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"tomonth"は、今月を指すAILAND内での造語になります。

99年夏、カンボジア旅行記

9/4(土)

   
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起きたのは8時半過ぎ。

☆これ以降は、あくまでフィクションとし、実在の人物・団体とは関係ありません。(〜_〜; ☆
(と、しとかないとちょっとマズいだろう。完璧非合法・・・というか違法な部分があるだけに。(核爆))

これから、射撃場である。
キャピレスで朝食をとった跡、昨日と同じバイタク(すでに何人か顔見知りになってる)を捕まえる。
どこに行くかは、ぢつは射撃場の兄ちゃんらがこのバイタクの兄ちゃんと話をつけてある。
向かうは、射撃場があったのと同じ区画だが、ちょいと離れてる。
もう、札束で頬たたいたような乱暴なやり方でのロケットランチャーである。
ここで、ロケット一発、つまりランチャー代が100ドルで、1発撃つのに40ドルとか言われるが、どう見ても用意されているのは1発だけ。そこで、M16をつけて140ドル、という交渉に持ち込む。
つまり、この後射撃場に戻ってまた射撃をするから、そこでM16を撃たせろと言ったのだ。
そして商談成立。
どうやら、商談を持ち掛けた相手が悪かったのだろうか。
すでに車の形を成してない、フレームだけのような残骸が、軽く100メートル以上・・・いや200メートルはあるだろうか、相当離れたところに置かれてある。というか、距離感があまりつかめなかった
・・・・小さい。その向こうには、土手のように盛り土らしきのがされてある。
どうやら、あれに向かって撃てと言っている。
記憶によれば、このロケットランチャーはRPG7あたりだと思うのだが、どうも写真とかで見たのと違う。
第一、ぼろぼろである。(笑)
ターゲットスコープは、こことここを合わせて、と指示されるがさび付いてしまっている。
これだけは、さすがに兵士の指示に従って、きちんと手順を踏まえていく。
が、あまりの緊張と困惑、そしてその重さにその辺でなにをしたか詳しくは憶えてないし、たとえ憶えていたとしてもこういったところに書くのはいかがなものかと考えてしまう。というか、マズいっしょ。(爆)
もちろん、これにかぎらず、兵器を扱う時は、最後の最後までトリガーに指は掛けない。
これは基本中の基本である。
そして、付き添いの兵士は、右肩に担いだロケットランチャーを挟んで反対側でいろいろ身振り手振りで指示を与えてくれる。もちろん、専門用語とかは万国共通の英語である。が、そのくらいは分かる。
やがて、風も読んでたのだろう。
待機が主観的には相当長い時間あり、実際はそうでもなかったのだが、その兵士からOKサインが出る。
服は、安全のためにいわゆる本物の軍服を重ね着させられ、ヘルメットもかぶらされている。
イヤープロテクターの中には、自分の鼓動が聞こえ・・・、トリガーに指がかかる。
横の兵士が、ロケットランチャーをカバーに入り。
発射。
気が付くと、車の向こうで爆発らしきものが起こってた。
というか、意外にも噴煙であまり何も見えなかった。(^^;
し、なにか、自分でもなにが起きたか認識できてなかった。
ただ、撃った。
それだけだった。
爆音、というほどのものではなかった。もっとも、手持ちのイヤーウィスパーの上からプロテクターをかぶってるのだから、爆音があっても相当減じられて当然である。
もしかしたら、炸薬が減らされてたのかもしれない。
反動も、AK47から比べると全然無い。
もちろん無反動というわけではなかったが。
むしろ、重かった肩の上の重量が一気に減った、そんな感じだった。
昨日の耳鳴りから学習して、射撃時用に持ってきてたイヤーウィスパー。
反対にいらなかったのかもしれない。迫力がまったく無かった。(苦笑)
もちろん、それなりのごぅっという発射時の噴音は充分に聞こえた。
後ろを見ると、地面が焦げていた。
兵士の一人が、着弾地点に向かっていき、一方でちょっと放心状態だった自分は、離れたところで待ってたバイタクに乗せられて射撃場へと戻った。

射撃場では、M60って機関銃だけをレンタルして、持ってきたワンマガジン・・・というかワンベルト100発、いろんな体勢で撃つ。もちろん最初の契約にあったM16をワンマガジン撃つ、というのもやる。
M60というのは、かつてランボーが片手でがしがし撃ってた機関銃なのだが、これを片手で撃てる人間がこの世にいるのだろうか、というくらいの反動が右肩を襲う。
最初のときに、銃を安全に扱えることをアピールしたのが良かったのか、割と自由に撃たせてくれる。
試しに芝生というほど上等じゃない地面に伏せて、伏せた状態でM60をフルオートで20〜30発ほど撃つ。
すると、反動だけで体が地面の上をずるずると後退するのだ。(^^;
普通、他の日本人が偶然・・・撃ち終わってまったりしてるところに来たのだが、それを見てると、普通に銃を撃つだけでも迷彩服を着させられてイヤープロテクターをかぶせられ、時には眼鏡(サングラス?)を掛けさせられている。さらに、AK47を撃つときですら椅子に座らされた状態で撃たされている。
なぜだ。
なぜ自分だけ自由に撃たせてもらえたのだろうか。
ちゃんとした銃の扱い方をしたからだろうか。
それとも、そこにおいてあったM60を選ぶときに、ほとんど自分でベルト(ランボーとかが、肩から斜めがけしてる銃弾の束のこと)をセットしたからだろうか。
そこに掛けてあった銃を、昨日片っ端から名前を挙げて喜んでたからなのだろうか。(自爆)
もしくは昨日、最初に撃ったハンドガンで、ジャムった(銃弾が、ちゃんと排莢されないこと)のをその場で兵士に渡しもせずに勝手に直したからだろうか。
う〜ん、思い当たりすぎてどれかわかんない。(爆)
他にも、ハンドガンをちょこちょこと撃ち、ここで200ドル支払う。

寄り道
この射撃場。
帰ろうとして、ちょいと20分ほど寄り道する。
すぐ隣にゴーカート場があるのだ。
安いなぁ、と借りたのは良かったが、義務づけられてるヘルメットと耐火服。
そんじょそこらのサウナスーツよりも地獄。(><)
そこそこのスピードが出てるにもかかわらず、地面のアスファルトからの熱気と服内からの熱気で、こんなもんやっとれっか、の世界。
早々に退散。(uu;
昼〜
射撃場から戻ってきて、余韻を楽しみながら、宿近くの店で昼飯を食べる。
そして部屋に戻って午前中の汗とホコリをシャワーで落とす。
いろいろとしたので、服装一切どころか、露出部分にいたっては、泥が付いてるところもある。
シャワーを浴びて、こちらにいる内にと洗濯をする。
軽く昼寝、とまではいかなくてもベッドに横になってだらける。
うとうとした頃、涼みに行くか、となる。
ついでにちょっと買い物もしたいし、と向かった先は、この町でも外人とごくごく一部の富裕層のための高級スーパーマーケット、その名も『ラッキーマーケット』
隣にはラッキーバーガーと、2階にはブティックまである、この町一番の高級店。
で、ここはいわゆる現地の方は、まず入れない。
入り口に警備員がいて、ほぼ外人のみしか入れないのだ。
で、それがどんな外人であろうと、である。
自分のように、あからさまに涼みに来てるのであっても、ちょっと紙パックのジュース一個でも買うとなれば、れっきとした外人のお客さんである。
ここで、ウェルチのジュースを手にして、充分涼んだところで、隣のラッキーバーガーに入る。
キャピレスの情報ノートによると、ここのソフトクリームがそこそこ美味しいというのだ。
試しに食べてみるが、まぁ・・・こんなもんだろ。(^^;
で、ウェルチのぶどうジュースを片手に宿へ戻る。あ、もちろんこれらの移動は全部バイタクである。
このラッキーマーケットの門前には、絶えず数台のバイタクが待機してて、出てくる外人相手に客引きをしている。
夜は、どこの国でも同じコンビニ前の光景が、このマーケットの前にも広がる。(苦笑)
夕食
ホント、カンボジアまで来て、なんだってイタ飯ばっか食ってんだ!?
さすがにここまで来たら食傷気味。
今回は、キャピレスで偶然「今からハッピーハーブのピザ食べに行きたいんですけど、どうやっていったらいいんでしょうか」と言ってきた兄ちゃんと、である。
そして、昨日一緒した彼もその場にいて一緒に行くことにする。
結局、3人で行ったわけだが、一人2切れずつである。
これでは腹は膨れない。
キャピレスに戻ってきたら、プノンペン入りした日に「今からアンコール行ってきますわ」と言ってた挨拶を交わしただけなんだけど、なぜか馴染んでしまった兄ちゃんがいる。
昨日、ちょうどピザを食べに行くところにシェムリアップから帰ってきはって、いやぁ、バスは辛かったですわ、といった挨拶だけはしてたんだけど、こちら二人はピザを食べに行ってたので、入れ違いになってたのだ。
そこで、このなんか変に馴染んでしまった兄ちゃんと、近場の店に改めて夕食を食べに行く。
ぢつは、例のピザは空腹時にアルコールと一緒すれば相当キて、反対に非水溶性らしく、満腹でお茶とか飲んでたらそうでもないらしい。
結局、この後二度キャピレスに戻って閉店の22時まで喋ってたのだが、全然コなかった。(^^;
最後のチャンス
とは、ロパウ・ソンクチャァ〜、である。
かぼちゃプリンの出る甘味屋台が出るのは夕方以降。で、明日はその時刻にはプノンペンからバンコクに向かっている。
つまり、今夜が最後のチャンスなのだ。
ぢつは、キャピレスで出会った旅行者に、地球の歩き方に出てるかぼちゃプリンの屋台、知らないか。と聞きまくって、場所を確認してたのだ。
ぢつは、地球の歩き方に出てた地図がちょっと間違ってて、向かいの路地のところにある、というのだ。
そこで、まぁ言うほど遠くないし、街灯はないが町の明かりだけで充分と判断し、向かう。
そして「トァ ミアン ロパウ・ソンクチャー?」
いよいよ御対面か、と思ったその時。
おばさんは悲しそうな顔をして、そこを指差した。
・・・・・・・・・・空っぽになった容器を。(ががぁ〜んっ)
も、もしや・・・。
「な、なっしんぐ?」
うんうんとうなずく。
そんなぁ〜っ。(><)
売り切れだなんて、売り切れだなんてぇ〜っ。(><)
もっと早くに来れば良かったのだ。
それなのに、なぁにをキャピレスでのぉのぉとダベってたのだろう。
これを逃したら、次は無いかもしれない。
「他にかぼちゃプリンを置いてるとこ知らないか」と、無け無しの英語で尋ねるが、どうやら片言英語でも、あんまり通じなかったらしい。
反応が無い。
仕方ない。
あきらめきれんが、売り切れとなれば、どうしようもない。
適当な甘味をこれこれと指差し、ちょっと無茶食いなんぞして・・・。
隣の屋台のドリアンシェイクを飲む。
ヤケ食いだな、こりゃ。

そして宿に戻って涙で枕を濡らしつつ就寝。


 

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