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99年夏、カンボジア旅行記

9/7(火)

   
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起きたのは10時。
今晩、正確には明日だが、バンコクを発ち日本に帰る。
言ってしまえば、海外最終日である。
明日、つまり午前0時になったときは、おそらく間違いなく空港施設はパスポートコントロールを通りぬけて、空港の中に入ってしまってるだろうから。
ベッドの横と周りには、帰る用意が一通り済んでいる。
とりあえずシャワーを浴びて朝飯を食べに行く。
もぉ毎度おなじみのお店。
これはブランチだし、とちょっと豪華に3品目ほど頼む。
一人じゃキツい量だが、まぁ食べれないことも無い。
ちゃんと少な目で作って、って言ってあったし。
にしても、客は他にもいるだろぅに、何故ゆえに入ったら注文する前にタイ式ミルクティーを用意し始めるのだ。
毎度毎度入ったら最初に頼みはするけど。(ばく)

次に向かったのが一旦部屋に戻って着替えた上で、王宮見物。
と、向かってる途中でカメラを忘れたことに気付く。
が、強行する。
もう駆け足でなぁんも止まって見ずに、ただただ通り抜けるだけ。
でも一言。
「王さんと坊さんてなぁこの世の栄華を一人占めだなぁ」
ありゃぁ、自分の目で見ないことにゃぁなんとも言えん。

いわゆる観光からカオサンに戻ってきたのが3時前。
そこから、昨日しそこねたインターネットを1時間ほどして、所々の掲示板には今から帰る旨の書き込みなんぞもしたりして、気がつけば時間はもう16時。
今晩は25時半のバンコク、ドン・ムアン空港発である。
すると、ここらあたりは23時頃に出ればいい。
そこから韓国のキンポ空港経由で関空である。
その間、もちろん寝るだろうが、体力をキープしとくために、ここで軽く仮眠することにする。
寝たのは16時過ぎ。
起きたのは18時半ごろ。
これだけでも、ぐぅたらと言われようが自覚してようが、体力の復活もとい温存にはなる。
そろそろ最後のお出かけか。
今回も、結局カオサンから出ることはほとんど無かっただけに、次の機会はチャイナタウンとかに泊まってみたいものだ。
カオサンに入って最初に向かうは、もう当然のごとくタイマッサージ。
来しなから今回まで、もう何度ほどしたのか。
肩の一部分は、すでに揉まれ痛み状態。
それでも、あの体験はなんともいえない・・・一種の恍惚状態を呼び覚ますのだろうか、全身を満足感が包む。

マッサージが終って外に出てみると、すんごい大雨。
スコールが、ホントに凄いので、屋根や上のあるところをつたいながら、いつもの店に逃げ込むようにして晩ご飯を食べに入る。
もう、毎食ここだなぁ。
って、楽なんだよぉ。安いし・・・。(uu
それに、泊まってるK・S・HOTELでも、フロント(そんな立派なもんじゃないが)の人と顔なじみになれるし、そういう意味では、居心地は良すぎる。
まぁ、とりあえず夕食を食べたあと、カオサン通りに戻って、屋台のパンケーキをデザート代わりに食べながら、最後のショッピングとくる。
部屋に戻ったのは、9時ごろ。

帰途
いよいよ帰国も目の前。
チェックアウトして、エアポートバスの停留所に向かう。
カオサンから少しニューワールドデパート方面へ向かったところに、その停留所はある。
セブンイレブンの斜め前あたりだ。

これに乗り、空港へ・・・。
初めて乗るエアポートバスは、ををっ、意外にも乗り心地いいじゃん。
ただ、荷物がちょっと不便かな。

空港に着いて、さっそく向かうはチェックインカウンター。
と、その前にタイシルクのジム・トンプソンの店でもらったVATの用紙を、チェックインの前に物を見せて確認のスタンプを押してもらう。これをしとかないと、税金が戻ってこないらしい。
その次に、大韓航空のカウンターのあるブースへと向かう。
使用するのはもちろん大韓航空である。
ちょっと早めに来たのは当然ながら、さぁすが日本と違う。
チェックインカウンターに、一応看板はかかってるものの全然係員がいない。
並ぶ人もまだぽつりぽつり。
団体がいたので、まぁ頭数はそこそこ揃ってるのだが、それ以外の旅行者はほとんどいない。
23時過ぎになって、やっと係員がカウンターの中に準備(〜〜)に現れる。
そうこうしてるうちに、他のカウンターではまだ係員がパソコンを置いたりといろいろ用意してるのに、一番前に並んでたのも幸いしたのか、また並んでる列の担当の係員が良かったのか、両サイドのチェックインはまだ始まってないし、カウンターの上の電光表示板もまだ点いてないのに、チェックインが始まる。
なんと、一番最初である。
窓側を頼み、バンコクからソウルまでは35のAで、ソウルから関空までは同じ35のFである。
窓側を頼んだのだが、どうやらソウルから関空まではそうはいかなかったらしい。
ちなみに、外からAB通路CDEF通路GHと席は並んでいる。
チケットを見てみると、0045からがボーディングである。
時間は、まだ23:30にもなっていない。
余裕は1時間以上。
一応パスポートコントロールを外からちょいとガラス越しに覗いてみるが、なぁんだ、ぜんぜんがらがらじゃない。
そんじゃぁ、なにをするべ。と、ここには。そう、あのバーガーキングがあぁるじゃあぁりませんかぁ。
こりゃぁ食べるっきゃない。と、向かう・・・。
が、ぢつのところまだ夕食が腹に残ってる。
そこで、軽くバーガーとジュースを頼む。
それにしても安い。空港でこの値段ということは、街中じゃもっと安いんだろぉなぁ、って値段設定。
でも、それでもおそらくこちらの人からすれば暴利なんだろぅ。
しばらくここで時間をつぶすが、そうそうぼーっとし、外にいてもなんだしなぁ、とパースポートコントロールに向かう。ここで、500リエル、出国税を支払い、いよいよ帰国である。
パスポートコントロールでは、後ろに女子大生風の日本人2人が並び、その2人が話してるのについつい聞き耳が立ってしまう。
なんか、とんでもない(例えば、ここでパスポート出すのかな、とか)話をしてる。
やがて順がまわってきて、なぁんもべっちょなしに通過。
これで、名目上は出国だ。

 

 

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