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99年夏、カンボジア旅行記

9/8(水)

   
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パスポートコントロールを抜けて、探すはVATのオフィス。
ここで、税金の一部が戻ってくる・・・はずなのだ。
が、そんな高価な買い物ははじめて。
どうしたらいいのか分からない。
そこで、インフォメーションのお姉さんにたずねてみる。
VATのオフィスの場所を・・・。
一応、パスポートコントロールを抜けたところに矢印とVATの文字はあったのだが、そちらに向かっても何の掲示板もなく、どこに行っていいのか分からなかったのだ。
すると、お姉さんが言うところによれば、もっと先まで行かなきゃなんない、とのこと。
その言にしたがって、その方向に向かってると・・・。
なんだ、外国人(自分もそうだけど)の行列がある。
で、その横にはVATのオフィスがある。
そうか、空港内で免税品目を買うと、ここに並ぶんだ、と気付いたのは買い物客が買った物を持ってそこに並んでるのを見たから。
オフィスに、指定の用紙(なんと日本語の用紙があった)にいろいろと書き込んで提示。
すると、手数料として100Bが取られたものの、340Bほどが戻ってくる。
まぁ、財布の中にはそれ以上のバーツがあるが、またここには来るだろぉからまいっか。(笑)
帰国
無事に定刻通りにドン・ムアンを離陸。
軽食が出て、ちょこちょことしたところで、機内の電気が消されやがて映画が始まる。
それらの間、ずっとうっとおしかったのは隣のオヤジ。
もぉ、こんなオヤジにだけはなるまい、といった手本のようなオヤジ。
ただ、それも。
成層圏で見る夜明けの前には、残念ながら東側の席じゃなかったけど、それでもすばらしかった。
運良く、東向きに飛行してるときに見れたのだが・・・。

ソウルはキンポ空港に着いたのは、定刻よりも少し遅れて、さらにはボーディングブリッジの順番待ちで待たされて朝の9時頃。
機内食の朝食は、毎度の一言「なんだかなぁ〜。(苦笑)」
この次の飛行は、ソウルから関空までのこの旅行最後のフライトである。
結局、この旅行で乗った飛行機は、
関空→ソウル    ソウル→バンコク    バンコク→プノンペン    プノンペン→シェムリアップ
が往路で。
シェムリアップ→プノンペン    プノンペン→バンコク    バンコク→ソウル    ソウル→関空
が復路である。
ぢつに8回である。

この、最後の最後で、タキシングの渋滞に巻き込まれる。(笑)
飛行機は、離陸前に発進位置までそのサイドのタキシングウェイを走っていく。
そこで、離陸待ちの順番待ち飛行機が列を成してるのだ。
おそらくラッシュ時なんだろうが、それにしても自分の前に11機の飛行機が離陸を待ってるとはなぁ〜。(〜〜;
4人席の、一番右側だったのだが、残りの3席に座ったのが、いわゆるぢょしこおせえ・・・。(uu;
姦しいなぁ、微笑ましいなぁ、と思いつつも一方で騒ぐんじゃねぇぞ、って思いもしてたりして・・・。
今度は右手の2つ席の方を見ると、なんだか日本の・・・“大阪のオヤジさん”ぽいのが若い白人女性と意外なことに相当な意思疎通(聞き耳立てても日本語英語だったが)をさせていて、その白人女性がベジタリアンだったらしく、機内食に手をつけないのを見て、それも食べるわ、みたいな状況になってる。
う〜ん、さっきのとは別の意味でこういうオヤジさんにならなってもいいかも。(笑)

関空に到着したのは昼過ぎの12:12。
まぁ入国審査も何事も無しに進み、普通にここは通り過ぎるつもりが、なぁぜかパスポート見ながら税関の係員はカンボジアは何回目ですか、とか見かけはフレンドリィ、ながらもがしがしとカバンを開けていく。
う〜ん、そんなにアヤシかったろぉか。(爆)
まぁ、そんなこんなもあったけど、ここからはK−JETという神戸への直行船便で最後の気力を振り絞りつつ家路へとつく。
が、来しなにこのK−JETを使わなかった理由がここにある。
例えば、神戸は三ノ宮から関空まで往復しようとすれば、まず駅前からの港へ向かう短距離シャトルバスに乗らないといけない。
そこからは、独特の水中翼船のような高速艇で関空島まで向かう。
そこから今度は空港施設のターミナルまでは、またもやバス。
つまり、、真ん中を船で繋いで、その両側に移動用のシャトルバスがあるのだ。
これでは、あんまり利用価値はない。
が、帰りはバスに乗るよりこっちに乗る。
その方が、やはり早いから。(^^;
そこで、一緒に船で神戸に向かったのが、さっき白人女性から機内食を分けてもらってたオヤジ。
同じくバンコクからの帰りなのだが、なんでも一人でぶらぶら韓国とバンコクを旅してたらしい。
話を聞いてるうちに、割とご近所さんて事も分かるが、そんなのもやがて船が港に着き、バスで三ノ宮に到着する頃には、そんな機会なんてまずありえないにもかかわらず、またなんか機会があれば、なんて言いつつ別れてる。

家のドアを開けたのは、15:00。
ホント、疲れたけど、楽しかったぁ。
また行きたいっ。
今度は、アンコール遺跡の夜間巡り。
というのも、検問所は夕方で閉まっちゃうかららしいのだが、それもしてみたいし、今回行けなかったアンコール遺跡群の中でも、初期の物にしてもっとも損耗率の低い、シェムリアップの町からじゃそうそう簡単には行けないというので行けなかったバンデアイ・スレイにも行ってみたいし。
バンコクも、シリラート病院のまだ行ってない研究所展示室とかも覗いてみたいし・・・。
また行きたい、じゃなくて・・・・行く、だろぉなぁ。(笑)
お疲れさま。
自分に、そしてこれほどのだらだらと延々続く文章を読んでくださった皆様に・・・。


 
 

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