８／２９（日）

起きたのは７時半過ぎ。
今日も、タクシーが来るのは８時ごろ。
だけど、ゲストハウスを出たのは８時過ぎ。
今日も一日観光である。

まずは朝食を食べて、そこから昨日のアンコールトムの周囲に点在するいくつものワットを順々に周っていく。
北沢が、ちょっと体力的にダウンしてるので、見て周るペースは落ちる。
昼食は、昨日と同じアンコールワットの斜め向かいのレストランが並んでる一角。
同じ店というのも芸が無いので、別の店に入る。

この辺りの観光は、ただただどこどこのワットに行った、といったような。
ワットの階段登って降りて、というちょっと機械的な観光。（＾＾；
だた、それでもその内にそれぞれのワットの見方、とか違いとかが分かってくるとそれはそれで楽しい。
もちろん、アンコールワットやトムのような大量の観光客がいないので、さらに静謐さが味わえる。
ただ、基本的に東バライ方面（というのがあるのだ）を周ったので、これらの遺跡群のそれ以外・・・例えばバンテアイ・スレイとか西バライ方面は次回、となるだろう。
って、なんかまたこっちに来る気満々だなぁ。（苦笑）

遺跡周りも終り、町に戻ってきた一行は、そろそろお土産とかの買い物に出かけることにする。
シェムリアップの町は小さく、買い物が出来るのは数えるほどの場所しかない。
その最大にして唯一に近いのがオールド・マーケットである。
もちろん、観光客の来ない地元用の地球の歩き方に書いてないようなマーケットも探せばあるのだろうが、まぁここだけでもそこそこ用は足せる、とお買い物。（＾＾；
でも、いろいろ見て周って、交渉してみて、どうやらここはもう完全に観光地のお土産屋とそれに隣接した市場であることが分かる。
お土産品を扱ってる店も、どの店もほとんど値札を付けてるような判を押したような値段しか提示してこない。
し、それがまたどう考えても高い。
仕方なく、その中でもそこそこ値下げをしてくれた店で小物をちょこちょこと買い込む。
途中、ちょっと北沢とはぐれつつも、渡邊がドルが切れてここでまた円をドルに買えたりとしながら、オールド・マーケットを楽しむ。
１７：００
そろそろ夕方で屋台が店を出し始める頃。
北沢が大分ヘタってきてるのもあり、シェイクを屋台で飲む。
夕涼みをしてると、空模様があんまり良くない。
そこで、晩御飯は北沢があまり入らないというのもあって宿で食べることにする。
時間があって、天気が良ければ昨日見損ねた夕焼けを見たかったのだが、天候もそれを許さない。
しかたなく、宿に戻ることにする。
ところが、この帰宿が思わぬ幸運。
帰ったとほぼ同時くらいにすんごいスコール。
これぞ雨季、ってぇ雨が降り出す。
その中、北沢は部屋でダウン。
仕方なく、というか当然のように宿で晩飯を食べることにする。
ちょいとシガレットを巻いて吸ったりしつつ夕涼み。
というか、雨で視界は限りなく落ちてるし、目の前はゲストハウスの中庭なのだが･･･。
まったりとしつつ、軽くビールなんぞ呑んだりしてると････。

救急車らしき車が入ってくる。
そういえば、さっき無線でなんか呼び出してたなぁ。
ちなみに、こちらでは電話線が引けるような土地柄じゃないんで、携帯が普及し、また携帯は小金持ち的な部分があり、メインは無線である。
周波数は１５０ＭＨｚあたりらしく、ほとんど垂れ流しの状態である。
一応、いくつかメインチャンネルとサブチャンネル、らしきものはあるが、まるでＣＢ無線のよう。（＾＾；
それでなにか呼び出してたのが、この救急車らしい。
どうやら、客のグループの一つが（詳しいことは聞かなかった）泊まってる部屋でラリって暴れたらしいのだが、そんなのを酒のつまみに、雨の中バイタクでずぶぬれで帰ってきた日本人宿泊客とかと世間話したりしつつ････。
ある種、グータラ王のような生活。（＾＾；
やがて部屋に戻り、ダウンして寝込んでる北沢を一人部屋に残し、渡邊のトヨタルームで（この王様の間には、なんとＴＶもついてる）テレビとか見たり北沢の持ってきてたトランプで遊んだりしながら夜はふけて･･･。
やがて日にちが変わる頃、ここ数日の緊張から眠りが浅いので、部屋に戻りおやすみぃ〜。