「図書館報」2003年夏季号 は、なかなか興味深い構成となっております。

 この図書館報の名物コーナーに「自著を語る」というものがあります。神戸大学の教授・助教授の方々が書かれた本について、著者自らがその本への思いを語ってくれるというものです。

 さて、この夏季号に登場するお二方。どちらも「ある意味」大物です。経済学部が世界に誇るスーパースター・中西訓嗣師匠と、教養原論のアイドル・曽根ひろみ先生。

 中西師匠といえば、コミカルな風貌から繰り出される数式だらけのPowerPointを、超高速で展開する授業がおなじみで、一躍「時の人」になったあのお方。曽根ひろみさんと言えば、人権IIの木村先生と並ぶフェミファシストニストで、容赦なく自らの価値観を学生に押しつけてくる上単位認定も厳しく、それなのになぜか履修者が毎年多いという、不思議な先生です。

 曽根ひろみ先生と、その本『娼婦と近世社会』(吉川弘文館、2003)についても、もちろん非常に興味のある内容なのですが、残念ながら筆者の専門ではないため、ここではあえて語らないでおきます。

 ピンク・シラバスで注目すべきは、なんといっても敬愛なる中西訓嗣師匠の存在です。というわけで、まずは図書館報を開いてみましょう。

 ◆自著を語る
  中西  嗣(経済学研究科教授)

 なんというか、もうむちゃくちゃですね。あの中西師匠の名前を間違えるなど無礼千万であります。いくら師匠がそれに値するとはいえ、肩書きをわざと「教授」と間違えるってのも感心できません。そんなのでヨイショしようとしても、無駄な抵抗ってもんですよ。

 それはさておき、師匠の書かれた自著への意気込みを読んでみます。ここで紹介する自著とは、もちろん国際経済基礎論のテキスト『国際経済理論』(有斐閣、2003) のことです。師匠の文章からは、このテキストの出来に絶対の自信を持っていることがうかがえます。

 ですが、このテキストが「エレメンタリー」な科目である国際経済基礎論のそれとして、ふさわしくなかったことは、過去にこのトピックスで取り上げたとおりです。

 いくら「初級レベルで紹介される程度の理論では大学で学ぶ内容として全く物足りない」と言っても、誰でも最初は初学者なわけですから、このことは初心者に中級のテキストをやらせることの理由として妥当とは思えません。野球の初心者をバッティングセンターに連れて行って、「100キロのボールなんて野球を練習する内容としては全く物足りない」と150キロのブースにぶちこんだとき、この初心者クンのバッティングは上達するでしょうか? せいぜい「150キロのボールは速かった」と感想を述べたあと「僕にはとても打てない」と挫折するのがオチでしょう。

 そう考えると、初学者というのは、まずは平易な本、それこそ「大学で学ぶ理論としては物足りないような本」でアウトラインを掴み、それからある程度の数学を使う理論書を学習する。多くの人にとって、これが遠回りなようで近道だと思うのです。まさに「急がば回れ」。「まだまだ勉強する余地があるということを示したいんだな」と、いきなり難解な理論を見せつけることは、単なる脅しにしかならず、下手をすれば、2回生に国際経済学への悪印象を植え付けるだけに終わりかねません。

 中西師匠のこの文章、そしてテキストのはしがきを読むと、中西師匠の経済理論に対する熱い思いは、よく伝わってきます。それだけに、その熱い思いが空回りしてしまったという現実は、直視するにはあまりにも残酷すぎる…。筆者はそう感じずにはいられないのです。

 本来の位置に収まっていれば「そこそこいい本」でいられたのに、なまじ基礎論にまで出てきてしまったばっかりに、本来の評価を得られなかった中西師匠の自信作「国際経済理論」。プロレスのリングに上がれば人気者だったレスラーが、リアルファイトの総合格闘技に出たものの、目を覆うばかりの惨敗を喫して、彼のみならず、プロレスそのものの評価をも落としてしまった…それとよく似た悲哀を感じるのは、筆者だけでしょうか。


8月26日
 文学部教務のいい加減な仕事っぷり


 <文>夏休みは更新のネタがないなあ…と嘆いていたら、文学部の方からメールをいただきました(「文学少年・ブラックペガサス」さん、情報ありがとうございます)ので、その一部を公開します。

--------(以下引用)--------

文学部はレポートで成績を評価されることが多いんですけど、
まともなレポートを作ろうと思ったら、
図書館に通い詰めて、様々な本を適宜参照しないといけません。

そのレポートの提出期限は8月25日でした。
結構時間があるから楽勝やん、と他学部の方は思われるでしょうが、
文学部生は多いときには10個前後のレポートを抱えることも珍しくないので、
1カ月半程度の期間をフルに使わないと、書き切れません。

そんなわけで、レポート提出1週間前となると、
文学部生はせっぱ詰まるんですが、
人文科学系図書館は、狙いすましたかのように、
その1週間前から閉鎖されやがります。
http://www.lib.kobe-u.ac.jp/guide/calendar/caljinbun.html
一番みんなが図書館を必要とするときに閉鎖って・・。
ここの学部は、学生に本気で勉強させる気がないでしょ、正味の話。

それから、もう1つ言わせて欲しいことがあります。
大教センターの試験期間中に、集中講義を開講するな!!
せっかく履修しても、教原の試験と集中講義が重なって出られない・・。
こんなん、ちょっと考えたら分かることなのに、
なんでうちの教務はそんなことも分からんかなあ・・。

こんな文学部の実態を、他学部の人にも知ってもらえたら幸いです。

--------(引用終わり)--------

 図書館閉鎖と集中講義開講時期、どちらのエピソードもともに、文学部の教務がいかに仕事をまじめにやっていないかを表しているといえましょう。集中講義の日程をこちらでも確認しようと、文学部のウェブサイトを見たのですが、時間割もシラバスもオンライン公開されていないし…。こんなところからも、文学部教務のやる気のなさをかいま見ることができます。

 この2つの話が「たまたま見つかったミスでしかない」という保証は、どこにもありません。いや、こんな「ちょっと考えれば分かること」に対してすらロクに対策を打てない以上、このエピソードは「氷山の一角にすぎない」と考えることもできます。こちらでもきっちり調べたわけではないので断定はしませんが、他にも文学部の時間割設定ミスの話は聞いています。

 文学部ならびに人文科学系図書館の事務スタッフよ、もっと頑張って下さい。こういったミスをフィードバックしていけないようでは、文学部生があまりに気の毒ですよ。


8月5日
 サイトの引っ越しが完了しました


 <その他>先に予告させていただいた通り、ピンク・シラバスはアドレスが変更になりました。新しいアドレス(つまり、ここのアドレス)はhttp://kobe.cool.ne.jp/syllabus/です。お手数ですが、ブックマーク/お気に入りの変更をよろしくお願いします。

 なお、今回の引っ越し(レンタルサーバの変更)は、Tripod JapanがInfoseek Iswebと統合することになったのですが、その統合先であるInfoseekは、むやみやたらと広告が多いため、少しでも広告の少ないところへ引っ越そうと考えた結果の措置です。

 読者の方々には迷惑をおかけすることになり、大変申し訳なく思っておりますが、私たちも気分一新、よりいっそうのコンテンツ充実に励むつもりです。

 それでは、引き続き当サイトをよろしくお願い申し上げます。

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