(2001年 12月号) |
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〆 2001年 12月7日 金曜日大したことをしていないので、今日もまた食べ物の話。〆 2001年 12月4日 火曜日
今日は、僕の愛用するスーパー、
イトーヨーカドーへ食材を買いに行ってきた。
で、店内にはいると、入り口近くで一つの冊子が僕の目に留まった。
スチール製の『ご自由にお取りください』の棚に、
おせち料理の申し込み用紙や、服飾品の広告などとともに
陳列されていたその冊子の表紙には、
『豚肉』という文字とともに、分厚い豚肉の写真が載っていて
これがなんだか無性においしそうだったのだ。
主婦のみなさんにまぎれて思わず中をちらちらと見る僕。
どうやらこれは、豚肉を使ったメニューのレシピが
10個前後掲載されている、料理のマメ情報誌のようだ。
よし、これだ。
その中のメニューの一つ、『中華風豚肉とほうれん草の鍋』
に目を付けた僕は、店内でこれの作成に必要な材料を買って、
家へと帰っていった。なんだかイトーヨーカドーのもくろみに、
ずっぽりとハマってる気もするけど、まあ良いだろう。
で、調理。
で、食う。
うまい!うまいぞ、うむ。
うむ、無料冊子、侮れないな・・・。
料理の本なんか買う必要全くないわ。
うまうま。僕はものを飲むのが下手くそだ。〆 2001年 12月3日 月曜日
これには原因があって、人に話すと笑われるんだけど、
僕は常に、
ものがのどにひっかかるんじゃぁないか。
そして窒息死してしまうんじゃぁないか。
それはきっととても惨めで苦しいに違いない。
という恐怖を抱いていたりするからなのだ。
というわけで、食べ物界ののどにひっかかりキング
であるところの餅なんかは、あまり食べることが出来ないし、
飴のたぐいも、ふとした拍子に飲み込んでしまいそうで嫌いだ。
まぁ、そうは言っても、
この辺は食べなければいいだけの話なので、別段困らない。
困るのは、その他の食べ物全般も、
一般人から見たら必要以上に噛んで噛んで噛みまくって、
食物を一定以下の大きさに粉砕してからでないと
飲み込むことが出来ない、と言うことだ。
なので、僕は食べ物を食べるのが非常に遅い。
友人などと食い物屋に行けば、
いつも必ず僕が最後まで食っているし、
一人で立ち食いそばなどを食いにいっても、
あとから入ってきた客が食い終わっても、
僕はまだ食っていたりする。
きっと店の人には、
立ち食いそば屋でのんびり食ってんじゃないよ、
とか思われていることだろう。
さすがに成長してからは、
これが自分のペースだ、堂々とのんびり食おう、
と開き直れたけど、若かりし頃は食事が遅いのが恥ずかしく、
食事の度に出来るだけ早く食わないと、
と無駄な努力をしたものである。こないだTVで、椎名誠がモンゴルでどうのこうの、
っつー番組をやっていたんだけど、
その時ネットの向こうにいたP氏が、
椎名誠の著作をそれなりに読んだことがある、結構イカス、
とかなんとか言っていた。
てことで、椎名誠の作品を二つ、読んでみました。
中学くらいの頃に国語のテストかなにかで
部分的に読まされた、岳物語以来だ。
選んだのは、紀行記一冊、小説一冊。
(感想)
紀行記: 可
小説: 可
大絶賛、というほどではないかなぁ。ていうか、ない。
小説はそもそもジャンル的が不条理小説で、
僕の好みからははずれてたので、
この評価は万人に有効な評価ではなく、
完全に僕にとっての『可』だ。
この手の話が好きな人には良作なのかも知れない。
逆に紀行記の方は、ジャンル的に僕の好みで、
それだけに期待していたんだけど、ダメだった。
脱線をするのはいいのだけど、しっかりとした本線がなくて、
作品を通して貫かれている背骨が存在してない感じだ。
読んでいて疎外感を感じてしまって、没入できない。
ダメキチ。
まあ、なにも知らずに適当に選んだので、同氏の同ジャンルの著作でも
イマイチなものをチョイスした可能性は捨てきれないんだけど。