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"tomonth"は、今月を指すAILAND内での造語になります。

99年夏、カンボジア旅行記

8/28(土)

   
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起きたのは7時過ぎ。
眠りが浅いなぁ〜。
という間もなく、昨日のタクシーに来てもらう時刻8:00は目の前。
ここで昨日のチェックミスがたたる。
シャワーの水圧が無いのだ。
あえて2階に部屋を取ったのが間違いだったか。
まぁ、こんなこともあらぁな、と弱い水圧で軽く汗を流して用意する。
8:00
昨日のタクシーが来て、もうホントの観光地の観光をする。(苦笑)
確かに、まだインフラ整備はまだまだだが、その例えば建築ラッシュや立派なホテル、観光バスに高級新車自家用車は、ここがカンボジアではないかのように錯覚させられる。
もちろん、その横を見ればやっぱり全然カンボジアなのだが・・・。(^^;
一旦朝食を食べにタクシーに適当な店につれてってもらう。
クイティウ、というのがこっちの朝食の定番。
米から作ったきしめんみたいな麺(ちゃんと頼めば麺の種類を換えれるのだが)に、ブタや牛のモツを煮込んだスープをかけた、意外にあっさりとしたものである。
朝食後は、いよいよアンコールワットの観光である。
このアンコールワットというのは、もちろん世界遺産なのだが、これはあくまでこの近辺のワット、寺の一つにしか過ぎない。もちろん、その規模と荘厳さは世界遺産たりえるものなのだが。
今日の順路は、まずはアンコールトムと呼ばれる広大な都城の中央にあるバイヨンである。それからアンコールトム内の各遺跡、そしてアンコールワット。最後に夕日を見にプノン・バケンという丘に登る。
シェムリアップの街から北上すると、外国人観光客のための料金所が見えてくる。
ここで、遺跡の観光チケットを購入するのだ。
1日20$。2〜3日40$、4〜7日60$である。
1日で周るのはまず無理で、すでにいくつかのモデルコースが設定されているのだが、ここは2〜3日のチケットを購入する。というか、それ以上の日数があってもいない、って。(^^;
もちろん、そこにいたるまでに大門の四面仏なども見たが、最初から物売りの子供がホントに鬱陶しい。
ただ、アンコールワットの観光案内本みたいな白い冊子を売ってくるが、それを1$で買うことが出来るなら、買っといても損はないだろう。(結局買わなかったけど)
プノンペンの国立博物館で、4$か5$で売ってたから。(笑)
アンコールトムは周囲12キロの巨大都城であり、その中央にあるのがこのバイヨンである。
もちろん寺院であるが、南北140m東西160mの第一回廊の中は、最初から見る者を圧倒する。
崩れかかった石の積み重なった遺跡は、やがて修復されてしまうのだろうが、今はまだ崩れた部分がそこかしこに見られる。
階段は、ひどく奥行きの幅が狭く急である。
後々にはこのひどく急勾配な階段に悩まされるのだが、ほとんどの遺跡は砂岩やラテライトなどで出来てるため、崩れがひどい。
いくつかの回廊の壁には、かつてプノンペンのシルバーパゴダで凄い壁画と表現したが、それ以上のすばらしい彫刻が浮き彫りでなされ、そのレリーフは見る者を感動へと導く。
昼食はアンコールワットの向かいのレストラン。
ここで、座ってた椅子がしたのコンクリの割れ目に落ちてひっくり返るなどするが、まぁ順調に観光をこなすための腹ごしらえは充分。
店の中をうろつくネコにもついつい手が伸びてしまう。
午後も、アンコールトムの中の各ワットや王宮(中には工事中で入れなかったけど)などを見てまわりその広大さにちょっと足が棒、かな。(^^;
王宮と寺院は、切っても切れない関係にあり、その立地条件などは本を見ずともいろいろ想像が来出る。
また、当時の建築技術が現代にも劣らない相当に高度な物だったのが、遺跡の一部から見え隠れする。
日本の、どことは言わないが、肩書き欲しさに世界遺産指定を受けるような街や建築物など、これらの前では褪せて見えるどころのはないじゃない。恥ずかしくて名乗れない。
ただ、この先観光化が激化した場合、これらのよさがなぁ〜。(uu;
多分、行くのなら今の内なんだろうなぁ。
一部では、剥離したり崩れたところをコンクリ流し込みで修復とは言えないような直し方とかしてるし。
基本的に石造建築で作られてるのだが、レンガ使用の部分にあっては、現代の普通のレンガで作り直しちゃってるんだもん。(;-;)
そしてこれらの午後の遺跡周りもそろそろ済んで今日の予定はクライマックス。
アンコールワットである。
南北1300m、東西1500mの広大な敷地内には、もうどう表現していいのか分からなくなる見事な建築物が鎮座ましましている。
これは、もう自分の足で歩いて目で見てみないと、第三者に言い表すことは出来ないだろう。
ただ、ここでもやっぱりあるんだ、急勾配のとんでもない階段が。(uu;
登るのはいいんだ、登るのは・・・。
降りるのがなぁ〜。(^^;
60度以上の角度で、足の置けるスペースは横に広いのはいいんだが、奥行きが15センチほどしかない。
それも、滑り止めのついた角なんて有るわけが無い。
何世紀もの時間を経て、おそらくのべ何万人、何十万人という人の上り下りがあったのだろう。
すっかりつるつるになってしまってる。
そこを登ると、もう一言「見事」としか言えない景色が見る物をあまりの感動に無言にさせる。
最近、テレビでカンボジアはアンコールワットのことを取り上げる番組が出てきたが、おそらくそれは何らかの経済的な方面からのカンボジア観光への働きかけが裏ではあるのだろうが、あれらの番組じゃぁ絶対分からないパノラマ、そして感動。
ここが天空の楽園と称されるのが分かる空中庭園。
石造りの静謐な空間は、寺院という隔離された世界もあって、ひんやりとした空気が肌に溶け込む。
日に焼けた肌を、そのしっとりとした空気が包み込み、地上からほんのわずか離れただけで、そこはまるで別世界のようである。
多くもなく、また少なくもない観光客がそこかしこにいはするものの、この空間ではそう騒いでいない。
中央の、本堂とでも言うのであろうか、そこでこちらの線香でもってお参りをしてると心が落ち着き、かつてこの寺院がその役割を果たしてた時代をつい夢想してしまう。
同じ世界遺産でも、白鷺城と呼ばれ日本の城としては1、2の城郭である姫路城。
かつてそのすぐ横の城下で学び、それが日常だったように、ここにもカンボジアの日常がある。
その本堂の横では線香を売ろうと手薬煉ひいてまっている子供がいる。
表にでると、片足、両足の無いのやいわゆる傷痍者が道端から手を伸ばしてきている。その横では、子供が遊びなにかおやつを食べたり、観光客相手に小物を売ったりしている。
このアンコールワットには、かつて日本の武士が書いた落書きがあると聞いてたのだが、そこに行くまではその落書きでも探そうかと言ってたのが、出てくるまでその事を忘れてる始末。
アンコールワットは、堀に周囲を囲まれているのだが、ワットまでのその橋は、片側がかつての崩れかかった石橋のままで、もう片方がコンクリートで再建されたものになっている。
あとで聞いたところによると、この堀は深さは1メートルほどしかないらしいのだが、この橋を出て、アンコールワットの外に出てしまうと、中の静謐さとは打って変わって、カンボジアの強い日差しが一行を待ちうける。
アンコールワットから出てくると、運転手の姿を探すが、見当たらない。
昼ご飯を食べたレストランは、その隣接に数軒の同様のレストランが軒を並べている。
アンコールワットの正面から少し横のその辺りは、観光客用のお店が並んでるのだが、そのひと店舗に入り、乾いていた喉をジュースやシェイクで癒す。
この次は、この近辺ではほとんど唯一の山、というか丘であるプノン・バケンである。
もちろん、山頂には遺跡がある。
ここは、この近辺で数少ない山とあって、三聖山の一つに数えられているらしい。
山頂にある寺院は、ここから見る夕日が観光の目玉の一つとあって観光客でいっぱいである。
が!
この日、夕日の見える西は曇り。(;_;)
粘ったのだが、見れない。
ここからは、東南の方向にあるアンコールワットに夕日がかかる様子がいわばパンフレットとか絵葉書になるような、荘厳な景色が見える・・・・・・・はずだった。
次の機会には絶対見るぞぉ〜っ。(笑)
と言い残して、ほとんど山登り状態の参道を降りる。
ここは、標高差は60mほどらしいのだが、そこを急勾配の坂が参道のように一直線に上まで伸びている。
疲れきって登った先に待ってるのは、「おにさぁん」と呼んできて「こらつめた」とか「つめたこら」とか言ってジュース売りの子供である。
この辺りから、ちょっとその売り子にも慣れてきて、その物売りの子供たちに、日本人には「まいどぉ」と挨拶して、なにか売りつけれれば「おおきに」って言えばいいんだよ、とか教え出す。(^^;
「こにちわぁ」って子供が声かけてきたら、「まいどぉ」が日本人に対する挨拶だよぉ、って言って。
なにか買ったあとで「ありがとぉ」とか言えば、「おおきに」がちゃんとした言い方だよ、とか・・・。(笑)
3人して、子供に吹き込んでいく。
観光が終って・・・
シェムリアップの街に戻ったところで、晩御飯の店を地球の歩き方からピックアップ。
北沢の希望によりバイヨンレストランに行く。
洋風のレストランで、食べてる最中に軽いスコールがやってくる。
隣のグループは、どうやら団体の日本人観光客。
欧米人と日本人が半々といったところか。
ここで、渡邊がカエルにハマる。(^^;
カエルの肉が美味しい美味しいと絶賛。
どうやら、食べるのは初めてだったらしい。

食べ終わって表に出ると、すでに雨は上がってるが、月がでておらず暗い。
食後のデザート代わりにシェイクでも飲もうかと、いくつか屋台を歩き回り、その一つに入る。
やはりここはドリアンでしょう。
並んでなかったのだが、ドリアン無いのと聞くと、どこからとも無く出てくる。
しばしシェイクを飲みながらまったり。(^-^)

この後、電話を掛けようと町に数えるほどしかない公衆電話まで歩き、ここでテレカを落としてしまう。(;_;)
というか、後々にテレカを紛失したことに気付いたのだが、どう考えてもここで落としてるのだ。
40ドルも残ってたのにぃ〜。(;-;)
ここから泊まってるゲストハウスまでちょっと距離はあったが、3人ともに乗れるだけのバイタクを捕まえることができず、夜風に当たりながら歩いて帰る。

 

 

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