ここに書いた事項以外にも細かい修正をすることがあります。
よく見ていたページがなくなってしまうというのは、だれしもときどき経験することだと思います。悲しいですね。今回清水英幸氏のページが閉鎖されたのも悲しい出来事でした。サーバ側の都合があったので致し方ありませんが。
誰も知らないところによくわからないページがあっても、特に害悪をもたらすことはありません。それに比べて、見ている人のいるページがなくなってしまうことは明確に不利益をもたらします。比較すれば、ページを残しておく方が一般的には好ましい選択だと思います。
そのような考えから、少なくとも変則将棋に関する部分は場所を変えても残しておきたいと思い、清水氏にお願いしてこのサイト内に「変則将棋大全」を掲載させていただくことにしました。改めてお礼申し上げます。
ほかのページでも更新が停止することは仕方ありませんが、だからといって削除してしまうのはやめてほしいと思います。ウェブ上で公開されたページは言ってみれば世界中の人の共有財産です。どのような形にせよ、できるだけたくさん残しておきたいものです。
コンテンツ削除に関連した最悪の例が、2001年にウェブ上に存在していた「インパク」です。「インパク」では2002年1月をもってほぼすべてのコンテンツがなくなってしまいました。ウェブに関する無理解と、閲覧者に対する不誠実がもたらした結末だと思います。詳細は以下のページなどをご覧下さい。
ウェブ上では様々な方が自信の生活について日記をつけていますね。将棋関係者でも多く見られます。プライベートなことに関して日記を書くという習慣は私にはありませんが、将棋関係のニュースに言及する形で文章を書いてみようかと思い立ち、はてなダイアリーで始めてみることにしました。「Below the Baseline」です。まだ書き方がよくわからないのですが、適当に書いていればそのうち慣れてくるかなと思っています。
これを始めてみようと思った直接のきっかけは、掲示板でマプさんからWikiの利用について提案されたことでした。将棋関係のページでWikiを利用しているのは現在のところ、将棋戦法大辞典しか知りません。Wiki自体には将来性がありますが、実際にコンテンツ運用に生かすにはどうすればいいかと考えあぐねていました。そこで、まずは特有の入力書式に慣れるといいかと思い、はてなダイアリーで始めてみたわけです。(やってみると、あまり関連性はなかった気がしましたが。)
将棋関係では、日記といえばさるさる日記が多いようですが、はてなダイアリーの方が記述の自由度が高く、高機能で使いやすいと思います。どうして利用者が少ないのでしょうね。
もずのもろもろに「いろいろ→柿木将棋形式コンバータ」を追加しました。まだ操作説明が不完全ですが、そのうち何とかします。
勝田→ kif コンバータと比較して今回のコンバータは、タイトル戦中継でも使われる駒音作成のアプレットにも対応したことが売りです。そのかわり、機能はかなり限定されています。バグ・機能改善の要望などありましたらお知らせ下さい。
突然ですが、皆さんは将棋関連のサイトを一日にどのくらいの数見ているでしょうか。私はいくつなのかよくわかりませんが、20くらいでしょうか。私のブックマークには「将棋」と「将棋2」という2つのフォルダがあり、前者がよく見る10カ所程度のサイト、後者にそれ以外の100程度のサイトが登録されています。(それとは別に、「詰将棋」というフォルダがあったりもします。)とても全部は見切れません。そこで、興味深い話題が公開されたら誰かがまとめておいてくれないかなと思うわけです。
現在、それに最も近い役割を担っているのが将棋パイナップルだと思います。しかし、それだけでなくもう少し細かい話題とか下世話な話題とかも知りたいことがあるので、誰かがそのためのサイトを作ってくれないかと思うことがよくあります。そのようなニュース系サイトを運営するための資質は、例えば次のようなものがあるでしょうか。
このうちでは、最後のものが最も重要でしょう。個人でサイト運営を断念する最もよくある理由がこれです。ニュース系サイトではかなりの時間が必要ですから、時間さえあれば将棋を指してばかりいる将棋好きには難しいのかもしれません。
5月1日から名人戦中継が有料化され、現在ベータテスト状態です。順番が違うのではないかとか言いたいことはいろいろあるのですが、間違いと不手際と杜撰さがあまりにも多すぎるので、文章を書く気が起きません。次の文章を引用するだけにしておきます。
ほとんどの読者は、数えきれないほどの不満を新聞に持っている。といって、そのたびに新聞社へ電話をかけるのは面倒だし、やりとりしているうちにお互い不愉快になるのはもっといやだ。最初、そんな気持ちを抑えて新聞に物申してきた人も、二度三度とやってみたけど、結局何にも変わらないね、と言ってついにはあきらめてしまう。あとに残ったのは黙って新聞から離れていった人びとの長い長い列である。
私の中では、名人戦はNHKBS2でやるものという認識になりました。
フェアリー小屋の双裸玉ば自ステイルメイト集に第10問を追加し、キルケの手順再生を新設しました。また、フェアリー小屋内の一部のページを少し新しくしました。
将棋倶楽部24では、対局・観戦中にチャットをすることができます。普通のチャットはキーボードで打つわけですが、24ではマウスクリックのみで会話を入力できる「チャット例」が5つ設けられています。
これがその5つですが、実際のところどのくらい利用されているのでしょうか。一つ一つ検証してみます。
これは、以前はよく利用されていました。対局前のあいさつですね。しかし2001年11月に「挨拶しますか?」機能が実装されてからは、ほとんど利用する機会がなくなっています。ところで以前は「いたします。」でしたが、いつから漢字に変更されたんでしたっけ?
これは、あまり見かけません。そもそも、チャットが苦手な人はコンピュータ操作一般が苦手なことが多いでしょうから、チャット例を見つけるのが難しいということがありそうです。チャット例を見つけたあと、とりあえず順番にクリックしてみて意味不明の会話になっているのは、たまに見かけますね。
「苦手です(できません)。」というのは日本語としておかしいような気はしますが、「ほとんどもしくは全くできない」ということなんでしょうね。意味の通りやすさと汎用性の中間を取らざるを得なかった苦労が見えてきます。
これは一番謎の多いチャット例ですね。まず「すみません。」と書くべきなのではという疑問がありますが、とりあえずそれはおくとして、最大の謎はどうして長考中であることをわざわざ謝らなくてはならないのかですね。私は24に来て間もない頃このチャット例を2度ほど使ったことがありますが、相手の方はやはり戸惑っていたようでした。
持時間の決まっている対局では、長考しても自分の持時間が減るだけで相手にとって不都合は何もありません。しかしオンライン上の対局では相手の姿が見えませんから、相手が長考していると、パソコンに急なトラブルが発生したのかなと思ってしまうこともあります。そのような誤解を防ぐ意味で、長考していることを相手に告げるのは意味があるとは言えそうです。
ただそれでも「すいません。」と書かなくてはならない理由にはなりません。謝る必要があるとすれば席を立つときでしょうか。ひょっとするとこのチャット例は、用事で少しの間席を外すことを婉曲に伝えるためにあるのかもしれませんね。
「相談『を』したい」ではないかという疑問はおいておくとして、このチャット例は重要ですね。24ではコンピュータが千日手・持将棋の判断をしてくれないので、そうなったときは対局者が自分で判断しなくてはなりません。しかし秒読みでその話し合いをするのでは、タイピングの遅い人が不利になってしまいますから、いったん中断することが認められています。普段使わなくても、チャット例の存在は知っておいた方がよさそうです。
現在のところ最も使われているチャット例でしょう。感想戦の終わりのあいさつですね。私は感想戦のあとは手でタイプしてしまうことが多いですが、感想戦に参加していなかったときはマウスでチャット例を選ぶのが早いこともあります。
こうして考えてみると、だいぶ改善の余地がありそうな気がしますね。だからどうだというわけではないのですが。
もずいろな本棚に米長の遺したものを追加しました。前から引退をほのめかしてはいましたが、一つの時代の区切りとなりましたね。
それから、将棋のページをやめるということで、st.macROOMをリンク集からはずしました。残念です。
最近、将棋本のレビューを書くサイトが増えてきているような気がします。これもひとえにRocky-and-Hopperの寄せの構造の影響だと思います。このサイトの「棋書ミシュラン」をご覧いただくとわかりますが、非常に手間がかかっていてそう簡単に作れるものではありません。将棋タウンを別格とすれば、個人運営の将棋サイトとしてはNo.1だと私は評価しています。
「棋書ミシュラン」には閲覧者のために「棋書掲示板」(http://bbs.nazca.co.jp/cgi-bin/bbs-c/bbs.cgi?id=Rocky)が設置され、質問・情報交換ができるようになっています。実際の書き込みは情報提供よりも質問が多いのですが、ときには「棋書ミシュラン」の内容を補完するようなコメントが書かれたりするので、私は頻繁に見るようにしています。
しかし、ここのところおかしなことになりつつあります。この掲示板は以前からレベルの低い質問が多く、Rocky-and-Hopperさんにはかなり負担になっているなあと思っていたのですが、最近になってある人が立て続けに雑談に近いような質問をしたため、それを見た他の人が反発していわゆる荒れている状態に近づいています。(ただ、名前欄が同じだからといって同じ人かどうかはわからないので、具体的に引用するのはやめておきます。)掲示板に書き込むときに、失礼にならず他の人の反発を招かないにはどうすればいいかというのは、いくらでも解説したサイトがあるのでここでは挙げませんが、「教えて君」という言葉で検索すると早いかもしれません。(というのを読んで、本当に調べようとする人はまず大丈夫ですが。)
「棋書ミシュラン」は将棋サイトの財産です。すぐ調べればわかるような質問、どうでもいいような質問は別の場所にしておいてほしいものです。Rocky-and-Hopperさんは優しいのでどんな質問にもちゃんと答えてくれますが、その分本を読む時間を削っていることを忘れてはいけません。年齢の高低は関係ありませんからね。
本格的に荒れるようなことがあると掲示板閉鎖ということになりかねませんから、うまく収束することを願っています。
4月8日追記:その後、その人の質問が放置されるとともに、掲示板にIP表示をするという定跡的な措置がとられました。これで良い方向に向かうのではないかと期待しますが、IP表示にもかかわらず別ハンドルで自作自演をしているようで、まだ予断を許さない情勢です。
もずいろな本棚に「将棋本好きへ100の質問」を追加しました。えーと、その、すみませんということで。
それから、もずいろな本棚の私の本棚にデータを追加して計318冊になりました。
今日発売になった詰将棋パラダイス2003年4月号の「フェアリーランド」に私のフェアリー詰将棋が初登場しました。ルールは「対面ばか自殺ステイルメイト」です。昨年11月9日で触れた森茂氏作のばか自殺ステイルメイトの解答者数が少なかったので、誰にも解答をもらえないのではと心配しています。詰パラを購読されている方は、ぜひご解答をよろしくお願いいたします。
フェアリーランドは最近、作例の多くないルールでも積極的に取り上げる方針に転換したそうで、それを受けて今回の作品を投稿してみました。ば自ステイルメイトは非常に発展性のあるルールで、これまでの作品とはひと味違った手順を生み出せると考えています。私の場合はfmに頼り切りの創作姿勢ですが、他の方々によって今後はもっと多くの作品が創作されるのではないかと期待します。
ところで私は、将棋サイト開設→フェアリー詰将棋創作→詰パラ購読→詰パラに作品掲載、という道筋をたどってきました。今では詰将棋作家の方がウェブサイトを開設するのは珍しいことではありませんが、サイトを開設したあとに詰パラに初登場するのはまだ珍しいことのような気がします。そんなウェブ出身というような意味合いも込めて、地域欄を「もずいろ」にしていただきました。しかし、実際に文字になっているのを見るとなんだか違和感がありますね。ともあれ、ウェブ経由で詰将棋創作の世界に入ってくる人はこれからどんどん増えると思われます。
もずのもろもろの「棋譜と著作権にまつわるMEMORANDUM」に大幅に加筆修正を行いました。前回の更新時に誤って書きかけの文章をアップロードしてしまったことは秘密にしておく方向で。
文章だけなのにファイルサイズが70Kbyteを超えました。これだけの長文を通して読む人がいるのかどうか大いに疑問ですが、どこかにこの問題を考える人がいると信じます。このメモは一応これで完結ということになりますが、もしかしたらあと1・2節加えるかもしれません。細かい修正は今後も行っていきます。
2ちゃんねるは日本人がアクセスする範囲のインターネットの中で非常に大きい存在です。何か調べものをしようと思って検索するとき、2ちゃんねるのページが引っかからないことはないくらいの勢いです。ご存じの方が多いと思いますが、2ちゃんねるの特徴はアクセス数の多さにあります。書き込みのうち新しい情報を含むものの割合は非常に低いのですが、それを上回る規模の大きさがあるために情報源としての有用さはある面では抜きんでています。
棋譜と著作権に関して調べた際も2ちゃんねるのページにあるいくつかの書き込みが参考になりそうでした。情報の確実さが低いために本文に書くことは見合わせましたが、例えば以下のようなページには一部で参考になる議論があります。明らかな誤りや事実誤認なども含まれますので、自己責任でご覧下さい。
その存在感の大きさにもかかわらず、世間一般で2ちゃんねるはあまり好ましい評価を得られていません。それは主に、一部の利用者の遵法意識が低いことに原因があります。それは著作権法も例外ではありません。
2ちゃんねるではある書き込みを改変して面白い文章を作成するという遊びがいろいろな場面で行われます。代表的なものとしては、「吉野家」をテーマとした文章があります。その原文はNot Foundという名前の日記サイトの2001年4月7日付日記とされているようです。この文章は著作物ですから、コピーしたりアレンジしたりするためには著作権者の許諾を得る必要があります。しかし、実際に許諾を得る契約をした人はほとんど誰もいないでしょう。この文章は非常に広まっていて、「小一時間」という言葉を特定の文脈以外で使うのがもはや難しいくらいの状況になっていますが、許諾を得ない限りは全て著作権侵害行為となってしまうわけです。
今回更新した部分で書いたとおり、著作権者が著作権を行使せず黙認していれば全く問題は発生しません。その意味で、吉野家の文章をコピーすることは事実上問題ないと思われます。しかしそのような法的構造を認識しておくことは、我々がネット上で活動する上で有益なことだと思います。
2ちゃんねるでは棋譜の貼り付けも頻繁に行われています。2ちゃんねるは棋譜の著作権についてどのように考えているのでしょうか。その答えになりそうな出来事が2003年1月にありました。
ある詰碁作品集をそのまま転載する一連の書き込みが行われ、(http://game.2ch.net/test/read.cgi/bgame/1039496869/、現在は見られません。)これを問題視した人が2ちゃんねるに対して削除を要請しました。bgame:囲碁・将棋[スレッド削除]の234番の書き込みです。それに対して、2ちゃんねる管理人のひろゆき氏は245番の書き込みで次のような見解を表明しました。
著作権侵害に関しては、親告罪なので、著作権者の主張がなければ著作権侵害であるという認識は出来ません。というわけで、”出版社、プロ本人の依頼でかつ削除要請板の方でいう形で受け付けます。”
これは特定の詰碁作品集に関する見解ですが、一般的に詰将棋や棋譜についても同様の対応を行うものと思われます。この方針は、著作権者の抗議がない限り合法的に書き込まれたものとして取り扱うということで、ある意味無責任ながら筋の通った対応と言えます。利用する機会のある方は記憶の片隅に留めておくといいかもしれません。
掲示板を新しくしました。→新掲示板
新掲示板は以前と比べて機能的にはだいぶ落ちています。返信を書いても単純に積み重なっていくだけですし、画像を投稿したりタグを使ったりすることもできません。しかし現状を考えると、このくらいのシンプルさがちょうどいいと考えました。
思うところあって、「リンクについて」を書き換えました。実質的な内容はほとんど変わっていませんが、少し文章を書いたのでリンクについて関心のある方は読んでいただければと思います。
今回の更新で掲示板を新しくしました。自分の中の懸案が一つ解決しました。
一般的に、サイトの中で掲示板は特別なものとして位置づけられているように見えます。サイト内のページと掲示板がデザイン的に調和していないことが多いと思いませんか。teacupのようなレンタルの掲示板なら仕方ないと言えますが、自前で設置する場合でも掲示板だけが他のページとは異なる見栄えになっていることがしばしばです。
そこで、新しい掲示板はスタイルの変更が容易なものを選び、他のページとスタイルを統一してみました。完全ではありませんが、だいたい違和感なく読めると思います。
古い掲示板が気に入らなかったもう一つの理由に、検索エンジンを拒否していたということがあります。掲示板の文章も一つの情報ですから、googleなどで検索できるようになっていてほしいものです。ですから、今度は検索エンジンを拒否しないように設定しました。
それとは別に、リンクについての考え方を書きました。掲示板や個々のページへのリンクもOKです。要するに「リンクは自由」ということですね。
これをカタカナで「リンクフリー」と書かれることが多いですが、これは和製英語らしいですね。本来の英語なら、例えば"maintenance-free"といえば「保守不要」という意味ですし、"risk-free"といえば「リスクがない」という意味です。とすると、"link-free"は「リンクがない」という意味になるかもしれません。
HTMLで「リンクがない」といったら、「linkタグを使っていない」と解釈できます(やや強引)。現在、このサイトではすべてのページでlinkタグを使っているので、「このサイトはリンクフリーではない」ということになるのでしょうか(笑)。ただ、linkタグを含んだページは思いのほか少ないので、「世の中の多くのページはリンクフリー」とも言えますね。興味がある方は、「表示」→「ソース」で「<link
」から始まる行を探してみましょう。
1月11日に導入した新スタイルでとりあえず妙なことは起きていないようなので、全面的に移行することにしました。古いページはまだ古いままですが、新しいコンテンツを付け加えるときなどに少しずつ新しくしていきます。
今回の改装で変わったことはいくつかありますが、自分の中で大きかったのはhtmlファイルの1行目を書き換えたことです。ちゃんとした用語で言えば、Document Type を変えました。TransitionalからStrictになっただけなのですが、そのためにいろいろな部分を見直しています。
まあ、ご覧になっている方にとっては、どうでもいいことなんですけどね。
リンク集にst.macROOMを追加しました。また、st.macさん作成していただいた新しいバナーを公開しました。
自作したリンクバナーを見るたびに、自分のデザインセンスのなさを思い知らされていたのですが、やっと満足のできるものとなりました。st.macさん、どうもありがとうございましたm(_ _)m。
このページでやりたいことがいろいろあるのですが、ぼーっとしているうちに何もしないまま時間が経ってしまっています。すでにやりますと言ってしまったこともいくつかあるので、忘れてはいないですよということを示すために列挙してみます。ただしこの順に作業するというわけではありませんのであしからず。更新はいつも気分次第です(こら)。
忘れていることがあるような気が(笑)。
勝田将棋盤のバージョンアップに伴い、勝田→柿木コンバータページの記述を追加しました。コンバータ本体は変更なしです。
週刊将棋1月15日号から「千日手再考」という特集が組まれています。これは竜王戦第一局で連続千日手が登場したのを受けて、時々語られる議論を繰り返すものですが、千日手を避けるべきだという主張は私にとってはうなずけないものがあります。そのような話はそのうち書いてみたいと思っています。(やりたいことがいろいろあってなかなか手が回りませんが(^_^;)
本当はそのような話題はもっと早い時期に書いてみたかったのですが、千日手の棋譜を分析する作業ができないことが障害となってうまく話を組み立てられませんでした。というのも、棋譜がなかなか手に入らないからです。例えば将棋年鑑CD-ROMには千日手局はほとんど入っていません。指し直し局だけが入っていることもしばしばです。
今回の週刊将棋の記事では、ここ10年間における各棋士の千日手率や戦形別の千日手率が掲載されていました。これは棋泉データに基づくものだそうです。つまり関係者はすべての棋譜が集まるデータベースを使える状態にあるわけですね。どうしてそれを一般の将棋ファンが使えないのか疑問に思います。棋譜は将棋の研究の基礎になるものですから、それを公開することは将棋の発展に欠かせません。棋譜を見ることが一部の人の特権である現状を目の当たりにして、私は非常に悲しい気持ちになりました。
理念的なことを別にしても、全棋譜の入ったデータベースは需要があると思います。商品化されていてもよさそうなものですが、何か事情があるのでしょうか。
リンク集に東京ニュース大学NEWS部を追加しました。変則将棋関係では久々にレベルの高いサイトの登場です。
それからリンク集のスタイル刷新も行いましたが、更新したページは原則として新しいスタイルで置き換えていくので、今後は特に書かないことにします。
いろんなサイトを巡っているときに、クリックしても何も起きないリンクとか、どこに何が書いてあるかわからないページとかに出会ったことはありませんか。そんな経験がないという方は幸せですね。
世の中にはいろいろな形でWWWにアクセスしてくる人がいます。もし、サイト運営者がWindows上でMicrosoft Internet Explorerの最新版でしかアクセスされることを想定していないと、閲覧する人に悲しい思いをさせることがあるのです。しかし、現実には悲しい思いをさせるサイトは数多く存在します。例えば、謎のアンカーには残念な思いを致しました。(in HTML鳩丸倶楽部)とかわたしがフレームを使わない理由(in じゅうぶんのいち)とかを読んでいただくと、どんなことがありがちなのか気づいていただけると思います。
現在このサイトではJavaScriptもフレームも使用していますが、そのことは目立つところには書いていません。そのような技術を利用できない環境でも、それほど不自由なく閲覧できるように配慮しているつもりだからです。気になる方はソースを見てみてください。
このような配慮を行っている理由はバリアフリーという観点で望ましいからというのもありますが、それよりも大きいのは多くの人に読んでもらいたいからです。私は普段からJavaScriptをオフにしてブラウザを利用していますが、それでは見られないサイトは多くあります。勝田→柿木コンバータのようにJavaScriptが不可欠であればそのときだけオンにしますし、単にページ選択に利用しているだけであればソースを見てコピー&ペーストすることもあります。しかし多くの場合はそこまでするのは面倒なので、すぐに「戻る」をクリックしてしまいます。サイトはほかにもたくさんありますから。
このサイトにも不十分な箇所はまだまだ残っています。どこを優先してどこを妥協すべきか。悩みは尽きません。
もずのもろもろに「記憶に残るあの千日手」を追加しました。他にもいろいろありそうですね。
このページをご覧になってすでにおわかりでしょうけれど、ページスタイルを刷新しました。少し見やすくなっているといいのですが、どうでしょうか。少しずつ、過去のページのスタイルも新しくしていく予定です。
ページスタイルを変更するにあたっては、新しい仕様をいくつか取り入れています。そのため、古いブラウザへの対応は取りやめることにしました。説明ページはもう少し置き換えが進んでから更新する予定なので、何が変わったのかをここに書き付けておきます。
現在このページは、Internet Explorer 6、Netscape 7、Opera 6(いずれもWindows版)でのみ表示を確認しています。それ以外のブラウザでは意図したとおりに表示されない可能性がありますが、その場合でも文章を読む上で致命的なことは起こらないように配慮したつもりです。もしブラウザが強制終了するとか、何も表示されないとか、画像と文章が重なって読めないなどありましたら、お知らせ下さい。
昨年までこのサイトでは、Netscape Navigator 4.x でも変わらずに表示されるように書いてきました。しかし、このページではNN4.x にはスタイルシートを適用しないようになっています。装飾のないデフォルトスタイルのページに見えることでしょう。例えば、ナビゲーションバーが項目ごとに改行されたり、「右図」が左上にあったりすると思います。そのようにした理由は、NN4.xのスタイルシート実装に致命的なバグが多いこと、NN4.xに対応しようとするとHTML的に好ましくない書き方をせざるを得ないこと、Netscape 7 がリリースされてそちらへの以降が進んできたことがありますが、最大の理由は私自身のパソコンが新しくなってNN4.xを使わなくなったことが原因です。自己中心的ですみません。またページスタイルとは直接関係ありませんが、NN4.xではページ内ジャンプが利かなくなっています。
IE5.0x, IE5.5 については確認はしていませんが、それほど表示は崩れないのではないかと予想しています。とはいえ、やはりスタイルシート関連のバグはいろいろあるので実際に見てみないことには何とも言えません。そのうちちゃんと確かめて、必要があればスタイルシートに修正を加えようと思っています。Mac上のブラウザも心配ですが、確かめる環境がないので今のところ放置しています。またブラウザへの対応とは関係なく、気分でスタイルシートをいじることもあると思います。新スタイルが定着するまでにはまだ時間がかかるでしょう。
そんなわけで、今年もぼちぼちやっていこうと思います。よろしくお願い申し上げます。